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タグ:シェーン・オサリバン監督 ( 1 ) タグの人気記事

革命の子どもたち -1-
CHILDREN OF THE REVOLUTION

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©Transmission Films 2011

きょうび、革命と言う言葉はテロと同意語になっているような気がします。
名誉革命などという血を流さない革命だってありましたのにね。
いずれにせよ、ある年代以上にとって、革命はとても魅力的な言葉であります。
血沸き肉踊るという感覚の他に、どこか重く、センチメンタルで、
ロマンテッィクでありさえする複雑な感情を呼び起こす言葉です。

えー、そもそも
「革命」という言葉は中国・周の時代の占いの書物『易経(革卦)』に載っておりまして、
「革」は「あらためる」、「命」は「天命」の意であると申します。
古代中国では天子は天命を受けて天下を治めるとされ、
日本でも平安初期以降、統治者が変わるという意味で用いられるようになりました。

そして、明治の御世になりますと「革命」は”Revolution”の訳語に採用されました。
被支配階級が権力を奪取し、社会を変革するという150歳のとのも知っている意味として
使われるようになった次第です。

「語源由来辞典」http://gogen-allguide.com/ka/kakumei.html からの受け売りでございますが。

本作は、革命という言葉がセンチメンタルな意味合いを持っていた
少しばかり懐かしい時代の革命家とその娘たちを描いたドキュメンタリー映画です。

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監督はシェーン・オサリバン。

ロンドンを拠点に活躍するアイルランド人のドキュメンタリー映画作家で、
これまでに『RFK マスト・ダイ』(‘08)、『革命の子どもたち』(‘11)、
『キリング・オズワルド』(‘13)という政治史に焦点を当てた長編ドキュメンタリーを製作している。
また、ポル・ポトとジャン=リュック・ゴダールを扱ったテレビドキュメンタリー番組などを監督。
2008年には『Who Killed Bobby? The Unsolved Murder of Robert F. Kennedy』(誰がボビーを殺したか?未解決のロバート・F・ケネディ殺人事件)という本を執筆しており、最近ではローハンプトン大学で映画学の博士号を取得。大学を卒業した後2年間日本に居住。その時知り合った日本人女性と結婚。現在は妻子とロンドンに在住。

日本やアメリカのエポックメイキングな政治史に関心を抱いているYouのようです。
そんな監督が本作の日本公開に向けてコメントを寄せているのでご紹介します。

「『革命の子どもたち』が日本で公開される運びとなりましたことを嬉しく思います。
先の日本への訪問の折、京都の大学生に本作を観てもらいました。
彼らは重信房子の物語に魅了されていました。
彼らが親から聞かされていた重信は悪魔のような女でしたが、
映画の中の彼女は、彼らがTVで観た偏った解釈による極悪人とは全く違う人物だったからです。
本作の公開が、1960年代後半に日本で強まった抗議の精神について、
また、そのエネルギーがどこに消え去ってしまったのかを、
日本の若い世代が考える助けになればと望んでいます。
そして、重信の物語から得られた教訓が、今日の日本に政治的能動主義の新たな波
を引き起こしてくれたらと思います」

「異議なし!」
おっといけない。昔の口癖がつい出てしまいました。

今からもう14年前ですが、重信房子が潜伏していた大阪のマンションで逮捕され、
そのニュースは「あの重信が・・・・」という波になって日本中を駆け巡ったことを覚えておいででしょうか。
彼女がカメラに向ってにこやかにほほ笑みながら親指を立てた姿は今も印象に残っています。

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本作に登場するのはその重信房子と娘メイ。
そして、ドイツ赤軍(RAF)の闘士ウルリケ・マインホフとその娘ベティーナ・ロール。

さあ、いったいどんなドキュメンタリー映画でしょう。
最近きな臭い状況になってきた日本に喝!を入れてくれる作品かもしれません。
続きは次回まで乞うご期待でございます。



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☆6月28日に更新しました。いつも応援してくださってありがとうございます☆

革命の子どもたち
監督・プロデューサー/シェーン・オサリバン
出演
重信房子、重信メイ、ウルリケ・マインホフ、ベティーナ・ロール、足立正生、塩見孝也大谷恭子 他
7月5日(土)よりテアトル新宿他全国順次公開
2011年、イギリス、カラー、88分、配給/太秦
http://www.u-picc.com/kakumeinokodomo/

by Mtonosama | 2014-06-28 06:57 | 映画 | Comments(9)