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殿様の試写室

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ナンネル・モーツァルト 哀しみの旅路 -1- Nannerl,Mozart’s Sister

        ナンネル・モーツァルト
                       哀しみの旅路 -1-
                  Nannerl,la Souer de Mozart
                    Nannerl,Mozart’s Sister

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                    (C) copyright 2010 Les Films Alyne

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト。
彼には自分と同じく神童と呼ばれた4歳年長の姉がいました。
でも、彼女のことがヴォルフガングほど知られていないのはどうしてなのでしょう。

先日、当試写室で上映した「アレクサンドリア」のヒュパティアさんも、
http://mtonosama.exblog.jp/15565869/
かのロダンの弟子にして恋人である「カミーユ・クローデル」(‘88)のカミーユさんも、
「クララ・シューマン 愛の協奏曲」(’09)のクララさんも、
http://mtonosama.exblog.jp/11499187
素晴らしい才能に恵まれながら、早く生まれ過ぎた女性であったがために、
悲惨な目に遭ったり、
心を病むことになったり、
自分を抑えたりしなければなりませんでした。
同性として悔しいし、彼女たちの才能が実にもったいない。ウ・ウ・ウ・・・・

モーツァルトの姉マリア・アンナことナンネルも早すぎた天才だったのかもしれません。

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モーツァルト一家は旅から旅へ明け暮れた日々を送りました。
楽器や衣装を馬車に詰め込み、ヨーロッパ中を家族4人で3年半も演奏旅行しました。
大変だったことでしょう。
今ならキャンピングカーでラクラク移動ができますが、なにせ時代は18世紀。
狭い馬車に家族4人が押し合いへしあい。そして、ナンネルは年頃の娘。きついです。
なるほど、だから邦題が「哀しみの旅路」となってるのか。
いや「苦しみの旅路」でもいいかもしれない・・・
って、違います。
馬車の話ではなく、モーツァルトのおねえさんマリア・アンナ・モーツァルト、
愛称ナンネル・モーツァルトのお話です。

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マリア・アンナ・モーツァルト(Maria Anna Walburga Ignatia Mozart, 1751年7月30日 - 1829年10月29日)は、愛称ナンネルまたはナンネルル(Nannerl) で知られる、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの実姉。父親はレオポルト・モーツァルトで母親はアンナ・マリアである。(Wikipediaより)

ナンネルは3歳から父レオポルドに音楽を教えられました。めきめきと力をつけ、歌に、ハープシコードに、卓越した才能を発揮。やがて、弟ヴォルフガングが生まれます。4歳違いの姉が奏でるハープシコードを聴いて育ち、「ナンネルの音楽帖」と呼ばれている姉と同じ41曲の練習曲集でレッスンしたヴォルフガングも姉に負けない才能を開花させました。
ところが、こうなると、この時代に生まれた女の子は惨めです。父レオポルドの関心は天才―――ナンネルだって天才ですが―――であり、且、男児であるヴォルフガングに向かっていきます。そして、皆さまもご承知のように、父の薫陶を一身に受けて、ヴォルフガングは天真爛漫に神童ぶりを天下にとどろかすことになっていくのです。
さて、ナンネルはいったいどんな人生を送るのでしょう。
続きは後編で。
乞うご期待であります。

                                  

ナンネル・モーツァルト 哀しみの旅路
脚本・監督・製作/ルネ・フェレ、製作・編集/ファビエンヌ・フェレ、音楽/マリー=ジャンヌ・セレロ、撮影/バンジャマン・エシャザァレタ
出演
マリー・フェレ/ナンネル・モーツァルト、マルク・バルベ/レオポルド・モーツァルト、デルフィーヌ・シュイヨー/アンナ=マリア・モーツァルト、ヴォルフガング・モーツァルト/ダヴィッド・モロー、クロヴィス・フワン/王太子、サロメ・ステヴナン/イザベル、リザ・フェレ/ルイーズ・ド・フランス、ニコラ・ジロー/ヴェルサイユの音楽教師、アルチュール・トス/ユーグ、ジュリアン・フェレ/大修道院の音楽教師、ルネ・フェレ/音楽教師
4月9日Bunkamuraル・シネマほか全国順次ロードショー
2010年、フランス映画、フランス語、120分、配給/アルバトロス・フィルム
www.nannerl-mozart.com


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☆3月21日に更新しました。いつも応援してくださってありがとうございます☆
by mtonosama | 2011-03-21 06:46 | 映画 | Comments(6)
Commented by ライスケーキ at 2011-03-21 19:46 x
ほんの少し前まで、才能ある女性がいても彼女にスポットライトがあたる事はあまりありませんでした。 常に女性は一歩下がって・・・。 でも、これからは女性の時代。なにしろ男性がいなくても子供ができちゃうんですから。
あれ? 話が大分ずれたけど、ナンネルの事は何も知らないので次回が楽しみです。
Commented by leoleo at 2011-03-21 19:54 x
このような状況では、映画館でも、DVDでも
なかなか映画を観る心の余裕は、ないけれど、
せめて殿様の試写室で、ひと休みさせてください。

モーツァルトのお姉さん、どんな女性だったのでしょう?
弟が偉大すぎて、歴史の表舞台には出てきませんでしたね。
Commented by mtonosama at 2011-03-21 20:08
♪ライスケーキさん

私もナンネルさんのこと、知らなかったです。
モーツァルト少年の演奏旅行だって、おとうさんと2人で
回っているのだと思ってました。

それが一家4人で旅していたんですって!

ところで、この4人、なんでフランス語話しているんだ?
フランス王宮が主要な舞台だから仕方ないのでしょうかねぇ。
Commented by mtonosama at 2011-03-21 20:13
♪leoleoさん

ありがとうございます。
ひと休みしていただけるなんて、うれしいです。

でも、ニュースを見てると悲しくなってきますものね。

映画を観て、一息ついて、
再び、東北のことで、何かできることがないか、考えたいです。
Commented by Tsugumi at 2011-03-23 07:20 x
おひさしぶりです。
とのさまの試写室が続いていてうれしいです。
でも私に訪問する余裕がありませんでした。

アマデウス好きな映画です。
なのでこの映画見てみたいです。
フランス語なので夫婦では無理ですね。

最近夫婦で映画見る機会皆無になりました(涙)
Commented by mtonosama at 2011-03-23 09:29
♪Tsugumiさん

あ~~~~~♪
心配してました。
お邪魔しても、ずっと停電のままだったので…

ああ、よかったです。
大変ですが、お互い頑張りましょう!

被災地の皆さまも一日も早く平穏な日々が送れるようになれますように。