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殿様の試写室

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さあ帰ろう、ペダルをこいで -1- THE WORLD IS BIG AND SALVATION LURKS AROUND THE CORNER

さあ帰ろう、ペダルをこいで -1-
THE WORLD IS BIG AND SALVATION LURKS AROUND THE CORNER

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(C)RFF INTERNATIONAL, PALLAS FILM, INFORG STUDIO, VERTIGO / EMOTIONFILM and DAKAR, 2008 All rights Reserved

これはまた珍しい。ブルガリアの映画です。
ブルガリアといえば、ヨーグルトか薔薇の香水しか思い浮かばないとのは、
もの珍しさからこの元気そうなタイトルの映画を観にいきました。
それにこういう移動系の映画って好きなんです。はい、ロードムービー好きの150歳です。

珍しい、と思ったのも無理はなく、この国の映画の年間製作本数はわずか7~8本なのだそうです。

そして、もうひとつ珍しいのは「バックギャモン」が本作の骨子となっていること。
なんたって、本作公開に日本バックギャモン協会 http://www.backgammon.gr.jp/ 
が特別協力しているくらいですから。

でも、バックギャモンといってもピンときません。
名前は聞いたことはあるけれど、どんなものかもよく知りませんし。
「バックギャモンとは西洋双六をいう」くらいの知識しか持ち合わせていないのですけど・・・・・

実は、なんと、このバックギャモン。
世界で最も遊戯人口が多く、その数3億人とも言われているボードゲームなんだそうです。
日本へは飛鳥時代に大陸から伝わり、盤双六という名で親しまれてきました。
そうそう、盤双六はNHK大河ドラマ「平清盛」にも時々登場してますよね。

でも、平清盛で観た盤双六は、とのが知っている双六とはちょっと、いえ、かなり、違ってました。
サイコロが2つあるし、チェスみたいな駒もあります。


広辞苑によれば、
二人が対座して2個の采(さい)を木または竹の筒に入れて振り出し、出た目の数だけ盤に並べた棋子(駒石)を進め、早く相手の陣に入ったものを勝ちとする。インドを経て奈良時代以前に日本に伝わり、古くから賭けが行われた。

盤双六はゲームと言えども真剣勝負。
平安の貴族や鎌倉の武士たちがその勝ち負けに眦を決していたゲームです。
私たちがよく知っているサイコロひとつを転がしてゴールをめざすお気楽な双六は
江戸時代前期に一般に広く行われるようになった絵双六というものなのだとか。

双六と言ったら、お正月に親戚の子どもたちと一緒に遊ぶもの
というイメージしか持っていませんでしたから、ちょっとビックリ。


またまたウィキってみますと、
バックギャモンは基本的に二人で遊ぶボードゲームの一種で、盤上に置かれた各15個の駒すべてをゴールさせる早さを競う。 日本では奈良時代(飛鳥時代との説もある)に伝来し、平安時代より雙六・盤双六の名で流行したが、その後賭博の一種として幕府に禁止され、江戸時代の末に一度廃れている。サイコロを使うため、勝負は純粋な思考力では決まらないが、それでも戦略を必要とするところにこのゲームの醍醐味がある。

自分の人生をサイコロの目になぞらえ、駒を動かす・・・・・
人生は砂糖やクリームからできているのではなく、運と気合と才覚なんだぜぇ。


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とまあ、バックギャモンというのはそんな丁々発止の活きのいいゲームみたいですよ。

バックギャモンはわかりました。
じゃ、タイトルにあるペダルとは一体なんでしょう?
オリジナルタイトル”The world is big and salvation lurks around the corner”(世界は広く、救いはすぐそこにある) のどこにもペダルなんて出ていません。

ペダル。はい、自転車のペダルなんですね。
自転車、それも2人で漕ぐタンデム自転車。
これも、バックギャモンと並んでこの映画を構成する大切な要素なんです。

オリジナルタイトルが本作の真髄を言い当てたものだとしたら、
「さあ帰ろう、ペダルをこいで」という邦題は、
「そこに向って進んでいくぜ!どうやってか、っていうのかい?もちろん自分の足でさ」
って感じのニュアンスで活きが良くっていいです。

さあ、どんなお話なんでしょう。続きは次回まで少々お待ちくださいませね。



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☆4月27日に更新しました。いつも応援ありがとうございます☆

