ブログトップ | ログイン

殿様の試写室

mtonosama.exblog.jp

殿が観た最新映画をいち早くお知らせ!

みつばちの大地 –1–  MORE THAN HONEY

みつばちの大地 –1–
MORE THAN HONEY

f0165567_5175998.jpg


(C)2012 zero one film/allegro film/Thelma Film & Ormenis Film


虫が嫌いという方はあまり観たくないかもしれません。
でも、この映画をご覧になれば、虫はともかくとして、
ミツバチに関しては考えが変わることでしょう。

ミツバチ――
けなげです。

『みつばちの大地』。
ホントのことを言うと、とのはこのタイトルからスペイン映画『ミツバチのささやき』(‘85)を連想しました。

f0165567_5225482.jpg

が、しかし、ドキュメンタリー映画でした。
内視鏡カメラやマクロ撮影を用いて普段目にすることはできない巣箱の内部を撮影し、
女王蜂誕生の瞬間をとらえたり、
飛んでいるミツバチを小型カメラ搭載のミニヘリコプターや無人偵察機で撮影し、
飛行しながら行われる女王蜂の交尾シーンもカメラにおさめています。

なんだ、科学ドキュメンタリーか、とお思いになりましたか?
いいえ、違うんですねぇ。

ミツバチが大量に死んだり、いなくなっている、とニュースになったことがありますよね。
1万年前の壁画に蜂蜜を採集している女性の姿が描かれているほど、
大昔から人間と深い関わりを持つミツバチに何が起きているんでしょう。

本作は、その原因を求めて世界中を旅したマークス・イムホーフ監督の作品。
監督が静かに鳴らす文明への警鐘ともいえる映画なんです。


マーク・イムホーフ監督
1949年、スイス・ヴィンタートゥール生まれ。チューリッヒデザイン大学・映画部門で学ぶ。1980年に「Das Boot ist voll(ボートは満員だ)」がベルリン国際映画祭において銀熊賞を受賞し、翌年アカデミー賞優秀外国映画にもノミネートされている。1986年には「Die Reise(旅)」、1990年「Der Berg(山)」を発表。その作品はベルリン、ヴェネチア、カンヌ、ロカルノをはじめとする世界の国際映画祭で上映されてきた。映画以外にドイツ、オーストリア、イタリア、スイスでオペラや演劇の演出でも活躍している。

f0165567_5315095.jpg

さて、科学ドキュメンタリーとも見紛う本作の見どころですが
それはなんといってもミツバチの実写マクロ撮影でありましょう。
撮影はミツバチの活動が活発になる春に行われ、
2年にわたり合計105時間の映像が収められました。

監督はミツバチの撮影用に古い工場に専用のスタジオを用意し、
1匹のミツバチを撮影するため、10人のスタッフがついたこともあったそうです。
更に、撮影スタッフは内視鏡カメラやマクロ撮影によって、
女王蜂誕生の瞬間やミツバチのダンスなど、普段、絶対に目にすることのできない
巣箱内の様子もとらえています。

f0165567_5201613.jpg

ミツバチの羽や触角、舌の動きなどはハイスピード撮影を駆使しました。

え、そんなの珍しくない?

いえいえ、相手は生きものですから、大変なんですよ。
プレスの受け売りで恐縮ですが、ハイスピード撮影には強い光が必要。
そこに生じる熱は相当なものです。
監督はかなり考えこみました。
で、巣箱内の蜜ろうを溶かさず、且、ミツバチを弱らせないで強い明りを用いるため、
太陽光を鏡に反射させて強い光を作りだして撮影したのです。

撮影スタッフだけではなく養蜂家たちの協力も得てできあがった本作。
いったいどんな映画なのでしょうか。
続きは次回までお待ちくださいませ。



今日もポチッとお願いできれば嬉しいです♪
↓↓↓↓↓
にほんブログ村 映画ブログ 新作映画・試写会へ
にほんブログ村
☆5月17日に更新しました。いつも応援ありがとうございます☆

