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殿様の試写室

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タグ:カトリーヌ・ドヌーヴ ( 5 ) タグの人気記事

          しあわせの雨傘 -2-
                         Potiche

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                 (C) Mandarin Cinema 2010

「君は家のことも仕事もなにもしなくていい。
いつまでも僕のきれいな奥さんでいておくれ」
なんて言われたら、ラッキー♪とばかりに、
美容院へ行って、洋服買って、エステして、マッサージしてもらって、
そして、そして―――
と、思ってしまうとのですが、そればっかりというわけにはいきません。

あの皇妃エリザベートだって、あんなにきれいで、ウエストだって50cmだし、
洋服だって好きなだけ作れたし、
夫は皇帝で、その上、彼女にべた惚れ、やさしいことこの上なかったのですが、
あっちこっち旅行して夫のそばになんかいなかったんですものね。

   それが、あなた、
   皇帝でもなく、王様でもなく、金持ちでもない夫が、
   いくら家事も仕事もしなくていいから僕のそばにいておくれ、
   と言ったとしても(ま、言うわけないけど)、
   家事はともかく仕事や趣味はやめません。えー、やめませんとも。

この映画の主人公スザンヌはブルジョワ・マダム。
皇妃エリザベートのように、
そして、暖炉の上の贅沢で豪華な花瓶のように、美しい飾り物のような人妻なのですが…

ストーリー
朝のジョギングが終われば、あとは詩をつくってノートに書きつけるだけ。
スザンヌ・ピュジョルは優雅で退屈な毎日を送るブルジョワ家庭の奥様。
結婚30年目を迎えた夫のロベールは雨傘工場の経営者で、
彼女に「仕事も家事もやるな」と命令し、
「妻はただ美しく着飾って、夫の言うことに黙ってうなずいていればいいのだ」
などと横暴なことを言います。そして、秘書のナデージュと良い仲だったりします。

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娘のジョエルは父親の浮気の原因は「ママがパパの言いなりになってるせいよ」と非難し、
「私はママみたいな“お飾りの妻”にはならない!」
で、「家庭を顧みない夫とは離婚するわ」と鼻息を荒げます。
息子のローランは芸術家志望で、工場を継ぐ気はまったくなし。
そして、異母兄妹かもしれない父親の昔の浮気相手の娘と恋愛中。

時は70年代。雨傘工場はストライキの真っ最中。
組合側の要求に耳を貸さない社長のロベールは社長室に監禁されてしまいました。
「あら、大変」、スザンヌは急進派の市長ババンに夫の救出を頼みにいきます。
実は、ババンとスザンヌは若かりし頃、燃えるような恋に落ちたことのある間柄。
今もスザンヌを愛しているババンの尽力で、夫ロベールは解放されます。
しかし、ロベールはストのストレスとショックから倒れてしまいました。
さあ、どうする?

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なんと“お飾りの妻”だったスザンヌが工場の経営に乗り出すことに。

周囲の予想に反して、スザンヌは従業員たちの心を次第につかんでいきます。
それはもう前社長ロベールよりも確実に。
創業者の娘でもあるスザンヌは組合交渉で、父親の代から勤める従業員に対し、
思いやりをもって接し、ストも無事に終決します。それからはトントン拍子。
スザンヌの経営方針は次々と功を奏し、工場の業績はうなぎのぼりです。
娘のジョエルも母をサポートし、
芸術家志望だった息子のローランは傘のデザインに才能を発揮します。
夫の愛人である秘書のナデージュさえ、スザンヌに心酔するありさま。

しかし、そんなスザンヌたちのもとへ退院した夫が戻ってくると……


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かつての美少女も、今や70歳に手が届こうとするお年頃。
身体こそ当時に比べれば少しばかりふっくらしたけれど、それは世の習いです。

