ブログトップ | ログイン

殿様の試写室

mtonosama.exblog.jp

殿が観た最新映画をいち早くお知らせ!

パリ・オペラ座 ~夢を継ぐ者たち~ -2- Backstage


パリ・オペラ座
~夢を継ぐ者たち~

-2-

Backstage

f0165567_450829.jpg



パリ・オペラ座バレエ団は
パリ・オペラ座(ガルニエ宮とオペラ・バスティーユ)を
拠点とし、オペラ・バレエ公演を使命とする
フランス文化省の管轄下にある世界最高峰のバレエ団です。

前編でご紹介したアニエス・ルテステュは
20年以上にわたり古典から現代作品まで
ほとんどのレパートリーを踊ってきた
オペラ座のトップエトワールでしたが、
2009年以降、後輩たちへの指導に力を注いでいます。
といっても、まだ46歳の美しい指導者です。

ヌレエフの指導を受けた最後の世代として
その教えが彼女を経て
オニール八菜やアマンディーヌ・アルビッソンたちに
受け継がれていく過程をカメラは追います。

f0165567_453144.jpg

そして、
マチュー・ガニオ。
美しいお方です。
いわゆる王子系のお顔立ちですね。
母はやはりパリ・オペラ座のエトワール
父はマルセイユ・バレエで活躍したスターダンサーで、
1984年の生まれです。
2001年にパリ・オペラ座バレエ団に入団。
2004年5月、ヌレエフが振り付けた『ドン・キホーテ』に
主演し、20歳でスジェから飛び級でエトワールに任命されました。

スジェ?
えっと、オペラ座のダンサーは5つの階級に分かれていまして、
スジェというのは丁度真ん中に位置します。
名前がつくような主要な役を踊るダンサーだそうです。

マチュー様は現在主席エトワールとして
パリ・オペラ座バレエ団を代表する存在。
日本でもダンスマガジン誌の人気投票で
男性ダンサー部門で第1位に選ばれているんですって。

本作では彼が出演した『ジゼル』の舞台も
観ることができます。
マチュー・ガニオ様の素晴らしいバレエと謙虚なその姿勢に
150歳はポーッとなってしまいました。

映画には誰もが知る名作『ジゼル』の他、
ウィリアム・フォーサイス振付の『パ/パーツ』
イリ・キリアン振付、石井眞木作曲の
『輝夜姫(かぐやひめ)』など
古典、現代舞踊も登場します。

ダンサーはじめ指導者、振付家。
356年続くパリ・オペラ座の伝統に命を吹き込む人々に
密着した映画でした。

f0165567_455034.jpg

以前、伝統工芸の世界に携わる方が
「伝統とは守ることではない。常に変わり続けることです」
とおっしゃるのを聞いたことがあります。
それも一人や二人ではありません。
大勢の工芸作家が異口同音にこのことを口にしました。

バレエの世界も同じだったんだなぁと納得。

チュチュを夢み、トウシューズに憧れ、
挫折した150歳ですが、
十二分に楽しませていただきました。





今日もポチッとお願いできればうれしゅうございます♪
↓↓↓↓↓

にほんブログ村
☆7月9日に更新しました。いつも応援ありがとうございます☆


パリ・オペラ座 ~夢を継ぐ者たち~
監督/マレーネ・イヨネスコ
出演
マチュー・ガニオ、アニエス・ルテステュ、ウリヤーナ・ロパートキナ、オニール八菜、バンジャマン・ペッシュ、ウィリアム・フォーサイス、アマンディーヌ・アルビッソン、ジョシュア・オファルト、エリザベット・プラテル、バンジャマン・ミルピエ、ジャン=ギヨーム・バール、ローラン・イレール、ウェイン・マクレガー、ステファン・ビュリヨン、ギレーヌ・テスマー
7月22日(土)Bunkamuraル・シネマほか全国ロードショー
2016年、フランス、字幕翻訳/古田由紀子、字幕監修/岡見さえ、配給/ショーゲート、協力/(公財)日本舞台芸術振興会、http://backstage-movie.jp/

by Mtonosama | 2017-07-09 05:04 | 映画 | Comments(4)
Commented by なえ at 2017-07-09 21:52 x
苛酷な歴史的現実から、夢のような美の世界へひとっ飛び。とのさま、うまいなあ!

ヨモギさんやpoirierAAAさんのコメ見ても、女子は皆バレエ好きなんですね。アニエス・ルテステュはよくバレエを見に行ってた頃、若手で出て来て、大柄な強い踊りをする人だなあという印象でした。それから幾星霜、今や指導者!?確かパリ・オペラ座は女子は40前が定年だったような~。

マチュー・ガニオのお母さん、ドミニック・カルフーニは好きなダンサーでした。お父さんがまたいかにもフランス人男性て感じのハンサムでカッコ良くて渋くて・・・ローラン・プチのスターカップルでした。このガニオ君は何かの作品でお母さんに抱かれて出演してて、その写真を覚えてます。その子が、今やなんとエトワール!時の経つのは早いものでございます。

とのさま、挫折したなどとおっしゃらずに、再度挑戦されては?手も足もブルブルでも「150の手習い」やないですか?関西のオバチャンたち、成人クラスでよろよろながらがんばっとります。
Commented by Mtonosama at 2017-07-10 06:08
♪なえさん

え~~~~~~っ!
なえさん、すごい!本当に本物のファンなんだ!!
マチュー・ガニオさまが子どもの頃から知ってるんですね。
彼のおかあさんもスジェから飛んでエトワールに抜擢されたんでしょ?

わたしはもうバレエ習うのは無理だなぁ。だって150歳がチュチュ着たらさすがにちょっと
いや、かなり、やばい・・・

それに母親に置いて行かれた時の情けない思いは今もトラウマになって残ってます。
娘の出来の悪さにプリプリ怒ってとっとと先に行ってしまう母親の後を泣きながら追いかけたときは
惨めだったなぁ。

なえさんは頑張ってくださいね。
発表会の時は京都まで観にいっちゃおっかな(^^♪

Commented by なえ at 2017-07-11 18:08 x
いえいえ、一時期よく見に行ってただけのことで、逆に今のダンサーて全然知らなくて、オニール八菜さんもここで初めて知りました。

殿様は水泳女子で、体にいいこと十分やってはりますもんね。

バレエて別に美しい方たちのためにあるのでなく、そのへんのオバチャンだってやれまんねん。広山三佐子ハレエクレアティブというのを検索して、ブログフェイスブックをクリックすると関西のザセツを知らぬオバサン達がいます。つーか、ザセツが恐くてバレエができっか!という面々。あ、心臓の弱い方は見ないで下さい。それの5月23日の所に世にも恐ろしい光景が・・・ギヤア~
Commented by Mtonosama at 2017-07-12 05:36
♪なえさん

へえ、覗かせてもらいましたえ。
皆さん背筋がピンと伸びていらっしゃいますね。
お子達もいはりますなぁ。

ザセツもオソレも知らない元気で凛としたお姿に感動いたしました。

八菜さんはここんとこ朝日新聞にでてはるとこを見ました。
パパがラグビーの選手でママが日本人だから、
オペラ座では彼女のエキゾチックなお顔や姿はよく目立ちます。