ブログトップ | ログイン

殿様の試写室

mtonosama.exblog.jp

殿が観た最新映画をいち早くお知らせ!

ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ -2- NOWHERE BOY

f0165567_6324975.jpg


f0165567_637213.jpg


   (C)2009 Lennon Films Limited Channel Four Television Corporation and UK
               Film Council. All Rights Reserved.


今年2010年はジョン・レノン生誕70周年です。
あのダコタハウス前での銃撃死から、もう30年経ったのですね。

そんなメモリアルイヤーだからこそ、
ジョンをいい加減に扱った映画なんか観たくない―――
これがすべてのファンに共通する気持ちでしょう。

監督も俳優も責任重大です。

その監督は英国の現代アート界で注目を集める女性芸術家のサム・テイラー=ウッド。
「イングリッシュ・ペイシェント」のアンソニー・ミンゲラ監督に
才能を見いだされた人です。1967年生まれの43歳。
実は本作が長編デビュー作となります。

f0165567_6381643.jpg

ジョンを演じたア―ロン・ジョンソンは少しもジョンに似ていません。
でも、映画を観ている内に、
10代のジョンのプライベートな日々と内面世界を覗き見しているような、
そんな罪の意識すら覚えてしまうほどの存在感を見せてくれました。
1990年生まれですから、まだ20歳ですね。
映画撮影時は10代。まさにリアルタイムの青年として青年時代のジョンを演じたわけです。

ストーリー
1950年代半ばのリヴァプール。
ジョン・レノンは幼い頃から伯母夫婦に育てられていました。
勉強が苦手で、少しばかり問題児のジョンを厳しくしつけるミミ伯母さん。
一方、ジョージ伯父さんは楽しいことが大好きで、
家ではジョンと友達のように遊んだり、歌ったりしていました。
ところが、突然、伯父さんが心臓発作で亡くなってしまいました。
悲嘆にくれるジョン。
ミミ伯母さんは「しっかりしなさい。これからは2人なのよ」
と涙も流さず、冷静に告げます。

伯父さんの葬儀も終わった頃、
本当の母親に会いたくないかと、従弟から尋ねられたジョン。
なんと、ジョンの実母はミミ伯母さんの家のすぐ近くに住んでいたのでした。

母ジュリアの家を訪ねたジョンを、母は恋人を抱くように強く抱きしめます。
母はミミ伯母さんと姉妹とは思えない程、奔放な女性でした。
ロックンロールを聴き、歌い、踊る母。
エルヴィス・プレスリーに夢中で、バンジョーの弾き方も教えてくれました。
ジョンは音楽への憧れを募らせ、頻繁に母ジュリアに会いにいくように。
しかし、母にはボビーという内縁の夫がいて、既に2人の娘もいます。
母の家に、ジョンの居場所はありません。

ジョンは次第に音楽にのめりこむようになりました。
彼はクォーリー・バンク高校の友達を集め、"ザ・クォーリーメン“を結成。
最初のライブをしたセント・ピーターズ教会でポール・マッカートニーと出会います。
ジョンとポールはすぐにお互いの才能を認めあい、一緒に音楽をつくり始めました。
ライブを重ね、評判を呼ぶ中、ジョージ・ハリスンもバンドに加わりました。

f0165567_6394113.jpg

ジョン17歳の誕生日の夜。
自分の生い立ちをめぐる多くの秘密に耐えられなくなったジョンは
母ジュリアとミミ伯母さんに詰め寄ります。
「親父はどこにいるんだ?
僕はなぜ伯母さんに育てられている?おかあさんは僕を捨てたの?」
必死につめよるジョンを前にして、悲痛な表情でとまどう2人の母―――
この時、ジョンは初めて秘密を知らされるのでした。

秘密を知り、ショックを受けても、ジョンは2人の母を心から愛していることに
あらためて気付くのでした。

リヴァプール美術大学に入学したジョン。
2人の母に愛され、音楽への可能性も開き始めた18歳のジョン。
だが、若い夢に燃えて、歩き始めたジョンに悲劇がふりかかります……

ミミ伯母さんとジュリアの違いはファッションにも表れています。
ジュリアはジェイムズ・ディーンのハリウッド映画に出てきそうなファッション。
ミミ伯母さんはそれこそ“イングリッシュ・ペイシェント”のようなクラシックで地味目なファッション。
昔から聞きかじっていたこわいミミ伯母さんの印象のまんま。
でも、こわいこわいと思っていたミミ伯母さんの愛情あふれる側面は意外でした。

優しい日差しに包まれた落ち着いた50年代のリヴァプールの街並みを、
10代のジョンが歩いている姿。
ビートルズファンがまだ知らないジョンです。
古いアルバムをのぞいているような幸せな気分になりました。

ストロベリー・フィールドやキャバーン・クラブ。
ファンなら一度はその目で観たい建物も登場しますし。

ポールも、ジョージもまったく本物とは似ていないけれど、
そんなことは問題ではありません。

半世紀(!)以上前のジョン・レノンという青年の内面史をここまで描いてもらえて
もう思い残すことなどないとのです。

あ、おまけの情報があります。
本作の監督サム・テイラー=ウッドとジョンを演じたア―ロン・ジョンソンは昨年婚約、
第1子が生まれたということです。

                           

