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殿様の試写室

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ハンズ・オブ・ラブ

手のひらの勇気

-2-

Freeheld

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(C)2015 Freeheld Movie, LLC. All Rights Reserved.


トランプ氏が大統領に選ばれました。

2013年12月に当試写室で上映した
『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アローン』。
http://mtonosama.exblog.jp/21038787/ http://mtonosama.exblog.jp/21058818/
うら寂れたデトロイト・・・
この映画では吸血鬼が棲む町になっていました。
そうした町の白人労働者が支持したんですよね。

さて、
2015年6月26日にはアメリカ連邦最高裁判所が
「同性婚を含む全てのアメリカ人の結婚を憲法上の権利として保障する」
という画期的な判断を示しました。

トランプ候補に票を投じたのは
そういうことをも認めたくない人たちなのでしょう。

でも、本作の主人公ローレル・へスターとステイシー・アンドレは
逆風が吹き荒れる中、後に続く人のために力強い旗印を示しました。
例え、もっと激しい嵐になろうとも
彼女たちの闘いが潰え去ることはないでしょう。

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ストーリー
ニュージャージー州オーシャン郡のローレルは
仕事に打ち込む地元でも評判の高い女性警察官。
同僚のデーンとは20年以上にわたりコンビを組み犯罪捜査に取り組んでいた。

彼女はデーンには打ち明けていない秘密があった。
それは自分がレズビアンであるということ。
警察は保守的な男性社会だ。
警部補を目指すローレルにとって、女性であるだけでも不利なのに
同性愛者であることなど口が裂けても言えることではなかった。

ある休日、彼女は自動車整備士として働く歳若いステイシーと出会い、
携帯番号を交換する。彼女に関心を持ったステイシーから声をかけてきたのだ。
数日後デートする二人。
ステイシーがエスコートし、カントリーミュージックで踊るローレル。
幸せなひととき
だが、店の中に後輩の警官を見つけ、動揺するローレル。
ステイシーを誘い、慌てて店を後にし、海岸へ出た。
恋に落ちた二人はどちらからともなく唇を寄せる。

と、その姿を地元の男たちに目撃され、絡まれてしまう。
その時、ローレルは拳銃を構え、男たちを追い払う。
そして、ステイシーに自分が警官であることを打ち明けたのだった。

「人生の夢は家と庭と大きな犬・・・」
夢を語り、仕事や歳の差を超えて、互いを尊敬しあい、愛し合う二人。
1年後、二人は郊外に中古の庭付き住宅を購入。
役所に行き、当時施行されたばかりの同性パートナーシップ制度にも登録。
二人の新生活が始まった。

ある日、デーンが引越祝いだとローレルを訪ね、
そこで初めて彼女がレズビアンであったことを知る。
ローレルが同性愛者であった事実より、
自分に打ち明けてくれなかったことに落胆するデーン。

幸せな日々を過ごす二人に突然の悲劇が襲いかかった。
ローレルに末期の肺がんが見つかったのだ。
警官遺族年金をステイシーに遺すため、すぐさま郡政委員会に申請を出すローレル。
しかし、郡政委員会は二人を夫婦とは認めず、申請は却下される。
郡政委員ブライアンはなんとか彼女の申請を通そうと
他4人の委員を説得するが、聞き入れられない。

申請却下を知って怒ったデーンは郡の委員会に直訴することを提案。
ローレルはスピーチをすることに。
これが地元新聞に掲載され、ゲイの活動家スティーヴがコンタクトを取ってきた。
デモ隊を率いて委員会に応援に行くというのだ。

だが、ローレルのガンは体中に転移し始めていた……

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同性のパートナーに遺族年金の受取人になってほしい。
そうすれば自分たちが購入し、手入れをし、想い出もつまった家に
ステイシーはずっと暮らすことができるから―――

だが、ローレルの同僚である男性警官は
「俺たちの税金がレズに行くんだぜ」と呟く。
本音なんでしょうね。

が、しかし、
もはや、結婚は男女間の関係に限らない時代になっています。
知らなかったものを認識し、異なった文化や宗教とも共存する時が来ています。
常識だと思っていたことも覆される時代です。

新大統領といえども、彼を支持した人といえども
時代を逆行させることはできないのではないでしょうかねえ。





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ハンズ・オブ・ラブ
監督/ピーター・ソレット、脚本/ロン・ナイスワーナー、撮影/マリス・アルベルチ
出演
ジュリアン・ムーア/ローレル・へスター、エレン・ペイジ/ステイシー・アンドレ、マイケル・シャノン/デーン・ウェルズ、スティーヴ・カレル/スティーヴン・ゴールドスタイン、ルーク・グライムス/トッド・ベルキン、ジョッシュ・チャールズ/ブライアン・ケルダー
11月26日(土)より新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町ほか全国順次公開
2015年、アメリカ、英語、カラー、103分、日本語字幕/牧野琴子、配給/松竹http://handsoflove.jp/

by Mtonosama | 2016-11-22 05:54 | 映画 | Comments(10)

ハンズ・オブ・ラブ

手のひらの勇気

-1-
Freeheld

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(C)2015 Freeheld Movie, LLC. All Rights Reserved.


