ブログトップ | ログイン

殿様の試写室

mtonosama.exblog.jp

殿が観た最新映画をいち早くお知らせ!


ラスト・プリンセス
―大韓帝国最後の皇女―
-2-

THE LAST PRINCESS

f0165567_6303568.jpg

(C) 2016 DCG PLUS & LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved.


『ラストエンペラー』
そして、
『ラスト・プリンセス』
いずれの作品も
日本の侵略が関わった悲劇です。

なんかとっても恥ずかしいです。

日本統治時代、
徳恵翁主は13歳で日本へ強制的に
渡航させられましたが、
当時、既に
彼女の異母兄(高宗四男)の英親王が
人質として日本に住み、
梨本宮の方子(まさこ)と結婚していました。

彼は「人質は自分一人でたくさんなのに」と
ひどく腹を立てていたそうです。
そりゃ、そうですよねぇ。

f0165567_63714.jpg


ストーリー
「朝鮮」から「大韓帝国」へ国号が変わり
李氏朝鮮第26代国王・高宗(コジョン)が
初代皇帝の座についていた日本統治時代。

1919年
皇帝と梁(ヤン)貴人の7歳になる娘・徳(トッ)恵(ケ)翁主は
両親の愛を受けて成長。
だが、皇帝は激動の時代を生き抜かねばならない娘の身を案じ、
侍従キム・ファンジンの甥
キム・ジャンハンを娘の結婚相手にと考えていた。
しかし、ジャンハンは亡父の遺志を継いで
独立運動家になることを固く決意していたので
徳恵との婚約を辞退するのだった――

皇帝は日韓併合条約に反発を抱いていた。
そのことで朝鮮総督府と激しく対立した夜、
幼い徳恵の目の前で薬殺されてしまう。
暗殺を企てたのは王公族の家務を司るハン・テクス長官だった。

※王公族とは、大日本帝国により併合された旧大韓帝国皇族である
李王家とその一族の日本における身分。



1925年

徳恵とジャンハンは友情以上の絆で結びついていた。
だが、皇族である彼女には自由な生き方など許される筈もない。
日本への留学が進められていた。
テクス長官が彼女の存在を危険視していたからだ。
「勉強が終わったら必ず帰ってきます」
後ろ髪をひかれる思いで母に別れを告げ、
侍女ポクスンを伴い、宮殿を後にする徳恵だった――

数年後の東京。
異母兄・英親王と妻・方子の邸宅で
暮らしていた徳恵のもとへ
大日本帝国陸軍少尉となったジャンハンが訪ねてきた。
だが、ここでもテクス長官の監視の目が。

卒業したにもかかわらずいつまでも
帰国できずにいる徳恵は
甥のイ・ウ王子から
「祖国へお連れします」と
思いもよらない言葉をかけられる。

彼は朝鮮を日本の統治下から取り戻そうと
独立運動家を率いていたのだ。
彼らは祖国復興の目標を掲げ、
英親王と徳恵を上海に亡命させるため
綿密な計画を立てるのだった。

ある日、
テクス長官から朝鮮人労働者への演説を頼まれる徳恵。
その返礼は祖国への帰還だった。
危篤に陥っている母に会いたい一心から
労働者の前で日本語の原稿を読み上げる徳恵。
だが、原稿から目を上げた時、
そこにいたのは奴隷のような扱いを受けている同胞の姿だった。
思わず、徳恵は朝鮮語で
「祖国の家族のために希望を捨てないでください」
と語りかけた。

