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殿様の試写室

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私の可愛い人―――シェリ -1-  Chéri

 私の可愛い人 ―――シェリ -1-
  Chéri

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          (c) TIGGY FILMS LIMITED & UK FILM COUNCIL 2009

Tout,tout pour ma chérie
ミッシェル・ポルナレフのヒット曲です。覚えておいでの方は確実に……。
いえ、続きは言いますまい。とにかく、その昔、大変に流行った曲です。
♪トゥ トゥ プ マ シェリ マ シェリ♪なんて、意味もわからずに歌っていました。 
意味は“すべてを私の恋人のために”ですか。

   chéri(シェリ)は“恋人”、“愛しい人”という意味でして、
   chériが女性にとっての男性の恋人、
   chérieeがつくと男性にとっての女性の恋人ということになるそうです。
   おお、なんとややこしい。

私の可愛い人―――シェリ」。原作はコレットの「シェリ」です。

f0165567_6185062.jpgシドニー=ガブリエル・コレット(Sidonie-Gabrielle Colette, 1873年1月28日 -
1954年8月3日)は、フランスの女性作家。コレット(Colette )というペンネームで活躍した。「性の解放」を叫び、同性も対象とした華麗な恋愛遍歴で有名。代表作のひとつは『ジジ』(1944年)であり、後にブロードウェイで舞台化され、さらに
1958年にはモーリス・シュヴァリエ主演により映画化もされた。ブロードウェイ版『ジジ』のオーディションに自ら立会い、主演にオードリー・ヘップバーンを抜擢したことでも有名。
1924年に、再婚相手ジュヴネルの連れ子ベルトランとの仲が取りざたされ、離婚に至る(ベルトランとの関係からインスピレーションを得た作品が『青い麦』(1922年)である)。1935年、17歳年下のモーリス・グドケと再々婚。今度の結婚生活は幸福だった。
生涯にわたって挑発的な人物として、結婚生活のかたわらで同性愛体験を謳歌した。だが、第一次世界大戦中は、ジャーナリストとして活躍し、自宅を野戦病院として開放していた。第二次世界大戦中は、夫グドケがナチスのゲシュタポに連行されるなどの経験もあり、(おそらく心ならずも)ヴィシー政権に協力した。
受けた名誉は、レジオン・ドヌール・シュヴァリエ賞(1920年)、ベルギー王立アカデミー(1935年)、アカデミー・ゴンクール総裁(1945年、最初の女性総裁)、Grand Officier(1953年)など。
1954年8月3日にパリで他界。生前、自らの奔放な生活様式を理由に、ローマ・カトリックによる葬儀を拒否したにもかかわらず、8月8日に国葬が営まれ(女性として初めての国葬である)、亡骸はペール・ラシェーズ墓地に葬られた。(Wikipediaより)

コレットの作品って読んだことなかったのですが、随分おもしろそうな人ですね。
彼女、10代の頃はパリのダンスホールでイケイケだったらしく、
その豊富な経験から、戯曲、映画の脚本、評論、短編小説、長編小説など
70冊以上の優れた作品を生み出しています。

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1873年に生まれ、第2次大戦後の1954年まで、81年の人生を生きたコレット。
もちろんその間に大変な苦労もしているのでしょうが、
「私の可愛い人―――シェリ」の舞台になったのはパリが最も華やかだった時代、
20世紀初頭、ベルエポックのころ、
第1次世界大戦前、熟れ落ちる寸前の果実の香しさを思わせる時代でした。
コレット自身も美しく有能で自由奔放な作家として、
おそらくは人生の絶頂期を過ごしていたのでしょうか。

本作の主人公レアは、50代に手がかかろうかというお年頃、
美しく、知的で、人生は自分の意志で切り開き、資産の運用にもたけ、
住居はパリ市内の高級住宅、
仕事は引退し、口うるさい夫や金食い虫の子どももいない
自由な独身生活を享受しています。
100年後のわたしたちから見ても、なんとも羨ましい女性です。

