ブログトップ | ログイン

殿様の試写室

mtonosama.exblog.jp

殿が観た最新映画をいち早くお知らせ!

ブラック・スワン -2- Black Swan

            ブラック・スワン -2-
                         Black Swan

f0165567_5485857.jpg

                      (C)2010TwentiethCenturyFox.

                      ブラック・スワン。黒鳥のパ・ド・ドゥ。
               昔、少女漫画でこのこじゃれた言葉を知り、意味もわからないままに、
                      ただ、この響きに憧れていたとのです。

パ・ド・ドゥ(仏:Pas de deux 「2人のステップ」の意) とは、バレエ作品において男女2人の踊り手によって展開される踊りをいう。多くはバレエの中の最大の見せ場となっている。同性2人による踊りは「デュエット」といい、パ・ド・ドゥとは区別される。概して東洋の舞踊は女性が一人で踊るものが多いのに対し、男女が一緒に踊るパ・ド・ドゥは西洋に特有のもので、西洋における「愛」を象徴するものだとの見方がある。
(Wikipediaより)


                         へぇ!知らなかったぁ。

                  前編で少しご紹介した白鳥オデッタと黒鳥オディールの一人二役。
            純真なオデッタと邪悪なオディールという両極端なキャラクターを一人で演じるのは
                       バレリーナならずとも難しそうです。
      それを映画では、精神的にも2つの相反する存在に引き裂かれていくきまじめな優等生的ヒロインを
                 演ずるわけですから、ナタリー・ポートマンも大変でした。

                        さあ、どんなお話でしょうか。

f0165567_611698.jpg


ストーリー
ニューヨーク・シティ・バレエ団の新シーズンのオープニングを飾る演目が「白鳥の湖」に決まりました。
斬新な「白鳥の湖」の演出に意欲を燃やす芸術監督のルロイ。
彼は、長年バレエ団のスターだったプリマ・ドンナのベスが引退を決めたため、
後任プリマの選出に燃えていました。
ルロイは若く才能のあるダンサーたちの中から数名を選び出し、キャスティング・オーディションを実施します。

f0165567_625578.jpg

プリマ候補のひとりニナも気持の高ぶりを抑えることができずにいました。
アッパー・ウェストサイドのアパートメントに元バレエ・ダンサーの母と暮らすニナ。
その母もまた娘がプリマとしてステージに立ち、白鳥を舞うことを夢に見て、
献身的に娘をサポートし続けてきました。

オーディション当日、ルロイの前で懸命に舞うニナ。
「白鳥の湖」で主役を演じるには、可憐で繊細な白鳥だけではなく、
邪悪で奔放な黒鳥にもなりきることが必要です。
しかし、その日、新人ダンサーのリリーの言動に動揺し、
実力を出し切れなかったニナは深い失意を胸に帰宅。
翌日、どうしても主役を諦めきれないニナはルロイのオフィスを訪れます。

そのとき、彼女が塗っていたのは引退したプリマ・ベスの部屋から盗み出した口紅。

「君は理想の白鳥だが、君には黒鳥を踊るだけの激しい感情を表現することはできない」
そんな厳しい言葉を発しながら、意外にもルロイが選んだ新しいプリマはニナでした。
「君の課題は悪の分身である黒鳥への変身だ」
そう言い放ったルロイが黒鳥の模範演技をさせたのは新人のリリー。
エキゾチックで官能的なリリーの演技は、まさに黒鳥の魔性が宿ったかのよう。
ニナは自分にはないリリーの魅力に複雑な感情を抱かないわけにはいきませんでした。

ルロイに課された厳しい練習に明け暮れるニナでしたが、満足の行く演技はできないまま。
それどころか、次々と降りかかる不気味なできごとに心をかき乱されていくのでした……

本作は、ミッキー・ロークの復活作品として話題になった「レスラー」を送り出したダーレン・アロノフスキー監督の最新作。男臭いレスリングから、今回はまあきれいなきれいなバレエの世界へ180度転回しましたねぇ。
でも、過保護で世間知らずなお嬢ちゃまバレリーナが、正気と狂気、純真と邪悪、愛と憎悪、白と黒、まさにオデットとオディールのように相反するものへと引き裂かれていく美しくもおどろおどろしい世界の表現はレスリングの持つ虚構性に通じるものかもしれませんけど。

f0165567_684513.jpg


               演出家ルロイを演じたヴァンサン・カッセルは素敵でした。
               ま、ナタリー・ポートマンには努力賞というところでしょうか。

f0165567_652968.jpg


                 あ、ニナが嫉妬したリリー役のミラ・クニスが良かったです。
                 アンジェリーナ・ジョリーを若くしたような眼力の強い女優です。
                       黒鳥の官能的な舞が印象的でした。

                      ラストのバレエ・シーンも息を呑みました。

          でも、ニナというヒロインのキャラクターとナタリー・ポートマンのキャラが余りにも
    ぴったりし過ぎて逆に物足りなさを感じてしまったんですけど、皆さんはどうお思いになるでしょうか。

                                   

ブラック・スワン
監督/ダーレン・アロノフスキー、脚本/マーク・ヘイマン&アンドレ・ハインズ&ジョン・マクローリン、ストーリー/アンドレ・ハインズ、撮影監督/マシュー・リバティーク、ASC、振付家/ベンジャミン・ミルビエ、バレエ・コスチューム・デザイン/ロダルテ
出演
ナタリー・ポートマン/ニナ・セイヤーズ、ヴァンサン・カッセル/トーマス・ルロイ、ミラ・クニス/リリー、バーバラ・ハーシー/エリカ・セイヤーズ(ニーナの母)、ウィノナ・ライダー/ベス・マッキンタイア
5月11日(水)TOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー
2010年、110分、配給/20世紀フォックス映画、http://movies2.foxjapan.com/blackswan/


ブログランキングに参加しています。
今日もポチッとお願いできればうれしゅーございます。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
にほんブログ村 映画ブログ 新作映画・試写会へ
にほんブログ村 ☆5月2日に更新しました。いつも応援してくださってありがとうございます☆
by mtonosama | 2011-05-02 06:27 | 映画 | Comments(2)
Commented by ライスケーキ at 2011-05-02 16:43 x
昔から プリマの座をゲットするために女の子が争う少女マンガあったね。この映画は そういうストーリーじゃないのかな? いつの世も人の心は変わらないね。
Commented by mtonosama at 2011-05-03 05:15
♪ライスケーキさん

ありました、ありました!
わたしは「ガラスの仮面」世代ではないのですが、
あれもそうですよね。
ライバルがいてこその進歩です。
真央ちゃん、がんばって。

でも、「ブラック・スワン」はもう少し違う部分もあるんですよ。乞う、ご期待です。