怒り狂ったテクス長官は
彼女の帰国を取り止める。
その後、追い打ちをかけるように母の訃報が・・・

徳恵に残された道は亡命のみ。
決行は東京で開かれる紀元節の記念行事の日。

徳恵の運命やいかに……

f0165567_6374424.jpg

日本がヒールになる映画って
あまり見たくない気持ちになってしまうはなぜでしょう。
例えば『パールハーバー』とか、本作とか・・・

でも、本作の場合すごい悪役が出てくるんです。
それも日本人ではありません。

朝鮮人でありながら日本に尻尾を振り、
徳恵を苛め抜くテクス長官。

島田紳助にそっくりな顔をしたこの悪党が
あまりにも憎々しくて
ついひきつけられてしまいました。

歴史エンターテインメントです。






今日もポチッとお願いできればうれしゅうございます♪
↓↓↓↓↓

にほんブログ村
 ☆6月24日に更新しました。いつも応援してくださってありがとうございます☆


ラスト・プリンセス
監督・脚本/ホ・ジノ、脚本/チェ・グノ、ソ・ユミン、イ・ハノル、キム・ヒョンジョン
製作総指揮/チャ・ウォンチョン、パク・ヒョンテ、撮影/イ・テユン、
原作/クォン・ビヨン「朝鮮王朝最後の皇女 徳恵翁主」
出演
ソン・イェジン/高宗の娘・徳恵翁主、パク・ヘイル/独立運動家キム・ジャンハン、ユン・ジェムン/李王職長官ハン・テクス、ペク・ユンシク/徳恵の父、パク・チュミ/徳恵の母、ラ・ミラン/徳恵の侍女ポクスン、パク・スヨン/徳恵の異母兄・英親王、戸田菜緒/英親王の妻・李方子
6月24日シネマート新宿ほか全国順次公開
2016年、韓国、127分、カラー、字幕翻訳/小寺由香、配給/ハーク、http://www.lastprincess.info/

# by Mtonosama | 2017-06-24 06:41 | 映画 | Comments(3)

ラスト・プリンセス
―大韓帝国最後の皇女―
-1-

THE LAST PRINCESS

f0165567_5552960.jpg

(C) 2016 DCG PLUS & LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved.


いまもしこりの多い隣国・韓国。
それというのも元をたどれば
朝鮮王朝から大韓帝国へと変遷した
日本統治時代にあるのでしょう。

秀吉の朝鮮出兵もありました。

九州の柳川にある古い料理屋さんに行った時
長押に当時の兜や槍があるのを見て驚いたものです。

本作は大韓帝国の初代皇帝・高宗の娘
徳恵翁主が主人公です。

日韓併合の推進と朝鮮皇室の消滅を図る
政略に巻き込まれた彼女は
わずか13歳で日本へ留学させられてしまいます。

f0165567_604375.jpg

ストーリーのベースは
2009年に女性作家クォン・ビヨンが
フィクションをまじえて創作した韓国のベストセラー
「徳恵翁主」。
19週連続売り上げ1位に輝いていた
「1Q84」(村上春樹著)を抜いてトップになった小説です。

韓国での総発行部数は100万部を超え、
2010年上半期韓国書籍ベストセラー第1位、
2006年-2016年の10年間ベストセラー第8位を記録。

f0165567_5583173.jpg

1912年に生まれた徳恵翁主。
父は朝鮮王朝26代の高宗。
60歳という高齢で授かった娘なので
高宗は徳恵をたいそう可愛がったということです。

翁主というのは王の側室から生まれた王女を指します。
王の正室から生まれた王女は公主と呼ばれるとのこと。

徳恵の母は女官から高宗の側室になった
貴人・梁氏。
貴人というのは側室に与えられる品階で
格式では二番目の高位にあたります。

話は韓国と日本との忌まわしい過去に及びますが、
徳恵の生まれた1912年は日韓併合から2年目。
既に朝鮮半島は日本の植民地であり、
徳恵翁主の異母兄は人質として
日本に渡っていました。

7歳で父の死を目の前で見た徳恵。
その死は日本の勢力による毒殺ではないかと
噂されました。

f0165567_622165.jpg

彼女の人生は本人の意志とは関係なく
劇的に変化させられます。

1925年13歳で強制的に来日させられ、
学習院で教育を受け、
対馬藩主の血筋をひく
宗武志伯爵と政略結婚させられ、
家族と切り離され、
心の病を患った悲運の皇女。

