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殿様の試写室

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<   2014年 11月 ( 9 )   > この月の画像一覧

自由が丘で
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©2014 Jeonwonsa Film Co.All Rights Reserved.

韓国にはまだ行ったことはありませんが、
きれいな格子の調度類や扉、陽の当たる縁側など
日本と相通じながらも少し趣の違う韓国の古い家には憧れを感じていました。
映画の舞台はそんな街並みが今も残るソウルの北村というところ。

日本から恋人に会いにやってきたモリという青年がこの街を歩き、恋人を訊ね歩き、
それほど劇的ではないけれどいろいろな人に出会い、
またまた恋人を訊ねて歩くというお話。

トランプをシャッフルするようなひとひねりが観客の頭を惑わします。
ハートのクィーンの次がハートのキングとは限りません。
今日の次の日が明日とは限りません。

路地を歩き、カフェ自由が丘でお茶を楽しみ、
いけないと知りつつ恋人以外の女性と関係を持つ主人公モリ。

観客は見知らぬ土地を主人公と共にさまよいつつ、
監督の用いる魔術によって不思議な感覚に落ち込んでいったりもします。


順序は絶対。時間は確実。
そんな常識が少しづつずれていきますよ。
まずはともかく映画を観てみましょうか。


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ストーリー
2年前モリとクォンは同じ語学学校に勤める同僚、そして、恋人。
モリはクォンに求婚したが、身体を悪くしていた彼女は悩んだ末に断ったのだった。
その後、モリはすぐに日本に帰国。
2年経ってまた彼女に会おうとソウルを訪れた。
彼女の部屋に近いゲストハウスに宿をとり、クォンを探すモリ。だが、彼女はいない。

その日、彼女の留守を知ったモリはカフェ自由が丘へ。
そこには親切な女性オーナーのヨンソンがいた。

クォンは以前勤めていた語学学校でモリからの分厚い手紙を受け取っていた。
熱い思いを綿々と綴ったその手紙を階段で読んでいたクォンはめまいを起こし、
手紙は階段に舞う。
慌てて拾い集めるがその順序はバラバラに。そして、1枚拾い忘れてしまう。
カフェ自由が丘に寄り、手紙の続きを読み始めるクォン。
バラバラに拾った順番のまま……

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映画もまたバラバラな順序の手紙のように
時間の制約はないかのごとく、自由に展開します。

とまどいを覚えつつもバラバラ感に身を任せる心地良さ。
いや心地良くはないか。
でも、自由だなぁ、こんなのあり?とスクリーンをみつめていました。

この感覚は観客だけではなく、俳優・加瀬亮も感じていました。
「撮影自体はモリがソウルに着いた日から帰国まで順番に撮っていったので、
時空列がバラバラになった完成作品を観たときは自分の予想と全く違っていてかなり驚きました」

考えようによっては観客よりもその驚きは大きかったかもしれませんね。

時間すら手玉にとったホン・サンス監督の映画作り。
“韓国のゴダール”と称されるのもうなづけます。
キム・ギドク監督が好きだったけれど、
またまた興味のある監督さんが現れてしまいました。





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自由が丘で
監督・脚本/ホン・サンス、撮影/パク・ホンニョル、編集/ハム・ソンウォン
出演
加瀬亮/モリ、ソ・ヨンファ/クォン、ムン・ソリ/ヨンソン、キム・ウィソン/サンウォン、ヨン・ヨジュン/ゲストハウスの女主人、イ・ミヌ/グァンヒョン、チョン・ウンチェ/家出娘
12月13日(土)シネマート新宿ほかにて全国順次ロードショー
2014年、67分、韓国、カラー、日本語字幕/大西公子、提供/ビタ―ズ・エンド、サードストリート、配給/ビタ―ズ・エンド
http://www.bitters.co.jp/jiyugaoka/

by Mtonosama | 2014-11-27 06:49 | 映画 | Comments(8)
自由が丘で
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©2014 Jeonwonsa Film Co.All Rights Reserved.

