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殿様の試写室

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ゴーストライター -1- THE GHOST WRITER

            ゴーストライター -1-
                 THE GHOST WRITER

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           (C)2010 SUMMIT ENTERTAINMENT, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

                  巨匠ロマン・ポランスキー監督の最新作です。
             ポランスキー監督、1933年生まれですから、今年78歳ですね。
                  「水の中のナイフ」(‘62)が監督デビュー。
               半世紀にわたって映画を撮り続けている監督です。
 
                            だから、
              皆さまもそれぞれお気に入りの作品があることと思います。
                      
                      「戦場のピアニスト」(‘02) 
                        感動的でしたねぇ。

                      「チャイナタウン」(‘74) 
       ジャック・ニコルソン演じる私立探偵ジェイクが鼻をそがれるところしか覚えていませんが、
     ジェイクがフェンスの金網に指をかけ、あの大きな眼をひんむいているところは鮮明に浮かびます。

                    「ローズマリーの赤ちゃん」(‘68) 
              どうしても陰惨なシャロン・テート事件と結びついてしまう上に、
 ミア・ファーローのいつも肩をすくめたような緊張した細い身体が不気味さと恐怖をそそった映画でした。
                     ええ、不気味な映画、好きなんです。
                        
                       「吸血鬼」(‘67) 
 とののポランスキー初体験はこの作品です。「吸血鬼は鏡に映らない」、「吸血鬼は流れる水に弱い」等々、
                 吸血鬼の常識満載で、怖くて面白かった記憶があります。
         しかし、なによりショッキングだったのは、”The End”と出て、エンドロールも流れ、
          気の早い人はもう席を立ち始める頃、ジャジャーンとラストシーンが現れたこと。
            この斬新な構成に仰天して以来、何が起ころうともエンドロールが終わり、
                  周囲が明るくなるまで座席にしがみついているとのです。

            というわけで、ポランスキーの映画って、あらすじは覚えていなくても、
                      どの作品にも印象的なシーンが必ずあり、
              視覚的な印象ということでは無声映画に通じる映画の醍醐味があります。

               「ゴーストライター」もその系譜はしっかり継承しています。
                    試写を観てから1ヶ月以上経った今もまだ
                アメリカ東海岸の晩秋の荒れた海を進むフェリーボートや、
               荒涼とした海辺に打ち上げられた死体が脳裏から離れません。
              おっと、いけない。最初っから、ネタばれモード全開ではないですか。

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             いや、しかし、ロマン・ポランスキー監督は大変な人生を送っています。
ユダヤ教徒のポーランド人の父親とカトリック教徒でロシア生まれのポーランド人の母親の間に、
パリで生まれる。ロマンが3歳のとき一家はポーランドのクラクフに引越し、そこで幼少期を過ごした。
第二次世界大戦時はナチス・ドイツがクラクフに作ったユダヤ人ゲットーに押し込められた。ゲットーのユダヤ人が一斉に逮捕される直前、父親はゲットーの有刺鉄線を切って穴を作り、そこからロマンを逃がした。父母は別々に連行され、母親はアウシュビッツで虐殺された。
父親は採石場で強制労働をさせられ、終戦まで生き残った。
また自身も、ドイツに占領されたフランスのヴィシー政権下における「ユダヤ人狩り」から逃れるため転々と逃亡した。この体験がポランスキーの作品に深く影響を与えることとなった。
第2次世界大戦終了後はポーランドに帰国し、生き延びた父と再会を果たす。
その後は映画に興味を持ち、50年代には冷戦下のポーランドで俳優となったが、自由な活動を求めてフランスに移った。(Wikipediaより)

                        出ました、ヴィシー政権!
                          そうなんですね。
  まさにポランスキー監督は「黄色い星の子供たち」http://mtonosama.exblog.jp/16213471/ だったわけです。

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                とはいえ、最新作「ゴーストライター」は戦争映画ではありません。
             有名な政治家(英国首相ですけどね)の自伝を書くことになったばかりに、
          名誉欲も、金銭欲もない、平凡な英国人ライターが知らなくてもいい国家の秘密を
               知ることになってしまうという巻き込まれ型サスペンスです。

          ユアン・マクレガーがいちいち余計なひと言を言わずには気がすまないという
             英国人気質のゴーストライター役で実に良い味を出しています。

                   さて、さて、いったいどんなお話なのでしょう。
                          乞うご期待であります。

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ゴーストライター
監督/ロマン・ポランスキー、製作/ロマン・ポランスキー、ロベール・ベンムッサ、アラン・サルド、脚本/ロバート・ハリス、ロマン・ポランスキー、原作/ロバート・ハリス「ゴーストライター」(講談社文庫刊)、撮影監督/パヴェル・エデルマン、音楽/アレクサンドラ・デスプラ
出演
ユアン・マクレガー/ゴースト、ピアース・ブロスナン/アダム・ラング、キム・キャトラル/アメリア・ブライ、オリヴィア・ウィリアムズ/ルース・ラング、トム・ウィルキンソン/ポール・エメット、ティモシー・ハットン/シドニー・クロール、ジョン・バーンサル/リック、ティム・プリース/ロイ、ロバート・パフ/リチャード・ライカート、ジェームス・ベルーシ/ジョン・マドックス、デヴィッド・リントゥール/ストレンジャー、イーライ・ウォラック/老人
8月27日(土)ヒューマントラストシネマ有楽町&渋谷ほか全国ロードショー
2010年、仏・独・英、128分、配給/日活 
http://ghost-writer.jp/

by mtonosama | 2011-08-07 07:05 | 映画 | Comments(10)
Commented by Tsugumi at 2011-08-07 16:26 x
ユアン・マクレガーはトレインスポッティング以来いろんな映画で見てきました。
勇敢な役・ちょっと軟弱な役・ホモセクシャルな役などいろんな顔が出来るいい役者だと思います。
イギリスが舞台いいですね。これ見てみいです。
Commented by mtonosama at 2011-08-07 19:20
♪Tsugumiさん