まさに韓流であります。

監督・脚本はホ・ジノ。
切ない恋を描いた監督デビュー作
『八月のクリスマス』で
「第19回青龍映画賞」新人監督賞・作品賞・主演女優賞・撮影賞、
「第18回映画評論家協会賞」で監督賞・作品賞・女子演技賞・撮影賞、
「第34回百想芸術大賞」新人監督賞・作品賞・主演女優賞など
映画賞を総なめにした監督です。

さあ、いったいどんなお話でしょうか。
続きは次回まで乞うご期待でございます。




ランキングに参加しています。今日もポチッとお願いできればうれしゅうございます♪
↓↓↓↓↓

にほんブログ村
 
☆6月21日に更新しました。いつも応援してくださってありがとうございます☆

ラスト・プリンセス
監督・脚本/ホ・ジノ、脚本/チェ・グノ、ソ・ユミン、イ・ハノル、キム・ヒョンジョン
製作総指揮/チャ・ウォンチョン、パク・ヒョンテ、撮影/イ・テユン、原作/クォン・ビヨン「朝鮮王朝最後の皇女 徳恵翁主」
出演
ソン・イェジン/高宗の娘・徳恵翁主、パク・ヘイル/独立運動家キム・ジャンハン、ユン・ジェムン/李王職長官ハン・テクス、ペク・ユンシク/徳恵の父、パク・チュミ/徳恵の母、ラ・ミラン/徳恵の侍女ポクスン、パク・スヨン/徳恵の異母兄・英親王、戸田菜緒/英親王の妻・李方子
6月24日シネマート新宿ほか全国順次公開
2016年、韓国、127分、カラー、字幕翻訳/小寺由香、配給/ハーク、http://www.lastprincess.info/


# by Mtonosama | 2017-06-21 06:06 | 映画 | Comments(6)

三毛猫ひかちゃん 
-55-



あたし、ひかちゃん。

f0165567_5143825.jpg

なによ。


f0165567_5183920.jpg

わっ!
なんなのよ。これ!


f0165567_5192545.jpg

ちょっと、ちょっと
またビール工場見学に行ったのね。
こりない人たちねぇ。
え?今度はサントリービール工場なの?


f0165567_5153581.jpg

あ、失礼。
あきれたものだから
皆様にお尻を見せちゃったわ。

f0165567_5202538.jpg


サントリービール工場ってね、
ユーミンの「中央フリーウェイ」に出てくるのよ。
飼い主ったらそれに惹かれて
はるばる分倍河原まで出かけたの。

分倍河原
分倍河原の戦いは、
鎌倉時代後期の元弘3年(1333年)5月15日・5月16日に、
武蔵国多摩川河畔の分倍河原(現在の東京都府中市)において、
北条泰家率いる鎌倉幕府勢と
新田義貞率いる反幕府勢との間で行われた合戦である。
(Wikipediaより)

なんてことは
全然知らずに出かけて
駅前のこの像を見て慌ててウィキった次第よ。
フッ・・・バカね。

飼い主とその友人たちは
東京や湘南から分倍河原まで行くのが
遠くて大変だったって
文句言ってるけど、
新田さんの頃なんてもっと大変よ。
南武線も京王線もないんだから。

f0165567_5234728.jpg

アールデコを思わせる売店もおしゃれよね。

f0165567_5241617.jpg


さあ、お愉しみのビール試飲。

といっても、
あたしは楽しくもなんともないわ。
飼い主たちはこのためだけに
来たんだからうれしくって仕方ないんだろうけど。

試飲できるのはプレミアム・モルツよ。
制限時間は例のごとく20分。
グラス3杯。

前回スーパードライの工場で
飲み切ることのできなかった恨みを晴らすため
(なんの恨みだっていうのかしらね)
今回は飲み切ったって。


f0165567_5164377.jpg

ビール工場の出来立てほやほやのビールって
本当に美味しいらしいわ。

でも、あたしは吾輩さんとは違うから
ビールなんて飲まないの。

あ、でもね、
本当のこというと
このあいだお酒を飲んじゃった。
テーブルの上にあった鶏肉を酒蒸しした
残りのお酒を飲んだのよ。
鶏の残り香がなんともいえず
かなりいただいちゃったわ。

