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殿様の試写室

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赤い風船 Le Ballon Rouge

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   Copyright Films Montsouris 1956

赤い風船 
Le Ballon Rouge


古い映画を観て、登場する子どもの愛らしさに感動した後、
ふっと我に返ります。
「今じゃもうお腹の出たおじさん(おばさん)になってるんだよな」
なんか切ない。
「赤い風船」も「白い馬」も半世紀も前の作品なので、
主人公たちもおじさんどころか、おじいさんだけど…。

 昨年カンヌ国際映画祭監督週間に出品されたアルベール・ラモリス監督
の二作が上映されます。
 50年以上も前の作品なのに美しい映像で楽しむことができ、
 主人公の子どもたちも50年前のまま。か、可愛い。

  「赤い風船」(1956)はいわさきちひろさんの絵本で覚えている方も多いはず。
 真っ赤な風船とパスカルという男の子との交友(!)を描いたお話です。
 SFXなんて言葉すらない時代、丁寧に、丁寧に、手作りで作られた映画。
 まず映像にうそがないことに感激します。

  赤い風船は最後に悪ガキたちに割られてしまい、
 パスカルはパリのあちこちから現れた無数の風船に連れられて空高く飛んでいきます…

白い馬

 Crin Blanc



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  「白い馬」(1953)は南仏の湿地帯に生きる誇り高い野生馬『白いたてがみ』と
 少年フォルコとの友情を描いた物語。
 子どもって人ならぬものと心を通わせられる生き物だったのです。
 忘れてましたが。

  水を蹴って走る馬の力強さ。フォルコの凛とした乗馬姿。
 大地を駆ける野生馬の群れ。『白いたてがみ』をつけねらう牧場の男たち。
 フォルコは彼を守るため、広大な湿地帯を駆け抜けます。
 二人をその先で待っているものは…

  ラモリス監督の映画が名作と語り継がれるその理由を納得しました。
 映像の詩人にして職人、彼は偉大です。
 7月中旬シネスイッチ銀座で「赤い風船」「白い馬」の二本立てで公開。
 「赤い風船」にオマージュを捧げた侯孝賢 の「ホウ・シャオシェンのレッド・バルーン」も公開。 

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by Mtonosama | 2008-06-15 16:58 | 映画 | Comments(1)
Commented by すっとこ at 2008-10-01 13:13 x
50年前の作品!

それを上映する側の情熱と観ようと思う側の熱狂で
映画って成り立つんですね・・・。

この写真の可愛い少年は今はどんなおじさんに
なっているのだろう。
米映画"ホームアローン”のマコーレ・カルーキン
(名前合ってる?)がこないだすっかり首の太い青年
になっていてウゲと思ってしまいました。
だからこそ一瞬の幼いものだけの持つ時間が
尊いものなんでしょうねえ。