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殿様の試写室

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郊遊 -1-  ピクニック

郊遊 -1-
ピクニック

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(C)2013 Homegreen Films & JBA Production

台湾の映画です。
以前、中国の陽朔という街を訪れた時、若い日本人旅行者と話したことがあります。
彼はカフェに腰を据え、ただ道行く人々を眺めて時間を過ごし、
時々話しかけてくる日本人旅行者に一杯のビールをおごってもらっているのです。

「こうやって眺めていると日本人と台湾人だけはすぐわかりますよ。
いかにも不用心なんですよね」
と彼はいいました。
はい、はい、とのは不用心ですよ。
でも、台湾人もそうですか。おっとりしているんでしょうか。

確かにそのようです。
とのも数年前、台湾旅行をしましたが、
http://mtonosama.exblog.jp/13824916/ ~ http://mtonosama.exblog.jp/13892154/
その穏やかで恥じらいがちな人々に嬉しくなり、また訪れたくなりました。

そんなわけで台湾映画は好きです。
なかなか旅行に行けない以上、映画は手っ取り早い仮想旅行ですからね。

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『郊遊』。邦題にはピクニックとあります。
郊外に遊ぶ ―― それなら確かにピクニックですわねぇ。

本作をもって、最後の作品とした蔡明亮(ツァイ・ミンリャン)監督。
このことは昨年9月のヴェネチア国際映画祭で突然発表されました。
1992年の長編第1作『青春神話』に始まり『愛情万歳』『河』『落日』『西瓜』など
数々の作品を発表してきた蔡監督。
この10作目が最後の作品となってしまいました。
やがて閉館されようとしている映画館のステージから客席を延々とワン・カットで
撮り続けた『落日』にはド肝を抜かれましたが。
本作も『落日』以上の超長回しをご期待いただけますよ。


蔡明亮監督
1957年マレーシア生まれ。77年に台湾に移る。大学在学中から、その才能で注目される。卒業後は映画の脚本に始まり、テレビドラマの監督や脚本でキャリアを積み、数々の秀作を発表。91年、テレビ映画『小孩』で、後に彼の映画の顔となり、本作でも主演しているリー・カンションを見出した。92年には彼を主役に長編劇映画第1作『青春神話』を監督、東京国際映画祭ヤングシネマ部門ブロンズ賞を受賞。続く第2作『愛情万歳』はヴェネチア国際映画祭の金獅子賞を獲得。世界の巨匠の一人となる。第3作『河』は世界の映画史に残る傑作となる。その後、取り壊される映画館への愛情をこめた『落日』、AV撮影の現場を舞台に男と女の孤独を描き、過去10年間の台湾映画興収ベスト1を記録した『西瓜』などで〈絶対的な人間の孤独〉を追求してきた。
2009年にはルーブル美術館の招待によって製作した『ヴィザ―ジュ』をきっかけにアートの分野へも踏み出している。

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人間が抱え込む深い孤独をそのアーティスティックな映像で世に問うてきた監督の突然の引退。
いったい何があったのでしょう。
そして、『郊遊』ピクニックとはどんな作品なんでしょう。
続きは次回までお待ちくださいませ。



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☆9月3日に更新しました。いつも応援してくださってありがとうございます☆

郊遊
監督/ツァイ・ミンリャン、脚本/ドン・チェンユー、ツァイ・ミンリャン、ポン・フェイ、製作/ヴィンセント・ワン、共同製作/ジャック・ビドゥ、マリアンヌ・デュモラン、撮影/リャオ・ペンロン、ソン・ウェンチョン
出演
リー・カンション/シャオカン、ヤン・クイメイ/髪を梳く女、ルー・インチン/子どもを連れ去る女、チェン・シャンチー/涙を流す女、リー・イーチェン/兄、リー・イージェ/妹
9月6日(土)[シアター]イメージフォーラムにて公開
2013年、台湾・フランス、138分、中国語、後援:台北駐日経済文化代表処、配給:ムヴィオラ
http://www.moviola.jp/jiaoyou/

by Mtonosama | 2014-09-03 06:46 | 映画 | Comments(10)
Commented by びなちゃん at 2014-09-03 12:26 x
こちらは観に行きましょ~
何だか、ワタシは、湿った国が好みのようです。続きをお待ちしてます。

