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殿様の試写室

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蠢動 -しゅんどう- -1- BUSHIDOU

蠢動 -しゅんどう- -1-
BUSHIDOU

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©2013三上康雄事務所

久々のチャンバラです。
蠢動。〈しゅんどう〉と読みます。
なにゆえ、このようなタイトルなのかよくわかりません。
英語タイトルはBUSHIDOUであり、こっちの方が納得しやすいですねぇ。
(ちょっと英語圏の人間になった気分)

平岳大の端然とした所作といい、抒情性を排した緊張感溢れる展開といい、
剣戟のバックに流れるお腹の底に響くような和太鼓といい、
これぞチャンバラ!と膝を打ちたくなくような映画でした。

製作・脚本・監督は三上康雄。
この方、とてもユニークな経歴の持ち主です。
そして、「蠢動 –しゅんどう-」も実は本作が第一作ではありません。


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三上康雄
1958年、大阪市東区(現中央区)生まれ。近畿大学商経学部経営学科卒業。中学から大学まで剣道をしていた。このことが後の作品に影響を与える。1974年高校時代に自主映画の製作グループ「BJcc」を結成。数本の短編を監督、近畿大学在学時には1年に1作品のペースで時代劇やアクション映画を4本監督する。当時の自主映画は青春や日常を描いた作品が多かったが、異色の活劇を作っていた為、新作完成の度、マスコミの話題を呼ぶ。大学卒業時の1979年6月にグループを解散。この解散式兼上映会の模様は毎日放送でニュースとして取り上げられた。

1982年に監督した「蠢動」はプロの役者や映画評論家の松田政男が出演。また、撮影、録音、編集、音楽もプロのスタッフが参加。雪の鳥取県の三朝等でロケし、ラストの殺陣は雪中の鳥取砂丘で行われた。「蠢動」はキネマ旬報の「世界映画作品・記録全集(1983年版)」と1983年2月決算号の日本映画一覧に掲載された。

1980年から、家業の建築資材メーカー「ミカミ工業」に入社し、2001年に代表取締役社長
に就任。製品やカタログ等の企画やデザインは自ら行う。2005年にIMAGICAで「蠢動」のリマスター版のDVDを自主制作、その後「蠢動」をセルフリメイクする為に、劇場版「蠢動 -しゅんどう-」の脚本を執筆。

2011年にミカミ工業の全株式をM&Aで売却し、2012年に株式会社三上康雄事務所を設立。
劇場版「蠢動 -しゅんどう-」の製作を開始。2013年1月より撮影。平岳大、若林豪、目黒祐樹、中原丈雄、さとう珠緒、栗塚旭、脇崎智史らが出演し、殺陣に久世浩、照明に宮西孝明、音響効果に伊藤進一らの時代劇のベテランスタッフを揃え、自らが監督。
(Wikipediaより)

主な監督作品「荒野の狼」(‘76)「乱流の果て」(‘77)「二天一流」(‘78)「闘争の宴」(‘79)「蠢動」(‘82)


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三上康雄監督、1974年16歳で自主映画製作グループを立ち上げたほどの映画好きで、
5年後に解散するまでに8mmで数本の短編や時代劇やアクション映画4本を監督しています。
「蠢動」第一作は1982年に16mmで製作・監督。
そして、今回の「蠢動 -しゅんどう-」。
経営していた会社を畳み、数千万円の製作費を全額負担。
自ら企画・脚本・監督をこなし、30年近く映画とは無縁の生活を送っていた身ながら、
一流の俳優、スタッフとも自らコンタクトし、陣容を固めていったというのですから、
その熱意たるや半端じゃありません。

そして、泣かせるではありませんか。
監督は常々奥様に「蠢動 -しゅんどう-」を創ると言い続けてきました。
本作はその愛妻に捧げたものであり、公開日である10月19日はまた彼女の誕生日であります。
2011年に亡くなった奥様もさぞ喜んでおられることでしょう。

さあ、いったいどんなお話なのでしょう。続きは次号までしばしお待ち下さいませ。



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☆10月14日に更新しました。いつも応援ありがとうございます☆

蠢動
監督、脚本/三上康雄、プロデューサー/三上康雄、原案/三上康雄・近藤誠二(「蠢動」1982年より)、殺陣/久世浩、照明/宮西孝明、音響効果/伊藤進一、演奏/倭太鼓飛龍
出演
平岳大/原田大八郎、若林豪/荒木源義、目黒祐樹/松宮十三、中原丈雄/舟瀬太悟、さとう珠緒/香川由紀、栗塚旭/西崎隆峰、脇崎智史/香川廣樹
10月19日(土)東京・有楽町スバル座、大阪・TOHOシネマズなんば他全国ロードショー
2013年、日本、カラー、102分、製作/株式会社 三上康雄事務所、配給/太秦株式会社
http://www.shundou.jp/

by Mtonosama | 2013-10-14 07:03 | 映画 | Comments(13)
Commented by すっとこ at 2013-10-14 07:59 x
あっら~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!

平岳大がいい感じに写っている~~~~~~~~~~~~~~~~~~!
この役者さんパパのヒラミキが偉大過ぎるのか
はたまたママ佐久間良子が素敵すぎるのか
なんだかいまいち自尊心の弱いような感じを
受けておりましたのよ。

それがお写真1枚目は

いいっじゃな-------------い!

