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殿様の試写室

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殿が観た最新映画をいち早くお知らせ!

犬に名前をつける日 -2-


犬に名前をつける日
-2-

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(C)スモールホープベイプロダクション


本作はドキュメンタリードラマでありますから、
本当に活動していらっしゃる方々も登場します。
いや、実にこの方々には頭が下がります。

まず「ちばわん」。
ちばわんhttp://chibawan.net
関東を中心に250名を越えるボランティアのみで活動する動物愛護団体。
2002年、多頭飼い現場を目の当たりにし、有志で活動開始。
殺処分ゼロを目指し、
「繁殖に反対」「不妊・去勢手術の推進」「行き場のない犬・猫の家族探し」を掲げている。
動物愛護センターからの引き出しと譲渡先探し、野良猫の不妊・去勢手術、
多頭飼育崩壊やブリーダー廃棄現場での不妊・去勢手術とレスキューなど。
2015年までに5000頭近くの犬猫の命を救ってきた。
1頭でも多くの犬猫にもう一度生きるチャンスを与えるために精力的に活動している。
シェルターを持たず、各家庭で保護犬・保護猫を預かる。

あ、いかん。ここでもうあの犬たちの目を思い出して泣けてきた・・・

次に登場する方たちにも感激しました。
犬猫みなしご救援隊です。

犬猫みなしご救援隊http://www.minashigo.jp/
広島県に本拠地を置き、栃木県に活動拠点をおく。
獣医師を含む専門知識の豊富な行動力のある団体として「終生飼養」と「譲渡活動」」を基盤に
伴侶動物の救援活動を行う団体。
1990年、代表・中谷百里が個人で野良猫の保護活動を始め、
2005年、犬猫みなしご救援隊としてNPO法人を取得し、2年後に終生飼養ホームを建設。
東日本大震災発生の4日後に被災地に入り、福島原発20キロ圏内から犬猫他動物1400頭を救出。
2013年から広島市動物管理センターに収容された猫全頭と譲渡対象外の引き出しを続行。
広島市の殺処分機の使用を廃止させ、広島市と協働して地域猫活動を行っている。
また現在、広島と栃木の施設では行き場のない犬猫あわせて1300頭の保護育成を行っている。

福島では犬も猫も牛もみんな呆然自失としていました。
人はもちろんですが、
訳もわからず自分だけ置いてきぼりになってしまった彼らのとまどいは
いかばかりだったでしょう。
中谷さんたちの活動には本当に頭が下がります。

本作の舞台は福島、横浜、広島と各地に飛びます。
どんなストーリーかというと・・・

ストーリー
TVディレクターの久野かなみは愛犬を病気で亡くしてから何をする気も起きない。
そんな時、大先輩の映画監督渋谷昶子さんに
「悲しむ暇があったら、犬の映画を撮りなさい」と励まされる。

飼い主のいない犬や猫は「動物愛護センター」で一定期間保護され、
飼い主がみつからなければ殺処分されてしまう。
かなみはセンターで殺される犬猫や、
震災後、福島原発20キロ圏内に残された動物たちの姿を目の当たりにして
大変なショックを受ける。

「ちばわん」の代表・扇田桂代さんは打ち棄てられたブリーダーの店から
46頭の犬を救い出したり、被災地の犬猫に無償で不妊去勢手術を行っている。
副代表の吉田美枝子さんは毎週愛護センターに通い、
2015年までに5000頭の犬猫の命を救ってきた。

一方、「犬猫みなしご救援隊」はシェルターを構え、1000頭以上の犬猫を保護している。
震災後には原発20キロ圏内から1400頭の犬猫を救出。
代表の中谷さんは言う。
「助けられる命は全部救う」と。

彼女達の取り組みをしったかなみは「自分には何ができるのか?」と問いかける。
その頃、元夫・前田から連絡が。
自らのふがいなさを訴えるかなみにカメラマンの前田は
「自分たちの役目はそれを撮って伝えることじゃないのか」と励ます。

かなみは保護された後の犬たちの取材を開始。
震災を生き抜いた犬と飼い主との絆。
保護犬を受け入れる老人ホーム「さくらの里山科」の
お年寄りと犬たちが寄り添うように生きる姿。

保護犬だった犬たちが新たな飼い主と暮らす姿を見て
「歎くだけではなく自分にできることをしよう」と
かなみはある決心をする……

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流行だからと繁殖され、売れなくなったからと放置される犬たち。
欲しい人がいるから増やす人がいるわけです。
でも、犬や猫はオモチャじゃないんです。

動物愛護センターに1歳にもならない犬が唇をかみしめるようにして立っていました。
コロコロした子犬じゃなくなったからといって棄てられたんです。

また泣けてきた・・・

泣いてばっかりじゃいけませんね。
映画に登場するボランティアさんやNPOの努力の結果、
処分される犬や猫は年々減ってきているそうです。

まずは飼ったら命尽きるまで面倒をみなくちゃいけません。
作品中、保護犬譲渡会場で犬が欲しいという人に
「この犬は後15年は生きます。
誠に失礼ですが、あなたのお歳ではそこまで世話することはできない」
という「ちばわん」の女性の言葉に
もう二度とこの犬に悲しい思いをさせたくないという強い思いを感じました。

絶対泣いてしまう映画です。





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☆10月25日に更新しました。いつも応援ありがとうございます☆

