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殿様の試写室

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殿が観た最新映画をいち早くお知らせ!

君がくれたグッドライフ -1- Tour de Force


君がくれたグッドライフ
-1-
Tour de Force

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(C)2014 Majestic Filmproduktion GmbH / ZDF


今回、当試写室で上映するのは
深刻なテーマのドイツ映画です。
などというと
「あ、じゃあ観ない」
とおっしゃる方も?

テーマは尊厳死。
それも、おじいさんやおばあさんではなく
40代の働き盛りのハンネスの身に起こったことなんです。

でも、どうか早々に「観ない」と決めないでくださいませ。

脚本を書いたのは
本作が脚本家デビュー作となったアリアーネ・シュレーダー。

ミュンヘン映画大学の学生だった彼女、
本作の監督でもあるクリスティアン・チューベルト監督の
セミナーに参加しました。
チューベルト先生は
「テーマやアイディアが浮かんだら、とにかくすぐ脚本にしなさい」
と教えたのだそうです。

で、彼女の頭に浮かんだのは
固い友情に結ばれたグループが最期の旅行に出かけるという場面。

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アリアーネはすぐさまそのイメージから
ベルギーへ自転車旅行に行くという脚本を書き始めました。

なぜベルギーへ行くのか?
なぜグループでの自転車旅行なのか?
なぜ尊厳死なのか?
疑問詞だらけになりながらもアリアーネは書きました。

アリアーネ・シュレーダー
1985年、ベルギー、オイペン生まれ。アーヘン工科大学で通信科学と政治科学を専攻。
2007年、ミュンヘンTV・映画大学に入学し、脚本執筆法と劇作法を学ぶ。
在学中からミュンヘンのストリートミュージシャンを描く
『Ich Will Ja Nur Lebendig Ankommen』(‘05)を始め、
様々なドキュメンタリーに携わる。この作品は多くの映画祭に出品。
2009年、インゴルシュタットの国際短編映画祭における“最長20分“部門で
最優秀ドキュメンタリー映画賞を受賞。
本作『君がくれたグッドライフ』が脚本家としてのデビュー作となる。

クリスティアン・チューベルト監督
1973年、ドイツ、ヴュルツブルグ生まれ。脚本家としてキャリアスタート。
2001年、脚本も手がけたコメディ『Lammbock』で映画監督デビュー。
2005年、ファミリー・エンタテインメント作品『The Treasure of The White Falcons』の
脚本と監督を担当し、ハンブルグ映画祭でピープルズ・チョイス賞、
キノフェスト・リューネン映画祭で最優秀チルドレン/ユース映画賞などを受賞。
シカゴ国際映画祭では子どもたちの審査員から賞が贈られ、
ドイツ映画賞にもノミネートされるなど
ドイツ映画の未来を担う監督として注目される。

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若い監督、若い脚本家、若い俳優達、
尊厳死を選んだ主人公ハンネスもまだまだ若い。
死は老弱男女関係なく訪れるもの・・・

テーマは重いのですが、
随所に笑いあり、「なるほど」と頷くところあり、
自分が主人公だったら、
あるいは、その友人だったら、
と自分に置き換えるところもあり、
こんなことをいってはなんですが、なかなか楽しめる映画です。

さあ、いったいどうしてベルギーに旅立つのでしょうかねえ。
続きは次回までお待ちくださいませ。
乞うご期待でございますよ。



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君がくれたグッドライフ
監督/クリスティアン・チューベルト、脚本/アリアーネ・シュレーダー、脚色/クリスティアン・チューベルト、製作/フロリアン・ガレンベルガー、ベンヤミン・ヘルマン、撮影/ニョ・テ・チャウ
出演
フロリアン・ダーヴィト・フィッツ/ハンネス、ユリア・コーシッツ/キキ、ユルゲン・フォーゲル/ミヒャエル、ミリアム・シュタイン/ザビーネ、フォルカー・ブルッフ/フィン、ヴィクトリア・マイヤー/マライケ、ヨハネス・アルマイヤー/ドミ、ハンネローレ・エルスナー/イレーネ
5月21日(土)ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほかロードショー
2014年、ドイツ、95分、カラー、日本語字幕/吉川美奈子、配給/ショーゲート
http://goodlife-movie.com/

by Mtonosama | 2016-05-13 05:16 | 映画 | Comments(14)
Commented by すっとこ at 2016-05-13 07:39 x
なーーーーーーーーーーーーーーーーーんで!

