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殿様の試写室

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セバスチャン・サルガド 地球へのラブレター -1- The Salt of the Earth


セバスチャン・サルガド
地球へのラブレター
-1-
The Salt of the Earth


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(C) Sebastiao Salgado (C) Donata Wenders (C) Sara Rangel (C) Juliano Ribeiro Salgado


わが敬愛するヴィム・ヴェンダース監督の最新作です。
そして、その監督が更に敬愛する写真家セバスチャン・サルガドの写真と人生と
思わず息を呑む光景から構成されたドキュメンタリー映画ときたら
これを見ない法はありましょうか。

『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』(‘99)、
『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』(‘10)
http://mtonosama.exblog.jp/17198768/  http://mtonosama.exblog.jp/17210360/
などを送りだしたヴィム・ヴェンダース監督。

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彼は写真家でもあるのですが、
ある日セバスチャン・サルガドが撮影した1枚のモノクロ写真に衝撃を受けました。
それはアフリカ難民の盲目の女性を写したものでした。

恐らくはそれほど年老いてはいないと思われますが、
眉間には深い皺が刻まれ、見えない目でカメラを凝視している女性。
心をざわつかせるような写真です。
その写真に感銘を受けたヴィムは
サルガドの写真展「人間の大地 労働」を観に行き、
猛烈なファンになってしまいました。


セバスチャン・リベイロ・サルガド
1944年2月22日、ブラジル、ミナス・ジェライス州(Minas Gerais)アイモレスの小さな農場主の息子として生まれ、サンパウロ大学で経済学修士を取得したのち、ブラジル大蔵省に勤務。69年にパリに夫人とともに移住。パリ大学で農業経済学博士課程修了。ロンドンに本部を置く国際コーヒー機関に勤務した後、73年にパリに移り、フリーの写真家となる。
ユージン・スミス賞はじめ40年にわたり50以上の報道写真賞を受けた報道写真家であり、生地ブラジルのジャングルの保全や復元に邁進する環境活動家としても知られている。パリを拠点に、飢餓や貧困、戦争などで過酷な状況に追い込まれた人々をテーマとし、現地に赴きモノクロ写真で被写体に何ヶ月も密着して撮影するスタイルで知られる。ブラジルの露天掘りの金山で働く人々を撮った「セラ・ペラダ金鉱」(‘86)などが代表作。1986年から6年をかけて23カ国を訪れて撮ったシリーズ「WORKERS」はサルガドの名前を世界に知らしめた。

主な写真プロジェクト
1978年 リオデジャネイロ郊外の住宅4000戸の生活環境問題を取材
1979年 ヨーロッパにおける移民の多様性を取材
1977~84年 ラテンアメリカの農民や全住民の子孫らの生活を取材
1984~85年 フランスの「国境なき医師団」の協力でアフリカ・サヘル地域の旱魃による飢餓を取材
1986~92年 集団的肉体労働の終焉を26ヶ国で取材
1994~99年 地球規模で移動する人々を取材
2001年 ユニセフと世界保健機構の「ポリオ撲滅キャンペーン」のため現地取材
2004~11年 GENESISプロジェクトのため、世界各国を取材

本当は彼の受賞歴や写真展、写真集などもご紹介したいところですが、
あまりにも膨大なので省略させていただきました。

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本作でヴィム・ヴェンダース監督と一緒に監督をしている
ジュリアーノ・リベイロ・サルガド監督はセバスチャン・サルガドの長男です。


ジュリアーノ・リベイロ・サルガド
1974年パリに生まれる。1996年にアンゴラの対人地雷の使用を題材とした最初のドキュメンタリー「Suzana」をフランスのテレビ局アルテのために製作。エチオピア、アフガニスタン、ブラジルでドキュメンタリーを製作すると同時に、フランスのテレビ局キャナルプラス+とブラジルのテレビ局Globodeでニュース番組に携わる。The London Film Schoolを2003年に卒業。以後、主にフランステレビ局の短編映画とドキュメンタリーを製作。

さあ、一体どんな映画なのでしょう。
続きは次回まで乞うご期待でございます。



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セバスチャン・サルガド 地球へのラブレター
監督/ヴィム・ヴェンダース、ジュリアーノ・リベイロ・サルガド、プロデューサー/デヴィッド・ロジエール、エグゼクティブプロデューサー/ヴィム・ヴェンダース、撮影/ヒューゴ・バルビエ、ジュリアーノ・リベイロ・サルガド、音楽/ローレント・ピティガント
8月1日(土)Bunkamuraル・シネマ他にて全国ロードショー
2014年、フランス・ブラジル・イタリア、110分、日本語字幕/岩辺いずみ、字幕監修/吉田徹、提供/RESPECT(レスペ)、配給/ RESPECT(レスペ)×トランスフォーマー、特別協力/TASCHEN(「GENESIS」)、河出書房新社(「わたしの土地から、大地へ――セバスチャン・サルガド自伝(仮)」7月刊行予定)
http://salgado-movie.com/

by Mtonosama | 2015-07-24 06:15 | 映画 | Comments(11)
Commented by なえ at 2015-07-24 17:17 x
私が聞いたことのある世界的な写真家といえば、キャパとか
言う人がいましたなあ。戦場写真家?とかいって。
名前は出てきませんが、日本の女性写真家で一時話題になった
人、誰でしたっけ?ハーレムの写真を撮っていた人。あの方は
今はどうされてるのでしょう?

