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殿様の試写室

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リトル・プリンス 星の王子さまと私 -1- THE LITTLE PRINCE 


リトル・プリンス
星の王子さまと私
-1-
THE LITTLE PRINCE

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(C)2015 LPPTV - LITTLE PRINCESS - ON ENT - ORANGE STUDIO - M6 FILMS - LUCKY RED

「星の王子さま」というお話ほど
今は大人になってしまったかつての子どもたちが
その胸に大事にしまっているものはないかもしれません。
いえ、もちろん現役の子どももそうです。

150歳のとのだって初めて読んだ日から
幾星霜を経て
月が巡り、星が生まれ、そして、消えても
王子さまのことを忘れた日はありません。

だからこそ
世界中の人が大切にするこのお話を映画化するのは
とてもとても難しいことだと思います。

そういえば、その昔
ミュージカル版『星の王子さま』(‘74スタンリー・ドーネン監督)が
ありましたね。

その時の王子さまもとっても可愛いいけれど、
やっぱり人間の子どもだからなぁ。
41年も経った今じゃ立派なおじさんになっているのでしょう。

かといって
アントワーヌ・ド・サン=テグジュぺリ自筆のあの挿絵が
そのまま動くというのも能のない話です。

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いやはや
映画化の話を受けた監督さんも悩んだことでありましょう。

さて、その勇気ある監督はマーク・オズボーン。

マーク・オズボーン監督
1970年生まれ。アニメーション技術に精通し、
米アカデミー賞に2度ノミネートされたフィルムメーカー。
同賞長編アニメ映画賞にノミネートされた『カンフー・パンダ』(‘08)の監督。
『カンフー・パンダ』の全世界興行収入は6億5千万ドル。
もっとも利益を出した歴代アニメ映画上位10作の内の1作。
98年の『More』ではオスカー短編アニメ映画賞にノミネートされた。

でも、そんなオズボーン監督も最初この話を受けたときは躊躇しました。

そりゃそうですよね。

プロデューサーのアトン・スマーシュも言っています。

「この本を読んだ誰もが王子さまと彼の世界について
自分だけのイメージを持っているので
小説をそのまま映画化することはできないと思った。
だから、この小説に取り組む上で
新しいアプローチを思いつくことができる監督でなければと思ったんだ」


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そこで、オズボーン監督が提案したのは
原作の周囲に新たなストーリーを組み立てることによって、
原作を膨らませるのではなく、原作はそのまま大事に守るというもの。
元からあった「星の王子さま」を新らしいストーリーで包み込み、
観客がその新しい主人公の目を通して
「星の王子さま」をもう一度観てみようというのです。

コアとなる原作世界をもうひとつの世界で包摂する・・・
まあ、なんと素晴らしい発想でしょう。

そして、その2つの世界は
CGアニメーションとストップモーションアニメーションによって描き分けられました。

さあ、どんな映画に仕上がっているのでしょう。

あ、いけない。
サン=テグジュぺリのご紹介をしなくては。
もちろん皆さんよくご存知のこととは思いますが、老婆心ながら。

アントワーヌ・ド・サン=テグジュぺリ

1900年6月29日にリヨンで生まれ、
1944年7月31日マルセイユ沖で偵察飛行中に行方不明になる。
1945年9月20日に死亡が認知される。
作家、飛行士。
貴族の出で5人兄妹の長男。
4歳で父を亡くすが、愛情深い母のもとで幸せな幼年時代を過ごす。
1917年バカロレア取得後、一時パリ美術学校建築科に籍を置く。
1921年兵役で航空隊を志願、民間飛行免許も取得。
1926年郵便飛行を業務とするラテコエール航空会社に入社。
1929年処女作「南方郵便機」を出版。
その後、南米担当の営業主任としてブエノスアイレスに赴任。
1931年中米出身のコンステロ・スンシンと結婚。
同年発表した「夜間飛行」(‘31)がベストセラー、人気作家に。
1940年第二次世界大戦勃発後アメリカに亡命。
1942年ニューヨークで「星の王子さま」を執筆後、
愛国心に駆られて戦線復帰。33-2飛行部隊に入隊。
マルセイユ沖で消息を絶ったのは任務中だった。
他の代表作に「人間の土地」(‘39)「戦う操縦士」(‘42)など

次回もどうぞ当試写室へお立ち寄りの程
よろしくお願い申し上げます。



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リトル・プリンス
監督・製作総指揮/マーク・オズボーン、原作/「星の王子さま」アントワーヌ・ド・サン=テグジュぺリ、脚本/イリーナ・ブリヌル、キャラクター・デザイン/ピーター・デ・セヴ、ストーリー主任・脚本/ボブ・パーシケッティ、ストップモーション・クリエイティブ監督/ジェイミー・カリリ、ストップモーション・デザイン/アレックス・ユーハス、CGキャラクター監修/四角英孝
声の出演
鈴木梨央、マッケンジー・フォイ/女の子、瀬戸朝香、レイチェル・マクアダムス/お母さん、津川雅彦、ジェフ・ブリッジズ/飛行士、伊勢谷友介、ジェームス・フランコ/キツネ、滝川クリステル、マリオン・コティヤール/バラ、竹野内豊、ベニチオ・デル・トロ/ヘビ、壤晴彦、ポール・ジアマッティ/教師、土師孝也、アルバート・ブルックス/ビジネスマン、ビビる大木、リッキー・ジャーヴェイス/うぬぼれ男、坂口芳貞、バッド・コート/王様、池田優斗、ライリー・オズボーン/星の王子
11月21日(土)2D/3D日本語吹替版/字幕版 全国ロードショー
2015年、フランス映画、オリジナル音声:英語、107分、翻訳(字幕・吹替)/佐藤恵子
http://wwws.warnerbros.co.jp/littleprince/

by Mtonosama | 2015-11-18 06:02 | 映画 | Comments(10)
Commented by 星のすっとこ at 2015-11-19 21:51 x
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!