いきなり、ですが
本作はLGBTの女性2人が主人公の実話です。

LGBT
Lは女性同性愛者レズビアンのL
Gは男性同性愛者ゲイのG
Bは両性愛者バイセクシャルのB
Tは性同一障害を含む性別越境者トランスジェンダーのT
(Wikipediaより)

レインボーフラッグがシンボルマークで、
映画にもよくとりあげられますし、
アメリカはもちろん日本でもパレードが行われたりします。
なんとなく派手なイメージがありますよね。

LGBTの存在が世間に浸透してきたのはいいことだと思います。
でも、未だに偏見はあるし、
自分の身近な存在が突如カミングアウトしたとしたら、
それはそれで、どう対応すればいいのか、わからなくなってしまうかもしれません。

ですが、映画やTVで普通に目にすれば、
ヘテロなカップル同様、LGBTも自らの存在を明らかにできるのではないかと思います。

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いつも思っていたんですが、
「なに、それ。気持ち悪い」と、LGBTの存在を排除することって、
「わたしは男女性愛者なんだからね」
と大っぴらに宣言しているのと同じことですよね。
一方で、男女異性交遊とかいって補導したりしながら、
もう一方では男女性愛がまっとうであるとして、
それ以外の性愛者に奇異の眼を向ける――
なんかちょっと変。

と、それはさておき、
2008年ドキュメンタリー映画『フリーヘルド』が公開され
アカデミー賞を獲得しました。
ローレル・へスターとステイシー・アンドレという
実在する女性の闘いを記録したドキュメンタリーでした。

本作はそのドキュメンタリーを基に 
ロン・ナイスワーナーが脚本化し、ピーター・ソレット監督が映画化したものです。
ロン・ナイスワーナーといえば
映画大手スタジオがホモフォビアとエイズに初めて向き合った
『フィラデルフィア』(’93、ジョナサン・デミ監督、トム・ハンクス主演)
の脚本を書き、アカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞、英国アカデミー賞の
脚本賞にノミネートされた人物。

現在も大学や高校でLGBTやエイズ関連の人々が受ける差別についての
講演を行っていますし、
LGBT映画アーカイブ、ナイスワーナー・サルツマン・フィルム・アーカイブの
共同クリエーターでもあります。
自叙伝「Blue Days Black Nights」でも
ホモフォビアや自己嫌悪、ドラッグ中毒というテーマの関連性を書いています。

ホモフォビア
同性愛、または同性愛者に対する恐怖感・嫌悪感・拒絶・偏見、
または宗教的教義などに基づいて否定的な価値観を持つこと。

彼のような情報発信者がいるから
少数者も自信を持って権利を主張できるのだと思います。
昨年6月には米国最高裁が「同性婚を含む全てのアメリカ人の婚姻を保証する」
という画期的な判決を下しています。

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本作の主人公は
ニュージャージー州オーシャン郡で20年以上警察官として働いてきた女性ローレルと
自動車整備士をしている若い女性ステイシー。

1991年、二人が出会い、恋に落ちたことから
この感動的な物語は始まります。

さあ、一体どんなお話でしょう。
続きは次回に。
乞うご期待でございます。



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ハンズ・オブ・ラブ
監督/ピーター・ソレット、脚本/ロン・ナイスワーナー、撮影/マリス・アルベルチ
出演
ジュリアン・ムーア/ローレル・へスター、エレン・ペイジ/ステイシー・アンドレ、マイケル・シャノン/デーン・ウェルズ、スティーヴ・カレル/スティーヴン・ゴールドスタイン、ルーク・グライムス/トッド・ベルキン、ジョッシュ・チャールズ/ブライアン・ケルダー
11月26日(土)より新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町ほか全国順次公開
2015年、アメリカ、英語、カラー、103分、日本語字幕/牧野琴子、配給/松竹、http://handsoflove.jp/



by Mtonosama | 2016-11-19 09:29 | 映画 | Comments(2)