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殿様の試写室

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ラビング 愛という名のふたり -2- Loving


ラビング
愛という名前のふたり
-2-

Loving


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(C)2016 Big Beach, LLC. All Rights Reserved.


愛という言葉からはすっかり縁遠くなった150歳ではありますが、
幼馴染でもあったラビング夫妻が
生まれ育ったその地で家庭を持つという
極めて当たり前のことすら許されず、逮捕される不安の中、
子を守り、互いに、いたわりあって生きた人生。
その素朴で情愛に満ちた日々には素直に感動するのであります。

ストーリー
「妊娠したの」
そう告げた恋人ミルドレッドのために
リチャードは緑豊かな土地を買い、プロポーズする。
仕事熱心なレンガ職人の彼はその地に彼女と生まれてくる子のために
自ら家を建てるつもりだった。

しかし、彼らが暮らすバージニア州キャロライン郡では
白人のリチャードと黒人のミルドレッドが結婚することは禁じられていたのだ。
ふたりはワシントンD.C.に向かい、ミルドレッドの父の立ち合いのもと結婚。

彼女の実家で新婚生活を始めたふたりだったが、
ある晩、寝室に踏み込んできた保安官によって逮捕され、
1年間の服役という判決を受ける。
弁護士と判事との司法取引により執行猶予になるが、
今後25年間にわたり、ふたり一緒にバージニアに戻ることはできなくなった。

ふたりはワシントンD.C.に住む彼女の親戚の家に身を寄せるが、
慣れない都会暮らしの中みるみる元気をなくすミルドレッド。
彼女の望みはベテランの助産師であるリチャードの母に
生まれてくる子をとりあげてもらうことだった。
こっそりと戻ったリチャードの実家で無事出産するミルドレッド。
だが、ふたりは再び逮捕されてしまう。
駆けつけた弁護士の機転によって事なきを得たが、
「次は刑務所だ」と言い渡されるふたり。

それから5年、リチャードはレンガ職人の日々を送り、
ミルドレッドは3人の子どもの世話に明け暮れていた。

その頃、世は黒人の自由と平等を求める公民権運動に沸いていた。
ニュースを見ていたミルドレッドは
運動を支援するロバート・F・ケネディ司法長官に手紙を書き、
その数日後、バーナード・コーエンと名乗る弁護士からの電話を受ける……

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自由公民権運動の高まりにも押されるが、
夫婦の日々は淡々と気負いもなく続きます。
妻と子どもたちのために黙々と働く職人のリチャード。
夫を愛し、子どもの世話をする普通の妻であり、母であるミルドレッド。
その彼女がロバート・F・ケネディ司法長官に手紙を書くのです。
実直ではあるけれど平凡な夫婦が歴史を変えていく姿。
そこには法廷闘争も激しい政治運動もないけれど、
静かに淡々と、けれども着実なものとして、描かれています。

無口で不器用だけれど家族のためにひたすら真面目に生きるリチャードを
演じたジョエル・エドガートン。
まるでリチャード本人としか思えないような姿がいとしくて、いとしくて・・・
切なくなってしまいました。

自由と民主主義の国アメリカのイメージはこうした名もない人々の努力によって
まるでレンガを積むようにひとつひとつ大切に作られてきたものなんですね。






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☆2017年3月6日に更新しました。

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ラビング
監督・脚本/ジェフ・ニコルズ、プロデューサー/ゲド・ドハティ、コリン・ファース、サラ・グリーン、ナンシー・バースキー、マーク・タートルトーブ、ピーター・サラフ、撮影/アダム・ストーン
出演
ジョエル・エドガートン/リチャード、ルース・ネッガ/ミルドレッド、マートン・ソーカス/ブルックス保安官、ニック・クロール/バーナード・コーエン、テリー・アブニー/ガーネット、アラーノ・ミラー/レイモンド、ジョン・ベース/フィリップ・ハーシュコプ、マイケル・シャノン/グレイ・ビレット
3月3日(金)TOHOシネマズシャンテほか全国順次ロードショー
2016年、イギリス・アメリカ映画、123分、カラー、字幕翻訳/牧野琴子、配給/ギャガ
http://gaga.ne.jp/loving/






by Mtonosama | 2017-03-06 05:29 | 映画 | Comments(8)
Commented by すっとこ at 2017-03-06 23:04 x
あーーーーーーーーーーりゃらららららら!

