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殿様の試写室

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バチカンで逢いましょう -1- Omamamia

バチカンで逢いましょう -1-
Omamamia

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(C)2012 SPERL PRODUCTIONS/ARDEN FILM/ERFTTAL FILM. & FERN SEHPRODUKTION/SEVEN PICTURES FILM

こんなおばちゃんがなんで人気あるの?
と、思っちゃいます。
でも、この人の人気、やはりあの名作「バグダッド・カフェ」(‘87)のもたらすところが大きいのでしょう。

とのの脳内スクリーンには砂漠の蒼過ぎる空をバックに立つ給水塔が映し出され、
妙にアンニュイだけど伸びやかなジェベッタ・スティールの“Calling You ”の歌声が響いています。



「バクダッド・カフェ」パーシー・アドロン監督の豊満なミューズ、
マリアンネ・ゼーゲブレヒトが27年前のあの頃のまま、
少しシワが増えたかなぁ、という感じで戻ってきました。
太めの人ってあまり老けないのかもしれません。

彼女のゆったりしたドイツ語を聞くとなんか心が融けていく感じです。
そうです。
ドイツ映画です。
あの栄光を再び!と思ったかどうかはわかりませんが、
マリアンネ人気におんぶしたオーマの恋愛映画。
あ、オーマというのはOma。ドイツ語で「おばあちゃん」の意味です。

しかし、マリアンネだけにおぶさってはいませんよ。
いくら彼女が立派な体格をしていてもひとりで何もかも背負うのはきついでしょう。
という訳で(ということもないか)、祖母・娘・孫娘の恋愛をめぐるお話になっています。

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舞台はイタリア。
ローマとバチカンです。

ちなみに映画の背景になった時代のローマ法王はドイツ出身の第265代ローマ法王ベネディクト16世。
719年ぶりに自由意思で生前退位して名誉法王になった方です。

ドイツ人の大好きなイタリア、かのゲーテ大先生もローマを愛したおひとりです。

本作の主人公マルガレーテもローマをめざします。

敬虔なカトリック教徒である彼女はある事情から
是非ドイツ出身の法王さまにお会いしたいと思い詰め、
あわや老人ホームか!という時、小学生の孫の助けを借り、
ローマ行きのチケットをゲット。
オーマのひとり旅が始まります。
かの地には孫娘も留学していますから、泊るところは大丈夫でしょう。

と、つい150歳のオーマであるとのはチケットやらホテルのことばかり心配してますが、
本作では他に注目点も多いんです。

まず、監督。
トミー・ヴィガント監督の映画監督デビューは
スポーツコメディ “Fussball ist unser Leben(football is our Life) ”(‘00)。
この作品が大ヒットし、多くのコメディ賞を受賞。
そして、エーリッヒ・ケストナー「飛ぶ教室」(‘03)の監督に抜擢され、
またもやヒットを飛ばし、ドイツ映画賞を受賞しました。

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監督がヒットメーカーなら、出演者もイタリア、ドイツの芸達者そろい。
孫娘の同棲相手イタリア人のプレーボーイは
「ポー川のひかり」(エルマンノ・オルミ監督)http://mtonosama.exblog.jp/11533228/
なんとイエス・キリストを彷彿させる主人公を演じたラズ・デガン。
モデル出身のハンサムさんだから、プレイボーイを演じてもサマになります。
でも、なんたって、イエス・キリストですからね。
アッと驚くあっち方面のシーンに思わず口が開いてしまいました。

マルガレーテとすったもんだのある男性ロレンツォには
ビスコンティ監督の遺作「イノセント」に主演したジャンカルロ・ジャンニ―ニ。
ちょっと見マルチェロ・マストロヤンニが歳とった姿を思わせる渋い俳優です。

さあ、いったいどんな映画でしょう。
乞うご期待でございますよ。



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☆4月20日に更新しました。いつも応援してくださってありがとうございます☆

バチカンで逢いましょう
監督/トミー・ヴィガント、脚本/ジェーン・エインスコー、ガブリエラ・スペーリ、原案/クラウディア・カサグランデ、製作/アンドロ・スタインボーン、ガブリエラ・スペーリ、サウエイ/ホリー・フィンク、美術/パトリック・スティヴ・ミュラー、音楽/マルティン・トドシャローヴ、編集/シモン・ブラージ
出演
マリアンネ・ゼーゲブレヒト/マルガレーテ、アネット・フィラー/マリー、ミリアム・シュタイン/マルティナ、ジャンカルロ・ジャンニーニ/ロレンツォ、ラズ・デガン/シルヴィオ、ジョヴァンニ・エスポジト/ディノ、トーマス・カイラウ/法王ベネディクト
4月26日(土)新宿武蔵野館他全国順次ロードショー
2012年、ドイツ映画、カラー、105分、日本語字幕/松浦美奈、後援/ドイツ文化センター、イタリア政府観光局、配給/エデン

by Mtonosama | 2014-04-20 05:42 | 映画 | Comments(10)
Commented by ライスケーキ at 2014-04-20 15:02 x
オーママミーア。
結婚式のようなスタイルですが、
彼女結婚するの?
違う?