『自由が丘で』。すてきなタイトルですね。
自由が丘は140年程前、初恋の人が住んでいた街なので
その街の名をきくだけで未だにときめいてしまうのであります。
あ、また言わずともいいことを。

本作の場合は東横線の自由が丘ではなく、韓国のカフェ“自由が丘”が舞台なのですが。

主演は加瀬亮。
監督はホン・サンスです。
以前からホン・サンス監督のファンだった加瀬。
2年前、映画のプロモーションで来日中のホン監督と始めて会い、
その時の対談がきっかけとなって、本作『自由が丘で』が生まれました。
初対面でありながら意気投合。
加瀬さんはその場で出演のオファーを受けました。
アッバス・キアロスタミ監督の『ライク・サムワン・イン・ラブ』で危ない男を演じたこともある彼。
CMで見せてくれる癒し系のカラーとはまったく違ういろいろな顔を見せてくれるので
いつも目が離せない俳優さんです。


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加瀬亮
1974年11月9日生まれ。神奈川県出身。映画『五条霊戦記』(’00 石井聰亙監督)で映画デビュー。以後『アンテナ』(’04 熊切和嘉監督)、『茶の味』(’04 石井克人監督)、『スクラップ・ヘブン』(’05 李相日監督)、『ハチミツとクローバー』(’06 高田雅博監督)、『めがね』(’07 荻上直子監督)などに次々と出演。07年の『それでもボクはやってない』(周防正行監督)で第32回報知映画賞主演男優賞、キネマ旬報主演男優賞などを受賞。その他『ぐるりのこと』(’08 橋口亮輔監督)、『重力ピエロ』(’09 森淳一監督)、『おとうと』(’09 山田洋次監督)、『アウトレイジ』(’10 北野武監督)、『ぺコロスの母に会いに行く』(’13 森崎東監督)、『はじまりのみち』(’13 原恵一監督)、『SPEC』シリーズ(’10~ 堤幸彦監督)など数々の作品に精力的に出演。
『硫黄島からの手紙』(’06 クリント・イーストウッド監督)、『TOKYO!〈インテリア・デザイン〉』

(’08 ミシェル・ゴンドリー監督)、『永遠の僕たち』(’10 ガス・ヴァン・サント監督)、『ライク・サムワン・イン・ラブ』(’12アッバス・キアロスタミ監督)など海外の監督との仕事も多く経験している。来年公開の待機作『FOUJITA』(小栗康平監督)もある。

とのは『めがね』で彼を初めて観たような覚えがありますが、
おとなしそうなええとこのぼん、という印象が強かったし、
『おとうと』でもおとなしい男の子と思っていたので、
『ライク・サムワン・イン・ラブ』の演技では「お、男っぽいやん!」と
今までの見方がガラリと変わりました。

さて数々の外国人監督の作品に出演している加瀬さん。
今回初めてその作品で主人公を演じることになったホン・サンス監督。
韓国だけではなくヨーロッパでも人気の監督です。


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ホン・サンス監督
1961年10月25日ソウル生まれ。韓国中央大学で映画制作を学び、アメリカへ留学。85年カリフォルニア芸術工科大学で美術学士号、89年シカゴ芸術学院で美術修士号を取得。留学中は短編実験映画を手掛けたが、ロベール・ブレッソン監督の『田舎司祭の日記』(’50)を観て《物語性のある映画》に開眼。その後フランスに数ヶ月滞在し、シネマテーク・フランセーズに通い詰め映画三昧の日々を送る。
その後、韓国に戻り、96年に初の長編映画『豚が井戸に落ちた日』を監督。韓国内で絶賛される。各国の映画祭でも注目を集めた。
第2作『カンウォンドの恋』はカンヌ国際映画祭ある視点部門でワールド・プレミア上映。
デビューからわずか2作で《アジアで最も注目すべき監督》としての名声を確立した。2000年には第3作『秘花 ~スジョンの愛~』。前年に引き続きカンヌ国際映画祭ある視点部門に正式招待された。02年、第4作『気まぐれな唇』。大衆性も加わり、韓国で大ヒット。04年にはフランスとの共同製作で『女は男の未来だ』を発表。カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品。《韓国のゴダール》《エリック・ロメールの弟子》などと大絶賛される。

さあ、こんなすごい監督と加瀬亮との出会い。
いったいどんな映画を楽しませてくれるのでしょうか。



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自由が丘で
監督・脚本/ホン・サンス、撮影/パク・ホンニョル、編集/ハム・ソンウォン
出演
加瀬亮/モリ、ソ・ヨンファ/クォン、ムン・ソリ/ヨンソン、キム・ウィソン/サンウォン、ヨン・ヨジュン/ゲストハウスの女主人、イ・ミヌ/グァンヒョン、チョン・ウンチェ/家出娘
12月13日(土)シネマート新宿ほかにて全国順次ロードショー
2014年、67分、韓国、カラー、日本語字幕/大西公子、提供/ビタ―ズ・エンド、サードストリート、配給/ビタ―ズ・エンド
http://www.bitters.co.jp/jiyugaoka/

by Mtonosama | 2014-11-24 05:37 | 映画 | Comments(6)
三里塚に生きる
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古い古い記憶になりますが、三里塚といえば思い出すのは小川紳介監督です。
『日本解放戦線 三里塚の夏』(‘68)をはじめとした7本の映画と膨大なラッシュフィルムを残しました。
『三里塚の夏』は、フルフェースヘルメットとジュラルミンの盾に身を固めた機動隊に対して
投石と糞尿弾で対抗した農民の姿を描き出したドキュメンタリーです。
ベトナム反戦と反権力へのうねりと共に当時渦巻いていた学生たちの動き。
その舞台である大学キャンパスで上映され、闘う三里塚農民の雄姿に学生たちも
大いに刺激されたものであります。