予告編が見られませなんだ。
もしか 国外だからかも知れませぬ。

しかし ラビング❣️

そうです そうですとも。
きっとこういう名も無き人々の
誰も見てないような暮らしの積み重ねが

歴史を動かすのでしょうね。

愛は強し❤

忘れていた愛を起こして力強くポチッと❣️❣️
Commented by Mtonosama at 2017-03-07 06:04
♪すっとこさん

あれ~、海外だからか、それとも、最近、ブログがご乱心だからか。
ちょっとした不調でも150歳は対応できず、おろおろしちゃいます。ご迷惑をおかけして申し訳ございません。

Loving。良い名前ですね。この名にかけて頑張ったのでありましょうか。これ、機内でやるんじゃないかな?また頑張ってたくさん観てください。昨日は2本試写を観ようと思っていましたが、なぜか疲労困憊でずっとひかちゃんとゴロゴロしてしまいました。

今日も力強いポチッをありがとうございました。
Commented by すっとこ at 2017-03-07 09:07 x
くまさん大絶賛の【ラ ラ ランド】を
機内上映する模様。
それを楽しみに13時間のロングフライト
を耐えまする。
Commented by びなちゃん at 2017-03-07 14:42 x
すっとこさんblogで、なえさんとワタシの美人つながり😅の件。猫つながりでもあるからノープロブレムですよ!

昨秋からたて続けに内外猫が旅立ちましたが、先々週も見送りました。バリバリの(シャム系のミックス)牡で捕獲も出来ずここらのボスでした。約10年。よく厳しい外界で生きました。強かったもんなあ。何匹か彼の子供を里親に出したりしました。
が、最後はうちの玄関前で倒れていたのを保護し病院で一週間、頑張りました。喧嘩の傷とかかわ原因かと思われましたが腎臓だったようです。いきなり猫は様子が悪くなり我慢したりしてるからあっという間です。ダ普段馴れてる猫ならまた手の尽くしようもありますが。
みんなに亡くなるならうちでねと言ってるのが分かってるのかな。
ご近所の猫オバサン三人にご報告。
しかし外の猫社会、分かるんでしょうね、ニューカマーやら色々世代交代のようです。猫オバサン同士、エンドレスだねと。
年末に外猫八年頑張ってた娘が具合悪く、やっと内猫にしました。今、足元の床暖で手足を伸ばして寝てるのをみて晩年はうちで全うしてねとほっとしています。
Commented by Mtonosama at 2017-03-07 15:38
♪すっとこさん

おお、機内で『ラ・ラ・ランド』観られるとな♪
良かった、良かった!でも、やっぱり大きな画面が似合う映画だから、日本滞在中もし時間がとれたら観てね。
Gute Reise!
Commented by Mtonosama at 2017-03-07 15:49
♪びなちゃんさん

えっと、えっと、これはちゃんとびなちゃんさんって書けたよね。どうもすいませんでした。
びなちゃんさんとなえさん、なんか名前が似てるんです。だって、どっちも小さくて可愛い名前でしょ?びなちゃんは雛だし、なえさんは苗だし。で、150歳の頭の中で知らない内に一緒にしてしまっていました(^-^; 実はすっとこさんのところでも「びなちゃんの美術館カフェ」と書くべきところを「なえさんの美術館カフェ」とやってしまいましたし。
美人つながり、猫つながりということで許していただき、ありがとうございます♪

猫さんのお世話、大変でしたね。シャム猫が10年も外猫として生きたんですか。すごいですね。みんな頑張っているんだなあ。でも、見慣れた猫たちの最後の旅立ちを送ることは大切なことではあるけれど、寂しく悲しいことですね。本当に最後までお世話をしてくださってありがとうございます。
Commented by なえ at 2017-03-07 17:21 x
「名もない人々の努力によって、まるでレンガを積むようにひとつひとつ大切に作られてきたものなんですね」
私たちも↑のように日々努力しないと、日本はとんでもない国
になってしまいそう(;一_一)

高校時代映画狂の国語の先生がいて、どうもその先生の押しで映画が決まってたような。「アラバマ物語」「野のユリ」見ました。「フィフィ空を飛ぶ」?とかいう仏映画も見ました。
週に1度昼休みにその先生の映画評の放送がありましたなあ。

京都って前近代的でズブズブと言ったらいいのか、その猫友の弁護士さんが京都行政と話し合いたいと申し込んでも、あちこちたらい回しにされて、埒が明かなかったと。

横から失礼します。
美女友のびなちゃんさん
10年間よくがんばりましたね。というか、びなちゃんさん達の応援があったからだと思います。玄関前で倒れていたというのも、きっとお礼と救いを求めてのことでしょうね(涙)。娘さんの所の元外猫ちゃんも幸せですね!みるくんも晩年は引き取りたかったですが、間に合わずそれが未だに心残りです(;_:)
Commented by Mtonosama at 2017-03-07 17:43
♪なえさん

先生の押しで決まったんですか?
『野のユリ』はキリスト教絡みでうちの学校も観に行きました。
♪エーメン、エーメン♪の歌がいまだに印象的です。
「アラバマ物語」は皆さんご推奨だったので最近本を読みました。おとうさんのことを名前で呼んでいることになじめず、入り込むのに時間がかかりました。でも、結構のめりこみました。映画も観てみたいです。

美女友、猫友のびなちゃんさんとなえさんをごっちゃにしても良いというお墨付きをいただき、安心しました。もしかして私も美女&猫友の一員ということでしょうか(^-^;