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殿様の試写室

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ミケランジェロの暗号 -1- Mein Bester Feind

      ミケランジェロの暗号 -1-
                    Mein Bester Feind

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         ©2010 AICHHORZER FILM & SAMSA FILM ALL RIGHTS RESERVED.

                        またもユダヤ人迫害の映画です。
                             続きますねぇ。
                でもね、この映画、第2次大戦中のユダヤ人迫害を扱っていながら、
                     今までの作品とはちょっと趣が違うんですよ。

                           どこが違うのかって?

            う~ん、こんな早い段階で、それを言ってしまっていいものかどうか―――

                            どうしようっかな。
                         えーい、言ってしまいましょう!

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           これまで、ユダヤ人といえば、いつもナチにやられっぱなしだったではないですか。
                       ですが、この映画ではそうじゃないんです。
                   そうじゃなくて、ナチにぎゃふんと言わせてしまうんです。
                              ぎゃふんって…

           これができるのはあのモーリッツ・ブライプトロイ様の演技があってのことですが。
                        (ブライプトロイ、好きなんです)
            そう、彼が主人公のユダヤ人画商ヴィクトル・カウフマンを演じているのです。

                    「あ、やられる」と思わせて、ニヤッと笑いながら、
                 うまいことすり抜けていくブライプトロイ演ずる主人公ヴィクトル。
          彼だからこそできる、ふてぶてしいまでの、そして、ふ・ふっと笑わせてくれる演技です。
               ずいぶんおっさんになったけど、それはそれでまた良いんですねぇ。

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           それにしても、ユダヤ人が、あの迫害の時代に知恵と機転で窮地を切り抜けていく
       ハラハラドキドキの展開って、これまでこの系統の映画にはあまりなかったんじゃないでしょうか。

          いつもやられっ放しの悲惨なユダヤ人ばかりが描かれるのを観てきた彼らにとっても
                    溜飲が下がる思いの映画だと思います。
                あの時代、ユダヤ人が被害者であったことは事実ですが、
              抵抗する人もいた訳だし、ぎゃふんと言わせたユダヤ人もいた筈。
         彼らだって、そういう部分を描いた映画を観てスカッとしたいと何度も思ったことでしょう。

             脚本を書いたのは1930年ウィーン生まれのユダヤ人ポール・ヘンゲ。
                        彼もまた戦争体験者です。

      そして、監督はヘンゲ氏の息子世代にあたる1960年生まれのウォルフガング・ムルンベルガー。
        ウィーン・フィルムアカデミーでの卒業制作「天国か地獄か」が異例の劇場公開となり、
    国内外で数々の賞を受けるという華々しいデビューを遂げたオーストリアを代表する映画監督です。

     さらに、プロデューサーは「ヒトラーの贋札」(‘07/ステファン・ルツォヴィツキー監督)で、
           アカデミー賞外国語映画賞を受賞したヨゼフ・アイヒホルツァー。
                   1950年生まれのオーストリア人です。
             しかし、彼は「ミケランジェロの暗号」の脚本を見たとき、
         自分が再びナチスについての映画をつくることにためらいがあったそうです。
               それも「ヒトラーの贋札」から間をおかずに―――

         当試写室ではいつもあまりプロデューサーに目を向けることはないのですが、
        今回ばかりはプロデューサーであるアイヒホルツァー氏の決断に感謝しなくては。

              いやぁ、痛快な映画ですよぉ。オーストリア映画、やりました。
            さて、一体どんなお話でしょうか。続きは次回までのお・た・の・し・み。

                                

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ミケランジェロの暗号
監督/ウォルフガング・ムルンベルガー、脚本/ポール・ヘンゲ、脚色/ウォルフガング・ムルンベルガー、視覚デザイン/ペーター・フォン・ハラー、編集/エフィ・ローメン、音楽/マシアス・ウェバー、プロデューサー/ヨゼフ・アイヒホルツァー、共同プロデューサー/ヤーニ・ティルトジェ
出演
モーリッツ・ブライプトロイ/ヴィクトル・カウフマン、ゲオルク・フリードリッヒ/ルディ・スメカル、ウルズラ・シュトラウス/レナ、マルト・ケラー/ハンナ・カウフマン、ウド・ザメル/ヤーコブ・カウフマン、ウーヴェ・ボーム/ヴィドリチェク親衛隊大尉、カール・フィッシャー/マイヤー親衛隊中佐、クリストフ・ルーザー/ウェーバー親衛隊軍曹、セルゲ・ファルク/ノルドナー親衛隊大佐
9月10日(土)TOHOシネマズシャンテ他全国ロードショー
2010年、オーストリア映画、106分、配給/クロックワークス
http://code-m.jp/

by mtonosama | 2011-08-25 06:43 | 映画 | Comments(4)
Commented by すっとこ at 2011-08-25 07:23 x
ほっ・ほ・ほ・ほぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!

こらぁまた こじゃれた
そして 痛快な映画のようですなぁ!

観たあとスカッとするなら
帰りに白ソーセージとザワークラウトなんかで

ぐびぐびぐびーッ
プッハーーーーーーーッ
とビールで喉うるおすのも
小気味良いことでしょう!

    呑めないくせに
    ちょっと
    そんな不埒なこと
    考えちゃったすっとこでした。

    この映画、面白そうだもーーーーん。

    早めのUP,お願いします!!!!
Commented by mtonosama at 2011-08-25 10:12
♪すっとこさん

ふっ・ふ・ふ・ふ・ふ!!

最高におもしろうございますのよ。

でも、ウィーンが舞台のオーストリア映画なので、
ヴァイセヴルストとビールもいいけど、
ここはひとつザッハトルテとウィンナコーヒーといきましょうか。

最近、甘党に復帰しつつあるとのでもありますゆえ。
Commented by アイスケーキ at 2011-08-25 21:11 x
正直あの「ハーケンクロイツ」を見ると「またか」と
思っちゃうけど、今回は彼等を「ぎゃふん」と言わせるのね。  どんなストーリーか楽しみ~。

原題 Mein Bester Feind ってどんな意味ですか?
ドイツ語堪能な殿様にお尋ねします~。
Commented by mtonosama at 2011-08-25 23:10
♪アイスケーキさん

ふ・ふ・ふ・ふ・ふ。

Mein Bester Feindの意味については次回お知らせしますので、
お待ちくだされ。

って、もったいぶってすいません。

これは面白いですよ~~♪