ブログランキングに参加しています。
今日もワンクリックよろしくお願いします。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
にほんブログ村 映画ブログ 新作映画・試写会へ
にほんブログ村
♪9月29日に更新しました。いつも応援してくださってありがとうございます♪

ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ
監督/サム・テイラーウッド、脚本/マット・グリーンハルシュ、撮影/シーマス・マッガーヴェイ
出演
ア―ロン・ジョンソン/ジョン・レノン、アンヌ=マリー・ダフ/ジュリア・レノン、クリスティン・スコット・トーマス/ミミ・スミス、デヴィッド・モリッシー/ボビー・ディキンス、デヴィッド・スレルフォール/ジョージ伯父さん、トーマス・ブローディ・サングスター/ポール・マッカートニー、ジョシュ・ボルト/ピート・ショットン、サム・ベル/ジョージ・ハリスン、オフィリア・ラヴィボンド/マリー・ケネディ
11月5日(金)、TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国ロードショー!
2009年、イギリス映画、98分、配給/ギャガ
http://nowhereboy.gaga.ne.jp/

by mtonosama | 2010-09-29 06:54 | 映画 | Comments(10)
Commented by summersail at 2010-09-29 08:19
おはようございます.

ビートルズのこと,音楽以外は正直ほとんど知らないので,見てみたいですね.どうみても似ていない俳優さんをえらんで,あえて似せないところに何かこだわりを感じるのですが(それともただつきあっていたから?).

監督,名前からは男かと思って,おまけにぎょっとしました.
Commented by mtonosama at 2010-09-29 08:57
♪summersailさん

コメントありがとうございます。
おまけ、にギョッとしますよねぇ。歳の差24歳です!

ここのところ、「わたしの可愛い人」とか「スープ・オペラ」とか、
「オカンの嫁入り」とか歳の差恋愛の映画が続いていましたが、
なんと今回はリアル歳の差です!
いえいえ本命はそこではありませんが。

似てない点に関していえば、
ここまで似ていないとかえって潔いです(笑)。
Commented by Tsugumi at 2010-09-30 09:46 x
とのさんこの映画絶対みます。

映画館で無理ならDVD買います。

24の歳の差・・・私20代の人と結婚ですか。。

想像つきませんが愛があれば歳の差なんて。。
ですね。
Commented by mtonosama at 2010-09-30 10:51
♪Tsugumiさん

映画館で観られるといいんですが…

24歳の歳の差にはびっくり、ですよね。

でも、それ以上に、リヴァプール素敵です♪
どうぞ英国をお楽しみください(^_-)
Commented by ライスケーキ at 2010-09-30 20:45 x
リヴァプール行ったことありません。                  ストロベリー・フィールズ、キャバーン・クラブ行ってみたい。    「観光ツァー」もあるらしいけど すぐには行けそうにないので、
この映画見て行ったつもりになります。
やっぱりビートルズは良いなぁ。  いつまで経ってもね。
Commented by mtonosama at 2010-09-30 21:13
♪ライスケーキさん

私もリヴァプールは行ったことありませんが、
去年ロンドンに向かう高速道路の標識でLiverpoolの文字を見て
興奮しました。
アビーロードで写真撮れたことでとりあえず満足しています。
Commented by すっとこ at 2010-10-01 00:24 x
じゃじゃじゃじゃじゃじゃぁああああああああああーーーーーん!

御無沙汰でした。やっとコメント欄に復帰です。
雨の日本から戻ったLAはどこまでも青い空なり。

リバプール・キャバーンクラブ、行きました。
天上の低いレンガ造りのクラブでした。
ここからあの伝説の4人が生まれたのかと思うと
感慨深いものがありました。

24歳年下の男・・・
あり得んですのう、すっとこの保守脳ミソには。
Commented by mtonosama at 2010-10-01 06:38
♪すっとこさん

おお、お帰りなさいませ♪
久々のLA、いかなる感想をお持ちでしょうや。

キャバーンクラブ、いらしたのですか?
いいなぁ。
よ~し、今度は絶対行くぞ~。
(と、決意みなぎるとのでありました)

どうぞ、再び、LAの乾いた空気を注入してくださいませ<(_ _)>
Commented by Tsugumi at 2011-06-15 23:30 x
ついにDVDで鑑賞しました。
ジョン、ポール本当に似てなかった。
でもよかったです。
街並みや室内、、、、あ~~、、、イギリスでした。。。
またイギリスに行きたくなりました。
しかし昔の人はみんなよくたばこ吸ってますね。。
Commented by mtonosama at 2011-06-16 06:12
♪Tsugumiさん

ご覧になれましたか。
似てないですよねぇ~^_^;

でも、そっくりさん映画じゃないから、いいです。
60年代のイギリス……
すてきですよね。
イギリスはもちろん、国内もここのところ、旅してない私、
あ~、どっか行きたいです。