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殿様の試写室

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ウォールフラワー -2- The Perks of Being a Wallflower

ウォールフラワー -2-
The Perks of Being a Wallflower

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(C)2013 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.


物語の背景は1980年代後半から90年代初め。
舞台はピッツバーグ。
ザ・スミス、ソニック・ユース、デヴィッド・ボウイなどの楽曲も映画の大切な要素です。
どことなく懐かしい雰囲気の中、
ティーンエイジャーはリアルタイムで、
30代はそれなりに、
それ以上の年代もあの頃の気持になって
楽しめると思いますよ。

さあ、上映です。


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ストーリー
チャーリー16歳。高校生活が始まった。だけど、何も期待することはない。
夏休みの間、口をきいたのは家族とだけ。友だちもいない。
ランチもひとり。もし声をかけられることがあったとしても、悪口くらいだし。
ただ国語のアンダーソン先生だけは優しい言葉をかけてくれる。
両親との関係は悪くはないけれど、親と話したって楽しいわけじゃない。
課題図書の「アラバマ物語」に没頭し、ザ・スミスの「アスリープ」を聴きながら、
展望の見えない3年間をやり過ごそうとしている。

そんなチャーリーがアメフトの試合を観に行った。
そして、なんと自分から、同じ授業を選択している上級生のパトリックに声をかけた。
彼としては持てる勇気をふりしぼった行為だ。
かなり派手めなパトリックだが、案外気安く隣に座るように勧めてくれた。
そこへ現れたのが上級生のサム。彼女の頬笑みはチャーリーの心を一撃。
試合が終わると、二人はチャーリーをお茶に誘ってくれた。音楽の話で盛り上がる。
「つきあってどのくらい?」チャーリーの質問に二人は大笑い。
というのも、サムの母親とパトリックの父親は再婚同士。二人は義理の兄妹だったのだ。

パーティの夜。チャーリーはいつもの壁際にいる。
お気に入りの曲に変わり、フロアの中央に飛び出すサムとパトリック。
周囲を圧倒するハデハデの二人。
そんな二人を見て、壁から一歩ずつフロアへと進み、踊り始めたチャーリー。
もう壁の花じゃない!

サムとパトリック、仏教徒でパンクのメアリー・エリザベス、映画学科志望のアリスが編集するミニコミ誌を手伝い、彼らがパフォーマンスする「ロッキー・ホラー・ショー」を応援し、
文才を認めてくれたアンダーソン先生の個人指導を受け、
勉強が苦手なサムの大学受験を手伝い――
チャーリーの高校生活は楽しいことで満ちていた。

チャーリーにとっては辛い想い出のクリスマスがもうすぐやってくる。
辛い記憶・・・・・
大好きな叔母さんが彼のクリスマスプレゼントを買いに行く途中、
交通事故で死んでしまったのだ――
いつもこの時期になると不安定になってしまうチャーリー。
だけど、今年は違う。彼の周りには仲間がいる。

5月、3年生のサムとパトリックの卒業の日が近づいていた。
別れの日が近づくにつれて、心に封印していた記憶が頭をもたげ、チャーリーを揺らすのだった……

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明るいだけの学園ものかと思いきや――
(わ、この学園ものなんて言葉がもう化石化しているかもしれませんね)

優等生で、美人で、明るくて、スポーツ万能、っていう学園ステレオタイプが主人公なんて、
そうじゃない学生にとっては「ケッ!」じゃないでしょうか。
カースト最下位の主人公だったら圧倒的多数の生徒たちも安心して心を開けます。

優等生なのにサッカーも上手で顔もなかなかイケテルっていう子が昔よりかなり増えてる気がする昨今。
絵に描いたようなティーンエ―ジャーは逆に主役になりにくいかもしれませんね。

ウォールフラワーなんていうかなり切ないタイトル、
同時に遠い記憶のかなたから浮かび上がってくるどちらかといえばカースト下位に属していた自分。
自信なんて持ちようもなかった幼い自分。
何やっても上手にできないならひとりっきりでいた方が良いと思ってた自分。
そんないろんな自分をきっと思い出してしまうかもしれません。
そして、深い共感とともにうなづいてしまう青春映画です。

そうだよ、そうだよ。
うまくいかないことだらけだったのに、今はなんとか大人になれています。





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☆11月16日に更新しました。いつも応援してくださって本当にありがとうございます☆

