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殿様の試写室

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グレート・ビューティ 追憶のローマ -1- La grande bellezza

グレート・ビューティ 追憶のローマ 
-1-

La grande bellezza

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(C)2013 INDIGO FILM, BABE FILMS, PATHE PRODUCTION, FRANCE 2 CINEMA

今回もローマが舞台です。
ローマは、ずぅ~~~~~~~~~~~~っと昔のそのまた大昔、
まだ20歳の花咲く乙女だった頃に行ったことがあります。
スパゲッティといえば学食のケチャップ色のナポリタンしか知らない頃で、
初めて食べた本場のパスタを「まずっ!」と思った田舎者でありました。

Bellezza
イタリア語で「美・美しいもの・美しい・美しい人」という意味だそうです。
邦題の『グレート・ビューティ』は“La grande bellezza”の直訳なのですね。

確かに、タイトル通り美しい映画です。
20歳の頃に圧倒されたローマに再びこの作品で会うことができました。
テヴェレ河、コロッセウム。
街全体が遺跡のようでありながら、そこに暮らす人々は現代人であるという不思議。
大きな歴史の中に、遠い過去、ちょっと遠い過去、近い過去、現在がモザイクのように
絡まった街でしたねぇ(遠い目)。

ああ、懐かしい。
トレビの泉に背を向けてコインを投げ込めば再訪できるという言い伝え。
それを信じてきちんと守ったのに130年間訪れることのできないままですが・・・

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えぇ、実は本作、
ストーリーはさして印象に残らないし、主人公の想いにも共感する部分は少ない、
なのに、ここまで気になるのはなぜ?
それはとにかく美しいから。
まさに“La grande bellezza”(偉大な美)なのであります。

モノトーンなコートの襟からのぞく鮮やかな差し色にハッとするように、
遺跡に佇む主人公のジャケットのヴィヴィッドな色彩が美しい残像となっていつまでも残ります。
映像美とはこういうこともいうのか、と思い知らされました。

監督はパオロ・ソレンティーノです。

パオロ・ソレンティーノ
1970年ナポリ生まれ。
1994年、ステファノ・ルッソと共同監督で短編映画を制作。
2001年、初の長編映画“L‘uomo in più ”で商業監督としてデビュー。
イタリア映画ジャーナリスト協会シルバーリボン賞で新人監督賞を受賞、
ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞で新人監督賞と脚本賞候補に。
2004年、『愛の果てへの旅』(‘04未)でカンヌ国際映画祭コンペティション正式出品、
ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞で作品、監督、脚本賞を受賞。
ヨーロッパ映画賞でも監督賞にノミネート。ヨーロッパ期待の若手監督として認められる。
2006年、『家族の友人』がカンヌ国際映画祭でパルム・ドールにノミネート。
以降5作連続でカンヌ国際映画祭に出品。
2008年、『イル・ディーヴォ-魔王と呼ばれた男-』が第61回カンヌ国際映画祭で審査委員長を務めていたショーン・ペンから評価され、審査員賞を受賞。
2011年、アメリカに招待され、ショーン・ペン主演のロードムービー『きっとここが帰る場所』を制作。
第64回カンヌ国際映画祭エキュメニカル審査員賞を受賞。
2013年、『グレート・ビューティ/追憶のローマ』でヨーロッパ映画賞最優秀作品賞ほか、
ゴールデン・グローブ賞最優秀外国語映画賞などを受賞。
2014年、第86回アカデミー賞最優秀外国語映画賞を受賞。
この受賞はロベルト・ベニーニ監督・主演『ライフ・イズ・ビューティフル』(‘97)以来、イタリア映画としては15年ぶりとなる。現在は2015年に公開される『La giovinezza』を撮影中。

こういう経歴を見ていていつも思うのですが、
人には必ず転機となる出会いや出来事があるものですね。
ソレンティーノ監督の場合はショーン・ペンとの出会いがそれでしょうか。
人生、何が起きるかわからないから、
例え、今はどん底でも希望を持って好きなことをやり続けなさいってことですかね。

あ、本作はまったくもってそういう映画ではありません。
すいません。変な先入見を植えつけて。

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さて、主人公を演じるのはソレンティーノ監督のデビュー作“L‘uomo in più ”(’01)以来、
出演しているトニ・セルヴィッロです。
スーツ姿も素敵ですが、色鮮やかなサマージャケットもオシャレに着こなすチョイ悪おやじ。
じいさんなのに、どうしてこんなにかっこいいんでしょうか。さすがイタリア人です。

さあ、いったいどんなお話なのでしょう。
続きは次回まで乞うご期待でございます。



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☆8月15日に更新しました。今年のお盆も両親のお墓参りに行けませんでした・・・☆

