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殿様の試写室

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ニューヨークの巴里夫(パリジャン) -1- Casse-tête chinois

ニューヨークの巴里夫(パリジャン)
-1-
Casse-tête chinois

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(C)2013 Ce Qui Me Meut Motion Picture - CN2 Productions - STUDIOCANAL - RTBF - France 2 Cinema 


どの映画を観るかというきっかけはとのの場合、いろいろあります。
好きな監督でしょ、気になるテーマでしょ、それに俳優。
特にその俳優の若い頃の映画を観たことがあって、
大人になったなぁとか、こんな役をやるようになったんだとか、
親戚のおばさんみたいな気持で映画を観ることがあります。

今回はまさにそれ。
おばさんは本作の主人公ロマン・デュリスが
まだ初々しい少年顔で主演した『ガッジョ・ディーロ』(‘97トニー・ガトリフ監督)の頃から
この人が気になっていました。
この作品で観たロマン・デュリスが印象に残り、
『スパニッシュ・アパートメント』(‘02セドリック・クラピッシュ監督)で
彼が主演すると知って勇んで観に行きました。
そんな訳で続編の『ロシアン・ドールズ』(‘05)も観ました。
ですから、グザヴィエ(主人公の名前です)シリーズ最終章である本作を見逃すことなどできはしないのです。
フンッ(と鼻息も荒々しいとのであります)。

監督はセドリック・クラピッシュ。

1961年フランス出身。ニューヨーク大学で映画製作を学び、85年帰国し、レオン・カラックス作品のスタッフなどを務める。92年初めての長編映画『百貨店大百科』でセザール賞にノミネートされ、注目を集める。その後、日本でも大ヒットした『猫が行方不明』(‘96)ではベルリン交際映画祭の映画批評家協会賞を受賞。

寅さんやハリーポッターならいざ知らず
ちょっとジミ目な単館系映画でのシリーズ作なんて珍しいですよね。


それにしても『スパニッシュ・アパートメント』は楽しかったなぁ。

『スパニッシュ・アパートメント』
パリの大学生グザヴィエ(ロマン・デュリス)は就職相談に行った役所の役人からスペイン語とスペイン経済を勉強するようにいわれる。そして、泣いて寂しがるマルティーヌ(オドレイ・トトゥ)を振り切り、バルセロナへ留学。国籍も性別も異なる6人の学生が住むアパートへ転がり込みます…

監督も出演者たちも若く、また150歳の観客もそれなりに
自分の若き日々を思い出したりしながら、心底楽しめた作品でした。
でも、まさか続編が出るとは思わなかったです。


『ロシアン・ドールズ』
役所には就職しなかったグザヴィエ。夢だった小説家への足がかりはつかんだが、その場限りの恋愛を繰り返していた。ある日、TV局からイギリスの脚本家との共同執筆を頼まれ、ロンドンに住むかつての留学生仲間ウェンディ(ケリー・ライリー)を相棒に仕事を進めることに。グザヴィエは恋人がありながら、ウェンディにも魅かれ始める…

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ま、一般人の場合は学校を出たら、
社会の荒波にもまれ、思い通りにならない子育てに翻弄されたりで、
人生はイヤでも続編だらけですけどね。

実は監督自身『スパニッシュ・アパートメント』を撮影した時には
続編のことなど考えていなかったそうです。
ただ出演者や製作陣と会うたびに続編の意向を訊ねられ、自分もその気になっていったのだとか。

監督は『スパニッシュ・アパートメント』の2年後『ロシアン・ドールズ』のアイディアを
思いついた時、同じメンバーとの仕事を熱望していることに気づき、
サンクトペテルブルグで『ロシアン・ドールズ』の撮影が終わったときには
もうこの物語を3部作にすることを決めていました。

というわけで、本作は40歳になった出演者たちを描いた物語。
「四十にして惑わず」なんて嘘っぱち。
相変わらず惑いっぱなしのグザヴィエたちを描いた映画です。

いったいどんなお話でしょうね。
続きは次回までお待ちくださいませ。



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☆12月1日に更新しました。えーっ!!もう12月です。どうしましょう☆