え、彼女の仕事ですか?
ココット(クルチザンヌ)。
日本語で言えば、高級娼婦です。
美貌と教養、経済的な知識も持ち、
行きつけのレストランはリュ・ロワイヤル通りのマキシム、
その顧客は王侯貴族。
バイエルン王ルードヴィヒ1世の愛人ロラ・モンテスなどがその好例でしょうか。
ま、はした金を積んだ位では顔を見ることすらできない、という高嶺の花です。
吉原の花魁みたいな存在ですか。
花魁たちの教養も半端なものじゃなかったといいますものね。

ココットも花魁も普通の奥様方からは一線を画される女性。
引退後の交際の場は元ココット仲間に限られるというのはつらいところです。

ちょっと前置きが長くなりました。
さて、その元高級娼婦レアが一体何をするんでしょう。
それは次回のお楽しみということで。
乞うご期待。

                             

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♪9月2日に更新しました。いつも応援してくださってありがとうございます♪

私の可愛い人―――シェリ
監督/スティーヴン・フリアーズ、脚本/クリストファー・ハンプトン、製作/ビル・ケンライト
出演
ミシェル・ファイファー/レア・ド・ロンヴァル、ルバート・フレンド/シェリ、フレッド・ブルー、キャシー・ベイツ/マダム・ブルー、フェリシティ・ジョーンズ/エドメ、イーベン・ヤイレ/マリ=ロール、フランシス・トメルディ/ローズ、アニタ・パレンバーグ/ラ・コピーヌ、ハリエット・ウォルター/ラ・ルーピオット
10月16日(土)Bunkamuraル・シネマほか全国順次公開
2009年、90分、英・独・仏、配給/セテラ・インターナショナル
www.cetera.co.jp/cheri/

by mtonosama | 2010-09-02 06:50 | 映画 | Comments(6)
Commented by Tsugumi at 2010-09-02 21:43 x
ミッシェル・ポルナレフのヒット曲もちろん知ってます(苦笑)
私おこずかいためてSP買いました。。
高級娼婦って・・・誰でもなれるものじゃないんですよね。。ある意味凄い職業ですね。。
一昨日だんな様とプリティーウーマン見ました。
あれはハッピーエンドだったけど
この映画はどんな風になるのでしょうか。。。
楽しみです。

Commented by mtonosama at 2010-09-03 05:31
♪Tsugumiさん

ご存知でしたか(笑)
♪トゥ トゥ プ マ シェリ マ シェリ♪

そうそうTsugumiさんとだんな様にお伝えしておかないと。
この映画、英語です。とても格調高いイギリス英語。

もっと英語を聞きとれたら面白いんだろうな、ってせりふが
たくさんありましたよ。

Commented by アイスケーキ at 2010-09-03 21:22 x
女性作家「コレット」は知っていましたが、こんなにドラマチックな一生を送った人とは知りませんでした。
そんな彼女の作品。 今からワクワクです。

9月に入ったのに残暑とは言えないほど暑い!
当分 アイスケーキでブログに参加させてもらいます。
Commented by mtonosama at 2010-09-04 05:31
♪アイスケーキさん

これはゴージャスでおしゃれな映画ですよ。
歳老いていく女の悲しさに共鳴しちゃいます。

了解です。この暑さじゃ、当分アイスの方がうれしいです♪
Commented by Tsugumi at 2010-09-05 06:02 x
この映画英語なんですか。。素敵!

DVD出たらみます。
Commented by mtonosama at 2010-09-05 06:43
♪Tsugumiさん

うわっ!びっくり。
今、Tsugumiさんのブログから帰ってきたところでした。
お互い、ホント、早起きですね。

英語ですよ。それにシェリを演じたルバート・フレンドくんが
もうホントに、最高に、すてきです♡♡♡