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殿様の試写室

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ハーブ&ドロシー ふたりからの贈りもの -1- HERB & DOROTHY 50×50

ハーブ&ドロシー 
ふたりからの贈りもの
-1-
HERB & DOROTHY 50×50

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(C) 2013 Fine Line Media,Inc. All Rights Reserved.

「ハーブ&ドロシー ふたりからの贈り物」には
「ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人」という前作があります。

前作は、NY在住のアートコレクター・郵便局員ハーブと図書館司書ドロシーという夫妻が
世界屈指のアートコレクションをなしとげ、
その全てをアメリカ国立博物館に寄贈するまでを描いた物語です。

数多くの映画祭で最優秀ドキュメンタリー賞や観客賞を受賞し、
世界各国で劇場公開、現在もアートフェアや美術館などで上映されている前作。
日本でも2010年から1年間全国50カ所を超える劇場で上映され、
東京では半年に及ぶロングランとなりました。

本作「ハーブ&ドロシー ふたりからの贈り物」は夫妻の人生と
コレクションのその後を追う完結編ということになります。

と、第1作、第2作合わせてざっとご紹介させていただきました。
前作はこの手の映画としては異例のヒット作となりましたので、
ご覧になった方も多いのではないでしょうか。

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実は、とのも観ました。しかし、なぜか当試写室で上映する気にはなれませんでした。
なぜか?
はい、このご夫婦がどうしてここまで多くの作品を集めるのかがわからなかったからです。
自分、お金もないし、ケチだし――
ただひたすらモダンアートだけを、居住空間を侵食するほど集めるってちょっとヘン、
と思ってしまいました。
ものを集め過ぎるということに違和感を感じる150歳なのであります。

でも、それは両親を亡くし、いろいろ整理しなくてはならないという体験をしたからなんですけど――
と言い訳だけはしておきます。

実際、写真1枚、本1冊でも、親のものとなると簡単には処分できませんが、
もちろん全部持ち続ける訳にもいきません。
ものに執着しなくなっていたとはいえ、親のものを処分するのはつらいです。
「あ~~~っ、ものなんて増やすもんじゃない」
と心の底から思いました。

なのに、家族といったら夫婦と数匹の猫だけ、というこの人たちが
こんなにモダンアートを集めてどうなの?
コレクションは、ふたりと猫たちが暮らすNYの1LDKのアパートに入るサイズの作品に
限定するといったって、5000点までにもふくれあがってしまったら、
どうやって住むの?

現に、このおふたりは猫ですら身体を横にしなければ通れない程の
コレクションの山に埋もれて暮らしているのです――

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が、しかし、
今回本作を上映する気になったのは、このふたりの執念に、
今さらながら“好きこそものの上手なれ”ってことを感じたからであり、
さらに永遠に続くかに感じられたこの夫婦のコンビが、
夫ハーブの死によって終わってしまったからです。

監督は、前作に続き、佐々木芽女(めぐみ)さん。


佐々木芽女(めぐみ)
NY在住。1987年渡米し、1990年初め、単独で東欧に渡り、
ベルリンの壁崩壊後の現地の様子を伝える写真とエッセイを読売アメリカで10週間連載。
92年NHKニューヨーク総局勤務。「おはよう日本」でNY金融情報を伝えるキャスター、「ワールド・ナウ」NY担当レポーター、ニュース・ディレクター等を務め、96年独立。テレビ・ドキュメンタリーの取材・制作に携わる。
2002年映像制作会社を設立し、08年、初監督作品「ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人」を発表。世界で30カ所を超える映画祭に正式招待される。09年6月NYでの封切後、ドキュメンタリー映画としては異例の17週を越えるロングランを記録。日本でも2010年11月自主配給による劇場公開。日本全国では50館以上で公開された。

さあ、いったいどんな映画なのでしょうか。
続きは次回までお待ちくださいませ。乞うご期待でございます。



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☆3月17日に更新しました。いつも応援ありがとうございます☆

ハーブ&ドロシー ふたりからの贈りもの
監督・プロデューサー/佐々木芽女
出演
ハーバート&ドロシー・ボーゲル、リチャード・タトル、クリスト、ロバート・バリー、パット・ステア、マーク・コスタビ、チャールズ・クロフ、マーティ・ジョンソン他
3月30日(土)より新宿ピカデリー、東京都写真美術館他、全国順次ロードショー
2013年、アメリカ、87分、英語、提供・配給/株式会社ファイン・ライン・メディア・ジャパン、配給協力/ADEX日本経済広告社、Playtime、http://www.herbanddorothy.com/jp/

by Mtonosama | 2013-03-17 06:00 | 映画 | Comments(4)
Commented by ライスケーキ at 2013-03-18 23:44 x
単純な質問です。
「郵便局員と図書館司書」。                       それほどリッチではないと思える二人が、
何故に「世界屈指のアート・コレクション」を
収集することが出来たのでしょう。
宝くじでも 当てたんですか?

私など美術展に行っても
絵はがき買おうかどうかで、悩んでおります。

Commented by Mtonosama at 2013-03-19 06:55
♪ライスケーキさん

ごもっともでございます。
わたくしが考えますに、まずお二人には子どもがいません。
そして、モダン・アートですから値段はピンキリ。
身の丈に合った作品を購入なさったんだと思います。
そして一番大きな理由はやっぱりお好きだったんでしょうね。

私も絵ハガキを買わなくなりました。
だって使うのは惜しいし、どんどんたまって結局どこに
いったかわからなくなってしまいますもんね^_^;
Commented by poirier_AAA at 2013-03-19 17:33
彼らの年には及びませんが、年齢を重ねるにしたがって、物を持つことが負担になって来たように感じます。増やすのは簡単なのだけれど、物が多くなりすぎると自分の体力が負けてしまうんですよね。身動きがとれなくなってしまうというか。

春になって、さて冬の間に貯め込んだものの山を整理しなくちゃなぁと思っている時に、熟年のコレクターの話。彼らは物を集め続けられるだけの気力&体力(それから財力)があったのでしょうねぇ。そのパワーが羨ましくもあり、でも自分はそんなパワーはなくてもいいや〜とも思います。

さて、どんなお話なのでしょう?
Commented by Mtonosama at 2013-03-19 19:33
♪poirier AAAさん

いえいえ、poirier AAAさんはお若いです。

私などは最近本も買いません。若い頃はお金が入るとまず本を購入していたものですが、最近は読みたい本があっても物は増やすまいという思いが先に立って買わずにいます。

物を集めると言うことは何か特別な執念やエネルギーみたいなものが必要なのかもしれませんね。