その後、興奮して走り回ったんだって。
あたしがそんなことする訳ないと思うんだけど・・・

でも、
飼い主が酒飲みだと
猫もそうなっちゃうのかしら。
今後が不安だわ。

皆さんもお酒は程々にね。
え、あたしに言われたくないって?

ごめんなさい。

ひかり


今日もポチッとお願いよ。ひかり♪
↓↓↓↓↓

にほんブログ村
☆6月18日に更新しました。いつも応援ありがとうございます。飼い主☆
# by Mtonosama | 2017-06-18 05:32 | 映画 | Comments(6)

ありがとう、トニ・エルドマン
-2-

TONI ERDMANN

f0165567_6291240.jpg

(C)Komplizen Film


父親なら誰でも娘のことは気になって仕方ないのでしょうか。

父ならぬ身はわかりませんが、
娘なら誰でも感じる父への不満やほろ苦い気持。
これならよ~くわかります。

だから、前回ご紹介したような
数々の映画賞に輝いたのでしょうね。

f0165567_6312846.jpg

登場するのは
悪ふざけばかりしている父・ヴィンフリートと
ルーマニア・ブカレストのコンサルタント会社で働く娘イネス。
日本でいえば団塊の世代に属する父と
団塊ジュニアよりもう少し若い娘。
この父娘、世代の違いは当たり前ながら
性格も全然違います。

f0165567_6322657.jpg

ストーリー
ヴィンフリートは今日も架空の弟”トニ“になりきって
荷物を届けに来た配達員を驚かせている。

ピアノを教えているヴィンフリート。
最近、教室の生徒から辞めたいと言われたり、
年老いた母も老犬ヴィリーも弱ってきたり・・・

ブカレストから帰ってきた娘イネスは
久しぶりの我が家だというのに
仕事に追われ、スマホを手放さない。

ある朝、
愛犬ヴィリーが庭の一角で冷たくなっていた。

数日後、
娘イネスの働く会社に連絡もせず
訪れるヴィンフリート。
でも、イネスは重要なプロジェクトの真っ最中。
なかなか父に構ってはいられない。

その夜もアメリカ大使館でのレセプション。
ヴィンフリートもイネスと出席したが、
居心地が悪いったらない。

帰宅してからもパソコンに向かうイネス。
「今夜もクライアントにアテンドだから、
その前にひと眠りするわ」
翌朝、ドイツに変える前にイネスを起こしにいく父。
「大変!クライアントをすっぽかしちゃった。
どうして起こしてくれなかったのよ」
怒り狂うイネス。
名残惜しそうにタクシーに乗り込む父を
ベランダから見送りながらなぜか涙ぐむ娘。

レストランで女子会。
それぞれの週末がいかに悲惨だったか
話し出す女子3人。
イネスは
「私の週末なんて父が何の連絡もなく現れたのよ。最悪よ!」
とぶちまける。
と、突然背後から
長髪のかつらと出っ歯の入れ歯をつけた父が―――

動揺するイネスに
「はじめまして。私はトニ・エルドマンです」

それから度々イネスの前に現れるトニ・エルドマン。
さて、さて、イネスの運命は……

f0165567_6332925.jpg

大笑いではないけれど、笑わずにはいられません。
かなり、はた迷惑な親父だけど、
もし、自分がこんなことされたら怒って
口きかなくなっちゃうけど、
ふと父もこんなところがあったな、
と思わせてくれて
9年前に亡くなった父がなつかしくなりました。

