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殿様の試写室

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スラムドッグ$ミリオネア Slumdog Millionaire

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(C)2008 Celador Films and Channel 4 Television Corporation

スラムドッグ$ミリオネア
Slumdog Millionaire


アカデミー賞作品賞、監督賞、脚色賞、撮影賞、録音賞、作曲賞、主題歌賞の8部門受賞。
ゴールデン・グローブ賞4部門受賞etc.etc.

10連発花火がバンバンあがっているような賞の嵐。
その中で燦然と輝く「スラムドッグ$ミリオネア」!
出演者は無名の役者たち、撮影地はインド、製作費は僅少。
こんな条件の中でアカデミー賞8部門に輝くのですから
快挙という言葉はこの映画のためにあるようなものです。

インドの現役外交官ヴィカス・スワラップ(彼はなんとこの夏、大阪総領事に着任するそうです)の
小説「ぼくと1ルピーの神様」を元に
この映画の脚本を書いたのは「フル・モンティ」のサイモン・ビューフォイ
監督はダニー・ボイルというイギリス人のコンビ。

        とにかくテンポがいいんです。
        インド亜大陸を驀進する汽車、そこに拡がる壮大な風景
        猥雑な活気みなぎるムンバイ、高層ビルが林立し、変貌する街
        そして、スラムを駆け抜ける子猿のような子どもたち。
        過去と現代が混沌と入り混じるインド。
        「クイズ$ミリオネア」の一問一問を勝ち進む少年の緊迫感とシンクロし
        心臓の鼓動と、回答までの時を刻む秒針の音が、観客の心をわしづかみにします。

        スラム出身のジャマールは果たして前代未聞の勝者になれるのか?
        はたまた、ジャマールの初恋は実るのか?
        見せ場たっぷり。
        息をのみ、目をみはり、お約束のダンスに圧倒されーー
        もう、あれもこれもと欲張って楽しめてしまう映画です。

〈ストーリー〉
まばゆいライトに照らされてひとりの青年が緊張した面持ちで椅子に座っている。
向かいには司会者。インド中の人々が息をのんで見守る緊張の一瞬。
人気番組「クイズ$ミリオネア」はあと一問で番組史上最高額2千万ルピーの
“ファイナルアンサー”の瞬間を迎えようとしている。勝てば億万長者。負ければ一文無し…
挑戦者はムンバイのスラム出身のジャマール・マリク18歳。
学校に行ったこともない彼が次々と正解を出し続け
いよいよ最後の局面まであと一歩というところに来た。
だが、司会者プレーム・クマールは快進を続けるジャマールに疑惑の目を向け、警察に通報。
1日目の収録が終わり、放送局を出たところで、ジャマールは逮捕されてしまう。
「どんな手をつかって、正解を入手したんだ?」と警察で尋問され、拷問を受けるジャマール。
「答えは知っていたんです」
ジャマールは出題された問題の回答をなぜ知ることができたのか。
その理由、つまり、彼自身の生い立ちを取調官に語り始めた。
そう、クイズのひとつひとつの回答は、まさに彼の人生経験そのものだったのである。

ジャマールと兄のサリームは幼い頃、目の前で母を亡くし、孤児に。
それからずっと二人で助け合って生きてきた。
ある日、二人は雨の中に一人で立っている女の子を見つける。
兄の言いつけに背き、ジャマールはラティカという名のその女の子を仲間にする。
三人は自分たちを“三銃士”に見立て、過酷な子ども時代を共に生き抜いていた。
しかし、孤児たちを虐待する悪人たちから逃げだす途中でラティカと兄弟は離ればなれになってしまった…

    ファイナルアンサーに正解すれば、ジャマールは2千万ルピーを手にすることができます。
    2千万ルピーといってもピンときませんが、日本円の感覚からすると100ルピーが1千円。
    つまり、2千万ルピーは、エート、えーと、2億円!!
    今まで、クイズに登場したどんな高学歴のお歴々も到達できなかった金額に
    無学なスラム出身の青年が挑むというのですから
    そりゃ、司会者も警察もすんなり認めてくれないのは無理もないかもしれません。

でも、人生、一途な愛と誠実さがあればなんとかなるもの。
とてもシンプルなのに、心の底から感動し、幸せになれる映画です。
面白い映画ってこういうのをいうんだ、と改めて理解させてもらえました。

    汽車から転げおちた幼いジャマールが、かなたに見えるタージマハルを指して
    「にいちゃん、 ぼくたち天国にいるの?」と訊ねるところなんて、もう可愛くて、おかしくて。
    そのタ―ジマハルでいんちきガイドとして金を稼ぐ幼い兄弟のしたたかさにも
    甘ちゃん日本人は舌を巻くしかありません。
    そうだよね、まずは身ひとつで生き抜くことを考えなきゃ。
    大変なこの時代、ジャマールとサリームのタフな生き方を見習いたいものです。

