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殿様の試写室

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ランナウェイ・ブルース -2-
The Motel Life

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(C)2012 Motel Life LLC


この映画の主人公、フランクとジェリー・リーはネバダ州リノに暮らす兄弟です。
父も母も早くに亡くなり、二人だけで身を寄せ合って生きてきました。

ネバダ州はアメリカ合衆国の西部に位置する州で、よく知られている街はラスベガスです。
エルビス・プレスリーの♪ヴィヴァ ラスヴェガス♪なんて歌を思い出します。
なんてったって150歳ですから。

ネバダ州
ネバダ州は売春が合法化されているアメリカ合衆国の2つの州の1つ。その厳しく規制された公認の売春宿のほとんどは田舎の郡にある。(ロードアイランド州では金銭を対価とする性交渉は違法ではないが、売春宿の営業、売春あっせん、路上売春は違法)ネバダ州では免許を受けた売春宿以外での売春行為は例外なく違法である。一般的な理解に反して、ラスベガス(およびラスベガス都市圏を含むクラーク郡)では売春は違法である。2008年6~7月の時点で、ネバダ州に16ある郡のうち8つの郡で28軒の売春宿が営業している。(Wikipediaより)

ネバダ州って砂漠と売春の州というイメージ?
しかし、こんなイメージを持たれてしまった住人もつらいですね。

兄弟の暮らすリノは

アメリカ合衆国ネバダ州北西部に位置する商業、観光都市。人口は198,300人(2004年)で州内の規模はラスベガスに次ぐ。また、ラスベガスと共にカジノ・シティとしても名高い。街の愛称は、“The Biggest Little City In The World”(世界で一番大きい小都市)である。 (Wikipediaより)

あまり暮らしたいとは思わないけれど、
イメージ的には荒野を走り続けた末に到着したオアシスって感じですかね。

さあ、兄弟はいったいどんな旅をするのでしょうか。


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ストーリー
ジェリー・リーとフランクはシェラネバダ山脈のふもとリノの郊外に生まれた。
早くに両親を亡くした兄弟。2人の財産はわずかなお金と父のウィンチェスター銃だけ。

フランクは14歳の時から中古車店で働いていた。
店主のアール・ハーリーはフランクを実の息子のように可愛がり、
生きていくための知恵も与えてくれた。
例えばこうだ。
「頭の中に隠れ家を作って、つらいことがあった時はそこへ逃げ込め。にいさんにも夢を話してやれ」

フランクが痛快な冒険話を語り、絵のうまいジェリー・リーがその話をイラストにする。
2人で紡ぎ出した愉快な楽しい絵物語の中でつらい日々も笑いながら生きてきた。

子どもの頃に大けがを負い、何をやってもうまくいかないジェリー・リー。
だが、フランクはそんな兄を見捨てることはどうしてもできなかったし、
ジェリー・リーもまた弟の世話にはなるまいと思いながらも、頼れるのは弟だけだった。

フランクにはアニーという恋人がいた。
だが、アニーが母親に売春を強要されているところを目撃して以来、彼女から遠ざかってしまう。
母親から逃れ、今はエルコに移り住んだアニーはフランクを忘れることができずにいた。

事件が起きる。ある冬の日、ジェリー・リーは子どもを車ではね殺してしまったのだ。
フランクに迷惑をかけられないと自殺を図るジェリー・リーだったが、
死にきれず病院に担ぎ込まれる。

警察が迫り、結局、弟に頼るしかないジェリー・リー。
フランクは逃走資金をつくるため、父の形見のウィンチェスター銃を売り、わずかばかりの金に換える。その金をマイク・タイソンとジェームス・ダグラスの試合に賭けろ、と勧める友人。
フランクは迷った挙句、賭けに出た。
誰もがタイソン有利と思う中、なんとダグラスのKO勝ち。
生まれて初めての幸運。手にした金は9450ドル。

逃走用の車を買おうと久々に訪れたアールの中古車店。
アールは「お前は負け犬じゃない。胸を張って生きていくんだ」と送りだしてくれるのだった……

アール役のクリス・クリストファーソンが良い!
おじいさんになっても良い!!
良い感じに歳をとって登場してくれました。

話を追うだけだと、とても不運で、暗い人生を送る兄弟だけれど、
まるで、マッチ売りの少女のように、
自分で自分を暖めながら、ちゃんと生きていくところに涙もろい150歳はホロリときます。

逃走の途中で寒い戸外に縛られっぱなしの飼い犬を助け、一緒に旅をするところも良い!
泣かせどころいっぱいのマイナーコードが続いた後は痛快なアニメーションに転調して
兄弟だけでなく観客も紛らわせてくれる展開も良い!
ネバダ州を疾駆した気分にさせてくれる心優しいロードムービーでした。





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☆3月13日に更新しました。私ごとではございますが本日は誕生日でございます。映画に関連してはエミール・ハーシュの誕生日でもございます。吉永小百合さんもそうです☆

ランナウェイ・ブルース
監督/アラン・ポルスキー&ガブリエル・ポルスキー、脚本/ノア・ハープスター&ミカ・フィッツァーマンブルー、原作/ウィリー・ヴラウティン、製作/アラン・ポルスキー、ガブリエル・ポルスキー、アン・ルアーク、撮影/ローマン・ヴァシャノフ、音楽/デヴィッド・ホームス&キーファス・グリーン
出演
エミール・ハーシュ/フランク、スティーヴン・ドーフ/ジェリー・リー、アニー・ジェイムス/ダコタ・ファニング、クリス・クリストファーソン/アール・ハーレー
3月15日(土)シネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国順次ロードショー
2012年、アメリカ映画、85分、カラー、配給/熱帯美術館、字幕翻訳/チオキ真理
http://runaway-blues.jp/

by Mtonosama | 2014-03-13 07:28 | 映画 | Comments(8)