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殿様の試写室

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殿が観た最新映画をいち早くお知らせ!

柘榴坂の仇討

柘榴坂の仇討 -1-

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(C)2014 映画「柘榴坂の仇討」製作委員会


当試写室、久々に登場の日本の時代劇映画です。
ご存知、浅田次郎の原作であります。
浅田次郎作品の映画化作品といえば『壬生義士伝』(‘02)。
良かったですね。
とのなんかラストのボロボロになった中井貴一の姿を観る度に号泣してしまいます。

今回もその中井貴一が登場。
本作は浅田次郎の短編集『五郎治殿御始末』(‘03)の中の1編『柘榴坂の仇討』です。

映画は雪のふりしきる桜田門外から始まります。
忠臣蔵にせよ、桜田門にせよ、雪と時代劇はよく似合います。


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桜田門外の変
1860年3月3日。京都朝廷の許可もないまま、アメリカとの修好通商条約に調印し、安政の大獄などで敵対する勢力の弾圧を行った大老・井伊直弼が江戸城桜田門外で水戸・薩摩の浪士ら18名に暗殺された事件。雪の中、約60人の供を引き連れ、江戸城に登城する井伊大老の行列が松平大隅守の屋敷にさしかかった時に襲われた。

井伊直弼といえば、かの松下村塾の吉田松陰も処罰された安政の大獄事件の当事者。
正直あまり良い印象は持っていませんでした。

しかし、歴史にはいろいろな視点が存在するのもまた事実であります。
彦根藩主・井伊直中の14男(!)として生まれた直弼。
長い長いひや飯生活を余儀なくされ、その間に剣術や茶道の腕を磨き、
一時は真剣に出家することまで考えたという人物。
そんな彼に運が向いてきたのは兄・直元が急死したためでありますが、
それは本作とは関係ないのでちょっと横へ置いておきましょう。
いずれにせよ、かなりの趣味人ではあったようです。
趣味人・井伊直弼を好演するのは中村吉右衛門。

そんな殿様を尊敬し、お仕えしたのが本作の主人公、
中井貴一演ずるところの志村金吾であります。

片や、桜田門外において井伊大老を襲撃した水戸藩藩士・佐橋十兵衛。
こちらは阿部寛が演じます。

主君である井伊大老を殺され、仇敵を追い続ける侍。
大老を暗殺後、車曳きに身を窶(やつ)し、妻もめとらず、子もなさず、孤独な人生を送る侍。

この二人の間に何が起こるか、映画はそのあたりをじっくり描きます。

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仁とは、義とは、忠とは。
いまや薬にしたくてもみつからないものを不器用に守り続ける男たちを
中井貴一、阿部寛が見せてくれます。

時代は江戸末期から明治時代へ。
日本が大きく変わった時代を撮ったのは若松節朗監督。
『ホワイトアウト』(‘00)『沈まぬ太陽』(‘09)『夜明けの街で』(‘11)などの作品があります。
音楽は久石譲。

男っぽい映画とお思いでしょ?
でも、女性陣のせりふや演技が、映画に思わぬふくらみを持たせるというところなど
いまどきの映画といえそうですよ。

さあ、いったいどんなお話でしょう。
続きは次回までお待ちくださいませ。



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☆9月15日に更新しました。いつも応援をいただきありがとうございます☆

柘榴坂の仇討
監督/若松節朗、原作/浅田次郎(「五郎治殿御始末」所収 中央公論新社刊/新潮文庫刊)、脚本/高松宏信、奥田健三郎/長谷川康夫、撮影/喜久村徳章、音楽/久石譲
出演
中井貴一/志村金吾、阿部寛/佐橋十兵衛(直吉)、広末涼子/せつ、中村吉衛門/井伊直弼、高島政宏/内藤新之助、真飛聖/まさ、吉田栄作/財部豊穂、堂珍嘉邦/稲葉修衛門、近江陽一郎/小野寺覚馬、木崎ゆりあ/ゆき、藤竜也/秋元和衛
9月20日(土)全国ロードショー
2014年、日本、カラー、1時間59分、配給/松竹
http://zakurozaka.com/

by Mtonosama | 2014-09-15 06:31 | 映画 | Comments(4)
Commented by ライスケーキ at 2014-09-15 21:48 x
広末涼子さんは  どんな役柄なんでしょうね。

NHKドラマ 「聖女」 で 最近毎週 彼女に会っているので、
どうもイメージが そちらに傾いてしまって・・・。

次回 ストーリー紹介で 彼女の役柄も 教えて下さいね。
Commented by Mtonosama at 2014-09-16 06:30
♪ライスケーキさん

もうライスケーキに適した気候になってきましたね。
広末さんは中井貴一の奥さん役です。彼女も良い女優さんになってきました(ちょっと、えらそー?)。

ドラマは観てないのでわかりませんが、この映画でライスケーキ
さんも、きっと広末涼子の変化を感じるかもしれません。
『おくりびと』のときより良くなったような気がします。
Commented by すっとこ at 2014-09-16 10:04 x
ひゃぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああああ!

広末涼子だぁ!
ちょっと苦手。
”おくりびと”で ちょっと苦手になってもうたです。

あと最近
”釣瓶の家族に乾杯”に出てて
「とんがり過ぎだろっ 顎っ」
って思っちゃったのもイケナカッタかも。

しかし男優陣は素敵!
中井貴一も、阿部寛も コメディからシリアスから
今回のような時代劇まで オールラウンドにこなす2人
ですね!

2人に期待で 力強くポチッ!
Commented by Mtonosama at 2014-09-16 19:54
♪すっとこさん

広末涼子の写真がデカ過ぎましたね^_^;

わたしも『おくりびと』の広末涼子には「なんなんだよ!」と思いました。
でも、今回は良かったです。
大人になったのかな?

「家族に乾杯」もNYで観られるの?
恐るべしNHK。

貴一っちゃん、良い俳優さんです。
大いに期待してくだされ。

そして、ポチッをありがとうございました。