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殿様の試写室

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ヒトラーに屈しなかった国王 -1- Kongens nei


ヒトラーに屈しなかった国王
-1-

Kongens nei

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(C)2016 Paradox/Nordisk Film Production/Film Väst/Zentropa Sweden/Copenhagen Film Fund/Newgrange Pictures


前回に続き、またもや
第二次世界大戦時の実話を
上映する当試写室であります。

今回はノルウェーが舞台。

ナチスに降伏を迫られた
ノルウェー国王ホーコン7世が
決断を下すまでの
運命の3日間を描いた映画です。

ホーコン7世(1872~1957)
デンマーク国王フレデリク8世と
ルイーセの次男。
兄はデンマーク国王クリスチャン10世。
1905年、ノルウェーが
スウェーデンとの同君連合を解消、
独立。
大叔父である
スウェーデン=ノルウェー国王
オスカル2世に代わって
国民投票により即位した
国王である。
息子はオラフ5世で
孫のハーラル5世は現国王。
ちなみにオラフ5世は
アムステルダム・オリンピック(‘28)
の金メダリストとしても知られる。

ホーコン7世は
八甲田山で起きた遭難死亡事故の
お見舞いとして
1909年明治天皇に
スキー板を贈呈。
日本とノルウェーの
スキー交流が始まるなど、
日本とのゆかりも深い国王である。

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さて、
1940年4月9日、
この温厚な国王にも
穏やかな国民にも苦難が訪れます。
ナチス・ドイツ軍が
ノルウェーの首都オスロに
侵攻したのです。
ドイツ軍と交戦するノルウェー軍。
しかし、
ナチス・ドイツ軍の
圧倒的な軍事力には抗しがたく
相次いで主要都市が占領されてしまいました。
降伏を求めるドイツ軍に対し
断固拒否の姿勢を貫く政府。
ホーコン7世は政府閣僚と共に
オスロを離れます。

その一方で、
ヒトラーの命を受けたドイツ公使は
国王との謁見の場を設けよという
最後通告を突きつけてきます―――

そんな時代背景の中で生き、
決断を下した国王を描いた作品。

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ナチス・ドイツが席捲した時代の
北欧を描いた映画には
『ヒトラーの忘れもの』
http://mtonosama.exblog.jp/27212109/
http://mtonosama.exblog.jp/27255579/

というデンマーク映画もありました。

これはドイツ軍に置き去りにされ
地雷撤去の任についた
ドイツの少年兵たちのお話でしたが、
戦時中にデンマークの置かれた状況や
国民の怒りもよくわかる佳作でした。

『ヒトラーに屈しなかった国王』は
ノルウェーでは3週連続1位を記録後、
ロングランを続け、
2016年の国内映画興行成績
第1位を獲得。
国民の7人に1人が鑑賞した
社会現象的な大ヒットを記録したそうです。

ノルウェーの人たちの
その気持ちはよくわかります。

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以前、
ノルウェーに行ったことがあります。
オスロ市内を散策した折、
海辺のホテルに人だかりがしていました。
「国王だ!」
という声が聞こえ、見に行きましたが、
警備もそんなにいません。

今、思えば、
あれがホーコン7世のお孫さんである
ハーラル5世だったのでしょう。

本作を観て、
「ノルウェーって自然は壮大だけど、
オスロ市はあまりパッとしないな」
などと思ってしまったことを
深く反省しました。

さあ、一体どんなお話でしょうか。
続きは次回まで乞うご期待でございます。



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ヒトラーに屈しなかった国王
☆12月8日に更新しました。いつも応援して下さってありがとうございます☆

監督/エリック・ポッペ、脚本/ヤン・トリグヴェ・レイネランド、ハラール・ローセンローヴ=エーグ、原案/アルフ・R・ヤコブセン、製作/フィン・イェンドルム、スタイン・B・クワエ、
撮影/ヨン・クリスティアン・ローセンルン
出演
イェスパー・クリステンセン/ホーコン7世(ノルウェー国王)、アンドレス・バースモ・クリスティアンセン/オラフ(ノルウェー皇太子)、カール・マルコヴィクス/ドイツ公使、カタリーナ・シュットラー/ドイツ公使夫人、ユリアーネ・ケーラー/ドイツ公使館秘書、アルトゥール・ハカラーティ/少年兵、スヴェイン・ティンドベルグ/大臣、ケティル・ホーグ/外相、ゲラルド・ペッテルセン/首相、ヤン・フロスタッド/議長、
エリック・ヒヴュ/大佐
12月16日(土)シネスイッチ銀座ほか全国順次ロードショー
2016年、ノルウェー、ノルウェー・独・デンマーク・スウェーデン語、136分、
配給/アット・エンタテインメント、http://kings-choice-jp.com/

by Mtonosama | 2017-12-08 07:04 | 映画 | Comments(4)
Commented by ライスケーキ at 2017-12-09 22:25 x
北欧の歴史は良く分かりませんが、
ハーラル5世って
1964年の東京オリンピックの時
ヨット選手として江ノ島に来ましたよね。
当時はハラルド皇太子ってよばれてました

私は その頃 江ノ島に通って
選手の追っかけして サイン集めてましたが
流石に皇太子のサインは貰えなかった。

昔むかしの事、
懐かしく思い出しました。
Commented by との at 2017-12-10 06:53 x
♪ライスケーキさん

オリンピックではヨットにも出場したんですよね。何かと日本とは縁の深い王室なんですね。でも、さすが!江ノ島へ見に行ったんだ!いいな。東京に近い人はいろいろ見られて😍
私は聖火ランナーを見に行っただけ。
サインがもらえないって、護衛に邪魔されたってことですか?
関係ないけどピーター&ゴードンの出待ちしてて関係者にレインコートでぶん殴られたことがあります😥
Commented by すっとこ at 2017-12-10 10:43 x
おおおおおおおおおおおおおおおおおおお!

殿様もオスロにいらしたのですね。
実はすっとこも行ったことあって

感想も殿様と同じように
「なんかスカスカの街だな」
と思ったのでした。

首都というのになんか賑わいを感じなくて。

でも
この映画を見たら 反省するかもですね。

国王の決断、その苦悩を
次号でじっくり見せて頂きます。
あ、じっくりまでは見せてもらえないのか。

さわり、をなるだけ詳しくお願いします❣️
Commented by との at 2017-12-10 15:19 x
♪すっとこさん

ノルウェーのフィヨルドは本当にすごいですね。あんなに山の中にありながらお水がしょっぱいんですもん😊
ところで王様の役者さん、すっとこさんの好みでしょ?良いじいじでした。