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殿様の試写室

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顔のないヒトラーたち -2- Im Labyrinth des Schweigens


顔のないヒトラーたち -2-
Im Labyrinth des Schweigens

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(C)2014 Claussen+Wobke+Putz Filmproduktion GmbH / naked eye filmproduction GmbH & Co.KG


2015年1月、ナチス虐殺被害者の追悼式典で、メルケル首相は語りました。

「ナチスはユダヤ人への虐殺によって人間の文明を否定しました。
その象徴がアウシュヴィッツです。
私たちドイツ人は恥の気持でいっぱいです。
何百万人もの人々を殺害した犯罪を見て見ぬふりをしたのはドイツ人自身だったからです。
私たちドイツ人は過去を忘れてはいけません。
数百万人の犠牲者のために過去を記憶していく責任があります」

安倍さん、聞いてましたか?
記憶するためには学ばなければなりませんのよ。

あ、すいません。
つい腹が立って。

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前回は、一人のジャーナリストが、アウシュヴィッツ収容所・元親衛隊員が
学校教師をしていることを知ったというところまでお話しました。

その後、若き検事ヨハンが様々な圧力や苦悩を抱えながら
アウシュヴィッツで犯したナチスの犯罪の詳細を
生存者の証言や実証を基に明らかにして行きます。
実に感動的であります。

主役の若き検事ヨハンを演ずるのは
『ゲーテの恋』でゲーテを演じたドイツの誇るイケメン俳優
http://mtonosama.exblog.jp/16661792/ http://mtonosama.exblog.jp/16675792/
アレクサンダー・フェーリング。
若き、というところが重要です。
もし、とのの好きなモーリッツ・ブライプトロイなんかだと
ちょっと歳がいきすぎちゃいますからね。

このアレクサンダーくん、
1981年生まれですからブライプトロイより10歳も若い34歳。
若いだけでなくお顔立ちがとても端正でありながら華やかでございましょ?
この華やかさと美しさが
暗い時代のドイツの暗い部分を深刻なだけではなく、
ハラハラドキドキ夢中にさせて、ラストには感動の涙が頬を伝う映画にしあげています。

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まあ、まずはストーリーにいってみましょう。

ストーリー
1958年、フランクフルト。戦後13年。ドイツは経済復興の真っただ中。
人々もあの忌まわしい戦争を忘れつつあった。

新米の検事ヨハン・ラドマン。
意欲も野心も満々だが、担当する裁判は交通違反ばかり。
ところが、交通違反で出廷した女性マレーネ・ウォンドラックに一目惚れ。
彼女の罰金額の一部を法廷で立て替えた。

ジャーナリストのトーマス・グニルカ。
彼は友人のシモン――戦争中アウシュヴィッツに収容されていたユダヤ人――
から、元親衛隊(SS)にいた男が違法に教師をしていることを聞き、
検察庁のロビーでその苦情を申し立てた。
だが、検察官はアウシュヴィッツのことを知らず、トーマスの話に耳を傾ける者もいない。
ただ一人ヨハンは彼の話に関心を示し、調査を始めた。

調査の結果、その男がアウシュヴィッツの親衛隊であったことが確認され、
ヨハンは検察官の定例会議で報告。検事正はしぶしぶ文部省への確認を約束。

しかし、トーマスはヨハンを信じなかった。
ヨハンも他の同世代の人々と同じく”アウシュヴィッツ“の実態を知らないことに
「史上最悪の残虐行為は忘れ去られてしまった」と嘆くのだった。

トーマスはヨハンのオフィスから書類を盗み出し、
ルントシャウ紙に「闇に葬られたスキャンダル」と題した記事を発表する。
その責任を問われ、検事総長フリッツ・バウアーに呼び出されたヨハン。
状況を説明する一方で、
バウアー検事総長から政府機関内には未だにナチ党員がいること。
確かに殺人が行われたという証拠がなくては、
戦争犯罪者を裁くことはできないのだと知らされる・・・

まだまだストーリーは続きます。
しかし、当試写室の容量不足のため、異例ではありますが、
またも続きとさせていただきます。

次回いよいよ最終編。
乞うご期待でございます。



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☆9月30日に更新しました。明日から10月ですね。なんと1年の経つのは早いことでしょう☆

顔のないヒトラーたち
監督/ジュリオ・リッチャレッリ、脚本/エリザベト・バルテル、ジュリオ・リッチャレッリ、製作/ウリ・プッツ、サビーヌ・ランビ、ヤコブ・クラウセン、撮影/マルティン・ランガー、ロマン・オーシン
出演
アレクサンダー・フェーリング/ヨハン・ラドマン、アンドレ・シマンスキ/トーマス・グニルカ、フリーデリーケ・ベヒト/マレーネ・ウォンドラック、ヨハネス・クリシュ/シモン・キルシュ、ハンシ・ヨクマン/エリカ・シュミット、ヨハン・フォン・ビューロー/オットー・ハラー、ロベルト・フンガー・ビューラー/ウォルター・フリードベルク、ルーカス・ミコ/ヘルマン・ラングバイン、ゲルト・フォス/フリッツ・バウアー
10月3日ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、シネ・リーブル梅田、シネ・リーブル神戸他全国ロードショー
2014年、ドイツ、123分、配給/アット エンタテインメント、字幕/安本煕生、http://kaononai.com/

by Mtonosama | 2015-09-30 05:02 | 映画 | Comments(2)
Commented by すっとこ at 2015-09-30 19:20 x
あーーーーーーーーーーーーーれーーーー!

殿様の試写室の記事、最近長くなってませんか?
ひとつひとつが。

そして今回は

異例の3部構成とな!

次回最終章に大きな期待を込めて
チカラ強く ポチッ!!
Commented by Mtonosama at 2015-10-01 05:55
♪すっとこさん

そーーーーーーーーなんです。
なんせ少しばかり興奮してしまったので長くなってしまいました。

でも、冷静に、客観的に、を心がけたいと思います。
な~~~~~~~~~~~んてね。無理ですけど。

チカラ強いポチッをありがとうございます。

すっとこさん、あまりご無理をなさらないでね。