ウォールフラワー
監督・脚本・原作/スティーブン・チョボスキー、撮影監督/アンドリュー・ダン、プロデューサー/リアンヌ・ハルフォン、ラッセル・スミス、ジョン・マルコヴィッチ、製作総指揮/ジェームズ・パワーズ、スティーブン・チョボスキー
出演
ローガン・ラーマン/チャーリー、エマ・ワトソン/サム、エズラ・ミラー/パトリック、メイ・ホワットマン/メアリー・エリザベス、ケイト・ウォルシュ/母、ディラン・マクダーモット/父、メラニー・リンスキー/ヘレンおばさん、二―ナ・ドブレフ/キャンディス、ジョニー・シモンズ/ブラッド、ジョーン・キューザック/バートン医師、ポール・ラッド/ミスター・アンダーソン
11月22日(金)TOHOシネマズシャンテ、ヒューマントラストシネマ渋谷他全国順次ロードショー
2012年、アメリカ、103分、字幕翻訳/石田泰子、配給/ギャガGAGA★
http://wallflower.gaga.ne.jp/

by Mtonosama | 2013-11-16 07:24 | 映画 | Comments(7)
Commented by すっとこ at 2013-11-16 23:00 x
ひゃぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああああ!

’ロッキーホラーショー”だぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああああ!

大好きなんです。この映画、っていうか舞台っていうか。
本も持ってる。映画も見たし舞台も見たし。


あぁ あれは・・・・・・・・・・・・・・・・

青春と呼ぶにはちょっとトウの立ったころの
ロッキーホラーショーだわ。

殿さまの試写室って こうやって
不意打ちのように人の帰国を揺さぶってくださいますから

油断でない、のよね! 力強くポチッ!!
Commented by すっとこ at 2013-11-16 23:00 x
帰国→記憶です。 トホホ。
Commented by Mtonosama at 2013-11-17 06:58
♪すっとこさん

キーボードをたたくとき、トコトコと音がします。
すっとこトコトコです・・・って、何言ってんだか^_^;

トウが立とうが、実がなろうが、青春は青春です。
トウが立ってからの青春の方が苦味が少なくていいかもしれないなぁ。
と苦い青春を送った150歳は思うのだ。

帰国願望の強い(?)すっとこさん、今日もポチッをありがとうございます。
Commented by ライスケーキ at 2013-11-17 19:42 x
これ 胸キュン物の学園ドラマなんでしょうか。

昨日高校のホームカミングデイに行ってきました。
校舎も 何も ほとんど変わっていましたが、

友人同士は 互いに「変わってないわねぇ・・・。」
まぁ、他人から見れば 100歳過ぎたジジババなんだろうけど。

甘酸っぱい 青春をちょっぴり思い出して帰ってきました。

チャーリーの青春も花開くと良いですね。
Commented by Mtonosama at 2013-11-17 21:12
♪ライスケーキさん

ホームカミングデイ!
まあ、なんておしゃれな高校でしょう。羨ましいです。

わたしは卒業以来、一度も高校を訪れていません。
130年前は、ちょうどチャーリーみたいな心境だったものなぁ…

この映画、胸キュン映画とはいえないかもしれないですよ(-_-;)
Commented by poirier_AAA at 2013-11-18 22:35
この美形2人と一緒にいたら、わたしならますます影に潜みたくなってしまうような気がしますが‥‥。チャーリーはこの2人の存在のおかげで一歩前に踏み出せるようになったのでしょうか。

あぁ、こんな若い日があったなぁと、わたしも遠い目で思い出しておりまする。
Commented by Mtonosama at 2013-11-19 07:30
♪poirierAAAさん

チャーリーと同じく二人の美形少女といたばっかりに
えらく痛い思いをしたことがあるとのです。
なんと、その思いをもたらした人間が
「マイ・バック・ページ」という映画の主人公として登場していてビックリ!
人生にはいろいろなことがあるものです。

本作の場合、パトリックもサムも学内では少し浮いてる存在。
きれいでも勉強ができてもスポーツが万能でも若いというだけで痛みを抱え込んでいるものかもしれません。

あっ、あの頃の痛みを思い出してしまった。イテテテテ。