星の王子さまだ!
三遊亭円楽師匠だ!(ちがう)

これは アレでしょうか。
最初から スピンオフてんこ盛りの
ストーリーってことでしょうか?

みんなが知ってるお話が
いったいどう料理されるのか
次回ストーリー紹介が楽しみです。

期待を込めて力強くポチ!!

Commented by ライスケーキ at 2015-11-19 22:02 x
箱根に「星の王子様ミュージアム」ありますね。
はるか昔に行きました。
フランスの物語をネタに「ミュージアム」造るんだから、
日本って「何でもござれ」なのね。と思いました。

友人のお嬢さんは ここで結婚式を挙げました。

この映画の公開と共に 又入場者増えるでしょうね。
Commented by なえ at 2015-11-19 22:43 x
そうそう、そのミュージカル版見ました。今でも色々歌がふっと
脳裏に浮かびますわ。
星の王子様役の子、本当可愛かった!今は星のおじさまになり
さらに星のおじいさまになるんでしょうね。私らはウメボシ
王女様?(^.^)

昔NHKの特集で女優さんにテグジュペリの人生をたどらせると
いうのがありました。VHSに入れてあるので、すいぶん昔の
です。でまた映画化されて。つまり永遠のベストセラーてこと
ですね。

彼が行方不明になったマルセイユ沖で、何年か前に彼の
イニシアル入り(だったか?)のブレスレットが見つかりましたね。
そのニュースは泣きました(;_:)
Commented by poirier_AAA at 2015-11-19 23:05
ついに日本でも公開ですね。

この映画、よかったです。
原作のイメージが壊れるのはちょっと、と心配する人もいるかもしれませんけど、そんな心配はご無用。安心して見に行ってください。

本筋の紹介は殿様にお任せするとして、重箱の隅の話を。
この老パイロットの声をやっているのが、あの「パリよ永遠に」のデュソリエ様なんです。大好きな渋い声を聞けて、すごく嬉しかったです。
、、、、、と思ってよく見たら、なんとこれオリジナル音声は英語ですか?
じゃあ日本の皆様はデュソリエ様の声では見られないんですね。
なんと残念な。。。。
Commented by Mtonosama at 2015-11-20 09:39
♪星のすっとこさん

星のすっとこって・・・^_^;
そういえば円楽さん、星の王子さまって言ってましたね。
でも、なんで円楽が星の王子さまなんだ?

ところで、みんなが知ってるお話はそのまんまなんです。
賢い料理法だと思いましたわ。

力強いポチッをありがとうございます<(_ _)>
Commented by Mtonosama at 2015-11-20 09:42
♪ライスケーキさん

箱根にありますね。
行ったときは「ここにはリピーターはないだろうな」とちょっとガッカリ
したものですが、結婚式を挙げる方もいらっしゃるとなると変わったのかなぁ。
もう一回行ってみようかな。
Commented by Mtonosama at 2015-11-20 09:48
♪なえさん

なえさんはかなりサン・テグジュぺリお好きなんですね。
私も箱根のミュージアムに行った時は彼の本を買ってきました。
砂漠、プロペラ機、星、孤独・・・
彼の存在にはウメボシ王女の心をくすぐるものが満ち溢れていますもの。

マルセイユ沖でみつかったブレスレット。
飛行機もあったのでしょうか。
泣けます。
先日当試写室で上映した『光のノスタルジア』に通じるものがあります。
ウメボシが少女に帰るひとときであります。
Commented by Mtonosama at 2015-11-20 09:57
♪poirierAAAさん

梨の木さんのお薦めにしたがって観てきました。
本当に良かったです。ありがとうございました。

老飛行士とキツネとヘビは重要な役どころですから、
日本語版でも英語版でも良い役者さんが吹き替えていますね。
王子さまと女の子は子役なのでどうかなと思いましたが、
子役といえど侮るなかれ、でした。

『パリよ永遠に』のおじいさん飛行士、きっと素晴らしかったんでしょうね。


Commented by ヨモギ at 2015-11-22 15:28 x
おおー^^ なつかしいお話がアニメになったのですね!
なんと、ウチから電車で30分ぐらいの場所で、上映されるようです!
というか今日が開演日と判明♪

彼のブレスレットがマルセイユ沖で見つかったことは、存じませんでした。
『夜間飛行』がワタクシ青春の一冊です(*^^*)
Commented by Mtonosama at 2015-11-23 05:34
♪ヨモギさん

あ、お近くで上映されますか!?

『夜間飛行』なつかしい。なんとも乙女心をそそるタイトルですよね。
もう一度読みたくなりました。
最近、そんな本が多くて困ります。