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殿様の試写室

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アリラン -1- Arirang

アリラン -1-
Arirang

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(c) 2011 KIM Ki-duk Film production.

これはかなり変わった映画です。
スタッフ、キャスト欄をご覧ください。
はい、キム・ギドク1人しかいません。
お蔭で手間いらずでした。
って・・・・・

キム・ギドク。鬼才あるいは奇才といわれる韓国の映画監督。
1960年12月20日生まれですから、現在51歳です。

とのはこの監督の「春夏秋冬そして春」(‘03)という映画を観て、
韓国と日本の間に通底するものを感じると同時に、両国の違いも知りました。
韓国という国に抱いていた印象が全然変わりました。ガツンと来た映画です。


「春夏秋冬そして春」
f0165567_51538100.jpg春-深い山あいの湖に浮かぶ寺で、老僧と幼い見習い僧が暮らしている。幼子はふといたずら心で、小さな動物の命を殺めてしまう…。夏-子どもは青年になっている。そこへ同年代の女性が養生のためにやって来て、寺に暮らすことに。青年の心に欲望、そして執着が生まれる。秋-寺を出た青年が十数年ぶりに帰ってくる。自分を裏切った妻への怒り。老僧は男を受け入れ、荒ぶる心を静めるようにさとす。冬-湖面を氷が覆う。壮年となった男の前に、赤子を背負った女が現れる。そして春…。http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD5933/

韓国の二大映画祭の作品賞を独占し、全米でも大ヒットした作品です。

その後、ギドク監督の作品は「サマリア」(‘04)、「弓」(‘05)と観ましたが、
これらについては正直、う~む、よ~わかりまへんなぁ。

で、キム・ギドク監督からはなんとなく遠ざかっていたのですが、気になってはいました。
そんな時にやってきたのが「アリラン」の試写状。こりゃ、観てみなければ。
脚本・監督・製作・撮影・録音・編集・音響・美術・出演/キム・ギドクですからね。
全部1人でこなしたってところがまたそそるではありませんか。


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キム・ギドク
1960年12月20日生まれ、慶尚北道の山あいの村に育つ。父は村長だったが暮らしは貧しく、9歳でソウル近郊に転居。小学校卒業後、農業専門学校に進学。工場勤務の後、軍隊に志願。20歳から5年間、海兵隊に所属した。除隊後、夜間の神学校に進み、教会に2年勤め、牧師をめざすと共に絵画にも没頭。90年には渡仏し、描いた絵を売って生計を立てながら絵画を学んだ。
93年一時帰国した折、韓国映画振興公社の脚本公募を知り、パリの経験を「画家と死刑囚」という脚本に書き始めた。ところが、脚本の書き方を知らなかったため、脚本作家協会教育院の基礎クラスに入学。パリに戻ることを延期して完成させた脚本が、なんと脚本作家協会の賞を受賞。以後は脚本執筆に専念。
96年には「鰐(ワニ)」で監督デビュー。以後、毎年のように発表し続けてきた。
日本に初めて紹介された作品は「魚と寝る女」だが、この作品で世界のキム・ギドクとして注目されることになる。
’96「鰐(ワニ)」、’97「ワイルド・アニマル」、’98「悪い女 青い門」、’00「魚と寝る女」、’01「受取人不明」、’02「悪い男」、’03「春夏秋冬そして春」、’04「サマリア」、’04「うつせみ」、’05「弓」、’06「絶対の愛」、’07「ブレス」、’08「悲夢」、’11「アリラン」、’11「アーメン」

なかなか変わった経歴の監督ですよね。
それに監督デビューして以降は毎年作品を発表し続けています。
ですが、2008年に「悲夢」を撮影した後、本作「アリラン」までの間に3年の空白があります。
そうなんです。監督は「悲夢」撮影後、映画界から姿を消してしまったのです。

何が起こったのでしょうか?