あ、でも、泣かせる映画ではないんですよ。

f0165567_6342417.jpg

危うい綱渡りをしながら
落ちそうで落ちない。
下品にならない。
脚本も俳優もいいんですよねぇ。

特に、イネスを演じたザンドラ・ヒュラーが好きだわぁ。
わたしに似てるからかしら。フフッ。

トニ・エルドマンのかつらと入れ歯は気になるけど、
ヴィンフリートとの二役(?)を演じた
ペーター・ジモニシェックも良かったです。
上品と下品の間の綱渡りがうまいんですねぇ。

ビクッと驚いたり、
クスリと笑える映画です。

どうしよう。
またドイツが好きになってしまいました。





ランキングに参加しています。今日もポチッとお願いできればうれしゅうございます♪
↓↓↓↓↓

にほんブログ村
 ☆6月15日に更新しました。いつも応援ありがとうございます☆


ありがとう、トニ・エルドマン
監督・脚本/マーレン・アデ、撮影/パトリック・オルト、美術/シルケ・フィッシャー、
製作/ヤニーネ・ヤツコフスキー、ヨナス・ドルンバッハ、マーレン・アデ、ミヒェル・メルクト
出演
ペーター・ジモニシェック/トニ・エルドマン、ザンドラ・ヒュラー/イネス、ミヒャエル・ヴィッテンボルン/ヘンネベルク、トーマス・ロイブル/ゲラルト、トリスタン・ピュッター/ティム、ハーデウィック・ミニス/タチアナ、ルーシー・ラッセル/ステフ、イングリッド・ビス/アンカ、ヴラド・イヴァノフ/イリエスク、ヴィクトリア・コチアシュ/フラヴィア
6月24日(土)シネスイッチ銀座、新宿武蔵野館ほか全国順次公開
2016年、ドイツ=オーストリア、カラー、162分、日本語字幕/吉川美奈子、提供/ビターズ・エンド、ハピネット、配給/ビターズ・エンド
http://www.bitters.co.jp/tonierdmann/


# by Mtonosama | 2017-06-15 06:43 | 映画 | Comments(2)

ありがとう、トニ・エルドマン
-1-

TONI ERDMANN

f0165567_5362469.jpg

(C)Komplizen Film


ドイツ映画は
昔とは隔世の感があります。

以前は、
重厚長大というか、
しんねりむっつりというか、
テーマはナチズムで
虐げられる市民、
あるいは
虐げる側に回る市民。
そんなイメージがありました。

自分勝手に描くその国のイメージで
映画をとやかく言うのはいけません。
と、自戒をこめて謙虚に語るとのであります。

f0165567_538486.jpg

あ、横道にそれました。
本作『ありがとう、トニ・エルドマン』は
ドイツ映画であり、コメディです。

コメディというカテゴリーも
ドイツ映画にはそぐわないような気がします。

おっと、いけない、いけない。
さっき書いたばかりなのに
もうとやかく言ってます。

でも、コメディといっても
おふざけの軽い演技でワッハッハーと笑わせる
いかにもなコメディじゃないところが
許せます。
いや、偉そうなことを・・・
すいません。はっきりいって面白いです。

コメディにありがちなわざとらしさがなく
普通でフラット。
平熱のコメディなんです。

団塊の世代の父親と
グローバル化された社会で生きる30代の娘。

ほら、そこのあなた。
あなたの世代のお話です。

f0165567_54071.jpg

本作は
第89回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされ、
各国の映画誌が2016年の映画ベスト1に選んだ作品。
カンヌ国際映画祭では賞こそ逃したものの
「観客と批評家にとってのパルムドール」と
大絶賛を受けました。

そんな次第で
俳優業引退をささやかれていたジャック・ニコルソンが、
本作のハリウッドリメイク版に主演するんですって。
(なんかハリウッド、せこくネ?)