本作を構成するのは小川プロの残した映像と
カメラマン大津幸四郎が3年がかりで撮り下ろした現在の映像と
写真家・北井一夫の写真集『三里塚』(‘71)の写真と、
彼がこの映画のために撮り下ろした写真から成り立っています。
その編集を担当したのは代島治彦。

過去と現在とが交錯し、
小川プロが残したフィルムに息づく闘う農民と
カメラマン大津幸四郎が撮影した現在の静かな農民によって展開される
動と静の世界がスクリーンに繰り広げられます。


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監督・撮影/大津幸四郎
1934年静岡出身。1958年に岩波映画製作所に入社。5年間撮影助手を務めた後退社。以後フリーランスカメラマンとして独立。同時期に岩波を退社した小川紳介監督の『圧殺の森 高崎経済大学闘争の記録』(‘67)、『日本解放戦線 三里塚の夏』(‘68)、土本典昭監督の『パルチザン前史』(‘69)、『水俣 患者さんとその世界』(‘71)の撮影を担当。柔軟なカメラワークで注目され、日本映画の最前衛に立つカメラマンとしての評価を固めた。2005年に自ら撮影・構成した『大野一雄ひとりごとのように』を発表。もともと演出家志望だった大津は70代にして監督デビューを果たす。

監督・編集/代島治彦
1958年埼玉出身。映像作家、プロデューサー。広告代理店博報堂を経て、フリーランスとして独立。1992年に沖縄を舞台にした劇映画『パイナップル・ツアーズ』をプロデュース、ベルリン国際映画祭はじめ数々の国際映画祭に出品。1994年から9年間ミニシアター「BOX東中野」を経営。多数のドキュメンタリー映画を配給・公開。2010年日本のドキュメンタリー映画をひもとく『まなざしの旅 土本典昭と大津幸四郎』を監督。2012年チベットの難民少年を主人公にした『オロ』(岩佐寿弥監督)http://mtonosama.exblog.jp/17721188/ http://mtonosama.exblog.jp/17731521/
をプロデュース。2006年から5年がかりで監督・撮影・編集したDVDシリーズ『日本のアウトサイダーアート』(全10巻・紀伊国屋書店)は欧米の美術会で評価が高い。

例のごとく紹介が長くなってしまいましたが、
本作に対する大方のご意見は「なんで今更三里塚?」ではないでしょうか。
現に空港はでき、飛行機は農作業する反対派農民の脇をかずめて飛んでいます。
もう負けたんじゃないの?

でも、映画の冒頭に出てきた70年代から未だ団結小屋に住み続ける人が言っていました。
「いまだって差別もある、抑圧もある、搾取もある。
70年代の『闘う主体』があった頃に比べて、いまの方がよっぽど悪くなっていると思う」

元反対同盟のおじいさんも言っています。
「『空港阻止』っていうのはひとつのスローガンだけどよ、
だけど理屈的にはよ、政府の人権を無視したやり方への反発なんだよな」

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空港はできてしまいました。
とのを含め、胸をときめかせて成田空港を利用する人も多いでしょう。
しかし、闘いの歴史を消し去ることはできません。
語り手の声を残していくこと。これも闘いです。

三里塚闘争のさなか自死した青年行動隊リーダー三ノ宮文男の志を今も受け継ぐ人もいました。
あ、三ノ宮文男の遺書を朗読するのは井浦新です。
闘いは終わっていません。「持続する志」を目の当たりにするドキュメンタリーでした。

わざわざ辛い人生を生き続けるこの人たちに心からの敬意を捧げます。





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三里塚に生きる
撮影・監督/大津幸四郎、監督・編集/代島治彦、音楽/大友良英、写真/北井一夫、朗読/吉行和子、井浦新、プロデューサー/赤松立太、代島治彦、制作・配給/スコブル工房、企画・製作/三里塚に生きる製作委員会、制作協力/映画美学校、アテネ・フランセ文化センター、成田空港・空と大地の歴史館、ムスタッシュ、波多野ゆき枝、飯塚俊男
11月22日(土)ユーロスペースにて公開
2014年、カラー・モノクロ、140分、日本 http://sanrizukaniikiru.com/

by Mtonosama | 2014-11-21 06:44 | 映画 | Comments(8)
三里塚に生きる
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成田は遠いよなぁと文句を言いながらも、
海外に行く時には成田からの方がときめくよね、等と思うようになってしまった昨今。
三里塚といっても知らない人の方が多くなってしまったでしょうか。

