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殿様の試写室

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ランナウェイ・ブルース -1-
The Motel Life

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(C)2012 Motel Life LLC


ロード・ムービー、エミール・ハーシュ、ダコタ・ファニング――
もうお気に入り満載の映画です。

車やバイクでどこかへ移動する映画って無条件に良いですよね。
そこがアメリカの荒野であっても、
ヨーロッパの見知らぬ街であっても。

「イージーライダー」やヴィム・ヴェンダースに骨の髄までむしばまれているとのであります。

その身を映画館のシートにあずけながら、
異空間や、さびれた砂漠の街や、人生のある時期に移動できることこそが
映画の醍醐味でありましょう。
映画は旅、旅は人生、そう、映画は人生なのであります。

最近、旅行に行ってないとの。
せめて映画で旅をさせていただきましょう。

「ランナウェイ・ブルース」。
もうタイトルからして移動感に満ち溢れています。
原題は“The Motel Life ”。
モーテルなんて、もう、ロード・ムービーのお約束ではないですか!
でも、あの華やいでいた50‘s、60’sの頃のモーテルは
いつ頃からか少しニュアンスが変わってきたような気がします。

結局アメリカへは一度も行かない内にモーテルが変質してしまったなんて悲し過ぎますが・・・

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この映画の主人公はモーテルに暮らす兄弟。
そうなんです、モーテルに暮らしているんですよ。
モーテルに暮らすって、日本の感覚からすればインターネットカフェに泊まる感じなんでしょうか。
インターネットカフェや漫画喫茶よりは広くていいじゃない?とは思いますが、
この映画のキーポイントでもある兄ジェリー・リーが描いたイラストを剥がした後の
モーテルの壁紙の白さがとてもわびしかったことはお伝えしておきましょう。

ネバダ州リノのモーテルに暮らすジェリー・リーとフランク。
兄ジェリー・リーを演じるのはスティーヴン・ドーフ。
ハリウッド娯楽大作からインディ系の映画まで幅広く活躍する個性派俳優です。

そして、不器用な兄を支える心優しい弟フランクはエミール・ハーシュ。
このエミール・ハーシュこそ、
究極のロード・ムービー「イントゥ・ザ・ワイルド」で鮮烈な印象を残した俳優です。
とのと誕生日が一緒なんて嬉しくなってしまいます。
あ、また関係ないことを。

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そして、このフランクの恋人を演じるのがこれまたお気に入りのダコタ・ファニングです。
さらに、さらに、必死に生きるフランクに、年長者として
人生のつらい部分をやり過ごす方法を教えてくれる中古車店の店長には、
なんとカントリー&ウエスタンの大御所クリス・クリストファーソンが扮しています。
彼もすっかりおじいさんになりましたが。

監督は本作が監督デビュー作となるアラン・ポルスキー&ガブリエル・ポルスキー。
監督としては新人ですが、ヴェルナー・ヘルツォーク監督の「バッド・ル―テナント」(’09)
のプロデューサーとして知られています。
兄弟監督が、兄弟を主人公とする映画の監督としてデビューしたという訳です。

ローマ国際映画祭で観客賞をはじめ、最優秀脚本賞、最優秀編集賞、オンライン批評家賞の
四冠受賞をなしとげた作品ですよ。

あ、そうそう、この映画のもうひとつの主人公というべきジェリー・リーの描いたイラストが
アニメになって別世界を繰り広げるシーンは見ものです。

さあ、いったいどんなお話なのでしょうね。
続きは次回までしばしお待ち下さいませ。



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☆3月10日に更新しました。沈丁花が香ってきますね。いつも応援してくださってありがとうございます☆

ランナウェイ・ブルース
監督/アラン・ポルスキー&ガブリエル・ポルスキー、脚本/ノア・ハープスター&ミカ・フィッツァーマンブルー、原作/ウィリー・ヴラウティン、製作/アラン・ポルスキー、ガブリエル・ポルスキー、アン・ルアーク、撮影/ローマン・ヴァシャノフ、音楽/デヴィッド・ホームス&キーファス・グリーン
出演
エミール・ハーシュ/フランク、スティーヴン・ドーフ/ジェリー・リー、アニー・ジェイムス/ダコタ・ファニング、クリス・クリストファーソン/アール・ハーレー
3月15日(土)シネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国順次ロードショー
2012年、アメリカ映画、85分、カラー、配給/熱帯美術館、字幕翻訳/チオキ真理
http://runaway-blues.jp/

by Mtonosama | 2014-03-10 06:38 | 映画 | Comments(6)