犬に名前をつける日
監督・脚本・プロデューサー/山田あかね、構成/松谷光絵、撮影/谷茂岡稔、編集/大泉渉、音楽/つじあやの、主題歌/ウルフルズ「泣けてくる」協力/「ちばわん」(篠崎和正、篠崎聖子、斉藤智恵、佐藤快枝、ちばわんメンバーの皆さま)、「犬猫みなしご救援隊」(郷原妙美、古川雅美、増田忍)、千葉県動物愛護センター、広島市動物管理センター、特別養護老人ホームさくらの里山科(畠美佐子)、松戸市立福祉医療センター東松戸病院、出口泰男、丸宝行晴、松谷早苗、市川幸嗣、江崎渡、長谷川徹、アルファヴィル、鬼塚正、ゼロライトイヤーズ、シャシャ・コーポレーション
出演
小林聡美、「ちばわん」(扇田桂代、吉田美枝子)、「犬猫みなしご救援隊」(中谷百里、田原好巳)、山口武雄、若山三千彦、新見江利、柳沢裕子、菅野さつき、菅野一幸、菅野智恵、渋谷昶子、藤井聡、青山美郷、今村沙緒里、ハル、ナツ、チコ(ノワール)、上川隆也
10月31日(土)シネスイッチ銀座ほかにて全国順次公開
2015年、107分、カラー、配給/ス―ルキートス、http://www.inu-namae.com/

by Mtonosama | 2015-10-25 05:59 | 映画 | Comments(8)
Commented by びなちゃん at 2015-10-25 13:58 x
くまさんの、また泣けてきたって言葉を読むだけで、泣けてきちゃいます。
覚悟して予告編を観ました。牛が顔を舐めてくれてる。ああ、辛い…

実は、昨日怪我でふた月保護してた猫をリリースしました。お天気の日を選んで。そしたら今日木枯らし1号だ。頑張っておくれ。
Commented by Mtonosama at 2015-10-25 19:23
♪びなちゃんさん

木枯らし1号をどうやってやり過ごしたでしょうかねぇ。
今日の日中は暖かったので良かったけど。

私からも「頑張って」と呟かせておくれ。
Commented by すっとこ at 2015-10-25 23:56 x
あああああああああああああああああああああああ!

予告編見られました!
わたしもびなちゃん、と同じく
牛が精いっぱい顔を舐めて思いを伝えようと
している場面で込み上げて来るものがありました。

命を救えるだけ救おうとしているボランティアの方達。

できるだけ多くの人に観て貰いたいえいかですね!

今日は牛さんの舐め舐めを真似てベロでポチッ!
Commented by Mtonosama at 2015-10-26 05:04
♪すっとこさん

予告編見られて良かった!

牛も犬も猫もみんな精一杯生きてるのにさ。
ボランティアの皆さんも、猫1000匹の中谷さんも、
ほんとに頭が下がります。
牛が舐めてるおばさんが中谷さんです。

今日もポチッをありがとうございます。
でも、すっとこさんの舐め舐めはちょっと・・・
Commented by poirier_AAA at 2015-10-26 19:54
わたしも予告編見られましたよ!

ヨーロッパでも夏のヴァカンス・シーズンになるとペットを捨てる人が続出するようで「ぼくたちを捨てないで!」というポスターが毎年のように貼り出されます。それを見ているとやりきれなくて。。。ヴァカンスに行く方が大事なら、最初から飼わなければいいのです。全部引き受けるつもりがないなら手を出さなければいいのです。それを、よく考えもしないでなんとなく飼い始めるなんて、本当に無責任だと思います。(書いているうちにものすごく腹が立ってきました)

粗末にしていい命なんてないですよね。
Commented by Mtonosama at 2015-10-27 08:14
♪poirier AAAさん

ヨーロッパでもそうなんですか!?

先日ニュースを見ていたら、どこかの県で棄てられた元飼い犬達が野生化
して農作物を荒らし、家畜を襲っていました。
これってまさに人間の責任です。
都会の人間が犬を山奥に捨てて、田舎の人が損害を受ける。
どこかで見た構図ですよね。

動物はおもちゃじゃないんです。
ヴァカンスが大事だったら、死ぬまで面倒を見られないんだったら、
犬や猫を飼ったらいけないです。

私もまた腹が立ってきてしまいました。
Commented by なえ at 2015-10-27 19:20 x
う~ん、何だか見るのがつらいです。
人間は最も傲慢で最も残酷な動物ではないかと
思ってしまいますよね。

「欲しい人がいるから増やす人」・売る人が出てくるからくりや、
動物を飼うことは家族を迎えることだと、広く伝えるためにも
多くの人に見てほしいです。ほしいけど、私は辛いなあと
思ってしまうこのジレンマ。でも友達には宣伝しまくるぞ~!
Commented by Mtonosama at 2015-10-28 05:33
♪なえさん

ありがとうございます。
辛いけど決して救いのない映画ではないのです。
ボランティアの活動のおかげで処分される犬は以前より減っているのだそうです。
愛護センターの職員だって、動物が好きで働いているのだから、殺したくないに決まってますもんね。
この映画に出てくるボランティアさんや
なえさんやびなちゃんさんのような形で活動している方たちには頭が下がります。

犬派より猫派が増えてきた、なんて新聞に出ていましたが、
こういう流行に踊らされるのをやめないと、またまた不幸な犬猫が出てきますよね。

お友達にも宣伝し、なえさんも観てください。
1000匹の猫の中谷さん、すごいです。