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殿様の試写室

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サイド・エフェクト -1-
Side Effects

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©2013 Happy Pill Production

サイド・エフェクト=副作用
しかし、こんなことが映画になってしまうのだなぁと、
これでもかとばかりにネタを探し求めるハリウッドにはホントに感心します。

そう、鬱病をめぐるお話なんです。
とはいっても、ただの病気の話ではありません。

効き目の高い薬なら、当然、副作用も伴う訳でありますが、
作用があれば副作用や反作用があるのは薬だけではありません。

鬱病の薬と殺人事件と男女の仲、最後まで気が抜けない心理サスペンスが登場しました。

監督は7月末当試写室でも上映した「マジック・マイク」のスティーヴン・ソダーバーグです。
http://mtonosama.exblog.jp/20099859/ http://mtonosama.exblog.jp/20118976/
そうそう、あのストリップダンサーを演じたチャニング・テイタムも出演します。
(今回は「え?あの締まった身体はどこにいった・・・」ですけど)

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「セックスと嘘とビデオテープ」(‘89)で鮮烈なデビューを果たしたソダーバーグ監督。
弱冠26歳でカンヌ国際映画祭パルムドールを史上最年少で受賞して24年。
ジャスト50歳を迎えた今年、なんと本作「サイド・エフェクト」が彼にとっての最後の劇映画になります。

なにゆえ最後なのか、というと、
なんと、画家になりたい、のだそうです!
(ニューヨーク・タイムズ紙のインタビューに語った話です)

「エリン・ブロコビッチ」(‘00)、「トラフィック」(‘00)、「オーシャンズ」シリーズ(‘01~)、「チェ」二部作(’08)など
一つのカラーにしがみつくことなくさまざまな作品を発表し続けてきたソダーバーグ監督ですから、
画家という道も案外彼らしい選択かもしれませんね。

お金がなくなったら監督業にもどって「オーシャンズ」シリーズを制作するんですって。

さてさて、本作ですが、最後の劇映画というだけあって、
謎やらヒッカケやら一筋縄ではいかない作品であります。

一筋縄ではいかない理由のひとつは
脚本担当のスコット・Z・バーンズがNYの精神病棟施設ベルビュー・ホスピタルで過ごすという経験をしたこと。
といっても患者として過ごしたのではなく、TVドラマの取材をしたのですが。

彼は医療TVドラマ「Wonderland」(‘00)の脚本を書く際、
犯罪歴を持つ患者も含む多くの収容者と取り組む精神科医の様子を観察し、
大きな影響を受けたということです。

ここでの体験から精神病理学の世界を舞台にしたサスペンスを書きたいと思ったバーンズ。
当時ベルビュー・ホスピタルの司法精神医学部の要職にあった人物のアドバイスを受け、
書きあげたのがこの「サイド・エフェクト」でした。

抗鬱剤の副作用なんてところに着眼するのは、薬大国アメリカならではでしょう。

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どこまでが正常で、どこからが病気なのか、
薬剤の副作用で起こした犯罪は果たして罰せられるのか・・・・・

最後の最後まで気を抜けないお話ですよ。
さあ、どんな展開なのでしょうね。
続きは次回まで乞うご期待でございますわよ。



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☆9月4日に更新しました。いつも応援して下さって本当にありがとうございます☆

サイド・エフェクト
監督/スティーヴン・ソダーバーグ、製作/ロレンツォ・ディ・ボナペンチュラ、グレゴリー・ジェイコブズ、脚本・製作/スコット・Z・バーンズ、美術/ハワード・カミングス
出演
ジュード・ロウ/ジョナサン・バンクス博士、ルー二―・マーラ/エミリー・テイラー、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ/ヴィクトリアル・シーバート博士、チャニング・テイタム/マーティン・テイラー、ヴィネッサ・ショウ/ディアドラ・バンクス
9月6日(金)TOHOシネマズみゆき座ほか全国ロードショー
2013年、アメリカ、英語、106分、字幕翻訳/川又勝利、配給/プレシディオ
http://www.side-effects.jp/

by Mtonosama | 2013-09-04 06:45 | 映画 | Comments(11)