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殿様の試写室

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ジャッキー ファーストレディ最後の使命


ジャッキー

ファーストレディ 最後の使命

-1-


JACKIE


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(C)2016 Jackie Productions Limited


いまのアメリカ大統領を見れば、

まさにケネディ大統領は伝説、いえ、神話にも思えます。

その神話ともいえる彼のイメージを

彼の死後、半世紀以上にもわたって保ち続けるのに貢献しているのが

ジャッキー ーー ジャクリーン・ケネディ

であるというのが本作のコンセプトです。


19631122日。

世界中に衝撃が走りました。

若くてハンサムなケネディ大統領が銃弾に斃れた、というのです。


日本では

1123日早朝、放送史上画期的な実験が行われました。

太平洋を越えたテレビ初の日米宇宙中継。

午前528分、太平洋を越えてきた映像がモニターテレビに映し出されます。


この歴史的な電波に乗って送られてきたのが

ケネディ大統領暗殺の悲報でした。


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子どもだったとのもこのニュースを見ました。

目に飛び込んできたのはオープンカーに乗っていた大統領が倒れる様子。

霧のような血しぶきが画面を染めたように見えたのは

その後、繰り返しテレビや映画でその場面を観たせいかもしれません。

ジャクリーン夫人が”O,No!”と叫んだということも知りました。


ただ、とのの目に灼きついたのは

銃撃の後、車のトランクの方へ這って逃げていくジャクリーン夫人の姿。

まるで、ケネディを見捨てて逃げ出すような姿が

子ども心に許せないと思っていました。


当時の第一印象があまりに強いため、

「彼女がいたから、JFKは伝説になった――」

と言われても素直にうなずけないのが本心であります。


でも、幼いジョンJ.や、つい先日まで日本大使だったキャロラインが

父の棺を見送ったあの情景は今も心に残っていますし、

北爆を開始したのがケネディだったということを知っても

彼が素晴らしい大統領だったと思えるのは

やはり誰かの努力があったからだし、

その努力は一番身近なジャクリーン夫人が行った

と考えるのが妥当なのかもしれません。


子どもの頃のトラウマはとりあえず脇において

彼女の年表を見てみましょう。


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ジャクリーン・ケネディ

1929728日 NYに生まれる。父は裕福な上流階級の株式仲買人

1940年 両親が離婚

1942年 母が資産家と再婚

1947年 ヴァッサー女子大に入学

社交界デビューした女性のトップ

「デビュタント・オブ・ザ・イヤー」を受賞

1949年 フランス留学。帰国してワシントン大学に編入

1951年 知人のパーティでジョン・F・ケネディに出会う

1952年 「ワシントン・タイムズ・ヘラルド」に入社。

金融会社に勤める男性と婚約するが、

ケネディと再会し交際するようになり婚約解消

同年11月 ケネディがマサチューセッツ州から上院議員に選出される

1953年 ケネディと結婚

1956年 最初の子供を死産

1957年 長女キャロライン誕生

1960年 ケネディ、大統領選への出馬表明

1961年 長男ジョンJ.誕生。

ケネディが大統領に就任し、31歳でファーストレディに

1962年 ホワイトハウスを案内するTV番組に出演

同年10月 キューバ危機

1963年 次男パトリックが生後3日で亡くなる

同年1122日 ケネディ大統領暗殺。34歳で未亡人になる

1964年 NY

1968年 ロバート・ケネディ暗殺

ギリシャの海運王オナシスと再婚

1975年 オナシス死去。出版社に入社し、編集者として働く

1988年 マイケル・ジャクソンの自伝を出版

1994519日 死去。享年64歳。

アーリントン墓地のケネディの隣に埋葬される


あの、私事で恐縮ですが、

ジャクリーン夫人はとのの母と生まれた年も亡くなった年も同じなんです。

自分は恐らくどこかで彼女に母を投影している部分があって

オープンカーから逃げ出そうとしたり、

大金持ちのオナシスと結婚した彼女が嫌だったのだと思います。

母にはそんなふうであってほしくないですから。


彼女自身、自ら演出したケネディ大統領の伝説化に

束縛された人生だったのかもしれませんね。


それはさておき、

いったいどんな映画なのでしょうね。

次回まで乞うご期待でございますよ。



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ジャッキー

監督/パブロ・ラライン、脚本/ノア・オッペンハイム、撮影/ステファーヌ・フォンテーヌ、衣装/マデリーヌ・フォンテーヌ、プロデューサー/ダーレン・アロノフスキー

出演

ナタリー・ポートマン/ジャクリーン・ケネディ、ピーター・サースガード/ロバート・F・ケネディ、グレタ・ガーウィグ/ナンシー・タッカーマン、ビリー・クラダップ/ジャーナリスト、ジョン・ハート/神父、リチャード・E・グラント/ウィリアム・ウォルトン、キャスパー・フィリップソン/ジョン・F・ケネディ

331日(金)TOHOシネマズシャンテ他にて全国ロードショー

2016年、英語、アメリカ・チリ・フランス、カラー・モノクロ、99分、日本語字幕/松浦美奈、配給/キノフィルムズ/木下グループ、http://jackie-movie.jp/


by Mtonosama | 2017-03-24 06:59 | 映画 | Comments(2)
Commented by なえ at 2017-03-26 16:44 x
本当にこの事件は衝撃的でした。
あの宇宙中継、なえ家は皆寝坊で見逃したのですが、
ダンナは見たそうです。第一声がそのニュースで本当に
びっくりしたと。

この国家的犯罪、悪魔の所業です。真相はきっと闇のなかでしょうね(`´)

ジャクリーン夫人に関しては、当時は悲運にけなげに生きる賢母(?)のように言われてたのに、オナシス夫人になったとたんに批判・非難となり、そのあまりの手の平返しに唖然としました。私も当時はようまあこんなジジイと、と思いましたが、150歳にもなると、彼女なりの選択をしたんだろうと思うぐらいです。

先日猫友裁判の判決でした。勝訴ですが、野良猫餌やり妨害に対して「不法行為」として損害賠償を被告に命じました。ただ
野良猫餌やり自体には評価はなしでした。別の猫友が「裁判するぞ」と脅されているのですが、今回の判決はその裁判に向けてのステップになるだろうと弁護士さんの弁。
Commented by Mtonosama at 2017-03-26 18:29
♪なえさん

そうなんです。150歳になると当時の彼女の選択も幼い子供のためもあったかと思えるようになりました。でも、オナシスの死後、編集者になってマイケル・ジャクソンの本を出し、ベストセラーというのだから、最初っから編集者として生きる手もあったのではと思うのは、今だから?

猫裁判もお疲れ様でした。弁護士さんの言う通り、次へのワンステップになるでしょうね。がんば!