そんなドヌーヴがジャージに身を包み、
あろうことか、頭にはカーラーとネットをつけて、朝もやの中をジョギング。
それも決して軽快とはいいがたいフォームで。

この上流マダムがジャージ着て走るというミスマッチにがっつりつかまります。

なんとなくおかしくて、謎があって、痛快で、上品で、
結局、妻の方が夫より一枚も二枚もうわてなのかな、と思わせてくれるコメディです。
70年代ファッションも懐かしいですよ。

オゾン監督、まじめな映画でも、お笑いの入った映画でも、本当に楽しませてくれます。

ただ、しつこいようですが、邦題「しあわせな雨傘」はなんとかならないものでしょうか。





しあわせの雨傘
監督/フランソワ・オゾン、脚本・脚色/フランソワ・オゾン、原案/ピエール・バリエ&ジャン=ピエール・グレディ、製作/エリック・アルトメイヤー&ニコラス・アルトメイヤー、撮影監督/ヨリック・ル・ソー
出演
カトリーヌ・ドヌーヴ/スザンヌ、ジェラール・ドパルデュー/ババン、ファブリス・ルキーニ/ロベール、カリン・ヴィアール/ナデージュ、ジュディット・ゴドレーシュ/ジョエル、ジェレミー・レニエ/ローラン
2011年1月8日(土)TOHOシネマズシャンテ、新宿ピカデリー他全国順次ロードショー
2010年、フランス、カラー、103分、配給/GAGA
http://amagasa.gaga.ne.jp/


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by mtonosama | 2010-12-28 06:24 | 映画 | Comments(6)
  クリスマス・ストーリー -1-
                 Un Conte de Noël
                 A Christmas Tale

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            ©Jean-Claude Lother/Why Not Productions

この季節、クリスマスと銘打たれた作品には心浮き立つものを感じます。
クリスマス・ツリーを飾らなくなってから、もう随分経ちますし、
街に出てクリスマスソングを聞くと時の流れに追い立てられるような気分がするのに、
映画だと、なぜかそそられてしまいます。

やはり、これは条件反射?あるいは、ハリウッド映画の功績?
「ホーム・アローン」とか「ダイ・ハード」、
「月曜8時は水戸黄門」みたいにクリスマスにはこれ!と刷り込まれているのでしょうか。

というわけで、邦題もずばり「クリスマス・ストーリー」、
Noëlというフランス語もクリスマスって意味だし、
気になります。

映画の舞台はフランス北部、ベルギーの国境に近いルーベという街です。
この街はフランス人が絶対住みたくない街の第1位なんだそうです。
フランスの劇作家がつくった映画の中に、
「そんなに逆らうのならルーベへ転勤させるぞ!」と脅すシーンがある位、嫌われてます。

      ↓のような由緒ある自転車レースもあるということなんですがねぇ。
パリ〜ルーベ (Paris - Roubaix) とは、自転車プロロードレースの一つ。フランスのパリからルーベまで、およそ260Kmを走るワンデーレース。1896年から行われているクラシックレース。
最多優勝者はロジェ・デフラミンク(1972、74、75、77年の4回)。レースの最後はルーベの街中にあるヴェロドロームのトラックコースを1周し、ゴールとなるのが恒例。(Wikipediaより)

あ、このレースは映画とはまったく関係ありません。
関係もない自転車プロロードレースを持ち出さなければわからないほど無名な街が
なにゆえ「クリスマス・ストーリー」の舞台に?
という方のために、ご説明申し上げると、
ルーベは、本作の監督アルノー・デプレシャンの生まれ故郷なのです。

でも、故郷でありながら、監督は
「ルーベは何もない不毛な工業都市で、しかも30年前から失業が多く、何の特別なものも、
何の美しいものもない」
とボロクソな言いよう。

「しかし、クリスマスには魔法がかかる。
雪で包むだけで、最悪な街も、おとぎ話の幻想的な街に変わるんだ」
と続けていますが。

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そんな冬季限定の幻想的な街へ、
両親とクリスマスを過ごすために息子や娘が家族や恋人を連れて帰ってきます。
でも、この家族ときたら、喧嘩ばかり。
長女を演じたアンヌ・コンシニが言っています。
「フランスだけでなく世界中どこでもそうだと思いますが、
クリスマスで家族が集まれば喧嘩が始まる。戦争になります」