ひかちゃん、くまさんの反応も楽しんでるのも?
”あ!今日の悲鳴はちょっと間があったとか、小さいな”とか。
Commented by Mtonosama at 2014-09-03 16:31
♪びなちゃんさん

確かに湿ってますよね。台湾は。
でも、湿った国でも乾いた国でもいいからどっかへ行きたいなぁ。

当地ではお天気が良くて乾燥してると狩猫ひかちゃんの血が
騒ぎ過ぎるから、雨の方がいいかも。

今日は久々に悲鳴を上げてしまいました。
でも、いつもは悲鳴をぐっと呑み込んでいるんですよ。
明日は雨が降ってほしいです。もうトカゲもきっかいな虫も要りませぬ~(;O;)
Commented by びなちゃん at 2014-09-04 22:38 x
そうですね、”ここではないどこか”へ。
映画はそれを可能にしてくれますね。

ひかちゃんも、くまさんを、ここではない真っ白な世界へ、連れってってくれる…あはは~~~(笑い事でな~い)
Commented by すっとこ at 2014-09-05 03:01 x
うわわわわわわわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!

台湾映画と言えば
”欲望の翼” ”恋する惑星”が忘れられませぬ。

故宮博物館へ行ったとき ガイドさんが
「ここにあるものの中で たったひとつ
日本のものが紛れ込んでいますが それは
どれでしょう?」と言いました。

陶器の展示部屋でした。

「これですよ。わかりますか?」
   陶器の桶でした。
   皆が「ええーっ」と覗きこむと
「中になにかはいってますか?
空ですよね。カラのオケ。
はい カラオケ・・・でした!」

って いいのかそれで。

いいような気がして力強くポチッ!

Commented by Mtonosama at 2014-09-05 06:28
♪びなちゃんさん

ひかちゃん、もうこれ以上真っ白な世界へは連れていかないで。

今朝はお蔭さまで獲物はなかったけれど、ウワァ~、ウワァ~と
すっとこさんの絶叫のような声でわめいていました。
あれ、絶対ひかちゃんだと思います(--〆)
Commented by Mtonosama at 2014-09-05 06:31
♪すっとこさん

すいません。びなちゃんさんへのコメントですっとこさんの絶叫を
ひかちゃん(多分)のわめき声といっしょにしてしまいました。

カラオケ・・・・・
ま、いいでしょう^_^;

力強いポチッをありがとうございました。
Commented by poirier_AAA at 2014-09-05 18:24
「郊遊」と書いてピクニック。確かに漢字を見るとそうかも。面白いですね。

でも、「ピクニック」の可愛い楽しいイメージとはずいぶん離れた感じの写真が続きますよね。楽しくないピクニックなのかなぁ。

どんな話なのか、続きを楽しみにしています。
Commented by Mtonosama at 2014-09-05 19:24
♪poirierAAAさん

子どもにとってはどんなピクニックでも楽しいのかも。
っていうか、子どもはなんでも楽しいことにしちゃうのかなぁ。

子どもは日常性を打破できる存在なのかもしれません。

あ、ばらしちゃったかな?

実は、この主人公には男の子と女の子、子どもがふたりいるんです。
Commented by アイスケーキ at 2014-09-05 20:21 x
「ピクニック」と言うと、
ウィリアム・ホールデンとキム・ノヴァクの
「ピクニック」を思い出しちゃう。

私も 古いなぁ~。

同じ「ピクニック」でも 全然違うみたいね。

次回 ストーリー  待ってまぁ~す。

ボチッ!
Commented by Mtonosama at 2014-09-06 06:02
♪アイスケーキさん

そっちの「ピクニック」ってまだ生まれてないかも(^^ゞ

って・・・

多分、全然違うと思います。
生まれてなかったからわからないけど(まだ言うか)

ボチッをありがとうございました。