【ツール ド フランス】が
【君がくれたグッドライフ】に!

ひかちゃんなら 爪立てるとこかもニャ。

余命宣告された仲間を 皆が一緒に
「そうだ、ツール ド フランスに行こう!」
と 幾多の困難乗り越えて力合わせるので
しょうか?
でも それだとあまりにありがちな・・・。

中学時代の知り合いから聞いた話だけど
同級生が胃がんの末期で。本人は治療を
拒否して「したい事する」って。

そのしたい事って 麻雀。
級友は入れ替わり立ち替わり相手をしてる
んだけど 最近はほとほと困ってるって。

その彼は却って元気になってきて先が見えず
なんせ強いから皆がすってんてんに。
「死に物狂いで打つから 強いんだ」って。

【君がくれたグッドライフ】
まさか麻雀打つ話ではあるまいね!

本編に期待して力強くポチッと!!


Commented by Mtonosama at 2016-05-13 08:31
♪すっとこさん

プッチーくん、いよいよ到着ですね。

ツ―ル・ド・フランスみたいだけど、Tour de Force。
ツール・ド・フォース? 日本語風に読むとなんなのかは知らないけど。

でも、どっちも自転車だから「あれ?」って思ってしまいます。
麻雀のお話でないことは確かだけど。
命を賭けた麻雀。そりゃ、対戦者はかないませんわねえ。

今日もポチッをありがとうございます。
Commented by すっとこ at 2016-05-13 11:57 x
あぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃああああああ!

済まん!
横文字に弱いのと 自転車のスチルとで
てっきり ツールドフランス かと。

【ツールドフォース?】

次回に謎が明らかになりますよね、テヘペロ。
Commented by びなちゃん at 2016-05-13 12:08 x
あはは❗
すっとこさんドンマイ😜
よくあるこっちゃ❗
Commented by Mtonosama at 2016-05-14 05:29
♪すっとこさん

なんで横文字が苦手ですねん。NY在住ではおまへんか(^_-)
Tour de F~まで一緒ですもんね。
横文字が得意でもNY在住でもそりゃ間違えますわ。

え~、次回謎が明らかになるかどうか、
ま、乞うご期待でございます。
Commented by Mtonosama at 2016-05-14 05:44
♪びなちゃんさん

150歳女子はみんなお互いさまですわね(^_-)
♪うつくしい百五十代、あ~あああああ♪
あ、言ってる先から元歌「美しい十代」を歌った歌手の名前忘れた・・・
Commented by なえ at 2016-05-14 13:26 x
♪うつくしい百五十代、あ~あああああ♪
思わず歌ってしまいましたがな~(^_^;)。
あの歌手は、「三田明」はんどす。
中学の時友達が大ファンで、たとえば「~を見た」と
言うと「キャア~!勝手に名前呼ばんといて!」とか
狂っておりました。

尊厳死、選択する方よりされる方がキツイかも。
生きてても苦しいだけなら、自ら断つという選択肢も
大いにあります。年取るとこの問題にぶち当たるでしょうね。

人間だけでなく、飼い猫が年を取って不治の病で苦痛しかないという時に決断しないといけなくなるなあと思ってます。
Commented by Mtonosama at 2016-05-14 15:04
♪なえさん

そや、そや、三田明はんや。
ありがとうございます。名前を思い出せないままでいるとボケるっていいますから^_^;

尊厳死。自国にそれを許す法律がなければ、そのことを実行できる国に行くというのも自身の選択でしょうね。こういう内容の映画を作れる背後には、既に安楽死についての議論が重ねられ、ある程度許容される雰囲気が生まれているからでしょうか。
ラスト、医師によって注射をうたれるシーンには厳粛なものがありました。ただ、ALSの患者さんを身近に知っていたので、関係者がこの映画を観るとつらいかなあと思いました。最近日本でも話題になることの多いALSですし・・・

