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殿様の試写室

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ウィンターズ・ボーン -1- WINTER’S BONE

       ウィンターズ・ボーン -1-
                     WINTER’S BONE

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             (C) 2010 Winter's Bone Productions LLC. All Rights Reserved.

                              Winters’ bone
                          まず、タイトルが気になります。
                  「冬」とか「骨」とか、そして、両者を組み合わせて「冬の骨」とか、
                      ちょっと薄気味悪げな言葉の響きにそそられました。

                       また、試写状の写真も妙に印象に残るものでした。
                    冬枯れの木々の間の、舗装もされていない道に立つ3人の子ども。
                 小さな女の子と手をつないだ真ん中の女の子はおねえちゃんなのでしょうか。
                    きりりとした顔立ちですが、どこかにまだ幼さを感じさせます。

                     サンダンス映画祭でグランプリと脚本賞の2冠に輝き、
           第83回アカデミー賞では作品賞、主演女優賞、助演男優賞、脚色賞の4部門にノミネートされ、
                世界の主要映画祭で合計46部門もの賞を獲得した「ウィンターズ・ボーン」。
                        
                        小さな予算で大きな感動ってやつです。
                      だから、アメリカ・インディ系の映画は侮れません。

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       ミズーリ州在住のダニエル・ウッドレルの同名小説をもとにした「ウィンターズ・ボーン」
          は、本作が長編2作目となる新進女性監督デブラ・グラニックの作品です。

                ミズーリ州の山間部の村に住む17歳の少女が主人公。
                   ドラッグ売人の父はとっくの昔に出奔。
         厳しい生活に疲れ、心を病んでしまった母親の代わりに幼い弟妹の世話をしながら、
                   生活を切り盛りする少女リーの物語です。

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     厳しい環境に生きる普通の人々を描いた作品ですが、これを観ながら思い起こしたのは
        「フローズン・リバー」(‘08) http://mtonosama.exblog.jp/12509768/ でした。
         アメリカとカナダの国境に住む貧しいシングルマザーと先住民の女性が
                    不法移民を密入国させるというお話。

         厳しい環境に生きる貧しい人々。同じくインディ系映画ということで、
                 この2作品を結びつけてしまったのですが、
       「フローズン・リバー」は悲しくなるほどみすぼらしい町や先住民居留地の風景が
          雪と氷に閉ざされて観えない分だけ、まだ救われていたかもしれません。

              「ウィンターズ・ボーン」の背景は冬枯れたむき出しの裸木。
           その貧しさと反比例するかのように毒々しい色合いのこわれかけたおもちゃ。
                      それらが寒々と映し出されるのです。

             「ああ、いやいや!そんなの観たくない」とお思いになったあなた。
                        ちょっと待ってください。
           このヒロインがどんな風にして家族と家を守るために闘いぬくかを知ったら、
                       絶対に考えが変わりますから。

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                        監督も女性、主人公も女性。
           主人公リーを演じたジェニファー・ローレンス良いです。もう贔屓になってしまいます。

             自分も女だからっていうわけじゃないけど、女性の作品はまじめで良いわぁ。
           もちろんまじめなだけじゃなく、タイトルからなんとなく連想される怪奇っぽい感じ。
            ロールプレーイングゲームのように一歩一歩進む冒険、そして、謎ときの快感。
                       さらに、リーと迎える衝撃のラスト。

              どんな絶望的な状況にあっても、家族を守るため、立ち上がるリー。
                        若いから闘えるのでしょうか?
                     うーん、きっとそれだけじゃないと思います。

                  さ、どんなお話でしょう。続きは次回でのお楽しみですよ。

                                 

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ウィンターズ・ボーン
監督/デブラ・グラニック、脚本/デブラ・グラニック、アン・ロッセリーニ、原作/ダニエル・ウッドレルWINTER’S BONE、製作/アン・ロッセリーニ、アリックス・マディガン=ヨーキン、製作総指揮/ジョナサン・シューアー、ショーン・サイモン、撮影/マイケル・マクドノー、美術/マーク・ホワイト、音楽/ディコン・ハインクリフェ
出演
ジェニファー・ローレンス/リー、ジョン・ホークス/ティアドロップ、デイル・ディッキー/メラブ、ギャレット・ディラハント/バスキン保安官、シェリル・リー/エイプリル、ローレン・スイーツァー/ゲイル、ケヴィン・ブレズナハン/リトル・アーサー
10月29日(土)TOHOシネマズシャンテ他全国ロードショー
2010年、アメリカ、100分、配給ブロードメディア・スタジオ、http://www.wintersbone.jp/

by mtonosama | 2011-10-03 06:51 | 映画 | Comments(11)
Commented by ライスケーキ at 2011-10-03 22:05 x
私「衝撃のラスト」に弱いんです。 又見たい映画が増えてしまった。レンタルDVD待つしかないかなぁ。
Commented by mtonosama at 2011-10-04 06:18
♪ライスケーキさん

