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殿様の試写室

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彼は秘密の女ともだち -2- The New Girlfriend


彼は秘密の女ともだち
-2-
The New Girlfriend

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(C)2014 MANDARIN CINEMA - MARS FILM - FRANCE 2 CINEMA - FOZ


さてさて、オゾン作品のいつものお楽しみはヒロインです。
フランスには良い女優さんが多いなぁ、と今更ながら感心します。

今回、主人公クレールを演じるのはアナイス・ドゥムースティエ。

アナイス・ドゥムースティエ
1987年フランス・リール生まれ。12歳でデビュー。ジュリエット・ヴィノシュ主演『ジュリエット・ヴィノシュ in ラヴァーズ・ダイアリー』(‘10)やオドレィ・トトゥ主演の『テレ―ズ・デスケルウ』(‘11、日本未公開)、『キリマンジャロの雪』(‘10)
http://mtonosama.exblog.jp/17634953/ http://mtonosama.exblog.jp/17646015/
『間奏曲はパリで』(‘13)に出演。セザール賞有望若手女優賞にノミネートされた。

きれいというより可愛いという形容詞が似合う女優さん。
今までのオゾン作品とはタイプが違う感じです。
とのは好みですけれど。

普通な感じの彼女が主人公を演じることによって
ちょっと危ないお話が素直なラブストーリーになったような気がします。

さあ、一体どんなラブストーリーなのでしょうか。

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ストーリー
クレールの親友ローラが死んだ。
夫のダヴィッドと生まれたばかりの娘リュシーを遺して・・・

クレールがローラと出会ったのは7歳の時。
転校してきたローラの強いまなざしに魅入られ、
クレールは彼女こそ“永遠の友”と確信する。

成長したローラはいくつもの恋を経てダヴィッドと結婚。
クレールがジルと結婚した時、ローラのお腹には赤ちゃんがいた。
だが、その子が洗礼式を迎える頃、ローラは病に侵され、
あっけなく不帰の人となってしまった。

葬儀から数週間を経てもクレールの悲しみは癒されない。
赤ちゃんのリュシーを見ればローラを思い出すのがつらく、
ダヴィッドにも連絡をとることはできないまま。
仕事に集中することもできず、1週間の休暇をとる。
思いきってダヴィッドに電話をするのだが、いつも留守電。

クレールは勇を鼓してダヴィッドの家を訪れる。だが、ノックをしても返事はない。
帰ろうと思った矢先、家の中からリュシーの声が聞こえてくる。
ドアを開けて、中に入ると見知らぬ女性がリュシーをあやしていた。
振り向いた“彼女”を見てビックリ。
なんとその女性はローラの服を着たダヴィッドだったのだ。

ダヴィッドはリュシーをあやすため、ローラの服を着たのだという。
クレールは動揺を抑えることができず、ダヴィッドの家から飛び出していった。

夫ジルから「誰に会っていたの?」と訊かれ、
「友だちのヴィルジニアよ」ととっさに架空の名前を答えるクレール。

リュシーをローラの両親に預けることにしたダヴィッドは、
クレールに「ショッピングにつきあって」と頼む。
最初はとまどっていたクレールだが、“ヴィルジニア”のために服やウィッグを選ぶ内、
彼女との時間が楽しみになり、クレール自身華やいだ気持に変わっていくのだった。

数日後、クレールはダヴィッドから呼び出され、
「“ヴィルジニア”でいることが自分らしい生き方である」と告げられる。
そして“ヴィルジニア”からローラの両親の別荘への一泊旅行に誘われたクレールは
夫に嘘をつき、家を出た。
別荘に向う途中のガソリンスタンドで、ダヴィッドから“ヴィルジニア”に変身。
“女二人旅”が始まる……

いえね、お話そのものはとっても危ないんです。
最初の内は、女装者というのはみんなゲイなのか、
という先入見にとらわれていたこともあり、
かなりとまどってしまいました。
とんだところで、自らの保守性が露呈してしまったというか、テヘッであります。

とはいえ、“ヴィルジニア”ことダヴィッド、
いえ、ダヴィッドこと“ヴィルジニア”でしょうか。
この人が妙なおねえ言葉を使ったり、
クネクネしたりというような男性目線での“女性らしさ”を表現してないところで
好感度グーンとアップ。
女もいろいろ、男もいろいろ、人生いろいろ。
ステレオタイプの女らしさをおしつけてこない上品な映画でした。