スラムドッグ$ミリオネア
監督/ダニー・ボイル、脚本/サイモン・ビューフォイ、原作/ヴィカス・スワラップ(「ぼくと1ルピーの神様」ランダムハウス講談社)
キャスト
デーヴ・パテル/ジャマール・マリク、フリーダ・ピント/ラティカ、マドゥル・ミッタル/サリーム・マリク、アニル・カプール/フレーム・クマール(クイズ$ミリオネア司会者)、イルファーン・カーン/取調官
4月18日よりTOHOシネマズシャンテほかにて全国順次ロードショー
http://slumdog.gyao.jp/

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by mtonosama | 2009-04-04 05:56 | 映画 | Comments(10)
Commented by すっとこ at 2009-04-04 08:57 x
いやあ殿様の紹介文こそ
スピード感あふれて是非観にいきたい!と思わせる
名調子ですね。

インドは行ったことないけど
映画産業が花盛りで
ハリウッドならぬボリウッド:ボンベイ・ハリウッド
と呼ばれてるらしいです。

”ゼロ”の観念を発明したインド人。
今も世界のIT界で働く優秀な人はまずインド人とか。

でも
「道でコブラとインド人に会ったら先にインド人を殺せ」
商売道ではそういわれてる、
とぶっそうなことを教えてくれた商社マンさんと
一緒に観に行きましょうか。いや奥さんが許さんな。
Commented by との at 2009-04-04 21:39 x
そうですか。まずインド人を殺せとな。
どこの商売道じゃろか。

甲州商人の通った後にゃペンペン草も生えぬと申します。

インド人とのディベートは避けたいともいいますし…

商社マンとは行かずとも、山梨出身者と行ってはいかがでしょう。
Commented by ライスケーキ at 2009-04-05 11:21 x
脚本は「フル・モンティ」の脚本家だったんですか、やったね。  ハリウッドの「巨額を投じて云々・・・」なんていう作品より、こういう「感動して幸せになれる」映画が好きです。  ハリウッド映画は最近あまり見ないけど、見たい映画は近所であまり上映してくれない。 この作品はロードショーで近所の映画館でも上映してくれそう。  さて、誰と見に行きましょうか。   夫婦割引で行くか、レディースデイで行くか、これから考えます。
Commented by mtonosama at 2009-04-05 14:30
フルモンティも面白かったですね♪
ハッとしたり、ビクッとしたり、ワッハッハと笑ったり、
感情をそのままむき出しにして楽しめる映画っていいですよね。
Commented by hanahanaup at 2009-04-07 17:23
あらま、これって、みのもんたのやってたクイズ番組みたい?
わたし詳しくないのだけれど、この手のクイズって、
やはり、世界中にあるのかしらー!?笑
そして、どこの国も、司会者の「ファイナルアンサー?」は、
もったいぶるのかしらー?ふふふ。
Commented by との at 2009-04-08 06:05 x
hanahanaupさん♪
お久しぶりです。
みのもんたが日本版クイズミリオネアの司会やってたんですか?
それで、この映画のCMにみのさんが出てくるのか。

先日フランス映画でやっぱクイズミリオネアが重要な役割を果たしてるのを観ました。

世界中どこでも一攫千金ねらう人は多いんですね。
わたしも2億円ほしい。
Commented by ひざ小僧 at 2009-04-08 15:33 x
そう、ミリオネアといえばみのの旦那の度アップが目に浮かびます。やけに長い間合い。尺取虫のように進まない展開。殿のスピード感溢れるガイドに比べたら・・・。抜け目のなさを評したたとえとしてはほかに仙台衆とか近江商人とかも俎上に上がるな。インド人も、そうですか。
Commented by mtonosama at 2009-04-08 20:26
ひざ小僧さんもお久しぶり!
締切全部制覇したとな!?
いろいろ重なり、大変でしたなぁ。

近江商人のことは聞いたことがあるけど、仙台商人も?

名古屋商人や、北海道商人は?
Commented by Tsugumi at 2009-05-04 07:43 x
これラブストリーでしたよね。
脚本家がフルモンティのかたでしたか。
フルモンティ大好きでDVDもっています。
Commented by mtonosama at 2009-05-04 09:21
Tsugumiさん
ありがとうございます。
ラブストーリーなんですけど、ついご縁がなくて違う方向にばっかり
目が行ってしまいます(苦笑)。

フルモンティ、私も大好きです♡