くろねこルーシー -2-
©2012「くろねこルーシー」製作委員会
いくら自分が飼っていた黒猫が主人公とはいえ、世の中、猫派のひとばかりではありません。
犬派やハムスター派の皆さんも、どんなお話か気になりますよね。
ウラさびれたボーリング場、なんとなくわびしげな2階建の集合住宅。
それが絵になってみえるのは公孫樹の木々が黄金色に色づいているからなんですけど。
とのはこのなつかしげで、寂しげで、そそられる光景に、襟首つかまれてしまいました。
さて、どんなお話かといいますと――
ストーリー
鴨志田賢、38歳。リストラされた元サラリーマンの占い師。
妻は5歳になる息子を連れて別居。彼女は占いを仕事として認めてはおらず、
息子の陽もなついていません。
この鴨志田さん、人当たりがよく、話を聞くのは上手なのですが、
おばあちゃん子のせいか、迷信や縁起にふりまわされやすいという欠点があります。
ボーリング場の中にある占いコーナーにブースを出しているものの人気はいまいち。
隣のブースに店を出す占い師のガリンシャには「もっとキャラを出さなきゃ」とダメ出しされ、
占いコーナーの管理部長は売り上げアップを要求、
占いの師匠からも「なんとかならないものですかねぇ」と嘆かれる日々。
そんなある日、仕事から帰る途中、黒猫が目の前を横切りました。
受験に失敗した日、リストラされた日、妻が別居を切り出した日。
人生の節目となる日、いつも黒猫が彼の前を通って行ったものです――
ああ、縁起が悪い。
ところが、自宅アパートの玄関でその黒猫に再び遭遇!
名前はルーシーというらしいのですが、まったく物怖じしないその猫に恐怖を募らせます。
翌朝、さらに、あろうことか、ドアの前には2匹の黒い子猫が。
母猫は姿を消し、頭上には子猫を狙ってカラスが乱舞しています。
鴨志田さん、子猫たちを放ってもおけず、部屋の中に入れてしまいました。
思いもかけないことで始まった子猫との新生活。
ペット売場の店員のアドバイスを受けながら、ミルクを与え、
子猫たちの居場所を整える鴨志田さんでした。
名前もルーとシーと名づけ、仕事中はペットショップで預かってもらいます。
少しずつ子猫たちとの生活が軌道に乗り始めた頃、母猫ルーシーも姿を見せるようになりました。
そんなある日、変化が。
ルーとシーをペットショップで預かってもらえなくなり、
鴨志田は占いブースに2匹を置いておくことに。
そこへやってきた客。2匹を見てひらめき、なんと万馬券を当てたのです。
それ以降、鴨志田さんの占いブースは押せや押せやの大盛況。
妻と息子との関係も次第に良くなっていくのでした……
とは、実はいかないのですね。
鴨志田は猫たちと別れるような事態に追い込まれることになり、
38年の人生で2度目の決断をしなくてはならなくなります。
ま、その決断によって穏やかで平凡ではあるけれど、大きな幸福を手に入れることになるんです。
うん、やっぱりめでたし、めでたしかな?
子猫たちの可愛いしぐさに笑ったり、ちょっとだけハラハラしたり。
いつもながら優しくホッとさせてくれる亀井・永森コンビの映画なのでありました。
終
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☆9月22日に更新しました。いつも応援ありがとうございます☆
くろねこルーシー
監督/亀井亨、製作総指揮/吉田尚剛、企画・脚本/永森裕二、製作/「くろねこルーシー」製作委員会(アミューズメントメディア総合学院/tvk/テレ玉/チバテレ/三重テレビ/KBS京都/サンテレビ/札幌テレビ放送/TVQ九州放送/ぎふチャン/NTTぶらら/竹書房)
出演
塚地武雅/鴨志田賢、安めぐみ/鴨志田の妻、大政絢/ペットショップ店員、濱田マリ/ガリンシャ(隣のブースの占い師)、山本耕史/鴨志田陽、京野ことみ/陽の妻、生瀬勝久/鮫島修一、
ジャック/母猫ルーシー、スモーク♂/ルー、モア♀/シー
10月6日(土)よりシネマート新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国ロードショー
2012年、日本、107分、企画・配給/AMGエンタテインメント、http://www.kuroneko-lucy.info
鴨志田さんの妻、安めぐみさんじゃ美人すぎる気がしますが・・・。
鴨志田陽さんて弟? 山本耕史じゃカッコ良すぎる気がしますが・・・。
映画観ていないので分かりませんが、
勝手に感想を述べさせていただきました。
今日は涼しい。
希望をこめて「ライスケーキ」に戻ります。
もう、「アイスケーキ」が恋しくなるような 暑さがぶり返しませんように。
昨日は涼しかったですね。
鴨志田陽はね、実は・・・・・
う~ん、言っていいのかなぁ。
って、さんざんネタばれしておいて、ここでもったいぶることもないか。
鴨志田陽はくろねこ占い師の息子なんです。
私も最初は??だったんですけど。
山本耕史が息子なら、安めぐみが鴨志田さんの妻でも納得できますよね。
子猫はいるだけで可愛いです。
スタッフやキャストに、猫に合わせてもらいましょう^_^;
そのオーラのなさが黒猫たちの出現によって変わるんでしょうか?立派に占い師として独り立ちできるようになるのかなぁ?妙に、この彼の行く末が気になる予告編でありました。
でも、子猫を出してくるのはある意味ずるいかも。だって子猫ってそこにただいるだけで愛されちゃいますもんね。
鴨志田さんは占い師として独り立ちできるのでしょうか・・・・・?
この道と信じたら、やりぬかなければならないんですねぇ。
黒猫さんのお助けか、鴨志田さんの天性か、
きっと良い成果が現れてくれるものなんです。
と、自分に言い聞かせて観てしまったとの。
ホント、子猫も子犬もそこにいてくれるだけでいいです。
毛むくじゃらのちっちゃな生き物がコロコロしてくれるだけで
笑えてきますから。
お久しぶりです♪
少しの間に随分涼しくなりましたね。
野菜の生育はいかがですか?
塚地武雅さん、確かに、もて期も知らないまま歳を重ねたって感じ・・・・・
いや、それはちょっと言い過ぎか^_^;
塚地さん、ごめんなさい。