そうでしたね、私の高校時代も友達とよく電話で話してました。ウチは玄関に置いてあったのですが、母の友達が電話を
してもずっとお話し中だった、と後で母によくたしなめられた
もんでした。それでもやっぱり友達と長電話してましたわ
^_^;
Commented by Mtonosama at 2015-07-24 20:34
♪なえさん

吉田ルイ子さんではなかったでしょうか?
この方も170歳位なので今は静かにしていらっしゃるのでしょうかねぇ。

キャパ、澤田教一さんもいらっしゃいますよね。

サルガドさんの写真、ホントにすごいです。
当試写室ではサルガドさんの写真を紹介できませんが、
ちょっとご覧になってください。
ヴィム・ヴェンダースが夢中になったのも納得です。

高校時代は長電話が生きがいでした。4時間が最長かな。
それは両親の留守を狙ってかけたときです^_^;
Commented by びなちゃん at 2015-07-25 14:21 x
おあつうございます

外猫達の食欲も失せて、まあ、残すこと…昼はもっぱら、日陰を探して姿も見せません。

この映画も写真のように、モノクロなんですね?

懐かしい、吉田ルイ子さん、彼女の猫の本、ネコロジスト(古いんですけど)面白かったですよ。
Commented by なえ at 2015-07-25 15:26 x
そやそや、吉田ルイ子さんや!
えーっ、もう170歳くらい?

サルガドさんの写真、見ました。これ、現実?て感じ。
何だか幻想的だったり、誇張してるんちゃうの?と
いうのや、見るのが辛いのもありますね。

びなちゃんさん
ルイ子さん、猫好きなんですか?(*^。^*)ネコロジストて今でもあるんでせうか?
ある
Commented by びなちゃん at 2015-07-25 16:02 x
お邪魔します
>なえさん
正確には”わたしはネコロジスト”です。私が購入したのは2003年版の中公文庫です。単行本は1995年に出ていて、両方共に、am●zonで、今在庫あります。買わなくても、近くの図書館で検索してみては?
彼女の他の被写体と違って、猫だし、写真集なので、添えられている文は少ないのですが。
雉猫の寅ちゃんです。表紙と、最後のページの写真が、愛を感じます。
くまさん、お邪魔しました~
Commented by Mtonosama at 2015-07-25 19:13
♪びなちゃんさん

暑いですね。
シャワーを浴びてもすぐに汗でびしょびしょになります(-_-;)

この映画は昔の写真や映像、新しい映像などが混在しているので
モノクロあり、カラーありです、

「わたしはネコロジスト」ですね。図書館に行って借りてこようっと。
ありがとうございました。
Commented by Mtonosama at 2015-07-25 19:20
♪なえさん

以前、住宅雑誌を見ていたとき、漆喰の壁と柱や梁が素敵な
住宅が掲載されていて、それが吉田ルイ子さんのお宅でした。
家を建てる前だったので、そのおうちの設計者に連絡を撮りた
いとあちこち電話をかけたりしましたが、結局連絡とれず。
注文住宅の夢は破れました。

写真家としての、あるいはネコロジストとしてルイ子さんではなく
素敵なおうちにお住まいのルイ子さんという印象が焼き付いています。
あんなおうちに暮らすネコたちも幸せだろうな♪
Commented by アイスケーキ at 2015-07-25 20:10 x
写真て不思議ですよね。

同じ被写体でも素人の写真とプロのでは
あきらかに違う。

昔はフィルムだったから 一枚一枚を大事にして
シャッターを押すまで時間がかかった。
今はデジタルだからバンバン撮って
気に入らないのは消しちゃう。
そんなに撮っても プロのような作品は撮れない。

サルガドさんの作品ネットで観られるかな。
これから 観てみます。
Commented by Mtonosama at 2015-07-26 09:16
♪アイスケーキさん

暑いですねぇ。言ってもしょうがないけど。

サルガドさんの撮影スタイルは被写体と何ヶ月も一緒に暮らし、
密着して撮影するというもの。
被写体への入れ込み方が半端ではないし、それが態度にも現れ、
こういう写真になるんだと思います。

被写体への愛ですかねぇ。

Commented by すっとこ at 2015-07-27 06:40 x
うわわわわわわわわわわわーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!

吉田ルイ子さん、懐かし過ぎるお名前ですね。
そして
猫好きのネコロジストでいらしたのですか?

”わたしはネコロジスト”
これ、いつか本帰国になったら図書館で
捜そう、っと!

それまで、覚えていたら・・・という但し書き
つきでねトホホ。

遅ればせながら ポチッと!!
Commented by Mtonosama at 2015-07-27 11:27
♪すっとこさん

ギックリ腰はもう大丈夫ですか?
もし今日本だとしたらギックリ腰はつらいでしょうな。
いや、ギックリ腰でなくてもこの暑さはつらい。
NYはいかがですか?
ポチッをありがとうございました。
夏真っ盛りの日本より