ブログトップ | ログイン

殿様の試写室

mtonosama.exblog.jp

殿が観た最新映画をいち早くお知らせ!

タグ:スティーヴン・ソダーバーグ監督 ( 2 ) タグの人気記事

サイド・エフェクト -1-
Side Effects

f0165567_618322.jpg

©2013 Happy Pill Production

サイド・エフェクト=副作用
しかし、こんなことが映画になってしまうのだなぁと、
これでもかとばかりにネタを探し求めるハリウッドにはホントに感心します。

そう、鬱病をめぐるお話なんです。
とはいっても、ただの病気の話ではありません。

効き目の高い薬なら、当然、副作用も伴う訳でありますが、
作用があれば副作用や反作用があるのは薬だけではありません。

鬱病の薬と殺人事件と男女の仲、最後まで気が抜けない心理サスペンスが登場しました。

監督は7月末当試写室でも上映した「マジック・マイク」のスティーヴン・ソダーバーグです。
http://mtonosama.exblog.jp/20099859/ http://mtonosama.exblog.jp/20118976/
そうそう、あのストリップダンサーを演じたチャニング・テイタムも出演します。
(今回は「え?あの締まった身体はどこにいった・・・」ですけど)

f0165567_6322738.jpg

「セックスと嘘とビデオテープ」(‘89)で鮮烈なデビューを果たしたソダーバーグ監督。
弱冠26歳でカンヌ国際映画祭パルムドールを史上最年少で受賞して24年。
ジャスト50歳を迎えた今年、なんと本作「サイド・エフェクト」が彼にとっての最後の劇映画になります。

なにゆえ最後なのか、というと、
なんと、画家になりたい、のだそうです!
(ニューヨーク・タイムズ紙のインタビューに語った話です)

「エリン・ブロコビッチ」(‘00)、「トラフィック」(‘00)、「オーシャンズ」シリーズ(‘01~)、「チェ」二部作(’08)など
一つのカラーにしがみつくことなくさまざまな作品を発表し続けてきたソダーバーグ監督ですから、
画家という道も案外彼らしい選択かもしれませんね。

お金がなくなったら監督業にもどって「オーシャンズ」シリーズを制作するんですって。

さてさて、本作ですが、最後の劇映画というだけあって、
謎やらヒッカケやら一筋縄ではいかない作品であります。

一筋縄ではいかない理由のひとつは
脚本担当のスコット・Z・バーンズがNYの精神病棟施設ベルビュー・ホスピタルで過ごすという経験をしたこと。
といっても患者として過ごしたのではなく、TVドラマの取材をしたのですが。

彼は医療TVドラマ「Wonderland」(‘00)の脚本を書く際、
犯罪歴を持つ患者も含む多くの収容者と取り組む精神科医の様子を観察し、
大きな影響を受けたということです。

ここでの体験から精神病理学の世界を舞台にしたサスペンスを書きたいと思ったバーンズ。
当時ベルビュー・ホスピタルの司法精神医学部の要職にあった人物のアドバイスを受け、
書きあげたのがこの「サイド・エフェクト」でした。

抗鬱剤の副作用なんてところに着眼するのは、薬大国アメリカならではでしょう。

f0165567_6305140.jpg

どこまでが正常で、どこからが病気なのか、
薬剤の副作用で起こした犯罪は果たして罰せられるのか・・・・・

最後の最後まで気を抜けないお話ですよ。
さあ、どんな展開なのでしょうね。
続きは次回まで乞うご期待でございますわよ。



今日もポチッとお願いできればうれしゅうございます♪
↓↓↓↓↓
にほんブログ村 映画ブログ 新作映画・試写会へ
にほんブログ村
☆9月4日に更新しました。いつも応援して下さって本当にありがとうございます☆

サイド・エフェクト
監督/スティーヴン・ソダーバーグ、製作/ロレンツォ・ディ・ボナペンチュラ、グレゴリー・ジェイコブズ、脚本・製作/スコット・Z・バーンズ、美術/ハワード・カミングス
出演
ジュード・ロウ/ジョナサン・バンクス博士、ルー二―・マーラ/エミリー・テイラー、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ/ヴィクトリアル・シーバート博士、チャニング・テイタム/マーティン・テイラー、ヴィネッサ・ショウ/ディアドラ・バンクス
9月6日(金)TOHOシネマズみゆき座ほか全国ロードショー
2013年、アメリカ、英語、106分、字幕翻訳/川又勝利、配給/プレシディオ
http://www.side-effects.jp/

by Mtonosama | 2013-09-04 06:45 | 映画 | Comments(11)
マジック・マイク -1-
Magic Mike

f0165567_5143662.jpg

(C)2012 The Estate of Redmond Barry LLC. All right reserved.