Commented by ライスケーキ at 2016-05-14 15:05 x
高齢者の「尊厳死」については考えた事ありますが 、
40代の方の「尊厳死」は辛いですね。
だいぶ前 オランダのTV番組で「尊厳死」の特集を
やっていました。
80歳代の男性。 車椅子生活とはいえ まだまだ
お元気そうでしたが、家族に囲まれ、医師の注射により
「さようなら」と言って息を引き取りました。
宗教観が違うとはいえ 、衝撃でした。

でも、辛い思いをして、ただ延命されるより
どちらが幸せか…。

この映画ではどんな
生き方を選択するのでしょうか。
Commented by びなちゃん at 2016-05-15 02:19 x
オレゴンの住んでいたとき地元紙の一面に、なんだか知った顔の 白人女性の写真が。オレゴンはその当時アメリカで尊厳死か出来る州だったのです。それを初めてしたのが彼女で新聞に取り上げられたのでした。
コミュニティガレッジの英語の先生でした。レベルが替わって違うクラスを取っていたのでご病気とは知らず。ビックリしました。お年でしたが、厳しく楽しいクラスでした。
ワタシはあちらで日本から連れて行ったニャンタと言う猫を最後は安楽死させました。18歳だったかな。辛かったけど闘病しての一年お互いに頑張りました。悔いはありません。抱っこして獣医に注射され腕の中で亡くなりました。遺灰持って帰りました。
ああ、また入力消えるかも。
送信!
Commented by びなちゃん at 2016-05-15 02:47 x
コメントの続き。

パーキンソンが進み飲み込みが困難になった義父。病院とホームと話し合って延命はせず看とる方向にしていたのです。そのままでもって二週間かと。が、意識ははっきりしている上、ホームの人達の熱意もスゴい。とても良くしてくれるので胃ろうの手術をすることに。そしたらまあ元気になりました。
先は分からずですが長くお付き合いしていく覚悟が出来ました。
そして今日2ヶ月保護していた外猫クルリンをリリースしました。仲間と再会の頭ごっつんこと匂い嗅ぎ。また何かある事をこちらも覚悟してます。
すみません、ご報告まで。
Commented by Mtonosama at 2016-05-15 05:43
♪ライスケーキさん

ベルギーの他、オランダやスイスでも尊厳死が認められていますね。

本人が決断し、家族もそれを承認し、医者の許へ行き、注射をうたれ、息をひきとる・・・

普通に話していた人が一本の注射で息をひきとる。
この流れを見つめ続けることの痛さ。これは痛い。痛すぎます。
Commented by Mtonosama at 2016-05-15 06:00
♪びなちゃんさん

オレゴン州でのできごと、びっくりなさったでしょうね。
パーキンソンのお義父さま。胃ろうで元気になられてよかった。胃ろうというと悪いイメージしかありませんでしたが、良い場合もあるのですね。
知人のおつれあいがパーキンソンです。富士登山にも連れていってくれた方ですが、知人の手を借りて自宅療養中です。

ニャンタ、安楽死ですか。うちにもチヌという19歳になる犬がいました。この犬が散歩中ゴールデンレトリーバーに飛びつかれ、倒れました。それ以後、かなり弱り、苦しそうなので、獣医に安楽死させていただけないか、とお願いしたら「飼い主さんがそのようにおっしゃる場合、たいていその患者犬は間もなく亡くなります。看取ってあげてください」と言われました。でも、確かにその通りでした。医者だって手にかけたくないよな、と思いました。

クルリンちゃんのお仲間との再会の儀式にウルッと(/_;)
クルリン、頑張ってね。
Commented by なえ at 2016-05-15 21:29 x
横からすみませんm(__)m

びなちゃんさん
熱意と積極性をもって支援していただけるところがあるのは
心強いですね。

ニャンタ君、そうでしたか。でもびなちゃんさんに抱かれて
命をまっとうできたと思います。ウチの猫も将来そういうこともあるだろうなと思います。

クルリンちゃん、現場復帰?外がいいか内がいいかは猫が
選んだらいいでしょうね。