八日目の蝉 -1-
©2011映画「八日目の蝉」製作委員会
直木賞作家・角田光代さんの小説「八日目の蝉」が原作の映画です。
NHKでもドラマ化されたので、ご覧になった方は多いのではないでしょうか。
とのもTVで飛び飛びに観ました。そのときの印象は赤ちゃんを抱いた人がいっつも走っているなぁ、というもの。
TVではそんな観方しかしていないし、原作も読んでいないので、
映画化されたと聞き、勇んで試写室に足を運びました。
角田光代原作の映画化作品は「空中庭園」(‘05)を観ただけでしたが、案外多いんですね。
「真昼の花」(‘05)、「Presents ~合い鍵~」(‘06)、「うに煎餅」(‘07)、そして、今回の「八日目の蝉」(‘11)です。
あ、あと本人が出演した「40歳問題」(‘08)という映画もありました。
(これはドキュメンタリー映画で角田さんの作品ではありませんが)。
その中で一番新しい映画化作品「八日目の蝉」は、角田光代が手がけた初の長編サスペンス。
05年11月から読売新聞で連載され、07年第2回中央公論文芸賞を受賞した作品です。
この↑写真からもわかるように、角田光代さんはまだ若い作家。
ちょっとウィキってみると―――
角田 光代(かくた みつよ、1967年3月8日 - )は、日本の作家、小説家、翻訳家。
神奈川県横浜市出身。捜真小学校から捜真女学校中学部・高等学部を経て早稲田大学第一文学部文芸専修課程卒業。大学では学生劇団「てあとろ50'」に所属。大学在学中の1988年、彩河杏名義で書いた「お子様ランチ・ロックソース」で上期コバルト・ノベル大賞受賞。
1990年、「幸福な遊戯」で第9回海燕新人文学賞受賞し角田光代としてデビュー。1996年に『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞を受賞したほか、数度芥川賞の候補に挙がった。2005年、『対岸の彼女』で第132回直木三十五賞受賞。『キッドナップツアー』など児童文学も手がけている。
私生活では、芥川賞作家の伊藤たかみと結婚していたが、その後離婚。2009年10月、ロックバンドGOING UNDER GROUNDの河野丈洋と再婚した。輪島功一のボクシングジムに通っていたことがある。(Wikipediaより)
と、ありました。へぇ、横浜出身だったんですね。へぇ、ボクシングジム!?
それにしても早稲田は女性作家をたくさん輩出してますね。
とのは今、小川洋子にこってますが、彼女も早稲田です。
いえ、早稲田は関係ありません。映画「八日目の蝉」です。
映画のキャッチコピーは「優しかったお母さんは私を誘拐した人でした」。
優しかったお母さんを演じたのは永作博美。
誘拐された「私」を演じたのは現在NHK朝の連続ドラマのヒロイン・井上真央。
さあ、どんなお話でしょうか。テレビで見た印象とはずいぶん違ってました。
何度も泣いてしまいました。とのは涙もろいということをさしひいても、なかなか見せる映画です。
どうぞ、次回を楽しみになさってくださいませ。
続
八日目の蝉
監督/成島出、原作/角田光代(中公文庫)、脚本/奥寺佐渡子、撮影/藤澤順一、音楽/安川悟朗
出演
井上真央/秋山恵理菜、渡邊このみ/秋山恵理菜・薫、永作博美/野々宮希和子、小池栄子/安藤千草、森口瑤子/秋山恵津子、田中哲司/秋山丈博、市川実和子/沢田久美・エステル、平田満/沢田雄三、吹雪ジュン/沢田昌江、劇団ひとり/岸田孝史、余貴美子/エンゼル、田中泯/タキ写真館・滝
4月29日(金・祝日)ロードショー
2011年、カラー、147分、配給/松竹、http://www.youkame.com
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☆4月23日に更新しました。いつも応援ありがとうございます☆
我が家のずぐ近くを毎日通学なさっていたんですね。
テレビドラマは、赤ちゃんを抱いて走っている映像が
宣伝で、ひっきり無しに流れるので、かえって
見る気喪失。
その後、原作を読みましたが、面白かったです!
映画は、また違った面を見せてくれるのかな?
永作さんも真央さんも、演技派なので見てみたいです。
おはようございます。コメントありがとうございます♪
そうなんです。角田さん、小・中・高と捜真なんですって。
原作を読まれたんですか?
私も図書館にあった小川洋子の作品は全部読んでしまったので、
今、遅ればせながら角田作品を読み始めています。
近々「八日目の蝉」も読みますね。
映画版は良かったですよ(^^)/
おはようございます。
コメントありがとうございます<(_ _)>
とのの涙は安っぽくて、すぐに出てくるのですが(苦笑)、
この映画はなかなか良かったです♪
原作も早く読まなきゃ、と思ってます。