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殿様の試写室

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人生はマラソンだ! -2- De Marathon

人生はマラソンだ! -2-
De Marathon

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© 2012 Eyeworks Film & TV Drama B.V.


とのは子どもの頃から走るのは苦手ですが、
フルマラソンとまではいかなくてもジョギングを趣味にしていらっしゃる方は多いのではないでしょうか?

同好の士なら、この映画の随所で「わかる、わかる」とうなずけると思いますし、
「自分の人生、最悪だよ」と思ってる人は、もうちょっとやってみるか、という気分になる筈です。

さあ、どんなお話でしょうか。


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ストーリー
オランダはロッテルダムの小さな自動車修理工場。
ギーア(52歳)が経営するこの工場に働くのは古くからの仲間でもある
ニコ(35歳)、レオ(48歳)、キース(45歳)の3人。
それにエジプトからの移民ユース(27歳)。
昼間っからビール片手にカードに興じるおやじたちの傍らで真面目に働いているのはユースだけ。

そんなある日、ニコが事務室に隠されていた税金督促状の束を発見した。
滞納額は3万8758ユーロ!
経営者のギーアは工場が思わしくないことを皆に言えずにいたのだ。

ギーアは反抗期の息子に手を焼き、
レオは幼い子供を放り出して男と出歩く若い女房に振り回され、
キースは敬虔なクリスチャンである妻に強制され日曜は必ず教会へ同伴させられる恐妻家、
ニコは母親を亡くして以来、一人暮らし――
そんな冴えない日々に追い打ちをかける約4万ユーロの督促状。

このままじゃ失業、と暗くなっていた4人だったが、
休憩中ランナー雑誌を読んでいたユースから良い話を聞きだす。
スポンサーをみつけ広告をウェアにつけて走れば金になるというのだ。
事故で足を悪くするまで優秀なランナーだったユースはそうやって金を稼いでいたという。
そうだ。ロッテルダム・マラソンに出よう!
浮き立つ4人。
しかし、それは簡単なことではなかった・・・・・

そんな時、身体に不調を感じ、病院へ行ったギーアは医師からガンを告げられる。
既に手術は難しいと化学療法を薦める医師に、今まで通りの生活を望む彼は治療を拒んだ。
そして、妻子や仲間たちには内緒にしておくことに。

一方、スポンサーもなかなか見つからない。
4人は、ユースが現役時代スポンサーになってもらっていた
中古車ディーラー・ホセインの店に押し掛ける。
だが、世の中は甘くない。ホセインは申し出を一蹴。
そこでギーアはホセインに提案する。
「4人とも完走したら4万ユーロを肩代わりしてくれ。完走できなかったら俺の工場を譲ろう」

交渉成立。

マラソンの練習が始まった。
ユースがコーチに就任。
ウェアとシューズ選びの後、酒もたばこもケーキも禁止という鬼コーチの指示にイヤイヤ従う4人。

次第に走れるようになってきた4人。
そんな彼らにユースは本番であるロッテルダム・マラソンの前に
アムステルダム・マラソンへ出場するよう提案。
当日は遅刻しないように列車で来るように指示されながら、浮かれた4人は車で出かける。
挙句、渋滞。アムステルダムに到着した時には既にランナーたちはゴールしていた。
こりない4人はアムステルダムで飲めや歌えの大騒ぎ。ついでに飾窓も冷やかす始末。

翌日、出社した4人に怒り狂うユース。
あまりの怒りにキースが言い返す。
「脚が不自由なお前を雇っているのは助成金が出るからなんだぞ」

蒼くなって飛び出したユースを追いかけたギーアは
助成金はもう受け取っていないし、ユースは大切な仲間なんだ、とかきくどく。
その時、咳き込んだギーアが吐血。彼は自分がガンであると打ち明ける。
マラソンを止めるよう説得するユースだったが、
彼の決意を知り、家族にも仲間たちにも秘密にすることを渋々約束するのだった……


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ロッテルダム・マラソンの組織委員会のサポートを受け、
80万人もの人々が集まるマラソン大会を8つの撮影チームで撮影したというラストシーン。
この映画の華ともいえるマラソンシーンは圧巻。

ボテボテと走っていたオヤジたちが、
練習を重ねるにつれて軽快に走れるようになっていくのも単に演技とはいえないものがありました。

若い人が一生懸命走る様子も美しいのですが、
人生の酸っぱい部分を酒や博打でごまかすことを覚えたメタボなおっさんたちが
ごまかしではなく、真剣勝負で目標に向って邁進する様もなかなか感動的です。

人生はマラソン。
いろんな山坂を走り抜ければ美味しいゴールも待っているというものです。





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☆6月13日に更新しました。いつも応援して下さってありがとうございます☆

