ブログトップ | ログイン

殿様の試写室

mtonosama.exblog.jp

殿が観た最新映画をいち早くお知らせ!

エスコバル 楽園の掟 -1- Paradise Lost


エスコバル 楽園の掟
-1-
Paradise Lost

f0165567_6275434.jpg

(C)2014 Chapter 2 - Orange Studio - Pathe Production - Norsean Plus S.L - Paradise Lost Film A.I.E - Nexus Factory - Umedia - Jouror Developpement


ハリウッド映画って悪役をつくることに一生懸命な気がします。
冷戦時代なら映画の中でもソ連が敵でした。
冷戦が終わるとテロリストや中南米の麻薬王が悪役として登場しました。

今回、当試写室で上映する『エスコバル 楽園の掟』は
パブロ・エスコバルというコロンビアの麻薬王が主人公です。
しかし、ハリウッド映画ではなく
フランス・スペイン・ベルギー・パナマ合作作品。

エスコバルを演じるのはベニチオ・デル・トロです。
とんでもないワルでありながら
光と闇のふたつの顔と
善と悪のふたつの生活を持ち
南米のゴッドファーザーと称され
世界第7位の富豪にまで上り詰めた麻薬王エスコバル。

表では国会議員として慈善事業に携わり、
裏では政府を相手にテロ活動を行い
法務大臣を暗殺。
のみならず1000人もの殺人にも関与したエスコバル。
死後20余年にしてその人生は伝説の領域に入っています。

f0165567_6295411.jpg

パブロ・エスコバル
1949年12月1日、コロンビアに畜産業を営む父と教師の母との間に
3人目の子どもとして生まれる。
1969年、地元メデジンの大学に入学資格を得たが、入学は断念。
1970年代初頭~80年代初頭、コカイン売買に着手。
メデジン市周辺を本拠とするメデジン・カルテルを設立。
ピーク時には毎月70~80トンのコカインをコロンビアより米国に出荷。
世界中のコカイン市場の80%を支配。
1976年3月、当時15歳のマリーア=ビクトリア・ヘナオと結婚。
1982年7月、自由党から国会下院議員補欠に当選するが、
犯罪歴が暴露され資格剥奪。
1984年4月、米国への犯罪者引き渡し協定を推進していた法務大臣を暗殺。
1986年、エスコバルに批判的な「エル・エスペクタドール」の編集長を暗殺。
1989年5月、米誌「フォーブス」はパブロ・エスコバルが
世界第7位の富豪であると認定。
同年8月、麻薬規制強化を主張していた大統領候補を暗殺。
同年10月、大物政治家の暗殺を狙って、航空旅客機を空中爆破。
乗客乗員110名全員が死亡。
1991年6月、5年の服役と米国への引渡忌諱を条件にコロンビア政府と合意し、
個人用刑務所を自ら建設し、収監される。
サッカー場やディスコを完備した「ホテル・エスコバル」と
称される豪華な刑務所。
1992年7月、脱獄。政府に向けてテロ行為再開。
エスコバルにかけられた賞金は50億ペソ(約8億3千万円)。
1992年12月2日、メデジンの隠れ家に潜伏中、
特殊部隊がエスコバルと息子との電話を傍受。
隠れ家を急襲され、射殺される。
44歳だった。

f0165567_6313359.jpg

んまあ、なんという人生でありましょう!

でも、悪漢ぶりをいくら並べ立てたって映画にはなりません。
悪を際立たせるには善が、
闇が漆黒の度合いを深めるためには灼熱の太陽が必要なのです。

そんな俳優がいるのでしょうか。
いました。
ベニチオ・デル・トロです。

悪人は悪人面をしているとは限りません。
(デル・トロは悪漢顔というか、個性的な面構えではありますけどね)
最初は優しげに、にこやかに、接近してきます。
という訳で、レジェンドと化した悪役を描くには
デル・トロのような俳優は最高です。

f0165567_6324975.jpg

さらに
生贄となる子羊も必要です。
この子羊がジョシュ・ハッチャーソン。
1992年生まれの若手ですが、非常に良い味を出していました。

監督は俳優出身のアンドレア・ディ・ステファノ。
脚本も担当しています。
ほぼ真実に基づいているそうですよ。

作品中、『俺達に明日はない』でボニーとクライドが壮絶な最期を遂げた
銃痕だらけの車が出てきますが、これエスコバルが本当に自分で買ったのだとか!
おっと、これをばらしてはいけなかった。

さあ、一体どんなお話でしょう。
続きは次回まで乞うご期待でございます。



今日もポチッとお願いできればうれしゅうございます♪
↓↓↓↓↓

にほんブログ村
☆2016年3月8日に更新しました。いつも応援して下さり、ありがとうございます☆

エスコバル 楽園の掟
監督・脚本/アンドレア・ディ・ステファノ、製作総指揮/ベニチオ・デル・トロ、ジョシュ・ハッチャーソン、モーリッツ・ボーマン、製作/ディミトリ・ラッサム、撮影/ルイ・サンサーンズ
出演
ベニチオ・デル・トロ/パブロ・エスコバル、ジョシュ・ハッチャーソン/ニック、クラウディア・トレイザック/マリア、ブラディ・コーベット/ディラン、カルロス・バルデム/ドラゴ、アナ・ジラルド/アン
2016年3月12日(土)シネマサンシャイン池袋他全国順次公開
2015年、フランス・スペイン・ベルギー・パナマ合作、119分、日本字幕/岩辺いずみ
http://www.movie-escobar.com/

by Mtonosama | 2016-03-08 06:37 | 映画 | Comments(10)
Commented by すっとこ at 2016-03-08 23:47 x
おおおおおおおおおおおおおおおおおお!