確かに。
いつもみんなニコニコ笑って愛に包まれながらクリスマスを祝う、なんてことは幻想かも。
あるいはクリスマス位は平和に過ごそうよという親心、子心なのかも。
(そんな心はすぐに破綻するにしても)

とはいえ、息子や娘が両親の暮らす不毛な工業都市へ帰ってきたのは、
重い病にかかった母親になにかしてあげたい、と心から願ったはずなのですが。
兄弟姉妹そして両親、家族だからこそ、似ているからこそ、ぶつかるんですけどね。
いったいどんなお話でしょう。

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アルノー・デプレシャン監督の作品ですから、一筋縄ではいかないことはわかっています。
さあ、数十年前の不幸な事件をきっかけに
大きく歯車が狂ってしまった家族の織りなすクリスマスストーリー。
数十年前の事件ってなに?

どうぞ次回をお楽しみに。



クリスマス・ストーリー
監督/アルノー・デプレシャン、脚本/アルノー・デプレシャン、エマニュエル・ブルデュー、
撮影/エリック・ゴーティエ
出演
カトリーヌ・ドヌーヴ/ジュノン、ジャン=ポール・ルシヨン/アベル、アンヌ・コンシニ/エリザベート(長女)、マチュー・アマルリック/アンリ(二男)、メルヴィル・プポー/イヴァン(三男)、イポリット・ジラルド/クロード(エリザベートの夫)、エマニュエル・ドゥヴォス/フォニア(アンリの恋人)、キアラ・マストロヤンニ/シルヴィア(イヴァンの妻)、ローラン・カペリュート/シモン(ジュノンの甥)
11月20日(土)より恵比寿ガーデンシネマ、12月11日(土)梅田ガーデンシネマほか全国順次ロードショー
2008年、フランス、150分、配給/ムヴィオラ
http://a-christmas-story.jp/


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by mtonosama | 2010-11-18 06:18 | 映画 | Comments(10)
隠された日記 ~母たち、娘たち~ -2-
Mères et Filles

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          © 2009 Sombrero Films - France 3 Cinema - Filmo

列車を降り立つ若い女性。
心なしかうつむきがちなのは、なにか重いものを心に抱えているようです。
ホームでは小太りの優しげな老人が今にも腕を大きく広げて彼女を抱きしめようと
待ち受けています。父親でしょうか?
ふりそそぐ太陽の光、物憂げでありながら、安らぎに満ちた波の音が響きます。
フランス南西部、大西洋に面した小さな街アルカション。
女性の名はオドレイ。カナダで仕事をする彼女が休暇を取って故郷へ帰ってきたのでした。

ストーリー
「ママは仕事が忙しくてね」。
言い訳しながら、パパは久しぶりに戻ってきた娘を優しく抱き締めます。
遠いカナダでキャリアを獲得し、仕事も恋も楽しんでいたオドレイが
突然帰郷してきたのは、実は妊娠してしまったからなのでした。
相手はカナダのボーイフレンド、トム。
トムとは良い友達ではあるけれど、結婚するつもりはありません。
母親になることも不安だし、私たちは結婚に向いていない。
それに、なによりもまず仕事を犠牲にしたくはない―――
さまざまな思いから、オドレイは子どもを産むべきかどうか悩んでいました。

実家の一角の医院で、医師として以前と変わらず忙しく働く母マルティーヌ。
オドレイは妊娠していることは打ち明けず、久しぶりの両親との再会を楽しむはずでした。
しかし、この母娘はなぜかいつもぎこちなくなってしまうのです。

翌日、海辺を散歩しているとかつて祖父が住んでいた白い家が
オドレイの目に飛び込んできました。
彼女は患者の出入りが激しい実家ではなく、今は誰も住んでいないこの家で
カナダから持ってきた仕事を片付けながら、過ごすことにします。