さてさて大評判の本作。
監督はマーレン・アデ。
本作の主人公と同じく
グローバル世代の30代女子です。
f0165567_5343461.jpg
https://www.cinematoday.jp/news/N0089116
マーレン・アデ監督
1976年ドイツ・バーデン¬=ヴェルテンベルク生まれ。
ミュンヘンテレビ・映画大学(HFF)で学び、
2000年、ヤニーネ・ヤツコフスキーと共にKomplizen Filmを設立。
第62回ベルリン国際映画祭で国際批評家連盟賞と
アルフレッド・バウアー賞をW受賞した
ミゲル・ゴメス監督の『熱波』(’13)などの作品をプロデュース。
監督・脚本家としては00年、01年に一作ずつ短編を発表後、
03年にHFF卒業制作として発表した
“Der Wald vor lauter Bäumen”で長編デビュー。
第22回サンダンス映画祭審査員賞ワールド・シネマ部門の
ドラマティック賞受賞、
ドイツ映画賞で最優秀映画賞にノミネートされた他
ヨーロッパの各都市で開かれる映画祭での
映画賞・主演女優賞などを受賞。
2011年、長編2作目『恋愛社会学のススメ』では
第59回ベルリン国際映画祭で
銀熊賞(審査員グランプリと女優賞)と
フェミナフィルム賞を受賞。
世界25か国で公開され、
ドイツ映画賞で3部門ノミネートを果たす。
2016年第3作目となる本作『ありがとう、トニ・エルドマン』では
第69回カンヌ国際映画祭では批評家から大きな支持を獲得。
スクリーン・インターナショナル誌の星取りでは
歴代最高得点3.7点(4.0満点)を獲得。

しかし、本作、カンヌ映画祭では
国際批評家連盟賞を受賞するに留まったことで
「今年のカンヌは金を鉛に変えた」と世界中からブーイング。
そのせいか、全世界の映画祭では大人気。
第29回ヨーロッパ映画賞作品賞、監督賞、男優賞、女優賞、脚本賞
2016年国際批評家連盟賞年間グランプリ、
第51回全米映画批評家協会賞外国語映画賞、
第32回インディペンデント・スピリット・アワード外国語映画賞など
多数の賞を受賞。
第89回アカデミー賞外国語映画賞ノミネート

と、まあ錚々たる経歴です。
新時代のドイツ映画監督といってしまいましょうか。

さあ、いったいどんなお話なのでしょう。
続きは次回まで
乞うご期待でございますよ。



ランキングに参加しています。今日もポチッとお願いできればうれしゅうございます♪
↓↓↓↓↓

にほんブログ村
 ☆6月12日に更新しました。いつも応援ありがとうございます☆


ありがとう、トニ・エルドマン
監督・脚本/マーレン・アデ、撮影/パトリック・オルト、美術/シルケ・フィッシャー、
製作/ヤニーネ・ヤツコフスキー、ヨナス・ドルンバッハ、マーレン・アデ、ミヒェル・メルクト
出演
ペーター・ジモニシェック/トニ・エルドマン、ザンドラ・ヒュラー/イネス、ミヒャエル・ヴィッテンボルン/ヘンネベルク、トーマス・ロイブル/ゲラルト、トリスタン・ピュッター/ティム、ハーデウィック・ミニス/タチアナ、ルーシー・ラッセル/ステフ、イングリッド・ビス/アンカ、ヴラド・イヴァノフ/イリエスク、
ヴィクトリア・コチアシュ/フラヴィア
6月24日(土)シネスイッチ銀座、新宿武蔵野館ほか全国順次公開
2016年、ドイツ=オーストリア、カラー、162分、日本語字幕/吉川美奈子、
提供/ビターズ・エンド、ハピネット、配給/ビターズ・エンド
http://www.bitters.co.jp/tonierdmann/

# by Mtonosama | 2017-06-12 05:50 | 映画 | Comments(2)