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殿様の試写室

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ソフィアの夜明け -1- EASTERN PLAYS

      ソフィアの夜明け -1-
               EASTERN PLAYS

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ソフィアにはギリシア語で「智恵」という意味があります。
フィロソフィアは「『智恵』(ソフィア)を『愛する』(フィロ)」で、「哲学」なのだそうです。
高校時代、「君たちの住む愛知県は哲学する県なのだよ」と
倫理社会(今は「倫理」というのだそうですね)の先生が教えてくれました。

といっても、この映画は哲学の映画ではなく、
ブルガリアの首都ソフィアを舞台にしたお話です。

ブルガリアといわれてもヨーグルトくらいしか思い出せませんが、
きっとソフィアに暮らす高校生たちの中にも「ぼくたちは智恵の町に暮らしているんだ」
と誇らしく思う人がいるかもしれません。

あ、すいません。ソフィアにひっぱられて映画から話が離れてしまいました。

「ソフィアの夜明け」は昨年の第22回東京国際映画祭で、
東京サクラグランプリ、最優秀監督賞、最優秀男優賞の三冠を受賞した映画です。

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審査委員長のアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ(監督「アモーレス・ペロス」「バベル」)は
「コンペ作15本の中で際立っていた。
映画はリアリティではなく、真実性を見せるものだと僕は思っている。
本作ではそれがうまく表現されてたよ」
 と称賛、
イエジー・スコリモフスキ(監督「アンナと過ごした4日間」)http://mtonosama.exblog.jp/11961908
キャロリーヌ・シャンプティエ(撮影監督「ポネット」「七夜待」)http://mtonosama.exblog.jp/9360157/
ユ・ジテ(韓国人男優、監督)
原田美枝子など、多士済済な審査委員をうならせての満場一致での受賞でした。

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映画製作本数が年間7~8本のブルガリアから誕生したカメン・カレフ監督は1975年生まれ。
今年35歳です。
これまで、彼の短編映画はベルリン、ニューヨーク、ロカルノ、ストックホルムなどの
国際映画祭で上映され、賞に輝いています。
60本を超えるコマーシャルと多くのミュージック・クリップを演出していますが、
「ソフィアの夜明け」は彼の長編第1作にあたります。
そんな名もない監督が映画祭を沸かせました。

そして、またこの映画には映画以外のドラマがあります。

フランスの国立映画学校を卒業して、短編映画を数本監督しただけのカメン・カレフは
偶然、町で幼なじみのフリスト・フリストフに出会います。
フリストは1969年生まれで、トリアヴナとソフィアの国立美術学院で
木工を学んだアーティストです。そしてドラッグ中毒を治すため、治療中でした。
彼との会話を通じて、監督は彼の生き方を描いた映画を作ることを決め、
フリスト本人が彼を演じることになりました。
そして、フリスト・フリストフは第22回東京国際映画祭で最優秀男優賞を受賞-----

ですが、その晴れやかな舞台にフリストの姿はありませんでした。
なぜなら撮影の終了間際、彼は不慮の事故で亡くなってしまっていたからです-.
映画製作の陰にはさまざまなドラマがあるものです。
でも、裏のドラマも含めて、映画は観客が観て、感じたものがすべて。
良い映画は必ずいつまでも心にしこりのような感動を残します。

さ、随分もったいぶってしまいましたね。いったい、どんなお話なのでしょうか。
次回に、乞うご期待であります。

                           

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♪9月14日に更新しました。いつも応援ありがとうございます♪

ソフィアの夜明け
監督・脚本・プロデューサー・編集/カメン・カレフ、撮影監督/ユリアン・アタナソフ
出演
フリスト・フリストフ/イツォ、オヴァネス・ドゥロシャン/ゲオルギ、サーデット・ウシュル・アクソイ/ウシュル、ニコリナ・ヤンチェヴァ/ニキ、ハティジェ・アスラン/ウシュルの母
10月23日(土)より渋谷シアターイメージフォーラムにて公開後、全国順次公開、2009年、ブルガリア、1時間29分、配給協力/(社)コミュニティシネマセンター
www.eiganokuni.com/sofia

by mtonosama | 2010-09-14 06:29 | 映画 | Comments(6)
Commented by アイスケーキ at 2010-09-14 23:11 x
私もブルガリアと言うとヨーグルトくらいしか思い出せない。
淋しいです。
審査委員長のお言葉「映画はリアリティではなく真実性を見せる物」。 わかるような、わからないような・・・。
どうもソフィアが足りないようです。  これを見たらわかるかな?
Commented by mtonosama at 2010-09-15 05:23
♪アイスケーキさん

今日あたり涼しくなりましたね。でも、まだライスケーキへの
復帰は遠いのでしょうか。

ソフィアを補うのはフィロする心です。な~んちゃって♡
Commented by Tsugumi at 2010-09-15 09:09 x
学生のころから倫理社会の授業は苦手だった。。。
きっと道徳的じゃなかったからかしら?(苦笑)
ただ勉強が嫌いだっただけですけど。。

私が見ても理解できるかしら・・・
Commented by mtonosama at 2010-09-15 09:45
♪Tsugumiさん

倫社(なんて略して言ってましたよね)、お嫌いでした?
私は倫理社会を教えてくれた先生が好きで、
したがって倫社も好きでした。
倫社の先生、二枚目だったんです(笑)



Commented by Tsugumi at 2010-09-16 16:18 x
とのさんハンサム好きでしたか。。。。

私もハンサム好きですが・・・今までハンサムな先生に一度も当たったことございません。。
だから勉強嫌いだったのね(苦笑)
Commented by mtonosama at 2010-09-17 05:25
♪Tsugumiさん

はい、ハンサム好きです♡
しかし、この好みが実践できるかどうかとなると…(苦笑)

勉強が好きか嫌いになるかはハンサムかどうかは好みが
あるから、おいとくとしても先生の影響って大きいですよね。
だから、Tsugumiさんは英語がお上手になられたのですもの。

あ。映画と全然関係なくなってしまった(笑)