かつて三里塚というのは成田市の農村地帯で、畑の広がる地域でした。
今もそうで、本作に登場する人々は多くは農民たちです。
その地で今も続く空港建設反対闘争。
三里塚を知らないといっても、空港手前のゲートでパスポートを提示させられ、
利用する航空便を申し述べなければならないことから、
今もこの地に反対闘争が続いていることを「ああ、そうだった」と思い浮かべる方もおいででしょう。

1960年代初頭、将来的な国際化に伴う航空(空港)需要の増大を見越し、
政府は羽田東京国際空港に代わる本格的な国際空港の建設を計画。
1963年(昭和38年)の案では、現空港の4km南にある富里地区がその候補になったが、
富里は農場経営のモデルケースだったことから激しい反対運動が起こり、
2年後に白紙撤回。
その後あがった候補地はいずれも反対運動にあい建設計画自体に頓挫する恐れが出てきた。
このことを懸念した佐藤栄作内閣は、1966年(昭和41年)6月に御料牧場があった三里塚・
芝山地区を候補地として、同年7月4日に閣議決定。政府は地元から合意を得るどころか事前説明すら怠り、代替地等の諸準備も一切なかった。
そのため、農民を中心とした地元住民の猛反発を招く。
政府は閣議決定であることを盾にして一切の交渉行為を行わなかったために、
地元農民達は7月20日「三里塚芝山連合空港反対同盟」を発足させ、三里塚闘争が始まった。 
(Wikipediaより)

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三里塚闘争。
ああ、若い頃、そんなことがあったなぁ(遠い目)――
あ、ここで遠い目をしてはいけないのだった。

本作は、今もまだ闘い続ける人々があるという現実に
あらためて気づかせてくれるドキュメンタリー映画です。

本作に登場する人々にはもうかつての激しさはないけれど、
もうどこにでもいるようなじいちゃんばあちゃんだけれど、
畑を耕し、野菜を収穫するという日常の中でいまだ怒り続けています。
あの頃の想いを昨日のことのようにカメラに向って語ります。

東海道新幹線が開通し、東京オリンピックが開催され、国中が浮かれていた1964年。
新国際空港の候補地は浦安沖案と富里案に絞り込まれていました。
翌65年。
関係閣僚懇談会は候補地を千葉県富里村(現富里市)付近に内定。
地元は激しく反発。近隣町村議会が次々と反対決議。

そして翌年6月。
運輸省は立地場所を成田市三里塚に変更。
7月には三里塚案を閣議決定しました。

この頃、日本の人口は1億人を突破。
行け行けドンドンの時代です。

日本の経済成長の陰で踏みつけにされる農民たち。
戦後、満州からひきあげ、一から開墾した大事な農地をひとことの事前説明もなく、
代替地もなく奪われてなりましょうか。

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「金目でしょ?」
と、福島のときもあの目の大きい議員が言ったけれど、
冗談じゃないです。
三里塚から半世紀経っても変わらない政府の発想。

三里塚は50年前のモノクロ画像の世界ではなく、今もまだ渦中にあるテーマです。
福島や川内にも通じる問題です。

さあ、いったいどんなドキュメンタリーをこの眼で視ることができるのでしょうか。

続きは次回までお待ちください。



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三里塚に生きる
撮影・監督/大津幸四郎、監督・編集/代島治彦、音楽/大友良英、写真/北井一夫、朗読/吉行和子、井浦新、プロデューサー/赤松立太、代島治彦、制作・配給/スコブル工房、企画・製作/三里塚に生きる製作委員会、制作協力/映画美学校、アテネ・フランセ文化センター、成田空港・空と大地の歴史館、ムスタッシュ、波多野ゆき枝、飯塚俊男
11月22日(土)ユーロスペースにて公開
2014年、カラー・モノクロ、140分、日本
http://sanrizukaniikiru.com/

by Mtonosama | 2014-11-18 06:35 | 映画 | Comments(9)

三毛猫ひかちゃん 
引越のご報告


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あたしひかちゃん

お引越ししました。
山猫ひかちゃんから街猫になってしまったわ。
今まで住んでいたのは籔や灌木に囲まれたところで、
季節ともなればスズメやらトカゲを獲り放題だったけど、ここはどうかなぁ。
といっても、まだお外には出してもらえないの。
もしかしたらあたしが前のおうちに帰ってしまうんじゃないかと余計な心配をしてるのよ。