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ある日、オドレイはキッチンの棚の奥から1冊の古い日記帳をみつけました。
それは50年前に突然、姿を消した祖母ルイーズの日記帳でした。
そこには丁寧な字で書かれた家族のための料理レシピと、
長女マルティーヌと長男ジェラールへの深い愛、
そして、ルイーズ自身の夢が描かれていました。

    いつも素敵な洋服を着こなしていた美しいルイーズ。
    愛する子どもたちと、ルイーズのことを深く愛してくれる夫、
    何ひとつ不満のない幸せな日々。
    しかし、彼女は家庭だけに縛られるのではなく、仕事を持つことを望んでいました。
    ルイーズは洋装店を営む夫に「あなたと一緒に働きたいの」と懇願しますが、
    夫は「君は家を守っていればいいのだ」と言うばかり。
    1950年代、女性が社会に出ることは難しく、
    ルイーズの小さな望みはすべて好奇の目の対象になったのでした。
    自分らしく生きることを願うルイーズは写真撮影や英会話を習い始めましたが、
    それすらも世間体を気にする夫によって禁じられてしまいます。
    夫と子どもを送り出し、食事を作り、家族のためだけに過ごす
    子どもたちのことも、夫のことも、とても愛しているが、
    この生活が自分にとって本当に幸せなものとは思えない―――
    ルイーズは自分の夢や心に秘めた思いを日記に綴っていたのでした。

ルイーズは子どもたちを愛していたのに、なぜ何も言わずに、姿を消してしまったのか?
そして、なぜ、子どもたちに会いに戻ってこなかったのか?
オドレイには理解できませんでした。

マルティーヌに訊いても何も話してはくれません。
それどころか「家を出ていった人のことなど、どうでもいいわ」と不機嫌になり、
オドレイが家族を捨ててカナダに行ってしまったこと、
未だに独身でいることなどを責め立てるのでした。
またも、言い争いになる母と娘。
カナダに帰る日を3日後に控えたある朝、オドレイは出血します…

祖母、娘、孫娘、女3代の歴史は、そのまま女性の権利と自由獲得の歴史にも通じます。
といってしまうと、なんとも堅いお話になってしまうのですが、
50年という時間はいろいろなものを変えるのに充分過ぎる長さかもしれません。

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学問もなく、手に職をつけることもできなかったルイーズは、
長女マルティーヌには自立した女性になってほしかったであろうし、
母を突然失ったマルティーヌは、その娘オドレイと幸せな日々を送りたかったであろうに、
オドレイは「私の人生はママのものじゃないわ」と反旗をひるがえし、
カナダに行ってしまう―――
3人3様の生き方が時代意識をあらわすと同時に、
結果的には家族としてつながっているんだなぁ、
と安心感を覚えてしまう作品です。

でも、ラストが本当に意外なんです。
ただの女性映画ではありませんよ。あ、そうそう男の影が薄い映画です。
秋の夜長、映画館でお楽しみいただきたい作品です。

                           

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隠された日記 ~母たち、娘たち~
監督/ジュリー・ロペス=クルヴァル 脚本/ジュリー・ロペス=クルヴァル、ソフィー・ハイエ
出演:カトリーヌ・ドヌーヴ/マルティーヌ、マリナ・ハンズ/オドレイ、マリ=ジョゼ・クローズ/ルイーズ、ミシェル・デュショーソワ/ミシェル(マルティーヌの夫)、ジャン=フィリップ・エコフェ/ジェラール(マルティーヌの弟)、ジェラール・ワトキンス/ジル(ルイーズの夫)
10月銀座テアトルシネマほか全国順次公開
2009年、フランス・カナダ、フランス語・英語、104分
後援/フランス大使館 協力/ユニフランス
配給・宣伝:アルシネテラン
http://www.alcine-terran.com/diary/

by mtonosama | 2010-09-11 05:01 | 映画 | Comments(6)
隠された日記 ~母たち、娘たち~ -1-
Mères et Filles