グレート・ビューティ 追憶のローマ
監督・脚本/パオロ・ソレンティーノ、共同脚本/ウンベルト・コンタレッロ、撮影/ルカ・ビガッツィ、美術/ステファニア・セラ、音楽/レーレ・マルキテッリ
出演
トニ・セルヴィッロ/ジェップ、カルロ・ヴェルドーネ/ロマーノ、サブリナ・フェリッリ/ラモーナ、ファニー・アルダン/マダム・アルダン
8月23日(土)Bunkamuraル・シネマ他全国順次公開
2013年、イタリア・フランス合作、イタリア語、141分、日本語字幕/岡本太郎、後援/イタリア大使館/イタリア文化会館/イタリア政府観光局、配給/RESPECT(レスぺ)×トランスフォーマー
http://greatbeauty-movie.com/


by Mtonosama | 2014-08-15 06:24 | 映画 | Comments(9)
Commented by びなちゃん at 2014-08-15 22:38 x
映画を観に行きたしと思えども、暑さで行けない。行くまでが苦行です~~~
イタリア、背景を観るだけでもうっとりしますね。映像美と、美学もあるんでしょうね。

くまさんお墓参り行けませんでしたか?
私もです。仏壇に手をあわせ、”涼しくなったら行くね”といいました”太っちょで(私がその体質を三姉妹で一番受け継いでしまった)暑がりだった母は許してくれると思います。
ひかちゃん、朝の獲物が増えたとか?うちも、先週からセミと、トカゲがお供物に仲間入りしましたよ~~ん。
Commented by Mtonosama at 2014-08-16 07:12
♪びなちゃんさん

暑いですね。
行くまでが苦行・・・
同じくです。着替えるのがイヤ、駅まで歩くのがイヤ、
すべてに拒絶反応を起こして家でグタグタしていただけでした(--〆)

お墓参りは秋のお彼岸に行きます。
おなじくマメではなかった母は許してくれるでしょう。

ひかちゃんのお供物はびなちゃんさんとこと同じセミとトカゲ。
でも、トカゲは生きていたらしいので再び山の中に戻っていったそ
うです。
毎日お供えの信心深いひかちゃんです。お墓参りに連れていこうかなぁ。
Commented by アイスケーキ at 2014-08-16 11:23 x
「偉大な美」は、スクリーンで見なくちゃ 分からないね。

ローマも暑いんだろうか。
たぶん暑いだろうね。

最近、ヨーロッパも暑いから、
「夏に観光旅行に行くな。」と言われた。
たまに、エアコンのついていないバスがあって、
「窓を開けて、風は来るけど虫が入らない方が良いか、
虫がイヤだから 窓を閉めて暑さに耐えるか。」
どちらが良いか 乗客に選択させる事があるらしい。

私は どちらもイヤだから どこでも良いから、            涼しいところにいきたい。

映画館なんて 良いかもね。
Commented by アイスケーキ at 2014-08-16 11:26 x
スミマセン、訂正です。
「風は来るけど虫が入る方が良いか」  でした。
Commented by Mtonosama at 2014-08-16 21:10
♪ライスケーキさん

そうそうエアコンのない車が多いですね。

以前ドイツに行った時に載ったマイクロバスは窓が開かなかった。
ヒッチハイクで乗り込んできたおにいさんが猛烈ににおったんだけ
ど窓が開かないので全員ひたすらそのにおいに耐えるしかなかっ
たことを思い出しましたよ。

列車に乗ってもエアコンはなく窓も開かないのに、さしこむ陽射し
は容赦なく暑く、汗だらだらになっていました。

確かに映画館で涼むのはいい考えですね。
でも、猛暑の中、映画館に行くにも覚悟が必要ですが(-_-;)
Commented by すっとこ at 2014-08-18 12:18 x
うっわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!

なんてなんて イタリー人って 素敵なの!
それも オジサマ・・・・ぢゃなく
オジイサマみたいな歳の男性の 美しいこと!

スチル写真のオジイサマ、レモン色のジャケットに
白いシャツ、白いズボンですよね。

日本人の同じ歳くらいのオジイサマがこれやったら

新発売レモン飲料のサンドイッチマン ですよね?

なんかいいなぁ。
次回ストーリーに期待込めて 力強くポチッ!!
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Commented by Mtonosama at 2014-08-18 20:20
♪すっとこさん

こんなジャケット着こなすおじさん、日本にはいないですよね。
でもさ、日本の風土にはこういうきれいな色は合わないのかもしれない。
やっぱイタリアであってこそかも。

いいよねぇ♡

ポチッの呼びかけありがとうございます。

更新が遅れている飼い主が悪いのよ。
もー、あたしを置いてどっかへ遊びに行ってんだから(--〆)
ひか
Commented by びなちゃん at 2014-08-18 22:07 x
こんなジャケット似合う日本人いますよ!
あの、適当人間、”高田純次”

ぽちっとします!
Commented by Mtonosama at 2014-08-19 05:49
♪びなちゃんさん

ああ、高田純次!!
そうだ、そうだ♪

石田純一は?

ジャケットは似合うけど、映画の状況を着こなすことはできないかなぁ。

やはり、本作は状況、ファッション、映像ともに秀逸かも♡

ぽちっをありがとうございます<(_ _)>