弱いんですかぁ?
あれ、このせりふどっかで聞いたことあるなぁ。
あ、保険かなんかのCFのせりふだった^m^

DVD待ちますか?それとも近場の映画館へ行きますか?
Commented by Tsugumi at 2011-10-04 08:26 x
お久しぶりです。
最近忙しくてブログ更新もままならず・・・・
なのでなかなかご訪問も出来ていません。その間にとのさまはたくさんの映画を見られていてうらやましいことです。

とのさまのレビューを読みながらいつかいろんな映画DVDで見てみたいです。
Commented by mtonosama at 2011-10-04 09:29
♪Tsugumiさん

お久しぶりです♪
忙しいのはご繁盛の証拠。
その上、ガーデニングにも励んでおられのですもの。

実は私、暑かった先月夏バテになり、映画もほとんど観られませんでした。
楽しみにしていたのはTsugumiさんのブログ。
きれいにガーデニングできていて羨ましかったです。

10月になったら、またぐーんと寒いですね。
今度はホントの風邪をひかないように気をつけねば。

Tsugumiさんもどうぞご無理なさらないように<(_ _)>
Commented by すっとこ at 2011-10-04 20:21 x
なんだかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!

17歳の女の子
傷ついた17歳の女の子

って言うだけで
もう胸が痛くなってしまいます。

しかも
“冬の骨”・・・・・・・って
なにかダブル・ミーニングがあるのでしょうか。

こういう映画は
ひとりで
観にいきたいですね。

衝撃のラストが
どうか
光の射すもので ありますように・・・。

*殿様
コメント欄が何故か消えていて
どなたかがコメントなさって
始めて私のPC画面に出てくるのですが。
コメント遅れはそういう事情です。
Commented by mtonosama at 2011-10-04 20:33
♪すっとこさん

なんか17歳という年齢に特別な思いがおありなのでしょうか。
すっとこさんの17歳の時ってどんな女の子だったのでしょう。

冬の骨…
そう、これって結構怖いんですよね。
一人で観ると怖いかも。

とのの試写室でホラーの上映が少ないのは、100歳を過ぎて
からホラー物を一人で観られなくなってしまったからなんです。
ほら、試写は一人で行かなくちゃならないでしょ。
ホラーを一人で観るのは怖い最近のとのなのです。

すっとこ様
そうなんです。コメント欄、私の画面でも消えてます。
なぜか画面が変わってしまい、コメントできなくなってしまった方もいらっしゃるのです。
ご迷惑をおかけして申し訳ございません。

ところで、お体の調子はいかがですか?
Commented by ライスケーキ at 2011-10-04 20:35 x
私のPCも すっとこさん同様 一番バッターでコメント入れようと思っても動きません。  そんな訳で最近は携帯からコメント入れてます。  PCからポチは出来るのですが・・・。 私のPCの調子が悪いと思ったら そうじゃなかったのね。
Commented by mtonosama at 2011-10-05 06:09
♪ライスケーキさん

ライスケーキさんもおかしかったのですか?
とののPCもそうなんですけどね。

皆様にご迷惑をおかけしている原因は何なのでしょう。

機械に弱いとこういうとき、困りますわぁ(-_-;)
Commented at 2011-10-05 07:44 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by summersail at 2011-10-05 11:31
意味深なタイトルといい,暗めの雰囲気といい,なかなか期待できますね.
Commented by mtonosama at 2011-10-05 11:49
♪summersailさん

そうなんです。

今、NYで若者たちによる反貧困デモが行われていて、
マイケル・ムーア監督も顔を出していますが、
アメリカの貧困って相当深刻ですよね。

こんな山奥の村で、貧しくて、ドラッグジャンキーで、って、
「八つ墓村」も真っ青な背景です。

アメリカ映画って時々期待できる作品が出てくるから
侮れませんね。