ギドク監督が言っています。
私は今、映画を撮れない。だから、自分を映画にして撮っている。
その中で私自身の人生を語り、映画監督キム・ギドクと人間キム・ギドクを語る。
これはドキュメンタリーでもドラマでもあり、ファンタジーでもある。
なんの計画もないが、今、何かを撮らなければ幸せになれないから、自分を撮っている


気になります。一体、何があったんでしょう。
この続きは次回で。乞うご期待でございます。



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☆3月4日に更新しました。父の祥月命日です。いつも応援ありがとうございます☆

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アリラン
脚本・監督・製作・撮影・録音・編集・音響・美術/キム・ギドク
出演
キム・ギドク
3月3日(土)シアター・イメージフォーラムにてロードショー
2011年、91分、韓国、配給/クレスト・インターナショナル
http://www.arirang-arirang.jp/

by Mtonosama | 2012-03-04 05:43 | 映画 | Comments(10)
Commented at 2012-03-04 10:36 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by ライスケーキ at 2012-03-04 12:10 x
うわぁ、痛そうな足ですね。
これを観ると 彼の生活が想像できます。
クリームたっぷり塗ってあげたいです。

さて、ストーリーは如何に?
Commented by Mtonosama at 2012-03-04 16:58
♪鍵マークさん

ありがとうございました。
しかし、なんとも悩ましい問題ですね。
Commented by Mtonosama at 2012-03-04 16:59
♪ライスケーキさん

痛そうですよね。
これを治すにはお風呂上りにたっぷりクリームを
すりこむといいんだけど。

ギドク監督、まだ山ごもりしてるかなぁ。
Commented by すっとこ at 2012-03-04 23:38 x
うっぎゃぁぁぁぁぁあ嗚呼あああああああああああああああああああああああああああああ!

なんて痛そうなかかと!
お正月の鏡餅のようにヒビ割れて!

これギドク氏のかかと?
こりゃ痛いわ!!

しかしさまざまな経験を、
それがみな ちょっと一般的でない経験を
してきた人物なのですね。
噴出するエネルギーを感じます。

いったいどのような映画なのか、
うわぁわくわくしますね。

いつもながら次号アップ楽しみです!
Commented by Mtonosama at 2012-03-05 06:50
♪すっとこさん

ほんとにいろんな経験を積んできた人物ですよねぇ。
ギドク監督は。

フランスから脚本学校へ、
多くの海外映画賞受賞、それから山ごもり。
人生の見切りがすごいなぁ。

この激しさと見切りの良さ。見習えたらと思うとのです。
Commented by Tsugumi at 2012-03-05 08:18 x
うちのだんな様も冬はこんなかかとしています。
真冬でも空手は裸足ですから。。

どういうわけか私には韓国映画縁がなくて・・・
ってうちの夫婦で見るには英語(たまに日本語)
その他の言語の映画は夫婦一緒は無理・・ここにDVDで見るしか方法がない。

いつか一人でDVD鑑賞してみましょう。
Commented by Mtonosama at 2012-03-05 09:28
♪Tsugumiさん

え~~~~!そうなんですか!!
痛いでしょうね。
冬の間だけでも靴下とか足袋とかはいてできればいいのに。
そんな訳にはいかないか・・・・・
Commented by poirier_AAA at 2012-03-05 22:52
殿様の試写室で紹介される韓国映画って、すごく力のある作品が多いような気がしました。上手く言えないけれど、日本のやわやわ〜っとした感じではなくて、似たような顔の人が出ているのに、もっとこうガツンと固いものが来るというか。予告編だけ見ていても雰囲気がずいぶん違いますよね。

この監督、とても興味をそそられてしまいました。

そういえば、図書館に予約していた「ポエトリー」、取りに来て下さいと連絡がありました。観るのが楽しみです^^。
Commented by Mtonosama at 2012-03-06 06:22
♪poirier AAAさん

おはようございます。こちらは今雷が鳴っています。
春雷ってやつでしょうか。寒かった冬もいよいよ終りかなぁ。

「ポエトリー」、図書館に入りましたか。どうぞ、お楽しみくださいね。

ホントに韓国の人って私たちと似た顔の人たちなのに、
芯の通り方が違うような気がします。

キム・ギドク監督の「春夏秋冬そして春」。
もし未見でいらしたら、また図書館でお借りになってください。
パリでこの映画観るってすてきだなぁ、と思います。