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         © 2009 Sombrero Films - France 3 Cinema - Filmo

今年2月「おんなのまつり」“Femmes@Tokyo ファム@トウキョウ”
http://mtonosama.exblog.jp/12875369
でお知らせした「隠された日記 ~母たち、娘たち~」
いよいよ一般映画館での公開になります。
なんといってもカトリーヌ・ドヌーブが裂帛の気合をこめて臨んだ作品ですから、
絶対に観なくては、フンッ(なぜか鼻息の荒いとのであります)、とばかりに
試写を観に行ってきました。

しかし、この人は「シェルブールの雨傘」のあの楚々とした美少女だった時代も、
多少、貫禄のついた今でもその美しさは変わりません。
いえ、内面から滲み出る深い魅力が加わった分、更に大きな女優になった気がします。

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国連が制定した「国際女性の日」3月8日にちなんで催されたイベントだけに
“Femmes@Tokyo ファム@トウキョウ”で上映された映画は
“女性の、女性による、女性のための”ものばかりでしたから、
「隠された日記 ~母たち、娘たち~」も祖母、娘、孫の三代にわたる女性が
直面した問題を描いた映画です。

この映画の中で、祖母と孫との間には約半世紀の年月の隔たりがありますが、
「いつの時代も、女って大変だなぁ」とつくづく感じさせられます。
女性が手に職を持つことは、半世紀を経て特別視されることはなくなりましたが、
働きながら妊娠し、出産することは今も昔も大変なことです。
女性をとりまく周囲の状況は、多少変わったのでしょうが、
女性の体や心が50年経って一挙に進化したなんてことはありませんものね。

「隠された日記 ~母たち、娘たち~」の監督もまた
ジュリー・ロペス=クルヴァルという女性です。
2002年に初めての長編監督作品「海のほとり」でカンヌ国際映画祭のカメラ・ドールを
受賞し、翌年、共同脚本に携わったフランソワ・ファヴラ監督の「彼女の人生の役割」
(フランス映画祭横浜2004年上映)で第28回モントリオール世界映画祭最優秀脚本賞を受賞。
本作では監督の他、脚本、脚色、台詞も担当しています。

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監督は以前から、現代女性の立場と、ここ数十年間の女性の社会的地位の変化、
例えば、女性の社会的役割や女性が勝ちとってきた自由について
語りたいと思っていたのだそうです。
「過去を回想するという形式をとりながら、
女性にとって自由がないとはどういう状態なのかを表現するため、
激しさと暴力性を伴う物語にしたいと考えました」
と監督は語っています。

「女ってラクじゃネ?」って思っているそこの貴男。
「今さら、女性問題なんてね」と、横向いてる貴方。

「隠された日記 ~母たち、娘たち~」はちょっと違いますよ。
意外などんでん返しに思わず息を呑んだとのが言うんですから、確かです。

え?どんなどんでん返しかって?
そればっかりは言えません。
さ、気になるストーリーはまた次回で。

                              

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隠された日記 ~母たち、娘たち~
監督/ジュリー・ロペス=クルヴァル 脚本/ジュリー・ロペス=クルヴァル、ソフィー・ハイエ
出演:カトリーヌ・ドヌーヴ/マルティーヌ、マリナ・ハンズ/オドレイ、マリ=ジョゼ・クローズ/ルイーズ、ミシェル・デュショーソワ/ミシェル(マルティーヌの夫)、ジャン=フィリップ・エコフェ/ジェラール(マルティーヌの弟)、ジェラール・ワトキンス/ジル(ルイーズの夫)
10月銀座テアトルシネマほか全国順次公開
2009年、フランス・カナダ、フランス語・英語、104分
後援/フランス大使館 協力/ユニフランス
配給/アルシネテラン
http://www.alcine-terran.com/diary/

by mtonosama | 2010-09-08 06:57 | 映画 | Comments(4)
おんなのまつり -1-
Femmes@Tokyo
ファム@トウキョウ 