みつばちの大地
監督・脚本/マークス・イムホーフ、編集/アンネ・ファビーニ、撮影/ヨーク・イェシェル、アッティラ・ボア、音声/ディーター・マイヤー、音楽/ペーター・シェーラー、ナレーター/ロベルト・フンガー-ビューラー、プロデューサー/トーマス・クーフス、ヘルムート・グラッサー、ピエール・アラン・マイアー、マークス・イムホーフ
出演
フレッド・ヤギー、ジョン・ミラー、ランドルフ・メンツェル教授、ハイドル・ジンガーと娘のライネ、チャン・チャオ・スー、フレッド・テリー、ボリス・ベア教授とバーバラ・イムホーフ博士
5月31日(土)より岩波ホールほか全国順次ロードショー
2012年、ドイツ・オーストリア・スイス合作、ドイツ語・英語・中国語、91分、配給/シクロ
日本語版
制作/Passo Passo、翻訳/坂田雅子、字幕/赤松立太、台本/尾崎順子、字幕監修/中村純(玉川大学学術研究所ミツバチ科学研究センター)、みつばこ、イムホーフ監督の声/佐々木梅治


by Mtonosama | 2014-05-17 05:39 | 映画 | Comments(12)
Commented by びなちゃん at 2014-05-17 10:02 x
この作品も観ます。
生物物に目がなく、本もかなり読んでいるんですが、映画ならではの、貴重な映像でしょうから、期待しますね。
スズメバチとの戦いなんてのもあるかな?西洋ミツバチと日本ミツバチの、スズメバチに巣を狙われて、(卵、幼虫を取られ持ち去り、食べられてしまうんです)スズメバチへの争い方からして違うんですって。(日本ミツバチはあの最強のでかいスズメバチを囲み、熱さで弱らせるとか…)
人間の作った化学薬品、遺伝子操作の植物などが、減少に影響している…
しかし、似たような社会をつくるアリも、蜂も女の世界ですね。女、頑張れ!??
続きお待ちしてます。
Commented by Mtonosama at 2014-05-17 17:49
♪びなちゃんさん

そっか、だからシッポくねくねや長いものも眼を覆うほどお嫌いではないのですね。

私も実は乾きものは好きなんです。トンボとかセミとか。ハチは刺されたら怖いからちょっと微妙です。スズメバチに刺されてひどい目にもあってますし(-_-;)
本作ではスズメバチとの死闘はありません。ミツバチにとって怖いのはスズメバチよりも人間が使用する化学薬品なんでしょうね。

確かにハチもアリも人間も女はけなげです。
私も同じくエールを!
頑張れ、女!! 頑張れ、アリ! 頑張れ、ミツバチ!
Commented by すっとこ at 2014-05-17 21:58 x
うっわぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああ!

実はすっとこも、びなちゃんさんと同じく生物ものに
めっきり弱く。これは観たい!

   <横ですが びなちゃんさん ご主人様本帰国の由
    おめでとうございます!第二の新婚期バンザイ!

”みつばちマーヤの冒険”を思い出しました。

そして 「女は強い」というとこで
“エイリアン”のシガーニー・ウィーバーと エイリアンの女王
との戦いも・・・・。

今日もポチッと押してから帰ります!
Commented by Mtonosama at 2014-05-18 08:08
♪すっとこさん

もうすっかり体力は回復しましたか?
雄叫びは毎回元気になっていくようです。

みつばちマーヤか、
みつばちハッチもいましたね。

今日もポチッをありがとうございます。
帰り道、スズメバチには気をつけてくださいね(^^)/
Commented by ライスケーキ at 2014-05-18 22:11 x
私6本足以上の生き物は全部ダメなんです。

だから、この映画観るのムリかも。 
                                    
ハチミツは大好きだし。
ミツバチの大量死のニュース観て、
自然界に何が起こったのと、かなり心配しました。
ハチは飛行の軌跡で、花のある場所など              必要なことを仲間達に伝えるとか、
神秘の生態にも興味あるんですが・・・。 

殿様のストーリーでミツバチさんのこと 教えてもらいます。
Commented by Mtonosama at 2014-05-19 06:06
♪ライスケーキさん

