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殿様の試写室

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ジェイン・オースティン 秘められた恋 Becoming Jane

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(C)2006 Becoming Jane Films Limited, Scion Films Premier (Third) Limited Partnership and UK Film Council
All Rights Reserved

ジェイン・オースティン 
秘められた恋

Becoming Jane


英国の美しい牧草地帯も、一歩入れば羊の落し物がころころ転がっていたり
緑豊かな森も足元はどろどろにぬかるんでいたりします。
自然には美しいものと不都合なものが共存しています。

突然ですが

ジェイン・オースティンは1775年ハンプシャーのスティーヴントン牧師館に
8人兄姉弟の7番目に生まれました。
文才豊かな娘で18歳のときには処女作「エリナとマリアンヌ」を書いています。
そう。ジェインは「高慢と偏見」の作者です。

英国ハンプシャー州の美しい自然の中に暮らしていても
類まれなる文才と表現力に恵まれていても
女と生まれた限りは結婚しか生活の道がなかった時代。
そして、結婚の決め手は経済力のみという時代。

持参金もない貧しい家の娘が愛に血迷って結婚しようものなら
更なる貧困へとまっしぐら。貧困のスパイラルなのであります。
まさに、ジェインの足元には羊の糞が転がり、ぬかるみがひろがっていたわけです。

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ジェイン・オースティンは終世独身を貫き、文学と結婚したといわれる女性。
ところが、そんなジェインも激しい恋に身を焦がしたことがあったというのです。
それは2003年、伝記作家ジョン・スペンスの「ビカミング・ジェイン・オースティン」
明らかになりました。

作品や日記などの資料をもとに、ジェイン・オースティンの真実の人物像、
ロマンスの実態などを大胆な解釈で明らかにする。
女性に根強いファンを持つ19世紀の作家ジェイン・オースティンの生涯を、
「現代」というフィルターを通して、独立心旺盛なキャリア志向をもった女性として
描き出した最新評伝。
ハンプシャーの田舎で牧師の大家族の一員として育った彼女は、少女の頃から筆を取り、
33歳で「分別と多感」を出版した。
その後全6冊の小説を書くが、1817年に無名のまま亡くなっている。
財産や身分が重要視される19世紀の英国社会で、
ジェインはどんな人生観や恋愛観を持っていたのか……。
彼女の描いた小説にも引けをとらない、リアルでドラマティックな世界が繰り広げられる
http://www.amazon.co.jp/gp/product/product-description/487376310X/ref=dp_proddesc_0?ie=UTF8&n=465392&s=books

ジョン・スペンスは「ジェイン・オースティン 秘められた恋」にも
歴史考証コンサルタントとして参加しています。

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ストーリー
18世紀のイギリスでは結婚とは金目当てに行われるもの。
階級社会のイギリスで人々を動かすものはお金
愛のための結婚は愚か者だけに許されること
女性が文筆で身を立てるなど、前代未聞でありました。
オースティン夫妻も2人の娘の結婚については当時の常識通りの考えでした。
ジェインが、いかに文才があり、独立心が強くても
財産と家柄の良い男性こそが彼女の夫にふさわしい人物と考えていたのです。
両親がジェインの相手にと考えたのは
地元の名士レディ・グレシャムの甥ウィスリー氏でした。
しかし、ジェインは彼との結婚に同意する気はありません。
20歳の彼女は階級や金を超えた価値を信じていましたし
小説を書くことが大好きだったのです。

ある日、ジェインは兄ヘンリーに伴われて
ロンドンからやってきた法学生トム・ルフロイと出会います。
トムは、叔父のラングロイス判事に援助を受けて学んでいる苦学生。
ですが、ロンドンで学生生活を送るハンサムなトムはハンプシャーに暮らす人々を
洗練されていない田舎者と小馬鹿にしていました。
ジェインにも無礼な態度をとるトム。
しかし、ジェインはトムの想像を超える知性の持ち主でした。
2人はやがて恋に落ち…

「高慢と偏見」を地でいくジェインの意地っ張りな恋のゆくえに
わくわくしたり、共感したり。
女として生きにくい時代を親に逆らい、自分の信念に忠実に生きたジェインの勇気に
恋か仕事か、で揺れる若い女性も
すでに結婚してしまった若くない女性も
共感の拍手を送りたくなるのではないでしょうか。
ジェインを演じたアン・ハサウェイが凛々しくてきれいです。
彼女、シェークスピアの妻と同姓同名。
芸名ではなく、弁護士の父ジェラルド・ハサウェイと舞台女優の母ケイト・マッコーレーとの間に
生まれました。アン・ハサウェイは本名です。
正確にはアン・ジャクリーン・ハサウェイですけどね。
英国の生んだ女流作家を演じるのにふさわしい名前です。

ジェイン・オースティン 秘められた恋
監督/ジュリアン・ジャロルド
キャスト
アン・ハサウェイ/ジェイン・オースティン、ジェームズ・マカヴォイ/トム・ルフロイ、
ジュリー・ウォルターズ/オ-スティン夫人、ジェームズ・クロムウェル/オースティン牧師、
マギー・スミス/レディ・グレシャム、ローレンス・フォックス/ウィスリー氏
2007年、イギリス映画
配給:ヘキサゴン・ピクチャーズ
10月31日(土)よりTOHOシネマズ シャンテほかにて全国順次ロードショー
http://www.jane-austen-movie.jp/index.html


