ブログトップ | ログイン

殿様の試写室

mtonosama.exblog.jp

殿が観た最新映画をいち早くお知らせ!

リトル・ボーイ 小さなボクと戦争 -1- Little Boy


リトル・ボーイ
小さなボクと戦争
-1-
Little Boy

f0165567_5403576.jpg

(C)2014 Little Boy Production, LLC.All Rights Reserved.


「リトル・ボーイ」と聞いて、瞬間、思い浮かべるのは
広島に落とされた原子爆弾のこと。
通称Little Boy。

なんか、リトル・ボーイとかファット・ボーイとか
原子爆弾にこういう可愛げな名前を付けるという感覚って
信じられないし、イヤです。

だいたい武器に通称をつける必要があります?

f0165567_5425591.jpg

被害者側から見ると実に不愉快なのですが、
ものごとにはあちらサイドからの見方もあるわけでして―――

更に加えて、監督も脚本も製作もメキシコからの移民、
映画の中で重要な役割を演ずるのが強制収容所から釈放された日系人となると
私たち観客にとってもひとごとではなく、ただの観客ではいられなくなります。
そう、かなり複雑な思いで鑑賞することになります。

監督はアレハンドロ・モンテヴェルデ。
メキシコ移民で10代の頃はハリウッドで映画を作ることを夢見る映画少年でした。

アレハンドロ・モンテヴェルデ
1977年メキシコ・タンピコ生まれ。
2001年、短編“Bocho”で脚本のぺぺ・ポーティーロと共同で監督デビューし、
2002年に監督した短編“Waiting for Trains”は
ニューヨーク国際インディペンデント&ビデオ祭で最優秀新人監督賞を受賞。
2006年の長編監督デビュー作品“Bella”は
トロント国際映画祭の監督賞とハートランド映画祭のグランプリに輝き
米国におけるラテンアメリカの芸術・文化への貢献が評価され
ホワイトハウスよりアウトスタンディング・アメリカン・バイ・チョイス賞を受賞。

第2次世界大戦末期の8月6日、広島に投下された原子爆弾のことを
知ったモンテヴェルデ監督と脚本家のぺぺ・ポーティーロは
大戦中に米国を離れたアメリカ人の歴史や
日系人が収容された強制収容所について調べました。
そこにはメキシコでは教えられなかった史実がたくさんありました。

f0165567_5443431.jpg

父と息子の愛を軸に
東洋と西洋のそれぞれの信念と、
当時の差別主義も描き出した二人の作品が本作です。

アメリカを知らないモンテヴェルデがお手本にしたのが
ノーマン・ロックウェルの作品なんですって。

ノーマン・ロックウェル
1894年2月3日~1978年11月8日 (84歳)
出身地:マンハッタン
学歴:アート・スチューデンツ・リーグ・オブ・ニューヨーク
ノーマン・ロックウェルは、アメリカ合衆国の画家、イラストレーター。
軽いタッチでアメリカ合衆国の市民生活を描き、アメリカ合衆国で幅広い大衆的人気を持つ。
(Wikipediaより)

ご覧になったこと、ありますよね。
どこか懐かしいあの作風。

f0165567_549195.jpg

本作がアメリカ西海岸を舞台にして
アメリカらしい登場人物もいるし、
日系人への差別や
子ども社会では背が低い主人公へのいじめなどもあります。

アメリカアメリカした背景の中に
どこか第三者の眼を感じてしまうのは
メキシコ移民としての監督の客観性でしょうか。

f0165567_5512786.jpg

さあ、どんなお話でしょう。
1940年代の西海岸の雰囲気をしっかり楽しんでいただきながら
次回を期待していただきましょう。



今日もポチッとしていただければうれしゅうございます♪
↓↓↓↓↓

にほんブログ村
☆8月11日に更新しました。毎日暑いですね。いつも応援してくださってありがとうございます☆

リトル・ボーイ
監督・脚本・製作/アレハンドロ・モンテヴェルデ、脚本/ぺぺ・ポーティーロ、製作・ストーリーコンサルタント/レオ・セヴェリ―ノ、撮影/アンドリュー・カデラーゴ、作曲/ステファン・アルトマン、マーク・フォスター
出演
ジェイコブ・サルヴァーティ/ペッパー・フリント・バスビー(リトル・ボーイ)、エミリー・ワトソン/エマ・バズビー、ケイリー・ヒロユキ・タガワ/ハシモト、マイケル・ラバポート/ジェイムズ・バズビー、デヴィッド・ヘンリー/ロンドン・バズビー、エドゥアルド・ヴェラステーギ/クリスピン司祭、製作・製作総指揮、ベン・チャップリン/ベン・イーグル、トム・ウィルキンソン/オリバー司祭
8月27日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、ユーロスペースほか全国ロードショー
2014年、米、106分、カラー、字幕翻訳/戸田奈津子、提供/日活、配給/東京テアトル、
http://littleboy-movie.jp/

by Mtonosama | 2016-08-11 06:00 | 映画 | Comments(8)
Commented by なえ at 2016-08-12 22:55 x
「リトル・ボーイ」なんて名付けて、やはりアジア人を見下してたからではないでしょうか?