監督の並々ならぬ情熱と言い
奥様亡きあとにしっかり約束を守ることといい
(奥様亡くなったのと会社売却が同じ年ですね)

なんだか観たくなる!映画です。

次回でストーリーがわかるのね、ポチッ。
Commented by Mtonosama at 2013-10-14 09:08
♪すっとこさん

平岳大、お顔は平幹二郎似?
とても良い味を出してましたことよ。

それにしても久々に良いちゃんばらを観たって感じでした。
やっぱ、時代劇はちゃんばらです。

走り、斬りつけ、受ける。チャリーン、キーンと剣戟の音が
聞こえてくるような思わず力の入るちゃんばら映画でしたよ。

実は試写の日、三上監督が試写場に挨拶にいらしてました。
でも、私は遅刻寸前だったのでドアの外でご挨拶が終わるま
で入場できず待っておりました。で、三上監督のお姿のみ拝
見。白い麻のスーツと帽子がお似合いのダンディな方♪
ちょっと見、ゴダイゴのミッキー吉野的体型のお方でした。

今日もポチッとありがとうございました。
Commented by 三上康雄 at 2013-10-14 10:25 x
ご紹介、ありがとうございます。
ひとつだけ訂正。
見られた方は、ぼくではないと思います(笑)。
帽子はかぶってませんし、体形。。。まったく異なります(笑)
前作「蠢動」の香川役はぼくですから、それがミッキー吉野さんでは。。。(泣)
今回の「蠢動-しゅんどう-」でもちらっと出ていました。
香川の家を訪ねて「明日、お勤めの折、舟瀬様の元に赴くように」という台詞を言っております。
「蠢動-しゅんどう-」は、いよいよ10/19全国35館ロードショー(そのあと、21館は順次公開です)
応援をよろしくお願いいたします。
ぜひ、劇場でご覧ください。
劇場一覧 http://www.shundou.jp/theater.html
Commented by 三上康雄 at 2013-10-14 10:32 x
連投で失礼します。
タイトルの「「蠢動」の意味は、三上康雄事務所のホームページの製作意図に書いています。
リンクをつけましたので、クリックしてご一読ください。
よろしくお願いいたします。
Commented by Mtonosama at 2013-10-14 16:54
♪三上康雄さん

わ、ご本人からのコメントをいただくなんて。
恐縮です。

あ、あのぉ、ミッキー吉野さんの昔のお姿という意味です。
しどろもどろ・・・

それはともかく、本当に素晴らしい作品をみせていただき、
感動しています。今後のご活躍を陰ながら拝見し、小さい
声ではありますが応援させていただきたく存じます。

コメント、本当にありがとうございました。

後編は10月17日にアップいたします。お時間がございました
らまたお立ち寄りくださいませ。
Commented by 秘書 at 2013-10-15 14:25 x
時代劇好きにはたまりません!劇場で観たいです!

遅くなってしまいましたが、拙宅のブログでひかちゃんを
紹介させていただきました~^^ありがとうございました!
Commented by poirier_AAA at 2013-10-15 16:54
時代劇は好きなんですけど‥‥今回はまずこのタイトルにぎょぎょっとしてしまいました。「しゅんどう」の「蠢」、春の下に虫が2匹あるんですね。春を感じた虫がすこしずつ動き始めるようなもぞもぞした動き、静かな活気みたいな印象でしょうか。この漢字、ものすごくイメージを投げかけてくる字ですね。日本語のボキャビルをさせてもらった気持ちです。

どんなお話か、続きを楽しみにしています。
Commented by Mtonosama at 2013-10-15 18:42
♪秘書さん

あ、時代劇お好きですか?
そうですね、絶対劇場で観たい映画です。

ひかちゃんのご紹介ありがとうございます。
まあまあおよそで見るひかちゃんのなんて可愛いこと♪

これがゴミ箱ひっくり返して悪さするヤンキーひかちゃんと
は思えませんです。ご紹介いただき、ありがとうございました。
Commented by Mtonosama at 2013-10-15 18:51
♪poirier AAAさん

三上康雄監督が「蠢動」にこめた意味は《ひとりひとりの人
間は己の立場で人生を激動する。しかし、その激動は大局的
に見れば蠢動にしか過ぎない》ということだそうです。

しかし、この「蠢く」という漢字。モゾっとしますよね。
AくんBくんもこの絵画的な字にきっと興味を持つのではない
でしょうか。
Commented by 薄荷グリーン at 2013-10-15 23:19 x
こんばんは!

なんだか執念の人っていう感じなのかな。
これだけ長い間作ろうという意志を持ち続けるのは、普通の人だとかなり難しいと思うし、何よりもそれが時代劇っていうのが良いですね。
時代劇って時代考証とかはあるけど、基本的には誰も体験したことがない世界を描くということで想像力が羽を広げる余地がかなりあるジャンルだと思ってます。
そういうジャンルにこだわった監督さんという存在はそれだけでなんか楽しくなってきそう。
Commented by Mtonosama at 2013-10-16 07:19
♪薄荷グリーンさん

おはようございます。
そうですね。「持続する志」っていう大江健三郎のエッセイ
があったけど、まさにあれです。前回の『蠢動』は観ていま
せんが、今回の作品はしっかり楽しませてもらいました。
監督本人が剣道をやっていたということもちゃんばらの見せ
場を心得ているという感じで良かったですよ。

『マタンゴ』も興奮しましたが、チャンバラ映画にも興奮す
る子ども時代でしたもので。
Commented by ライスケーキ at 2013-10-16 08:43 x
以前「チャンバラ」映画を見たのは 
いつの日だったでしょうか。

第一作「蠢動」を1982年に制作してから、
今回の劇場版制作まで 31年。
一つの夢を長い間持ち続け、それを実現しちゃう。
ステキですね。

私も久しぶりの「チャンバラ」映画、見に行きたいです。
Commented by Mtonosama at 2013-10-16 10:41
♪ライスケーキさん

是非是非、劇場でご覧ください・・・
あ、三上康雄監督と同じことを言ってます^_^;

近場の映画館で上映されるといいですね。