あれはバブルの頃だったんでしょうかねぇ。
鳩バスの夜の東京ツアーのコースに男性ストリップが入っていたような。

あっ、今もありました。
〈熱体高気圧!J MEN’S TOKYO(外国人男性ダンサーのストリップダンスショー)〉ですって!
http://www.f-banchan.net/tokyo/hatobus/hatobus.htm

観客が、踊り子さんのTバックにおひねりをはさんだりするんですよね。
人気ダンサーほどパンツのあっちからもこっちからもお札をはみださせている、という熱狂的な光景。

昔、梅沢登美男のショーに行ったことがあります。あ、仕事です。
梅沢さんが美しく変身して歌謡曲に合わせて日舞を舞うと
興奮したJマダムたちがステージに駆けあがり、彼の首にお札でできたレイをかけるんです。
お札1枚じゃないですよ。お札を綴り合せてつくったレイなんですから!
あれには驚きました。

そんな札束レイを用意する資金もなく、
メンズダンサーのTバックにお札をつっこむ勇気もないとのとしては
本作に登場するダンサーたちの筋骨隆々としたナイスバディと
女ごころを知り抜いたエロかっこいいダンスに
キャッと口をおさえるだけで良しと致しますわ。

f0165567_5213050.jpg

監督はスティーヴン・ソダーバーグ。
「トラフィック」(’00)でオスカー受賞、
「エリン・ブロコビッチ」(’00)でジュリア・ロバーツをオスカー女優に押し上げ、
「オーシャンズ」シリーズ(’01/’04/’07)や「チェ」二部作(’08)など
次々と意外作を送り出してきた人物です。

そんなソダーバーグ監督が今回着目したのは男性ストリップの世界。

「エージェント・マロリー」(’11)で起用した俳優チャニング・テイタムの実体験を知り、
それを映画にしちゃいました。
もちろん、そのチャニング・テイタムは本作で主役を演じ、製作も担当しています。

さてさて、その実体験とは?
はい、彼・チャニング・テイタムはハリウッド・デビュー前、
18歳から19歳になる8ヶ月の間、ストリッパーをしていたことがあります。
本作はその実話をベースにした青春の日々を描いた映画なんです。

なんで、ストリッパーをしていたかというと、
彼、たまたまラジオで耳にした男性ストリッパーのオーディションに応募したんですって。
2時間のステージで150ドル。週に600ドル稼げたそうで、18歳の男の子にとってはおいしい仕事です。
お金は稼げるし、女性客は嬌声をあげる――
ロックスターになった気分だったそうですよ。

チャニング・テイタムのそんな話を聴いて、ソダーバーグ監督、食指をそそられました。

f0165567_5244073.jpg

映画は、当時18歳だったチャニングの視点を与えられたアダムと
兄貴的存在である30歳のマジック・マイクによってひっぱられていきます。
このマジック・マイクが、アダムのストリップと“青春”の日々の師匠という役どころ。
それをチャニング・テイタムが演じます。

若いきれいな男の子と、
ちょっと大人になってストリッパー以外の生計の道を求める男の子。
さらにはちょいと熟れてきた男の子に、マッチョな男の子。
(150歳のとのにとってはみんな男の子なのであります)
そうした男子たち(本作では“タンパのキングたち”と呼ばれてます)のストリップ。

あ~あ、お客さん、涎を拭いてくださいよ。
ちょっとちょっと踊り子さんには触らないで。

かなりテンション上がってしまいそうなキングたちのダンス。
150歳の年寄りには毒気が強すぎたかも。

さあ、いったいどんなお話でしょうか。続きは次回までお待ちくださいませ。
乞うご期待でございますよ。



今日もポチッとお願いできたらうれしゅーございます♪
↓↓↓↓↓
にほんブログ村 映画ブログ 新作映画・試写会へ
にほんブログ村
☆7月28日に更新しました。いつも応援ありがとうございます☆

マジック・マイク
監督/スティーヴン・ソダーバーグ、脚本/リード・キャロリン、製作/ニック・ウェクスラー、グレゴリー・ジェイコブス、チャニング・テイタム、リード・キャロリン、撮影/ピーターアンドリュース
出演
チャニング・テイタム/マジック・マイク、アレックス・ぺティファー/アダム、キッド、コディ・ホーン/ブルック、オリヴィア・マン/ジョアンナ、マット・ボマー/ケン、ライリー・キーオ/ノラ、ジョー・マンガニエロ/ビッグ・ディック・リッチー、ケヴィン・ナッシュ/ターザン、アダム・ロドリゲス/ティト、ガブリエル・イグレシアス/トバイアス、マシュー・マコノヒー/ダラス
8月3日(土)シネスイッチ銀座、Bunkamuraル・シネマ他全国順次ロードショー
2012年、アメリカ、110分、日本語字幕/石田泰子、配給/カルチュア・パブリッシャーズ、
http://magic-mike.jp/

by Mtonosama | 2013-07-28 05:35 | 映画 | Comments(8)