そうですか・・・
2本足も出てきますよ。

ま、怖いもの、苦手なものは仕方ないですよね。
わたしは怖いもの見たさでヘビやらネズミやら出てくるものも見るには見ます。でも、昨日の「黒田官兵衛」で土牢に入れられた官兵衛のわきにヤモリがいたシーンにはヒッとなりました。

わき道にそれました。すいません。
でも、ミツバチの真横で一緒に飛びながら撮影したような映像は圧巻ですよ。こういうシーン、好きです。「Wataridori」を思い出します。
Commented by びなちゃん at 2014-05-19 11:43 x
Wataridori!驚きの映像でしたね。
一緒に、飛んでいるんですもんね~

くまさん、乾き物は大丈夫なんですね。イナゴも、蜂の子も召しあがれるなんて!

<横横でスミマセン、すっとこさん。単身赴任の旦那が帰ってくると、旦那に対するリハビリに、1年はかかるそうです…。まわりの多数の経験者が言っとります。
Commented by Mtonosama at 2014-05-19 20:18
♪びなちゃんさん

Wataridoriが北極から南極まで、そして、ヒマラヤ山脈を越えて旅をするというのに超感動しました!

イナゴは肢のとげとげが口の中に刺さるのが難点ですが、好きです^_^;
子どもの頃、田んぼでいっぱいイナゴを捕まえ、おばあちゃんに佃煮をつくってもらいました。季節になるとうちの方のルミネでも発売されます。さすがに蜂の子はありませんが(-_-;) 蜂の子の滋味溢れる味、大好きです♪
Commented by poirier_AAA at 2014-05-19 21:18
ミツバチのささやき、好きでした。
たぶん少なくとも5回は観ているかも。懐かしいです。

でも、これはほんとに「蜂」の映画なんですね。
蜂のご幼少時の姿は苦手ですが、ぶんぶん働いている姿はいじらしくて好きです。

ミツバチだけでなく、いろんな生き物が急激に減っていますよね。こんな人間様だけがのさばる世界なんて絶対に変だと思っています。そんなバランスが崩れた世界が長く続くわけがない、と。
Commented by なえ at 2014-05-19 22:54 x
ミツバチというと、昔頭のてっぺんを刺されたことがあります。
痛かったけれど、別に体に異常はありませんでした。石頭
なので針がそれほど刺さらなかったのかも。

父が子供の頃、ミツバチを庭で飼っていたそうです(←飼うって
いうのかな?)趣味でなく、庶民の生活防衛で。そのせいか
終生ハチミツは好物でした。

そんな身近なミツバチに異変が起こっているんですね。以前
NHKの何とかアップ現代でやってたように思いますが、悲しい
かな、年のせいで忘れてしまいました。続きを楽しみにして
ます!「

昨日の「官兵衛」の土牢シーン、私は横にいたとらに思わず
「とらちゃんの好物ばっかりやん!」と言ったのでありました。
Commented by Mtonosama at 2014-05-20 06:02
♪poirier AAAさん

「ミツバチのささやき」5回も観ていらっしゃるんですか?

私は六本木の高速道路に面して建っていた映画館まで観にいったことを覚えています。昔といえば昔ですが、まだ真新しかったあの映画館は既にありません。こんなもったいないことをしていいのだろうか!

って、そこで怒ってどうなる、ですね。すいません。

Commented by Mtonosama at 2014-05-20 06:10
♪なえさん

頭のてっぺんを刺されましたか!?
痛いでしょうが、ミツバチだから悪質な痛みではないですよね。
私は足の甲をスズメバチに刺されました。ヤツめ!座布団の上にいたんですよ。痛いのなんのって。一瞬、何が起きたかわからないほど痛かったです。

おとうさま、すごいですね。ミツバチを自分で飼育するって大変なことのような気がするけど。

「クローズアップ現代」です。後編で紹介したので、また覗いてください。

ところで、トラちゃんは土牢にいたネズミもヤモリもムカデも全部捕まえてきたことがあるということですか!?
ヒャア~~~~~~~ッ(*_*;