だから夜中になると大騒ぎしてあげてるの。
そのせいかしら。
引越とあたしの夜泣きで疲れ果てた飼い主は高熱を出してしまったわ。
ちょっと悪かったかな、と反省してます。

またブログもぼちぼち再開すると言っておりますので、
ポチッとしてあげてくれると嬉しい飼い主想いのひかです。

みなさまも飼い主みたいなことにならないよう気をつけてね。

ひかり



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by Mtonosama | 2014-11-17 16:52 | 映画 | Comments(4)
紙の月
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©「紙の月」製作委員会

『紙の月』を観終わって、ふーっと声にならない声を出しながら試写室を出たとき
後ろから出てきたおじさんが部下と思われる若い女性に
「きみは感情移入した?」と訊ねる声が聞こえました。

「はい。でも、宮沢りえさんではなく、小林聡美さんの方に」
「ふーん、ぼくはやっぱり宮沢りえだなぁ」
「男性でも、ですか?」

などという感想を聞きながら、
とのは「私が感情移入したとしたら、だまされているとも気づかずお金を渡す老人かなぁ」
と思ってしまったのは150歳という歳ゆえでしょうか。
(悲しいことに、お金を持っているというくくりではありませんが)

小説で出てきた梨花の高校時代やOL時代を証言する女性たちは本作には登場しません。
その代わりに登場するのが銀行勤務の甘い罠を嘆く銀行員・相川恵子や
小林聡美演じる有能なベテラン行員・隅より子。
銀行の内幕がずいぶんわかりやすくなりました。

さあ、映画ではどう見せてくれるのでしょう。


ストーリー
1994年。
梅澤梨花。子どもはいないが優良企業に働く夫と穏やかな日々を送っていた。
契約社員として働く銀行でも上司から高い評価を受けている。
梨花の仕事は外回りの営業社員。裕福な老人たちが主な顧客である。
裕福な独居老人の平林も梨花に信頼を寄せる一人。
有能だが厳格なベテラン行員・隅、若手で調子の良い窓口係の相川。
梨花は同僚たちとも波風を立てずに勤務している。
何不自由のない日々。
ただ、夫との間には倦怠感が漂い始めてはいた。

銀行からの帰途、梨花は平林の家で会った孫の光太と駅で再会。
その後、憑かれたように彼との逢瀬を重ねる。
そんなある日、デパートの化粧品売り場での支払い時、手持ちの金が足りないまま、
顧客からの預かり金に手をつけてしまった。
たった1万円。すぐに自分の通帳から返せばすむこと。
銀行に戻る前に口座から引き落とし、預かり金の袋に戻したが。
これが始まりだった。

光太は学費のために借金をしている。
「顧客からの定期の申し込みがキャンセルになった」という方法で入手した200万円を
彼に渡す梨花。
認知症で彼女にお金を引き出させたことも忘れている顧客の300万円を自分の通帳に入金。
自宅で定期預金証書や支店印のコピーを偽造。
横領額はもはや彼女の返済能力をとっくに超えている。
梨花は上海勤務になった夫にも同行しない。
高い服を買い、高級ホテルのスイートルームに連泊し、光太をマンションに住まわせる。
暮らしは日を追って贅沢になり、梨花の感覚は歪み、その行動はエスカレートする……

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ふーっ。

でも、ラストが良かったなぁ。
走る梨花。
全力で走る梨花を観ながら、なんてかっこいいの!と思ってしまいました。

恋に溺れ、犯罪に走ってしまった中年女性。
ああ、惨めだねぇ、バカだねぇ、と断罪するのは簡単なんですけど。
それだけでもないんですよね。
「梨花になってみたい」と言った男性の言葉がそれを表している気がします。
もちろん横領は犯罪であり、
気持良くお金を使った後に露見したときの結末は明らか。

みんな、ばれたら大変なことになるからやらないだけかも。
お金に困らない老人がいて、そのお金は、顧客宅から銀行までとはいえ自分の手中にある。
お金を使える対象=恋人ができて、お金を使える喜びや楽しみを知ったら――
つまり梨花のような状態になったら、絶対やらないといえるかなぁ。
湯水のようにお金を使えたら楽しいだろうな。
ホテルのスイートに泊ってシャンパン飲んでフレンチ食べてみたいわぁ。
後が怖いから、とのはやらないけど。

でも、梨花はやってしまったんですよね。
わかっていながら一線を越えてしまった梨花は全力で走って、逃げるしかありません。
これ、生き方の美学というより、映像の美学かもしれない。
美人が全力疾走する様は美しいのであります。