ニューヨークの巴里夫
監督・脚本/セドリック・クラピッシュ、製作/ブルーノ・レヴィ、撮影/ナターシャ・ブライエ
出演
ロマン・デュリス/グザヴィエ、オドレイ・トトゥ/マルティーヌ、セシル・ドゥ・フランス/イザベル、ケリー・ライリー/ウェンディ、サンドリーヌ・ホルト/ジュー、マルゴー・マンサール/ミア、パブロ・ミュ・ジェイコブ/トム、フローラ・ボナベンチュラ/ベビーシッター、ブノワ・ジャコ/グザヴィエの父
12月14日(日)Bunkamuraル・シネマほか全国順次ロードショー
2013年、フランス・アメリカ・ベルギー、英語・フランス語、カラー、117分www.nyparisian.ayapro.ne.jp/

by Mtonosama | 2014-12-01 05:48 | 映画 | Comments(6)
Commented by ライスケーキ at 2014-12-01 22:36 x
私はロマン・デュリスも このシリーズも知りませんが、
同じようにシリーズ作品を思い出しました。

フランス人女性とアメリカ人男性が電車の中で会って、
ウィーン(だったかな)で一緒の時を過ごし、再開を約束するけど、色々あって会えなくて、小説家になった男性が この話を小説にしてパリでサイン会を開催。
そこに登場した彼女と・・・。  こんなお話の3部作だったけど、ほとんど二人のセリフ中心の映画が面白かっ
た。 タイトル忘れたけど とっても おしゃれな映画で
印象に残っている。 あっ、男性はイーサン・ホークだったかな。 この作品もシリーズ化を予定してなかったみたいだけど、作品中の人物と俳優さんがダブって見えて 共に年を重ねているようで面白かった。
Commented by Mtonosama at 2014-12-02 06:23
♪ライスケーキさん

私もジミ系映画でシリーズ化されたの思い出しました。
でも、タイトル忘れた^_^;
忘れることのみ多かりき・・・

監督も俳優たちも共に歳を重ね、やあ!やあ!って感じで
同窓会みたいに映画作りするのって楽しいでしょうね。
Commented by poirier_AAA at 2014-12-02 21:18
邦題が原題とかけ離れているので、最初は全然話が結びつきませんでした。そっか、日本ではこういうタイトルになるんですね。。。。

すみません。今はロマン・デュリスと聞くと別な姿を想像してしまって(オゾン監督の新作の話です)。この人の顔を見ると「実はボクは‥‥」と言い出しそうな、クローゼットから女の服が出てきそうな気がしてしまうのです。
Commented by Mtonosama at 2014-12-03 06:15
♪poirier AAAさん

chinoisしかわかりませんが、確かに邦題には中国のチの字も入っていませんものね。

オゾン監督の新作、面白そう♪
ロマン・デュリスの女装姿見てみたいです。
この人、若い時はホントに素敵でした。
でも40歳にもなるとしっかりおっさん顔になっています。
俳優って若い頃の顔を否応なく見せられる仕事だから大変ですね。
Commented by すっとこ at 2014-12-03 12:12 x
きゃぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああ!

ホントだ!
もう12月だわ!
どうしましょう・・・・・・・・・・・・。

連作・・・日本のテレビの”不揃いの林檎たち”
というのがありましたね。
あ、”北の国から”もそうだった。

これ、最近作がNYで撮られたのですね。
チャイナ・タウンみたいだな。

いったいどんなストーリーだか
興味しんしん。

力強くいつものようにポチッ!!
Commented by Mtonosama at 2014-12-03 15:08
♪すっとこさん

チャイナタウンも出てくるし、セントラルパークを見下ろす高級アパートも出てくるし、川沿いのソーホーみたいな部屋も出てくるのでニューヨーカーのすっとこさんにいろいろ教えていただきたいですわよ。

力強いポチをありがとうございます。