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3月3日はひな祭り。
そして、3月8日は国連が制定した「国際女性の日」なのだそうです。

で、フランス大使館、Cultures France(仏文化交流機関)と日本経済新聞社は
3月8日を中心に2月27日から4月3日まで「Femmes@Tokyo ファム(フランス語で女性の意味)
@トウキョウ」を開催。

1月29日(金)には広尾の在日フランス大使館でその記者会見が行われました。 

「3月8日は国際女性の日として、1977年に国連が制定したもので、
フランスでは30年ほど前から公式な日として認められています。
日本でも女性が社会の中で大きな役割を果たすようになってきている現在、
3月8日をはさんでフランスと日本の出会いの場をつくるために<Femmes @ Tokyo>
を開催致します。
<Femmes @ Tokyo>ではテーマを4つに分けました。
文学・映画・ビジュアルアート・音楽です。
これらのイベントを通して、国際女性の日が日本でも知られるようになることを願っています」


とは、企画関係者を代表したフランス大使館文化参事官のアレクシー・ラメックさんの挨拶です。

ということで

1.日仏女性フォーラム

「おんなたちのダイアログ」 –わたしは見つめる、書く-
3月7日(日)、8日(月)、9日(火) 日経ホール
日本とフランスを代表する女性作家たちによるディスカッション

3月7日:マリー・ダリュセック、クリスティーヌ・アンゴー、
レオノーラ・ミラノ、シャンタル・トマ、小川洋子、
金原ひとみ、楊逸、荻野アンナ
3月8日:ロール・アドレル、津島佑子
3月9日:リディ・サルヴェール、江國香織

入場無料、WEB事前登録制(応募者多数の場合は抽選)
http:femmes.exhn.jp

2.「フランス映画特別上映」 カトリーヌ・ドヌーヴ来日決定!
-女たちの記憶 –わたしは愛する、生きる-
2月28日(日)、3月1日(月) 日経ホール

2月28日 
10:00 「突然炎のごとく」
12:45 「隠された日記~母たち、娘たち~(仮題)」
※上映後14:30-15:00 〈トーク〉カトリーヌ・ドヌ―ブ
16:15 「歴史は女でつくられる」 
※上映前15:45-16:15 シネマテーク・フランセーズのディレクター、セルジュ・トゥビアナ氏講演
18:55 「カミーユ・クローデル」

3月1日  
13:00 「歴史は女でつくられる」 
※上映前12:30-13:00 シネマテーク・フランセーズのディレクター、セルジュ・トゥビアナ氏講演
16:05  「女と男のいる舗道」 
19:00  「昼顔」 
※上映後20:40-21:10 〈トーク〉カトリーヌ・ドヌ―ブ

[チケット販売:ぴあにて2月6日(土)より一般発売]

3.アートイベント ティトゥアン・ラマズー展
-地球に生きる女性たち-
2月27日(土)~3月31日(水)
行幸地下ギャラリー(東京・丸の内)開放時間毎日6:00~0:30
日本経済新聞社東京本社2階 SPACE NIO(東京・大手町)
平日10:00~18:00のみ開館、入場無料

4.ヴァイオリンとトークの夕べ
-感性の目覚め-
4月3日(土)17:00~18:30 新丸ビル3階アトリウム
出演:森悠子(ヴァイオリン、長岡京室内アンサンブル 音楽監督)
    安紀ソリエール(ヴァイオリン、音楽とアートの館〈ラ・ロワンテーヌ〉芸術監督)
入場無料、WEB事前登録制(先着順)
http:femmes.exhn.jp


この他にも、各地でさまざまな関連イベントが開かれますので、
サクッとご紹介しますね。

東京

フランソワーズ・ジロー回顧展/3月4日(木)~30日(火)
於:シャネル・ネクサス・ホール(東京・銀座)www.chanel-ginza.com
[フランソワーズ・ジローはピカソが最も愛した女性であり、フランスの誇るアーティストです]