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☆11月11日に更新しました。今週、引越します。そのため、当試写室での上映に遅れが出ますが、今後ともごひいきの程お願い申し上げます☆

紙の月
監督/吉田大八、脚本/早船歌江子、撮影/シグママコト、プロデューサー/池田史嗣、石田聡子、明石直弓
出演
宮沢りえ/梅澤梨花、田辺誠一/梅澤正文、池松壮亮/平林光太、小林聡美/隅より子、大島優子/相川恵子、近藤芳正/井上次長、石橋蓮司/平林孝三、中原ひとみ/名護たまえ、佐々木勝彦/小山内等、天光眞弓/小山内光子、平祐奈/14歳の梨花
11月15日(土)全国ロードショー

by Mtonosama | 2014-11-11 07:03 | 映画 | Comments(14)
紙の月
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©「紙の月」製作委員会


文庫本で「紙の月」を読み終えたところに、映画『紙の月』の試写状が届きました。
角田光代作。第25回柴田練三郎賞受賞作品です。
銀行のお金を横領する女性の話で、
主人公にまつわる友人たちの証言によって、
彼女の人となりとその犯罪に至る過程を重層的につみあげていくという内容でした。

本の帯に宮沢りえが載っていたので、
主人公の横領犯・梨花は宮沢りえ的美人なのだなと想像しながら読んでしまいました。
(う~ん、本を読む段階からキャスティングを脳内に刷り込むのっていいのだろうか)

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普通の主婦だった梅澤梨花がたまプラーザの銀行の契約社員になり、
その丁寧な営業と清楚な美しさから顧客たちのお気に入りになっていきます。
そりゃ、宮沢りえのように親切で優しくきれいな営業ウーマンが来たら、
お金持のお年寄りはどんどん預金するでしょう。

角田光代さんといえば「八日目の蝉」も映画化されました。
『八日目の蝉』(‘11)
http://mtonosama.exblog.jp/15856973/ http://mtonosama.exblog.jp/15872227/
これも心に残る映画でした。
そのときの監督が吉田大八さんですが、彼は本作でもメガホンをとっています。


吉田大八監督
1963年鹿児島県生まれ。早稲田大学第一文学部を卒業後、CM制作会社でディレクター。
07年、カンヌ国際映画祭批評家週間正式招待作品『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』で
映画監督デビュー。
その後『クヒオ大佐』(‘09)や『パーマネント野ばら』(‘10)を監督。
http://mtonosama.exblog.jp/13515643/ http://mtonosama.exblog.jp/13544080/ 
4作目『桐島、部活辞めるってよ』(‘12)で第36回日本アカデミー賞最優秀監督賞をはじめ数多くの賞を受賞。
http://mtonosama.exblog.jp/17843483/ http://mtonosama.exblog.jp/17853290/
 

角田光代&吉田大八。最近の邦画界の最強コンビであります。
加えて、今回は宮沢りえですからね。
これはもう小説を読んだ方もそうでない方も一度映画館にいらして損はありません。

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小説では梨花がタイの雑踏をさまよう場面から始まります。
身体にまとわりつくような暑気と湿気。
梨花の不安感が伝わってきます。
一転。
ミッションスクール時代の同級生の証言。
梨花の結婚生活、たまプラーザでの銀行勤務。
そして、大学生の恋人との出会い。
営業先からの帰途、立ち寄ったデパートでの買い物。営業かばんの中の現金・・・

語り手が変わり、場面が移るごとに緊張感が増して、
何度、「ああ梨花さん、止めようよ」と本を閉じたことか。

現在、銀行業務はオンライン化され、
梨花がおこなったような犯罪は起こりえないといいますが。
時代は1994年。バブルが崩壊した20年前のお話です。

<魔がさす>
「この小説を5文字以内で要約せよ」と試験に出てきたら、こう答えるのでしょうが、
小説も映画ももっといろいろ語りかけてきました。

さあ、いったいどんなお話なのでしょう。
続きは次回までお待ちくださいませ。



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紙の月
監督/吉田大八、脚本/早船歌江子、撮影/シグママコト、プロデューサー/池田史嗣、石田聡子、明石直弓
出演
宮沢りえ/梅澤梨花、田辺誠一/梅澤正文、池松壮亮/平林光太、小林聡美/隅より子、大島優子/相川恵子、近藤芳正/井上次長、石橋蓮司/平林孝三、中原ひとみ/名護たまえ、佐々木勝彦/小山内等、天光眞弓/小山内光子、平祐奈/14歳の梨花
11月15日(土)全国ロードショー

by Mtonosama | 2014-11-08 06:45 | 映画 | Comments(10)
トム・アット・ザ・ファーム
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Tom à la ferme