えー、隣のクソ坊主(タコと呼んでますが)との裁判は今回で
3度目です。前2回は地代に関してで、1回目は和解、二回目はこちらの全面勝訴でした。今回は地代と違って、互いの境界にある土塀が崩れかけていて、それに関しては話し合いましょうと言ってるのに、タコはそれを拒否し、拒否しておきながら
いきなり裁判所に「土塀修理の立ち入りを阻まれている」なぞと偽りの訴えをして、9月初旬に第1回の裁判です。裁判と言っても映画やドラマにあるような被告席に私が座って、向こうの弁護人に色々切り込まれれて、窮地に陥る(・_・;)というようなドダマチックなもんではなく、お互いの弁護士同士が書類を交換し裁判官が次の裁判はいつしまひょ?と聞いて、それまでに答弁書を提出するというような、無味乾燥な作業です。
今回のことなど、裁判を起こさなくても話し合いで十分解決できることなんですが、タコはとにかく話合うということを絶対しません。そんなんでよう人前で説教しとるなあとあきれ返ります。このタコの所業というか悪行を言うとなると、殿様のこのブログを貸し切りでお借りしないと無理どす。まあ機会あるごとにお話しできたらと思うとります。
Commented by Mtonosama at 2016-08-13 06:16
♪なえさん

タコ決戦は猫関連ではないのですか?!
お坊さんと土地境界をめぐる裁判とはある意味京都的ですねえ。
しかし、話し合いで済む問題をあえて裁判に持ち込むとは・・・
なんともうっとおしい事態だ。

坊さんも人間。下手すると一般人以上にドロドロな人もいますよね。
このスペースで少し教えてくださいませ。

猫問題といい、京都にはガッカリするところがあります。
ローマでは遺跡に野良猫が住み着き、この猫たちを市が保護してるっていうのにさ。
Commented by なえ at 2016-08-13 11:52 x
そうなん!?いいなあ、ローマ!何て動物愛に満ちた、ヒューマニズムあふれる大人の対応ではないですか!

京都は大いなる田舎です。白黒はっきりさせず、まあまあなあなあの所があります。昔はそれでも「お互い様」という意識が底流に流れていてそれが鷹揚な人間関係を保っていたと言えますが、最近はジコチュー即物的になって、何ともギクシャクしたものになってきてます。

>坊さんも人間。下手すると一般人以上にドロドロな人もいますよね。
もちろん立派なお坊さんもおられると思いますが、私が身近で聞くのは、情けない話ばかり。聞けば聞くほど京都にガッカリ来ると思いまっせ。タコなんかヘドロの塊どすわヽ(^o^)
Commented by すっとこ at 2016-08-13 12:43 x
ふんぎゃあああああああああああああああ!

〈なえさんとこの ヘドロタコ坊主劇場
の試写室 に参入しました。

土地の境界線が問題になっちゃってる
んでしょうか。

あぁあぁ タコ坊主が こじらせている
のですね。話し合いを回避して。

2回目では なえさん勝訴でも タコが
抗告したのでしょうか?
時間かかりそうだけど負けないでね!

殿様の試写室、あのリトルボーイに日本人
がどう描かれるのか 気になりますのう。

寺号ストーリー あ、違った 次号ストーリー
を待って 力強くポチッと❣️
なえさんの寺号ストーリーも待つ‼︎

Commented by びなちゃん at 2016-08-13 14:26 x
あう➰
どちらもこちらも成り行きを見守ります😅
Commented by Mtonosama at 2016-08-13 15:29
♪なえさん

BSの猫特集番組でも観たし、関口宏の息子が列車で旅する番組でも観ました。遺跡内にボランティアがいる事務所があって、猫にご飯をあげたり、去勢手術もしたりしてるみたい。
ローマに限らず、日本だって神社やお寺さんには猫がいついているのにね。

京都は好きで高校時代はしょっちゅう行ったもんだし、2~3年前も女の子みたいに一人旅もしたのに・・・
なんかガッカリどすな。

まずは裁判おきばりやす(^_^)v
Commented by Mtonosama at 2016-08-13 15:39
♪すっとこさん

強制収容所ってひどい話。
でも、トランプ氏が国境に塀を作りたいと言ってたメキシコ人
が監督ということもあって、
日米双方に対して案外客観的なとらえ方をしていると思います。
でもってこの日系人をやっている俳優がなんとも渋いんです。

ま、続きは寺回・・・あ、次回までのお楽しみで。
ポチッを今日もありがとうございました。
Commented by Mtonosama at 2016-08-13 15:45
♪びなちゃんさん

今回もびなちゃんさんがいらした西海岸が舞台の映画です。
8月は追悼の季節ですね・・・