ブログトップ | ログイン

殿様の試写室

mtonosama.exblog.jp

殿が観た最新映画をいち早くお知らせ!

タグ:キャロル・フェリー ( 1 ) タグの人気記事

ケープタウン -2-
ZULU

f0165567_626555.jpg

(C)2013 ESKWAD-PATHÉ PRODUCTION-LOBSTER TREE-M6FILMS


南アフリカ連邦といっても遠すぎてイメージがわきません。
映画では数回この地を舞台にしたものを観たことはありますが、遠い遠い国ですよね。
少し前に観たアフリカを舞台にした映画で記憶に新しいのは
『ナイロビの蜂』(‘05 フェルナンド・メイレレス監督)です。
ラストの茫漠と拡がる荒野にガツンときました。

アフリカを描いた映画では荒野でも砂漠でも街でも
その暴力的なまでに広大な様子や貧しい中にもエネルギッシュな人々、
そして、そのあっけない死に圧倒されます。

映画は南アフリカ・ケープタウンで
元ラグビー選手の娘が殺されてみつかるというシーンから始まります。
サンドベージュの荒野に彩りとはいいがたい程の灌木が生えている現場の乾燥感に
まず胸元をしめあげられる感じです。

さあ、いったいどんなお話なのでしょう。


ストーリー
ケープタウン郊外。ある日、ニコールという娘の惨殺死体が発見された。
事件の捜査には強行犯撲滅課のアリ・ソケーラ刑事が率いるチームがあたることに。
アパルトヘイトの傷が残る南アフリカで、ズールー族出身のアリは
警部にまで昇進したまじめで優秀な男だ。
チームの一員ブライアン・エプキンは仕事はできるが、女にも酒にもだらしがない。
妻には見放され、高校生の息子にも軽蔑され、署長からもクズ呼ばわりされている。
だが、アリにとっては最も信頼できる部下だ。

遺体解剖の結果、ニコールの身体からは麻薬成分が発見された。
若者の間ではやっている薬物と似ているが未知の分子が含まれるものだ。
事件当夜の被害者の足取りを調べると、彼女が麻薬売人と会っていたこともわかった。

そこでアリとブライアン、そしてチームのもうひとりダン・フレッチャー刑事の3人は
被害者の携帯通話記録から割り出した場所へ向かう。
若い黒人グループに声をかけると、彼らは動揺し、アリたちに襲いかかってきた。
ただのチンピラに見えた彼らは最新の銃を持ち、無線機や暗視装置までも持っている。
ブライアンの機転で危機を脱するが、ダンは殉職。
そして現場に残されていた薬物は最初の遺体から検出されたものと同じだった。

さらにもう一ヶ所からも同じ薬物が。
最近頻繁にスラム街の子どもたちが行方不明になっているが、その事件現場からである。
薬物の分析結果は怖ろしいものだった。
摂取を続ける内に攻撃性が増し、その後自殺の衝動が起きるというのだ。

殉職したダンに代わり捜査に加わったジャネットがアリたちの襲われた現場の海岸に
不審な空き家を発見。再度、捜査に向うブライアンだったが、既にもぬけの殻。
そこには例の薬物の包み紙が落ちていた。
その空き家を借りていたダミー会社を調べると、一人の科学者の名前が浮かび上がる。
その人物こそはアパルトヘイト時代に政府の命令で黒人を抹殺するための科学兵器を
研究していた科学者だった……

f0165567_6323880.jpg

冒頭の殺人事件はほんの表層に過ぎず、実は巨大な組織犯罪につながっていた――
警察署長も捜査の打ち切りを決定するなか、アリとブライアンは捜査を続けます。
強烈に照りつける陽光の下、恐るべき真相に向って
広大な砂漠をよろめきながら進むアリにはまさに鬼気迫るものがありました。

オーリーに浮かれていましたが、南アフリカの持つ闇に震撼させられてしまいました。
「ナイロビの蜂」もそうでしたが、新薬開発のおぞましい実験の舞台には
いつもアフリカが登場します。
どうしても白人社会の驕りを感じてしまうのでありました。

それにしてもアフリカの強烈な光と影の対比にはいつもながら圧倒されます。





今日もポチッとしていただけたらうれしゅうございます♪
↓↓↓↓↓
にほんブログ村 映画ブログ 新作映画・試写会へ
にほんブログ村
☆8月31日に更新しました。8月ももう終わりですね。なんか寂しい気分になります☆

ケープタウン
監督/ジェローム・サル、脚本/ジュリアン・ラブノー&ジェローム・サル、原作/キャリル・フェリー著「ZULU」、製作/リシャール・グランビエール、製作総指揮/フレデリック・ドニギアン、撮影/ドゥニ・ルーダン、オリジナル音楽/アレクサンドラ・デスプラ、編集/スタン・コレ、衣装デザイン/レイ・ドネリー
出演
オーランド・ブルーム/ブライアン・エプキン、フォレスト・ウィッテカー/アリ、コンラッド・ケンプ/ダン・フレッチャー、インゲ・ベックマン/ルビー、ティナリー・ヴァン・ウィック/クレア、ルガルド・ヴァン・デン・ベルグ/デビア、ランドール・メイジエ、パトリック・リスター/オパーマン、ジョエル・カエンべ/ジーナ、タニア・ファン・グラン/タラ、ダ二―・キーオ/クルーガー、クリスチャン・ベネット/スタン、イマン・アイザックス/ジャネット、ディーン・スレイター/リック
8月30日(土)全国ロードショー
2013年、フランス、英語、107分、提供・配給/クロックワークス
http://capetown-movie.com/

by Mtonosama | 2014-08-31 06:40 | 映画 | Comments(8)