でも、いくつになっても 出会いがあるって良いね。


Commented by Mtonosama at 2014-04-20 15:11
♪ライスケーキさん

さあ、どうなるのでしょう^m^

いくつになっても出会いは良いものですね。
お相手は必ずしも近い歳でなくてもいいですし。
出会いの場所が素敵な街なら尚更良いな♪
Commented by びなちゃん at 2014-04-21 20:43 x
オー、バグダッド・カフェ~ そんな前になるんですね。LAに住んでいた時に、ラスベガスへ行く途中にバグダッド・カフェに行くルートがありました。が、なあーーんにも無い乾いた土地でした…当然人も少ない。

今回の映画は、ヨーロッパだし、ヒトとの関わりが湿ってるかな?いんや、ドイツとイタリアだもの、なかなか期待出来るとみた!
Commented by Mtonosama at 2014-04-22 06:04
♪びなちゃんさん

バグダッド・カフェ。やっぱり砂漠なんですね!
な~んにもない乾いた土地か・・・
行ってみたいなぁ。砂漠って憧れてるんです。

いや、それはおいといて^_^;

本作「バチカンで逢いましょう」にはあま~いお菓子や
おいしそうなドイツ料理も登場します。
このオーマ、だてに太っちゃいませんや♪
Commented by すっとこ at 2014-04-22 11:34 x
なーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーつかしい!

“バグダッド・カフェ”。大好きな映画ですが

ええーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ

バグダッド・カフェ って 地名だったんですか?
カフェの名前じゃなかったんでしたっけ?

もう、「好きな映画です」と言いながら
題名の由来も忘れてしまっていますけど。

好きな映画の好きな女優さんの出る映画なら
観たいなぁ。どんなストーリーなのかしら?

期待に満ちてポチッ!
Commented by Mtonosama at 2014-04-22 13:17
♪すっとこさん

モハーヴェ砂漠の中にあるさびれたモーテル兼カフェ兼ガソリンスタンド「バグダッド・カフェ」

と、ウィキぺディアにはありますし。

いや、ほら、砂漠の中でしたもんね。
すっとこさんもヒューストン時代に砂漠にいらしたことあるんですよね。

さてさて、本作は女三代の恋愛話。
おばあちゃんもママも娘も頑張ってます。頑張るオーマは希望の星ですわ。

今日もポチッをありがとうございました。

Commented by びなちゃん at 2014-04-22 21:38 x
↑全く、すっとこさんはすっとこさんなんだから~~~~~~~!

美味しそうなドイツ料理って?肉系かな?わて、ほとんど体形がオーマで、簡単に作れそうだったら、やばい、まずい事だ~!
Commented by なえ at 2014-04-22 22:18 x
バクダッドカフェ。昔ヒットしたんですよねえ。なつかしい~!と
言いながら見てませんねん、私。いや、それとも見たのだろうか?
最近加齢のため、記憶がおぼろげで、忘れようとしても思い出せない(;一_一) 
あの歌はちゃんと記憶にありますです。哀切な響きで、魂の乾き
を感じさせるような。

ドイツの肝っ玉母さんと言ってもいい体格ですが、何かとっても
チャーミングですね。
Commented by Mtonosama at 2014-04-23 06:35
♪びなちゃんさん

お菓子はね、なんか簡単に作れそうな気がします。
バターたっぷり、砂糖たっぷり、やばいです。
でも、表面はカリッとして中はトロリとした(想像ですが)
カイザーシュマーレンは禁断の菓子だ~~~~~っ!
確かにやばいです^_^;
Commented by Mtonosama at 2014-04-23 06:41
♪なえさん

「バグダッド・カフェ」ヒットしましたよねぇ。
私、あの給水塔の写真と"calling you"はとっても印象的なのに、
ここまで強烈なゼーゲブレヒトさんの記憶が曖昧なのです。
同じく加齢現象なのか、ヤバい・・・

甘いものを食べて頭をはっきりさせよっと♪