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殿様の試写室

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17歳のエンディングノート -1- NOW IS GOOD

17歳のエンディングノート -1-
NOW IS GOOD

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(C)2012 Blueprint Pictures (Now) Limited, BBC and The British Film Institute. All Rights Reserved.

本作で主人公を演じるのはダコタ・ファニングです。
1994年生まれですから今年19歳、来年は20歳か。
いいなぁ、まだまだ若い。
初めてテレビに出たのは5歳の時だといいますから、
14年もの演技経験を若干19歳にして持っているわけですね。

「アイ・アム・サム」(‘01)でショーン・ペンの娘役として見せてくれた達者な演技は素晴らしかったけれど、
よくあるコマッシャクレタ子役を思わせる部分もあって、ちょっと待てよ、と警戒してました。

それが――
当試写室でも2009年3月に上映した「リリー、はちみつ色の秘密」
http://mtonosama.exblog.jp/10525674/
で14歳になった彼女を観ましたが、とても美しい少女になっていました。

そして、今回の「17歳のエンディングノート」。
小さかったダコタももう19歳。
こまっしゃくれた天才子役とか美少女とかでなく女優として彼女が演じたのは
余命宣告を受けた17歳の少女・テッサでした。

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原題は“Now is good”なのに、邦題はエンディングノート?
実際にエンディングノート用のノートが販売されていたりして、
この言葉、今、はやってます。
150歳のとのなんかは1冊持っていないといけないかもしれません。

生きる時間を限定されてしまった17歳の少女が、
最期の時間までにやっておきたいことのリストを作って実現していくというお話なのですが・・・

リストの項目は万引きだったり、SEXだったり、あるいはドラッグだったり。
17歳のテッサが死への過程で真剣に考えて作ったリストだから、
エンディングノートなんですね。
ま、タイトルとして人目をひくことは確かでしょう。

2011年には邦画「エンディングノート」(砂田麻美監督)が話題になったので、
そんなこともあっての邦題なのかもしれません。

ガンを宣告されたお父さんが終活と称してその日までの段取りを自分で取り決める様子をその娘が撮影したドキュメンタリー映画で、
破顔一笑といったお父さんの明るい笑顔のタイトル画像が印象的でした。


本作も、死を避けられないものとして扱ってはいますが、
心が暖かくなるラブ・ストーリーです。

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監督は「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」(‘12)
http://mtonosama.exblog.jp/18459415/  http://mtonosama.exblog.jp/18510401/
の脚本を書いたオル・パーカー。
彼がジェニー・ダウンハムのベストセラー小説「16歳。死ぬ前にしてみたいこと」を脚本化し、
監督もやってのけました。

リストの項目をひとつひとつ消していく様子を観ていると、
死への峠を一歩一歩進んでいく悲しい道を連想するよりも、達成感を共感してしまいます。
(手帳に書いた今日の予定をひとつずつ消していくときの「やったね!」っていう気分といったらいいでしょうか)
そして、「これはもしかしたら治るんじゃないの?」なんて思ってしまうのですが、
死はやはり150歳のおばあさんにも、17歳の少女にも平等に訪れます。
だから、奇跡のどんでん返しは起きません。

17歳なんて若過ぎて人生がどんなものかもわかっていないのに死んでいくなんて可哀想?
そう思いますよね。

でも、どんな年代にだって様々なステージがあり、
華やぐ時期も、もがく時期も、実りの時期も、雪に埋もれる時期もあります。
今のステージをどう演じるかは17歳も30歳も50歳も150歳も変わりはないはず。

なんて考えるのはダコタ・ファニングが素晴らしい演技を見せてくれたからかもしれません。

さ、いったいどんなお話なのでしょうか。
続きは次回までお待ちください。乞うご期待でございます。



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☆4月23日に更新しました。今朝も寒いです。いつも応援ありがとうございます☆

17歳のエンディングノート
監督・脚本/オル・パーカー、原作/ジェニー・ダウンハム「16歳。死ぬ前にしてみたいこと」(PHP研究所)、撮影/エリック・ウィルソン、製作/ピーター・チャーニン、グレアム・ブロートベント、製作総指揮/クリスティーン・ランガン、アダム・クーリック、ピーター・ハムデン、提供/BBCフィルムズ、UKフィルム・カウンシル、提携/TF1、ライジング・スター・フィルムズ、リップシンク・プロダクションズLLP
出演
ダコタ・ファニング/テッサ、ジェレミー・アーヴァイン/アダム、パディ・コンシダイン/パパ、オリヴィア・ウィリアムズ/ママ、カヤ・スコラデラリオ/ゾーイ、エドガー・キャナム/キャル、ジョー・コール/スコット、ジュリア・フォード/サリー、ジュリアン・ウェイダム/ドクター・ライアン、ジョセフ・アルティン/ジェイク、レイキー・アヨーラ/フィリッパ、トム・ケイン/ポール、フランツ・ドラメー/トミー、サイモン・ウィルソン/スーツ、スーザン・ブラウン/シャーリー、クレア・スウィンバーン/看護士、サラ・ハドランド/キャロライン、ケイト・ディッキー/ドクター、ローズ・レスリー/フィオナ、イザベラ・ラフランド/ベス、パトリック・バラディ/リチャード、ルーク・キャロル/インストラクター、ダレン・モーフィット/マーク
4月27日(土)新宿武蔵野館他全国ロードショー
2012年、イギリス、103分、日本語字幕/松岡葉子、配給/キノフィルムズ
http://www.17ending.com/