毎回進化するオゾン監督。
いつも楽しませてくれてありがとうございます。






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彼は秘密の女ともだち
脚本&監督/フランソワ・オゾン、製作/エリック&ニコラス・アルトメイヤー、撮影/パスカル・マルティ、衣装/パスカリーヌ・シャバンヌ
出演
ロマン・デュリス/ダヴィッド&ヴィルジニア、アナイス・ドゥムースティエ/クレール、ラファエル・ペルソナ/ジル、イジルド・ル・ペスコ/ローラ、オーロール・クレマン/リズ、ジャン=クロード・ボル=レダ/ロベール、ブルーノ・ペラール/エヴァ・カールトン、クロディーヌ・シャタル/子守、アニタ・ジリエ/看護士、アレックス・フォンダ/看護助手、ジタ・ハンロ/ウェートレス
8月8日(土)シネスイッチ銀座、新宿武蔵野館他にてロードショー
2014年、フランス、フランス語、107分、日本語字幕/松浦美奈、配給/キノフィルム、後援/在日フランス大使館、アンスティチュ・フランセ日本、http://girlfriend-cinema.com/

by Mtonosama | 2015-08-08 05:36 | 映画 | Comments(6)
Commented by アイスケーキ at 2015-08-08 14:37 x
皆さん暑いですね。 
アイスケーキでも食べて涼んでください。

トランスジェンダーだかゲイだかレズだか、
良くわかりませんが 自然に心のままに生きたほうが良いね。

トランスジェンダー?ゲイ?の人って見た目は男性でも 心は女性で優しいんだそうです。
友達になってくれたら楽しいだろうな。
Commented by Mtonosama at 2015-08-08 20:16
♪アイスケ―キさん

まったく暑いですね。氷菓子ばかり食べていてお腹が痛くなりました。

そうそう、わたしもおねえの友達が欲しい。楽しい時間を過ごせそう^m^
Commented by なえ at 2015-08-09 21:34 x
「女装者というのはみんなゲイなのか、
という先入見にとらわれていたこともあり」

て、え?女装者は皆ゲイではないの?てことはこの
ダヴィッドは心は男?女装趣味の男と女の恋愛もの?
普通の主婦のクレールには普通の現夫のほうが合っている
ようにも思いまするが。それもオバサンの先入見かしら?

女風呂でキャーッて叫ばれたって?ワハハ!あ、いえ、その、
何です、殿様はハンサム・ウーマンなんですね^_^;

また横で失礼します。
びなちゃんさん、借りたのは文庫です。図書館なのに文庫しか
ないのかよー!て不満でしたが、単行本と微妙に違うのですか?お薦めの写真集どれも知りませんでした。借りようと思う
けれど、はてさてショボイ京都の図書館にあるかどうか?
Commented by Mtonosama at 2015-08-10 06:12
♪なえさん

彼は心も体も男なんです。
いやはや人間というのは一筋縄じゃいきませんや。

そうそう夫だって良い人なんだよね。
う~ん、とうなってしまいました。

女風呂事件は衝撃でしたよ。うらわかい乙女でしたから(;O;)

Commented by すっとこ at 2015-08-10 07:15 x
ああああああああああああああああああああああああああああ!

えっとね、題名が思い出せないのだけど
大島弓子の漫画であったの。
男性が女装してお母さんになるの。
いつも割烹着姿がイカしたお母さんなの。
そしてある晩
お母さんは綺麗な長い髪を自分で切るの。

そして兵隊さんになって召集されて行くの!

何かの愛の物語があって 母のない子供たちの為に
男性が女装してたんです。
だいぶ前に読んだので肝心の愛の事情を思い出せんが。

この映画監督ひょっとして大島弓子にインスパイアされた?

今日も力強くポチっ!!
Commented by Mtonosama at 2015-08-10 14:12
♪すっとこさん

おや、珍しい!
すっとこさんが漫画情報とな?

大島弓子は好きですが、この漫画は知りません。
ああ、おかあさんは戦争に行ってしまったのですね。
読みたい。

今日も力強いポチッをありがとうございました。