国際女性の日2010「国連公開シンポジウム」/3月8日(月)15:30~18:00
於:日経ホール

東京・春・音楽祭/3月14日(日)~4月10日(土)
於:東京文化会館ほかwww.tokyou-harusai.com

エルザ・ドルラン氏、オリヴィエ・ブラン講演会「17世紀フェミニズム作家/オランプ・ド・グージュについて」/3月14日(日)
於:東京日仏会館 www.mfj.gr.jp
[オランプ・ド・グージュ(1748~93)、リュミエールの時代を代表するフェミ二ズム作家。著書「女性および女性市民の権利宣言」]

フランス映画祭/3月18日(木)~22日(月・祝)
ゲスト・スター:ジェーン・バ―キン
「クリスマス・ストーリー(原題)」上映
監督/アルノー・デプレシャン
主演/カトリーヌ・ドヌーヴ
TOHOシネマズ 六本木ヒルズ

www.unifrance.jp/festival/

ドべ・ニャオレ(コートジボワールのシンガー)コンサート/3月21日(日)
於:東京日仏学院 www.institut.jp
[ドべ・ニャオレ:象牙海岸生まれ。アフリカ伝統音楽とモダンミュージックを融合したサウンド]

横浜

フランソワーズ・フォルニュロ後援会「スイスの作家アリス・リヴァーズについて」/3月6日(土)
於:横浜日仏会館 www.institut.jp
[アリス・リヴァーズ:1901年生まれのスイスのフェミニスト作家]

ジョルジュ・サンド講演会/3月
於:慶応義塾大学日吉キャンパス
[ジョルジュ・サンド:1804~76.文学、演劇の創作だけでなく、ファッションやその時代の風俗の先駆者としてフランス文化に影響を与えた]

ルイス・ブニュエル監督「欲望のあいまいな対象」(‘77)上映/4月24日(土)
於:横浜日仏会館 www.institut.jp
ルイス・ブニュエル監督32本目の作品。


仙台

馬渡裕子展覧会/3月1日(月)~31日(水)
於:フランス語・フランス文化センターアリアンス・フランセーズ仙台 http://alliancefrancaise-sendai.blogspot.com/

京都

ファム@キョートのオープニング講演会
スペシャルゲスト マリー・ダリュセック(作家)/3月9日(火)
於:関西日仏会館 www.ifjkansai.or.jp
[マリー・ダリュセック:1969年、フランスバスク地方・バイヨンヌ生まれ。著書「めす豚ものがたり」]

フランソワーズ・フォルニュロ後援会「スイスの作家アリス・リヴァーズについて」/3月11日(木)
於:関西日仏会館 www.ifjkansai.or.jp
アリス・リヴァーズ:1901年生まれのスイスのフェミニスト作家。

オリヴィエ・ブラン講演会「17世紀フェミニズム作家/オランプ・ド・グージュについて」/3月12日(金)
於:関西日仏会館 www.ifjkansai.or.jp
[オランプ・ド・グージュ(1748~93)、リュミエールの時代を代表するフェミ二ズム作家。著書「女性および女性市民の権利宣言」]

ダヴィード・テェブル監督「Histoire(s) d’Elle」上映/3月17日(水)
於:関西日仏会館 www.ifjkansai.or.jp
[雑誌「Elle」用に制作された若手フランス人監督ダヴィード・テェブルによつ2本のドキュメンタリーシリーズの1本。世界とフランスにおけるファッション養成機関の現実を描いた]

ダヴィード・テェブル監督「Histoire(s) d’Elle」上映/3月18日(木)
於:関西日仏会館 www.ifjkansai.or.jp


ほぼ日本全国展開のイベントですね。さあさあ、おんなのまつりだ!
お近くの方はおでかけください。

次回はフランス映画特別上映の詳細をお知らせします。

To be continued.

問い合わせ
「Femmes@Tokyo」事務局
〒101-0061 千代田区三崎町3-1-8 天野ビル2F
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by mtonosama | 2010-02-15 07:02 | Comments(6)