by Mtonosama | 2013-04-23 06:55 | 映画 | Comments(8)
Commented by ライスケーキ at 2013-04-23 16:46 x
数年前にエンディングノート手に入れましたが、
まだ 真っ白です。

この映画見たら
早く 書かなくちゃって思うかもしれません。

書くのはいつが良い?
「今でしょ。」
Commented by Mtonosama at 2013-04-24 06:38
♪ライスケーキさん

数年前とは、早いですね!

わたしがエンディングノート持ったら、毎日更新ってことになりそー。

エンディングノートを毎日更新しないで、
ブログ更新をもっと頻繁にした方がいいのかな^_^;
Commented by びなちゃん at 2013-04-24 09:34 x
すっとこさんちからやってまいりました。

先日ご紹介下さった、カルテット、今から観に行きます!大人の解説、いつも参考にさせていただいてます。

私め、映画は、お一人様で観に行くんです。何故か?シャイなので(自意識過剰?)知ってる人と行くと恥ずかしくて思いっきり泣けないのです。そしてまた年とともにちょっとしたことでも涙線がゆるむ、今日この頃。隠すのにマスクが欠かせない挙動不審者です。最近、諸事情でマスクする人が多くなって良かった~って…
行ってきま~す
Commented by Mtonosama at 2013-04-24 22:28
♪びなちゃんさん

わっ!いらっしゃいませ。
くまの穴蔵へようこそ♪

「カルテット!」いかがでした?
今日もおひとりさまでいらしたのですよね。
え~、実は、わたしもおひとりさま派でございます。
そうなんです。絶対、誰かと一緒だと泣くのを我慢しちゃうんですよねぇ。我慢は身体に悪いです。

でも、「カルテット!」は泣かなくてもいい映画だから、安心して鑑賞なさったのではないでしょうか。

どうぞまたお立ち寄りくださいね。
Commented by すっとこ at 2013-04-25 08:17 x
わーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
びなちゃんさん来たーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!(笑)

ようこそびなちゃんさん、お仲間になって下さって嬉しいです!

ダコタ・ファニングが余命宣告された17歳か。
濃いメイクの美少女時代の印象が強すぎてすっぴんの
彼女が誰なのかすぐにはわかりませんでした。

殿様の名調子
   <華やぐ時期も、もがく時期も、実りの時期も、
     雪に埋もれる時期もあります。
     今のステージをどう演じるかは17歳も30歳も
     50歳も150歳も変わりはないはず。

深い同意のポチッを!

  
Commented by Mtonosama at 2013-04-25 09:00
♪すっとこさん

すっとこさんちからびなちゃんさんがお越しくださいました♪
うれしゅーございます。

ダコタ・ファニング、第二のジョディ・フォスターか!!
ただのコマッシャクレじゃなかったよ。
女優になれなかった人も人生じゃ自分がヒロインですもんね。がんばろ(^_-)-☆

今日もポチッをありがとうございました。
Commented by ru-san at 2013-04-27 01:28 x
お久しぶりのおばんです。
ダコタ、びっくりするほど大人になってたのですね〜。
17歳は記憶の中では、ほんの少し前ですが、、17歳で止まる?!命なんですか、、、
本来余命など神のみぞ知るはずで、生まれたら一度は必ず死なねばならぬわけで、、期限切られないと、それをとことん忘れ、1日1日忙しさにかまけノートする事なく遣り過してしまう今日この頃。スタート&エンドノート、作ろう〜っと!
そういえば殿様〜、あの頃私は、ちょうど17歳でしたよ〜(笑)
Commented by Mtonosama at 2013-04-27 06:27
♪ru-sanさん

お早うございます。お久しぶりで~す(^^)/

ダコタ・ファニング、大人になったでしょ?

そうですね。ru-sanさんは17歳、
わたしはあの頃から150歳だったよーな^_^;

スタートは遠くなりにけり。
限りなくエンドに近い今日この頃です。

しかし、Now is good!