英語( スペイン語も きっと)を喋る古谷一行
トロ様だぁあああああああああああ。

実在の麻薬王。

しかし凄いですのう、邪魔な要人を
殺しまくり

挙句は 自分で建てた刑務所収監。
そして
そこから 脱獄 やて!

どんだけスケール大きいの。アハハ。
観てみたいなあ、トロ様の悪党っぷり。

アル パチーノの【スカーフェース】も
こういう悪党の映画でしたのう。

煮えたぎっているような脂ギッシュな
トロ様に 清くないけど一票のポチっ!!
Commented by Mtonosama at 2016-03-09 05:46
> すっとこさん

あは、そういえば古谷一行氏に似てますね。

世界第7位の大富豪になると
自分仕様の刑務所まで建てちゃうっていうんだからすごい!
そんなんだったらわざわざ脱獄することもないと思うけど、
そこになんかあったんでしょうね。
すごい人生だ!

ポチッを今日もありがとうございます。
Commented by なえ at 2016-03-09 11:58 x
うわっ、うわっ、うわっ!!な、何十回ぶりかのトライで
やっとコメント欄が開きました~!

ずーっと村八分になってるようでごじゃりました(ーー;)
干されるってこういうことか(*_*)。干上がって、もう
お肌がバッサバサ。え?それは前からやろ、て?
ははは、そうどしたな(・_・;)

しかし世界には巨大な悪がはびこっていて、この方など
まだ序の口では?

きじ志郎は今度お見合いします。先住猫さんがいるので
相性が合うかが問題。ウチの猫が戸の向こうで鳴いていると
結構怒って「ウ~」と言うので、あまり協調性ないかも(;_;)

今後またコメントが途絶えてたら、干されてると考えてくだはいませ。それでは皆様、ごきげんよろしゅう<(_ _)>
Commented by Mtonosama at 2016-03-09 15:32
♪なえさん

あ、私も久々にコメント欄からリコメできますぅ(^^)/
なんでかなあ。ずっとコメント欄が開かず、
違うところからやってました。
私も干されてたんどすな。

きじ志郎さん、お見合いですか?
でも、こないだみたいなことあるとイヤですね。
うまくいくにこしたことはないです。

エクスブログはん、なえさんやとのを干さんといてください。
Commented by ライスケーキ at 2016-03-09 20:40 x
Paradise Lost と言うと「失楽園」。
ジョン・ミルトンですね。
渡辺淳一の「失楽園」じゃないですよね。

なんで、「失楽園」なんだか分かりませんが、
気に入らない人バンバン殺して、
大金持ちになって、殺されて・・・。
何が彼の幸福だったんでしょう。

それが彼にとっての「失楽園」
だったんでしょうかねぇ。
Commented by びなちゃん at 2016-03-09 23:29 x
いきなり横です。なえさん、同じです。パソコンとスマホからと両方から攻めましたよ。
キジシロウ君、良縁を祈ってます。

しかし、小説より奇なりで、世の中、悪の世界が有り過ぎ!
Commented by Mtonosama at 2016-03-10 09:37
♪ライスケーキさん

お、目ざとい!「失楽園」なんですよね。
渡辺先生の方とは違うと思いますが・・・

いろんな生き方があるものです(-_-;)
Commented by Mtonosama at 2016-03-10 09:39
♪びなちゃんさん

なんだったんでしょうね。
エクスブログ同士のコメントで問題があったんです。

きじ志郎さん、うまくいきますように。
Commented by ヨモギ at 2016-03-10 20:33 x
こんばんは♪

南米コロンビアは麻薬生産国、そのおかげで
善良な人々が争いに巻き込まれたり
貧しさから悪に走ったり、他国から警戒されたり
と悪い情報は昔から知られてましたよね。

どんな理由があろうと
悪は悪。 
嫌悪感を感じますね。

だいぶ昔ですが、知人がコロンビアでしばらく仕事をされてました。
休み時間に、コロンビア人の女性たちがナイフで切りあう練習(もちろん切れないナイフですが)をしているのでわけをきいたところ、
治安が悪いので、身を守るための訓練をふつうにしていると言われて驚いたそうです。
Commented by Mtonosama at 2016-03-11 05:33
♪よもぎさん

おはようございます。
ナイフの話、すごいですね。夜一人で歩ける国に住んでいることはありがたいです。でも不用心になってもいけないし。

以前、旅で知り合ったおにいさんが南米一人旅をするというので周囲でえらく心配したことを思い出しました。
南米ってブラジルのサンバみたいに陽気な面もあるけれど、「悲しみに満ちた暗い顔をしている人が多いよ」という話もききました。
侵略された歴史を持つ国々ですものね。