人生はマラソンだ!
監督/ディーデリック・コーパル、脚本/マルティン・ファン・ワールデンベルグ、へーラルト・ムーンダイク、撮影/ユルーン・デ・ブライン、編集/マルク・ベシュトルド、ブライアン・エント、美術/アルフレド・シャーフ、衣装/アレット・クラーン、音楽/Wiegel,Meirmans,Snitker、プロデューサー/ハンス・デ・ウィールス、マーティン・スワルト&レイノルト・オエルマンス、シム・ファン・フェーン
出演
ステーファン・デ・ワレ/ギーア、マルセル・ヘンセマ/ニコ、マルティン・ファン・ワールデンベルグ/レオ、フランク・ラマース/キース、ミムン・オアイーサ/ユース、アリアーネ・シュルタ/レニー、シンシア・アブマ/ヨランダ、ジョルジナ・フェルバーン/アニータ、マニュエル・ブロクマン/ケン、マルティン・レイクメイア/ハリー、マヒオブ・ベンモッサ/ホセインおじさん、アート・セーレン/ヘルマン、アネト・マルヘルベ/ネル、ロエス・ルカ/ハニー、ヨン・ブイスマン/ヨープ、ロエス・フォス/ギーアの母
初夏シネスイッチ銀座ほか全国順次ロードショー
2012年 、 オランダ映画 、113分 、字幕監修 金哲彦(プロランニングコーチ 、 日本語字幕 浅野倫子
配給 ザジフィルムズ 、 後援 オランダ王国大使館 、 賛同 オランダ政府観光局、協賛 KLMオランダ航空 、 (株)グリーンフィールド http://www.zaziefilms.com/marathon/

by Mtonosama | 2014-06-13 05:37 | 映画 | Comments(10)
Commented by ライスケーキ at 2014-06-13 19:45 x
メタボおじさん マラソンでスマートになりましたか?

と、言うことは 俳優さん達も減量したのでしょうか。

いやいや、皆さん 元々はスマートで
お腹は ハリボテだったんでしょうか。

フル・モンティ ファンの私にとって must see movie です。
Commented by すっとこ at 2014-06-13 20:10 x
きゅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!

今日は映画に、ではなく
殿様の名調子に胸が
きゅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!

となりました!

   <人生の酸っぱい部分を
    酒や博打でごまかすことを覚えた
    メタボなおっさんたち

ってとこが エエですわぁ!

名調子に ポチッ!
Commented by Mtonosama at 2014-06-14 11:18
♪ランチケーキさん

スマートになったかどうかはともかく走りのキレはよくなりましたね(笑)

オランダの『フル・モンティ』みたいに言われていますね。
おじさんたち、裸にはならないけど、ドジで酒呑みでどうしようもな
いおっさんたちばかりでした。
オランダも行ってみたいなぁ。
Commented by Mtonosama at 2014-06-14 11:21
♪すっとこさん

おほめいただき、ありがとうございます。

博打はともかく人生を酒でごまかすことを覚えてしまった150歳に
はシミーッとくる映画でした。

酔っ払いおばさんもメタボには気をつけねば。

今日もポチッをありがとうございます。
Commented by kogarinta at 2014-08-04 16:59
との様
こんにちは、ここなつです。
私は実はこの作品はあんまり感動しなかったのです。
でも、マラソンのシーンはすっごく良かった。ぐちゃぐちゃなのも汚さも含めて、これがオランダなのね、と思いました。
TBさせていただきます。
Commented by Mtonosama at 2014-08-04 20:19
♪kogarintaさん

こんばんは!暑いですね。

オランダというとどうしてもドラッグのイメージがありますが、
ヨーロッパ在住の方が言うにはオランダ人ってとても真面目なんですって。

運河が感じさせる憂鬱感や暗さと
酒ばっかり飲んでるおじさんたちは私が勝手にオランダに対して
抱いていたイメージとはちょっとずれてるかな?という感はありまし
たが、こういうオランダ像もあるのね、でした。
TBありがとうございます。
Commented by kogarinta at 2014-08-05 14:29
との様
こんにちは。
私がオランダを訪れたのは、もうだいぶ前ですので(従兄弟が赴任していた)、しかも盛夏のいい季節でしたので、多分映画の街中の印象とはだいぶ違っています。むしろ画面からは「オランダ、小奇麗になったな」という印象でした。もっとも、オランダの主婦はすっごく掃除好きで、何もかも磨き上げるというのが通説のようだから、市民の居る場所は綺麗が当たり前なのかも。
この作品のおじさんたち…は、良くも悪くもそんなしっかりものの女の人に実はたじたじ…という感じがしました。
Commented by Mtonosama at 2014-08-05 21:07
♪kogarintaさん

オランダの主婦もきれい好きなんですか?
ヨーロッパの主婦は勤勉なんですね。超信心深い奥さんの夫も頭があがらない感じでしたものね。
Commented by kogarinta at 2014-08-06 12:56
オランダの主婦は、とにかく「磨き好き」で、窓も鍋も常にぴっかぴか。
窓の汚れている家の主婦は主婦失格だ、と聞きました。
その昔…ですけど(汗
Commented by Mtonosama at 2014-08-06 15:03
♪kogarintaさん

ドイツもそうですよね。ポルトガルもそうなんですって。

うちは窓汚いです^_^;