さあ帰ろう、ペダルをこいで
監督/ステファン・コマンダレフ、脚本/ステファン・コマンダレフ、デュシャン・ミリチ、ユーリ・ダッチェフ、イリヤ・トロヤノフ、原作/イリヤ・トロヤノフ
出演
ミキ・マノイロヴィッチ、カルロ・リューベック、フリスト・ムタフチェフ、アナ・パパドブル
5月12日(土)よりシネマート新宿、5月19日(土)よりシネマート心斎橋ほか全国順次ロードショー
2008年、ブルガリア=ドイツ=ハンガリー=スロベニア=セルビア、105分、後援/駐日ブルガリア共和国大使館、特別協力/日本バックギャモン協会、配給/シネマート
http://www.kaerou.net/

by Mtonosama | 2012-04-27 06:46 | 映画 | Comments(6)
Commented by すっとこ at 2012-04-27 07:19 x
ブーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーールガリアっ!

ううむ、馴染みのない国です。
自分も殿様とまったく同じ、「ヨーグルトと薔薇の谷の国」
のイメージですねぇ。

バックギャモン・・・も、やり方知らんのです。
平清盛ではよくサイコロが出てきますね。
あれ、バックギャモン;盤双六 なのですか?
   頑張れ!松ケン、視聴率がなんだ!!


おっと済みません。横道に逸れてばかり。

主演の、人の良さそうなおじさん俳優さん
ブルガリアの、と言われてみれば
なんとなく英国人でもないしアメリカ人でもないような
顔つきに見えます。

ほのぼの、って感じのストーリーでしょうか。
次号のストーリー紹介、楽しみです!!
Commented by Mtonosama at 2012-04-27 09:02
♪すっとこさん

バックギャモンやり方はサイコロ振って、駒動かして・・・・・
みたいな?
すいません。私も知りません。
実は先輩がとても強いらしくて、説明してくれましたが、
いかんせん、やったことも実物を見たこともない身としては
ようわかりませんでした。

でも、ルールもやり方も知らなくても、映画は十分に
楽しめますのでご安心を。

そうだ、そうだ。
ガンバレ、松ケン!毎週観てるからね。

でも、この時代のことっていまいちよくわからなくって。
日本史で習ったことで覚えているのは
「平清盛はアッチチ病で死にました」だけです^_^;
Commented by Tsugumi at 2012-04-27 09:22 x
とのさまはありとあらゆる国の映画を見られておりますね。

素晴らしい。

私の場合なかなか見に行けないけどここでいつも見てるつもりになっております。
感謝。

私の場合見る映画本当に偏ってます(爆)
Commented by Mtonosama at 2012-04-27 11:11
♪Tsugumiさん

そんなには観てませんが^_^;
でも、珍しい国の映画はつい観たくなります。
特にブルガリアなどはなかなか行かれませんものね。
映画を観て旅行をしたつもりになっています。
この映画は更に映画の中でも旅をしているので、
旅好きでありながら、最近はどこにも行かれない私にとっては嬉しい映画♪

Tsugumiさんはパブでの日々がすごく国際的で羨ましいな。
Commented by ライスケーキ at 2012-04-28 20:47 x
ブルガリア映画珍しいですね。
タイトルは英語なんですね。
これ、オリジナルのタイトルなんですか?

バックギャモンて、聞いたことがあるような、ないような。
私、お年寄り相手の仕事なので最近マージャンはじめました。
マージャンて不良かオッサンがやるイメージで嫌いでしたが、
手や頭を使うので 認知症に効果があるとかで
メンバーが足りないときにかり出されます。
これが奥が深くて難しい。
私自身の認知症予防になりそうです。
Commented by Mtonosama at 2012-04-29 09:30
♪ライスケーキさん

タイトルは映画は英語となっていますが、
原作/脚本のイリヤ・トロヤノフさんはブルガリア生まれ。
この人、本作の登場人物と同じく1971年両親に連れられて
ドイツで政治亡命者として暮らしています。
だから、作品はドイツ語で発表しているみたいです。
本作の原作となった処女作もドイツ語。
"Die Welt ist gross und Rettung lauert ueberall".

麻雀、確かに手も頭も使いますね(^-^)
ライスケーキさんとお年寄りとどっちが強いですか?