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殿様の試写室

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フィフティ・フィフティ  -1- 50/50

        フィフティ・フィフティ  -1-
                             50/50

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                        ©2011 IWC Productions,LLC

                  あの~、人生って突然とんでもないことが起こりますよね。
                  もしかして予兆みたいなものはあったのかもしれませんが、
                それは、後になって「あれがそうだったのか」と思うだけであって、
         やはり「ある朝目覚めたら、突然、虫になっていた!」的な事態に襲われるものであります。

                           え?実感がこもってるって?
                               実は・・・・・

                              って、違います。

         でも、いずれにしても、ずう~っと今の平穏な生活が続くというのはありえない訳であって、
               明日は冷たい歩道で膝を抱えて座り込んでいるかもしれないし、
           あるいは、アパートの窓から夜空に輝く2つの月を眺めているかもしれません。

                ま、突然の事態だからこそ、アドレナリンもいっぱい湧き出して
              とんでもないことに対して、闘うってこともできるのかもしれませんが。

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            そんな映画が、今回当試写室で上映する「フィフティ・フィフティ 50/50」です。

               酒も煙草もやらず、エコな生活を心がけている27歳の普通の青年に
               突然告げられた病名はガン!生存率50%、その反対の比率も50%。
                        生きるか死ぬかはフィフティ・フィフティ。

          本作の脚本を書いたウィル・レイサーが自身の闘病中のエピソードをまとめあげた
                       というだけあって、現実味があります。
              だから、逆に、やたら深刻になったり、愁嘆場を演じたりせず、
       時には、笑ったり、「そこまでするかぁ?」とつっこみを入れることもできる安心感があります。

                 主人公アダムを演じたジョセフ・ゴードン=レヴィットと
                  エッチな悪友カイル役のセス・ローゲン良かったです。
         ちなみにこのセス・ローゲンは脚本を書いたウィル・レイサーの友人なのだそうです。
                  セス・ローゲン、製作にも名前があがっていますね。

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                  脚本家のウィル・レイサーとセス・ローゲン、
 そして、プロデューサーのエヴァン・ゴールドバーグが出会ったのはある番組の制作現場でした。皆まだ20代。
          過酷な制作環境の中で疲れ果てたウィルが病に侵されていたことには
                      誰も気付かなかったといいます。
              8ヶ月後の番組終了時に、ウィルはガンの宣告を受けました。

             その後、闘病生活に入ったウィルに、脚本を書くよう勧めたのは
                  セス・ローゲンとエヴァン・ゴールドバーグ。
                    セスはその理由をこう語っています。
 「若い男が重い病と闘う映画を観たことがなかったからね。正しく扱えば最高に面白い話になると思ったんだ

                  確かに若い男性の闘病映画ってあまりないかも。

              病気を扱った映画で、甘美なメロディと共にすぐ思い出すのは
                      「ある愛の詩」(‘70)(古っ)ですが、
          この映画は、アリ・マッグロー演じる若い妻が愛する夫の献身にも関わらず、
                       死んでしまうというものでした。
         当時の若き乙女たちの紅涙をしぼって、しぼって、しぼりつくした映画でしたねぇ。

              でも、3人に1人とも、2人に1人とも言われるガン患者の増加の中、
             治る人も随分多くなっているのですから、泣いてばかりはいられません。

             そんなわけで、この映画はまったくもってお涙ちょうだいではありません。
                        泣きたい方にはごめんなさい。
    さりげなく治療に向かうアダムと、なぜかいつも傍にいておかしな励まし方をしてくれる友人カイルを軸に、
          家族や恋人との関係を、経験者ならではのリアルで温かい目で描いた作品です。

                    もし、どうしても泣きたい方もご安心ください。
            温かい気持ちになって、ホロッと来てしまうシーンもちゃーんとありますから。

                         さあ、どんなお話でしょうね。
                        次回まで乞うご期待であります。

                                

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フィフティ・フィフティ
監督/ジョナサン・レヴィン、脚本/ウィル・レイサー、製作/エヴァン・ゴールドバーグ、セス・ローゲン、ベン・カーリン、音楽/マイケル・ジアッキノ、撮影/テリー・ステイシー
出演
ジョセフ・ゴードン=レヴィット/アダム、セス・ローゲン/カイル、アナ・ケンドリック、ブライス・ダラス・ハワード/レイチェル、アンジェリカ・ヒューストン/ダイアン、マット・フルーワー/ミッチ、フィリップ・ベイカー・ホール/アラン
12月1日(木)TOHOシネマズ渋谷、TOHOシネマズシャンテ他全国ロードショー
2011年、アメリカ、100分、配給/アスミック・エース、http://5050.asmik-ace.co.jp/

by mtonosama | 2011-11-14 06:16 | 映画 | Comments(4)
Commented by ライスケーキ at 2011-11-14 22:30 x
「フィフティ・フィフティ」ってそんな意味だったんですか。
そう、人生何が起こるかわかりませんね。

先日高校の友人から「全盲になりサングラスと・杖が手放せない生活になった。 年賀状出せなくなったけど そういう訳だから・・・」という電話があった。
なんと言って励まして良いかわからなかった。

「何が起こるかわからない」から 平凡な日常を大切に感謝して過ごさねば、と思った。
Commented by mtonosama at 2011-11-15 06:41
♪ライスケーキさん

花に風、月に雲、
人生にはいろんなことがあります。

それにしても、いきなり全盲とは…

でも、自分もそうならないとは決まっていないものね。

「何が起こるかわからない」
そんな想いが常にもまして強い2011年の秋の一日です。
Commented by すっとこ at 2011-11-15 20:44 x
ぅぅぅぅぅぅぅううううううううううううううううううーーーーーーーーん!!

この映画、実話に基づいてる・・・・
というより
本人が脚本を書いてらっしゃるのですね!

ぅぅぅぅううううううううううむ。
ということは 現在もお話しは進行中、
つまり生存率フィフティフィフティのさ中?

主人公の俳優、子役時代から活躍してた人じゃ
なかったかしら?
渡辺謙とディカプリオの”インセプション”で
ぴっちり撫でつけたオールバックに
びしっと決めたスーツ姿に
胸キュンでした。

それにしても生存率半々のがん宣告とは・・・。
    すっとこの心臓はヨンロクの再発率なので
別の意味で
胸キュンです。

次回の試写室楽しみです!!
Commented by mtonosama at 2011-11-15 20:56
♪すっとこさん

ぅぅぅぅぅぅぅううううううううううううううううううーーーーーーーーん!!

へへ、コピーしてくっつけちゃった^m^

そ、そうなんです。本人が脚本書いてるのよね。
でも、手術は成功したのです。

だから、50/50状態からは脱したのですわ。
しかし、明日どうなるかはわからないのは、神代の時代からのならい。

今日という日を楽しく過ごせれば良いと思う刹那主義のとのでありんす。

朝を迎えたすっとこさんの今日一日が良い日でありますように。

そして、夜を迎えたとのは「お休みなさ~~~い!」

胸キュンのすっとこさんへ