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(C)2013 –8290849 Canada INC. (une filiale de MIFILIFIMS Inc.) MK2 FILMS / ARTE France Cinema (C)Clara Palardy


主人公のトムはモントリオールにある広告代理店でコピーライターとして働いています。
映画は、職場の同僚であり、恋人でもあるギョームの葬儀に出席するため、
トムがギョームの実家のある田舎町に向うシーンから始まります。

初冬の田舎道をひた走るトム。
葉が落ちた木々、冬枯れの畑。薄暗くうら寂しい光景が続きます。
恋人の葬儀に向う道ではありますが、ものめずらしい田園風景に心が癒されもします・・・

映画の舞台でもあるカナダ・ケベック州。
英語とフランス語と2つの公用語を持つ国カナダですが、ケベック州はフランス語圏です。

お話に入る前にケベック州のことをちょっとだけ。
今日までフランス語が公用語のケベック州の経済基盤は農業。
16世紀にフランスに植民地化された頃からカトリックの強い地域でした。
それは20世紀まで続きましたが、1960年から始まる「静かな革命」によって、
イギリス系市民と同等な権利の実現、カトリック教会からの解放、
教育の近代化や電力会社の州有化などがもたらされたということです。
まだたった50年前のことなんですね。

ということは、トムの向った田舎町にはまだまだ偏見も残っていそうです。

さあ、どんなお話でしょうか。


ストーリー
恋人ギョームの実家に到着したトム。
そこにはギョームの母アガットと兄フランシスが2人で暮らしている。
到着後、トムは生前ギョームが恋人である自分の存在を隠していたこと、
また、サラというガールフレンドがいると母に告げていたことを知り、傷つく。

弟の秘密を知る兄フランシスはトムにその嘘をつき続けることを要求し、
葬儀では母が喜ぶような弔辞を述べるように申し渡した。
だが、トムは用意した弔辞を読むことができない。
腹を立てたフランシスはその埋め合わせとして母親にサラの話をするよう強要。
トムはフランシスに脅されるまま、同僚でもあるサラの作り話をする。
母は「恋人であるサラがどうしてギョームの葬儀に来ないのか」と憤る。

親切な母、異常なまでに暴力的な兄フランシス。
フランシスの横暴に耐えきれなくなったトムは「母親に全てを告げて、出ていく」と宣言するが、
猛り狂ったフランシスからひどい暴行を受ける。

それ以後、トムはギョームの服を着て、農作業をするようになり、
ある時はフランシスに誘われるまま、かつてギョームに教えられたタンゴを踊る……

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えーーーっ!
フランシスってめちゃめちゃじゃない!逃げ出したらどうなの。トム。

冒頭、ケベック州の片田舎の田園風景をトムと一緒に楽しんでいたとのですが、
納得のいかない展開、
イケメンマッチョなフランシスの極道無比な暴力に不愉快になってきました。
それにトムもまた逃げる機会がありながら、
偏見と無知の渦巻くギョームの実家を出ようともしない――

ストックホルム症候群
《誘拐事件や監禁事件などの被害者が犯人と長時間を共に過ごすことによって、
犯人に過度の連帯感や好意的な感情を抱く現象》
というのがあるということですが、それを描いているのでしょうか。

人間の心理は一筋縄ではいかないものとはいえ、
納得のいかない人間行動をこれでもか、と見せつけられるのはあまり愉快ではありません。

ケベック州の片田舎。ホラーの世界として見ればぴったり。
初冬の寒々しい閉鎖された田舎町は『シャイニング』を思い出させます。
そういえば、狂気に満ちたフランシスはまさにジャック・ニコルソンですわ。
『シャイニング』の時もなんでこんな怖いホテルにいつまでもいるのさ、と思ったものです。

登場人物のひとりひとりが少しづつ狂っている?と感じさせられた映画でありました。

閉ざされた田舎町でおかしくなっていく・・・
これは洋の東西を問わず怪奇なお話の定番なのかもしれません。
ホラーの顔をしていないホラーなのでお気をつけくださいね。





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トム・アット・ザ・ファーム
監督・脚本・編集・衣装/グザヴィエ・ドラン、原作・脚本/ミシェル・マルク・ブシャール、撮影/アンドレ・テュルパン、製作/グザヴィエ・ドラン、ナタナエル・カルミッツ、シャルル・ジリベール
出演
グザヴィエ・ドラン/トム、ピエール・イブ・カルディナル/フランシス、リズ・ロワ/アガット、エヴリーヌ・ブロシェ/サラ、マニュエル・タドロス/バーテンダー、ジャック・ラヴァレー/司祭、アン・キャロン/医者、オリヴィエ・モラン/ポール
10月25日(土)新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷アップリンク他全国順次公開
2013年、カナダ=フランス、102分、フランス語、カラー、配給/アップリンク、特別協力/ケベック州政府在日事務所、後援/カナダ大使館、http://www.uplink.co.jp/tom/

by Mtonosama | 2014-11-05 06:53 | 映画 | Comments(9)
トム・アット・ザ・ファーム
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Tom à la ferme