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by mtonosama | 2009-10-04 05:19 | Comments(11)
Commented by すっとこ at 2009-10-04 10:21 x
これはイギリス映画、となってますね。
シェークスピアの奥さまと同名のアン・ハサウェイも
イギリス人かと思って 今 女優名鑑チェックしてきましたら
彼女、アメリカ人なのですね。ちょっとビックリ。
イギリス映画がイギリスの誇りとするジェーン役に
アメリカ人女優を選んだとは・・・。
というのはこういう映画ができると必ずと言っていいくらい
イギリスの新聞に「彼女に米国訛りがあるように聞こえるのは
私の古い耳のせいだろうか」というチクリとした評が載ることに
なってる(らしい)から。

私の新しい(どこが)耳には「イギリス訛りでもアメリカ訛りでも
演技力ある女優はいい女優だ」と聞こえます。

ちょっと観に行きたいですなあ。
“高慢と偏見”の時のキーラ・ナイトレイは
ウェールズの女優さんなので役も訛りも
(多分)ぴったりだったですね!
アン・ハサウェイも好き。“プラダを着た悪魔“良かったなあ。
これはどうしても女友達と行きたいなあ。
Commented by mtonosama at 2009-10-04 14:12
すっとこさん
今、日帰り湯のパソコンからこれを書いてます。
(いいでしょ。日本でしょ)
そう、恋人役の俳優が「アメリカ人の彼女がイギリス人を
演じるって。でも、ぼくがアイルランド人を演じるのと同じことさ」
みたいなこと書いてあったけど、そこにはすっとこさんの言うような
裏があったのか。

予告編ですが、もう少ししたら「プラダを着た悪魔」のモデルとなった
編集長アナ・ウィンターのドキュメンタリーを上映します。
待っててね。
Commented by すっとこ at 2009-10-04 21:13 x
なんと!
日帰り湯にPCコーナーがあってそこから投稿した、って
ことですか。うわぁぁぁあああああ。
殿様スキル高し!
いいなあ自由自在で。
すっとこ日本に居たとしてもそげなこつ、できまっしぇーん。
Commented by ライスケーキ at 2009-10-04 21:31 x
今度はジェイン・オースティンですか。 興味深いですね。 彼女の人生も彼女の作品の中の人生のようだったのですね。  知らなかった。   これは映画館で見たい。  田舎だから近所で上映しなかったら、DVD借りようかな。                       殿様今日は日帰り湯ですか。  ライスケーキは富士の樹海を歩いてきました。  樹海は「昼なお暗い迷宮の森」なんてイメージがあるけど 整備された遊歩道が歩きやすい素敵な森でしたよ。 
Commented by との at 2009-10-04 22:10 x
すっとこさん
温泉ではコメント書いただけです。
いまどきの日帰り温泉は設備充実してますな。
Commented by との at 2009-10-04 22:14 x
ライスケーキさん

富士の樹海って遊歩道があるんですか!?
知らなかった!!
以前樹海を舞台にした映画観たとき、荷造り用のビニールひも
で目印が作ってあって、それがえらく不気味な印象だったけど。

「ジェイン・オースティン」はCH市かH市で
やるんじゃないでしょうかねぇ。やらないかな?
Commented by ひざ小僧 at 2009-10-06 10:57 x
写真を見て、きれいすぎる! と叫んだのは私だけでしょうか。
いなかの、才能豊かで反骨心にあふれた女性はもっとたくましくないとぉとは思いませんか?
「ブリジッドなんとかの日記」が受けたのは女優の容姿がリアリティ満点だったからだと思うのです。こんなにきれいだったら、ちょいしらけムードですわ。
Commented by mtonosama at 2009-10-06 14:00
ひざ小僧さん

たしかに。
特に真ん中の写真なんてディズニーアニメのお姫さまみたいだね。

でもさ、ガチガチに頭ひっつめた鶏の下まぶたみたいな目を
した女優だったりしたら、やっぱ、イヤ、かな。

才能は豊かで、独立心は旺盛だけど、
やっぱり二十歳のまだまだ若すぎる女の子だからなぁ。

キャスティングって難しいね。
Commented by TSUGUMI at 2009-10-09 11:29 x
アン・ハサウェイ、ジェームズ・マカヴォイ好きな俳優さんなので是非見てみたい映画です。。。


やはりイギリスが舞台だとなんとしても見たくなる(爆)
Commented by mtonosama at 2009-10-09 15:48
Tsugumiさん

そうでしょうね♪
私もこの5月アン・ハサウェイのおうちを観てきたというだけで
気持ち入ってしまいました(笑い)。

Tsugumiさんは英国にもご親戚がいらしていいですね。
Commented by tsugumi at 2009-11-02 14:11 x
ジェイン・オースティン 秘められた恋 の画像探してたらこちらのブログにたどりつきました(爆)

私ちゃんとコメントまでしてましたね。。。

いい映画でした。