彼、いいですね。
一番最近観た彼の映画は「ウディ・アレンの夢と犯罪」だったでしょうか。
あ、「フィリップ、きみを愛してる!」ってゲイを演じた映画も観ましたっけ。

今年40歳、ますます良い味を出してくれるお年頃ですね。

ロンドンとアメリカ東海岸が舞台です。
ぜひ、だんな様といらしてくださいね。
Commented by けいわんわん at 2011-08-07 22:24 x
こんばんわ。いちいち余計なことを言わなくては気がすまない英国人気質って、確かにそこがイギリス人の面白さですよね〜。イギリス映画ってそういうところが面白かったりします。それにしてもロマンポランスキーさん、本当に過酷な運命なんですね。この間なんて逮捕されそうにもなってましたもんね。。。ゴーストライターとっても面白そう。サスペンスものって好きですね〜。
Commented by mtonosama at 2011-08-08 07:21
♪けいわんわんさん

おはようございます。お久しぶりです。

そうそう、ポランスキーさん、なんかとんでもない罪名なんですよね。
いろいろあったみたいだけど、それは映画そのものには関係ないですもの・・・
ってことにしてしまいました(^_-)

ところで、けいわんわんさん、高校時代のあの松田直樹さん
をご存知なんですね!
若い人が亡くなるのはつらいし、まして、同年輩の人が
亡くなるのは人生のはかなさを感じます。
おつらかったでしょうね。


Commented by けいわんわん at 2011-08-08 10:01 x
仕事でばたばたしていてご無沙汰してしまいました。
優しいお言葉ありがとうございます。
あんなに元気だった人が亡くなってしまう。それもまた人生のはかなさなんですね。はじめて、心の泣く思いをしました。高校時代の彼も輝いていましたよ。やはり少々彼らしいところはありましたが(笑)。彼の映画とかあったらいいかもですね。殿様のコメントに今日も助けられます。。。。
Commented by mtonosama at 2011-08-08 14:11
♪けいわんわんさん

身内に横浜マリノスファンがいまして、
松田直樹さんのことで非常に悲しんでいました。

私もニュースで心筋梗塞と聞いてから、
それでも若さと体力で持ち直してくれるのに違いないと
祈っていたのですが・・・

残念です。合掌。
Commented by アイスケーキ at 2011-08-08 20:54 x
ユアン・マクレガー、好きです~。
彼いろいろな作品に出ていますね。         私は「ブラス!」が好きです。
この作品 私が初めて「試写会」で見た作品です。
「試写会」って良いですね。 皆より先に見られる。
何かワクワクします。 それもタダ!
今は「殿様の試写室」が楽しみです。
Commented by mtonosama at 2011-08-09 06:17
♪アイスケーキさん

「ブラス!」懐かしいですね。
1996年公開だから、もう15年も前の作品になるんですね。

試写で観たんですか?私は映画館で観たんだったかなぁ?
この頃のイギリス映画って良いですよね。

当試写室をご愛顧いただき、まことにありがとうございます。
どうぞ、今後ともよろしくお願い申し上げます<(_ _)>
Commented by すっとこ at 2011-08-09 07:59 x
うっひゃーーーーーーーーーーーぁぁぁぁぁぁあああああああああ!

ロンドン・イングランドと
アメリカ東海岸が舞台だなんて
見たいです!

ロンド時代にトニー・ブレア首相と
固く握手交わしたことがあります。
   (って書かせてね。)

   単にある劇場前に居たら
   「これからブレアが来る」って
   国旗配られたので、ミーハー自分は
   懸命に打ち振っていたら
   なぜか首相がこっち方向へやってきて
   まわりの人何人かと握手してくれたのでした。
   すっとこもそのひとりでした。

松田選手、驚きました。

   自分も早く手術受けなくちゃ。
   あ、映画と関係ない話ばかり。
   でもそれを受け止めてくださる
   殿様なので、つい・・・・。   
Commented by との at 2011-08-09 09:41 x
♪すっとこさん

おぉぉおおおおお!
無事、引越終了なさいましたか?
お疲れ様でした。

そうでしょ?
この映画、ポランスキー監督がすっとこさんのために
撮ってくれたような映画でしょう。英国&アメリカ東海岸ですことよ。

へえ、ブレア首相と握手したのですか!?すっごーい。
なんか、この映画の英国首相、ブレアさんがモデルとかいう
噂もあるんだって。

引越しが身体に障らないといいけど。
すぐに働かないで、少しは休んでくださいね。

ホントにお疲れ様<(_ _)>