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(C)2013 –8290849 Canada INC. (une filiale de MIFILIFIMS Inc.) MK2 FILMS / ARTE France Cinema (C)Clara Palardy


『トム・アット・ザ・ファーム』。
なかなか話題になっている映画なので観にいってきました。

まだ25歳のグザヴィエ・ドランが監督・脚本・製作・主演を担当していること。
彼が『私はロランス』の監督であること。
そして、とても美しい人であるということ。
ま、その美しさにひかれてフラフラとでかけたのではありますが。

グザヴィエ・ドラン。25歳でありながら、本作は既に4作目の監督作品です。
俳優歴は19年。6歳でデビューし、数多くのテレビドラマや映画に出演。
またハリウッド映画のフランス語吹き替え版の声優としても
『ハリー・ポッター』シリーズのロン・ウィーズリー役、
『トワイライト・サーガ』シリーズのジェイコブ・ブラック役などを務めたお方です。

お若いのにしっかりしていらっしゃいますよね。


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グザヴィエ・ドラン監督
1989年モントリオール生まれ。19歳の時、主演も兼ねて撮った初監督作品『マイ・マザー』が2009年の第62回カンヌ国際映画祭監督週間部門で3つの賞を受賞。この作品は30ヶ国以上で劇場公開され、第82回アカデミー賞外国語映画賞にカナダの公式出品作品としてエントリー。他、ロッテルダム国際映画祭、ザグレブ映画祭、ナミュール国際フランス語圏映画祭、イスタンブール交際映画祭、レイキャビック国際映画祭、バンクーバー国際映画祭などで数々の賞に輝いた。
監督第2作『胸騒ぎの恋人』は2010年の第63回カンヌ国際映画祭<ある視点>部門で、プレミア上映され、シドニー映画祭の公式コンペティション部門で大賞受賞。
第3作『わたしはロランス』は2012年第65回カンヌ国際映画祭<ある視点>部門に選ばれ、メルヴィル・プポー演じる主人公の恋人役を演じたスザンヌ・クレマンが優秀女優賞を獲得。
4作目となる本作『トム・アット・ザ・ファーム』で2013年第70回ベネチア国際映画祭において国際批評家連盟賞を受賞。
そして5作目となる『Mommy(原題)』は2014年第67回カンヌ国際映画祭コンペティション部門において、ジャン=リュック・ゴダール監督『Adieu au langage』と共に審査員特別賞を受賞した。

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なんか弱冠25歳でこんなすごいことになっちゃっていいんでしょうか。
その上、美しいお顔立ちですし。
人生にはしっぺ返しがありますからね。
今後もさらに精進なさることを少しばかりのひがみもこめてお祈り申し上げます。
って、おばさんは余計なことをいいますなぁ。

本作は『Tom à la ferme』というミシェル・マルク・ブシャール作の演劇を映画化したもの。
この劇作家、本作でもグザヴィエ監督と共に脚本を担当しています。

そもそもお芝居の方はコミカルな調子だったということですが、
グザヴィエ監督はずいぶんシヴィアな感じに映画化していますよ。

さあ、いったいどんなお話になったのでしょうか。
次回まで乞うご期待でございます。



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トム・アット・ザ・ファーム
監督・脚本・編集・衣装/グザヴィエ・ドラン、原作・脚本/ミシェル・マルク・ブシャール、撮影/アンドレ・テュルパン、製作/グザヴィエ・ドラン、ナタナエル・カルミッツ、シャルル・ジリベール
出演
グザヴィエ・ドラン/トム、ピエール・イブ・カルディナル/フランシス、リズ・ロワ/アガット、エヴリーヌ・ブロシェ/サラ、マニュエル・タドロス/バーテンダー、ジャック・ラヴァレー/司祭、アン・キャロン/医者、オリヴィエ・モラン/ポール
10月25日(土)新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷アップリンク他全国順次公開
2013年、カナダ=フランス、102分、フランス語、カラー、配給/アップリンク、特別協力/ケベック州政府在日事務所、後援/カナダ大使館、http://www.uplink.co.jp/tom/

by Mtonosama | 2014-11-02 05:51 | 映画 | Comments(10)