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殿様の試写室

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2016 BEST10 OF 殿様の試写室 -2-


2016 BEST10 OF
殿様の試写室
-2-

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函館・八幡坂。
その昔チャーミーグリーンのCMで
仲良し老夫婦がお手々をつないで歩いた坂です。

え、映画となんか関係があるかって?
すいません。全然関係ありません。

さあ、今日は7位と6位にいきます。



7位 

オマールの壁
OMAR

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2005年の『パラダイス・ナウ』で自爆攻撃に向う若者たちを描き
ゴールデングローブ賞外国語映画賞を受賞、
アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたハニ・アブ・アサド監督。

『オマールの壁』は分離壁によって囲まれたパレスチナの今を生きる若者たちを描き出し
カンヌ国際映画祭を始め、多くの映画祭で賞讃され、
再び、アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされました。

シリアにおけるアレッポの惨状。
そして8mもの壁で生活圏を分断されるパレスチナの現状。
眼を背けていることは罪悪だと思わせる作品でした。

当試写室では4月に上映しました。
http://mtonosama.exblog.jp/25120005/ http://mtonosama.exblog.jp/25127939/


6位

フランス組曲
Suite Française

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優雅で悲しく、美しい恋物語であり、戦争映画であり、
人はどう生きるべきかを描いた作品であります。
純粋に感動し、心が顫えた映画でした。
いまBEST10を選ぶにあたり、また、映画を観た時の感動を思い出しています。

映画も素晴らしかったのですが、原作者の運命に胸がつまりました。
作者イレーヌ・ネミロフスキーは1903年キエフ生まれのユダヤ人。
1918年ロシア革命を逃れ、一家でフランスに移住。
1929年に発表した長編第1作「ダヴィッド・ゴルデル」が映画化され、
以後数々の作品を著し、一躍ベストセラー作家になりましたが、
作家として絶頂期にあった39年、第二次世界大戦が勃発。
ユダヤ人ゆえ出版活動も禁じられ、夫と幼い2人の娘と共に
ブルゴーニュ地方の田舎町で疎開生活を送りましたが、
1942年7月フランス憲兵隊によって捕えられ、同年アウシュビッツで死去。
妻の救出を試みた夫も10月に捕えられ、妻と同じ運命を辿りました。
2人の娘は逃亡の末、生き延び、母の形見のトランクを守り抜き、
父と別れる時に託されたそのトランクには
ノートにびっしり綴られた小説の原稿が入っていました。
本作はそれを映画化したものでした。

人生と歴史の交錯に思いっきり泣いてください。

当試写室では1月に上映しました。
http://mtonosama.exblog.jp/24834508/ http://mtonosama.exblog.jp/24844234/

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by Mtonosama | 2016-12-26 05:52 | 映画 | Comments(6)
Commented by ライスケーキ at 2016-12-26 15:02 x
今年もベスト10の季節になりましたね。

ベスト6、まで観た作品がないので何とも言えませんが、
「フランス組曲」は観たいです。

映画を見に行く機会も めっきり減りましたが、
殿様に新作映画紹介して頂いているので、
DVD借りるときには いろいろ選択肢があって
うれしいです。

新年も殿様独特の切り口で 新作映画紹介
楽しみにしています。
Commented by Mtonosama at 2016-12-26 18:09
♪ライスケーキさん

『フランス組曲』きっと芸術会館で上映されるんじゃないかな、と思います。

こういう耐えに耐える恋愛映画、良いですなあ。名作『男と女』『刑事ジョン・ブック 目撃者』みたいな極限まで恋しい気持ちを抑える映画って好きです。

明日は5位と4位の発表で~す。
またよろしくお願いいたします。
Commented by poirier_AAA at 2016-12-26 23:57
クリスマスでバタバタしている間に、今年のBest10の発表も6位まで進んでいました〜。今年もまた、いずれおとらぬ力作揃いという感じですね。

「フランス組曲」は本を読んでから映画を見ようと思って本を買って、、、、そのままになっていたことを思い出しました。来年こそ読了→映画鑑賞とまっとうしたいと思います。
Commented by なえ at 2016-12-27 00:30 x
ええ?そーなんや!
あのチャーミーの仲良し老夫婦がお手々つないで
歩いてた所?昔あのCM見た時はこんな老夫婦になれたら
いいと思ったけれど、150歳にもなるとそんな甘いもんや
ないで、つうところでせうか。
八幡坂と言うんですか。素敵ですねえ。

「フランス組曲」、ぜひDVDで見なくては。その時その時は
見よう、と思ってもすぐ忘れてしまって、しっかりメモしとか
なくては。
Commented by Mtonosama at 2016-12-27 05:52
♪poirierAAAさん

クリスマス、お忙しかったことでしょうねえ。
うちなんぞ近所のお惣菜屋で
鶏のモモ焼き買って、ワイン飲んでおしまいでした(^-^;

「フランス組曲」本をお買いになったんですか?
この作家の運命があまりにも劇的ですよね。

今年も良い映画がたくさんありました。
明日は3位を発表します。
Commented by Mtonosama at 2016-12-27 06:03
♪なえさん

そう、そう。150歳になったら、そんなもんやおまへんわ。
でも、ベスト10には入らなかったけど(ひがみからか?)
今年は『あなた、この河を渡らないで』という韓国の老夫婦の純愛映画もありました。

函館・八幡坂。
「海炭市叙景」という作品が映画化された作家・佐藤泰志の通った函館西高校は
この坂を上り切ったところにあります。ということで映画にも関係ありました(^^)/
ちなみにこの高校、北島三郎の出身校でもあるんですって。